2010年5月31日月曜日

県アイリンピック大会:むかで競走、心一つに 2300人が心地よい汗 /山口

毎日新聞
43回県アイリンピック大会(県、県児童福祉連絡会議など主催、毎日新聞西部社会事業団など後援)が29日、防府市浜方の防府スポーツセンターであり、約2300人が参加した。5月の「児童福祉月間」に合わせ、県内の児童福祉施設や知的障害者援護施設の入所者や職員が一堂に集まり、交流を深めるスポーツ・レクリエーションの祭典。福祉や保育を学ぶ学生ら約170人もボランティアで訪れ、介助や運営で花を添えた。

障害者施設460人が球技交流 広島

中国新聞
広島県中部地区の知的障害者施設の親善球技大会(県社会福祉協議会、中国新聞社会事業団など主催)が29日、東広島市の東広島運動公園であった。東広島、呉市などの18施設から約460人が参加した。施設利用者の励みにしようと、約30年前から年1回程度開いている。大会委員長を務めた西の池学園(東広島市)の赤坂秀則園長(53)は「参加する施設を増やして盛り上げたい」と話していた。

知的障害者6人、初挑戦 石川、来月の県高校水泳選手権

北國新聞
県立いしかわ特別支援学校水泳部の6人が6月19日に白山市松任総合運動公園プール で行われる第63回県高校水泳選手権(北國新聞社後援)に出場する。知的障害のある高等部の生徒が同選手権で健常者とハンディなしでタイムを競い合うのは初めて。本番を目指して特訓を重ねる部員に、学校関係者は大きな期待を寄せている。

知的障害だからって特別扱いしないで!

障害者雇用インフォメーション
障害をもった人とそうでない人が共同で活動する場で、思わぬ差別が生じている場合がある。親切なことをしたつもりが逆に相手を傷つけている場合がある。私は知的障害者です。コンピューター系の大学に通っています。私が知的障害者だからってこともあるかもしれないけど、時々なにげないことで差別を感じることがあります。

アメリカの社会派投稿サイト「The Above Top Secret」っどうなんでしょう。

発達障害児の指導法を民間教育機関が講演会で伝授 神奈川

カナロコ
自閉症や発達障害の子どもたちの指導方法を研究・実践している民間の教育機関「コロロ発達療育センター」(石井聖所長)が30日、川崎市中原区の「エポックなかはら」で講演会を開き、大勢の教育関係者や保護者らが参加した。コミュニケーションが取りづらい、衝動的な行動やこだわりが強いことにより生活に支障を来している。そうした問題に対し、同センターのスタッフらが、発達障害の特性や、どのような指導が必要かなどを具体的に紹介した。

「コロロ発達療育センター」って始めて知りました。千葉方面には教室がないので情報が来ないのでしょうか。

2010年5月30日日曜日

障害者の雇用を支援 道が企業に専門家派遣 本年度は10社程度 北海道

北海道新聞
障害者の雇用促進へ、道は今夏、障害者を雇おうとする企業へのアドバイザーの派遣事業に乗り出す。仕事の指導の仕方やコミュニケーションの取り方などを職場の状況や障害の特性に即して助言し、障害者が働きやすい環境づくりを手助けする。本年度は道内10社程度に派遣する。障害者への差別解消を目的とする全国2例目の「道障がい者条例」が4月、全面施行されたのに伴う支援策の一環。既に障害者を雇用している企業も対象とし、アドバイザーが経営状況や業務内容に応じて障害者を配置可能な部署、人数などを分析した「雇用計画」を作り、雇用後も企業を訪ね、指導方法などを助言する。

土浦に福祉の店 ポプラオープン 茨城

東京新聞
障害者の社会活動を支援し、ボランティアと住民との交流の場にもなる福祉の店「ポプラ」が二十七日、土浦市中央一にオープンした。同市が市社会福祉協議会に運営を委託して開設。中心市街地の交差点にあって、老舗のすし店が閉店して長く空き店舗になっていたスペースを利用した。店内では市内の福祉施設の入所者やスタッフが丹精込めてつくった工芸品や菓子、農産物などを展示・販売。また一角に、障害者やボランティアが制作活動を行う「活動のスペース」、二階に絵画などを展示するギャラリーも設けられた。

ナイスハートバザール:障害者生産の商品販売ーーフジグラン北島 /徳島

毎日新聞
障害者授産施設で生産された商品を集めた「ナイスハートバザール」が28日、北島町鯛浜のフジグラン北島で始まった。30日までの期間中、県内23施設の利用者や職員による展示販売があり、藍(あい)染め体験教室や和太鼓演奏などのイベントも開かれる。県内での開催は初めて。会場には、障害者が作ったパンや洋菓子、野菜のほか、藍染めの手工芸品、陶芸作品などさまざまな品が並ぶ。各施設の特色が出ており、印刷作業を手掛ける施設はメモ帳や暑中見舞いハガキを出品している。

川崎で30日に障害者スポーツ大会

MSN産経ニュース
川崎市内に在住、通学などしている身体障害者や知的障害者らが、陸上競技で競い合う「第10回川崎市障害者スポーツ大会 陸上大会」が30日、川崎市等々力陸上競技場(中原区)で開催される。プラスチック製のやりを使うやり投げ競技「ジャベリックスロー」などのフィールド競技7種と、車いすで旗門を通過し、タイムを競う「スラローム」などトラック競技8種が行われる。6歳から85歳までの幅広い年齢層から、158人が参加する。

道産パスタ、ハスカップ… 地元食材おいしさ格別 北広島のレストラン 北海道

北海道新聞
知的障害者が働く市内のレストラン「グリーンパーク」(中央2の6)が、開業2周年を機に道産食材の使用を強化している。パスタのめんはすべて道産小麦に変えたほか、デザートには千歳産ハスカップを使用。地場産食材を使うことで、地元客の集客を図る狙いだ。パスタは5種類のうち、クリームソース系の2種はこれまでもJA道央の小麦の新品種「ゆめちから」を使用。もちもちした食感や甘みがあり、来店客からも好評なため、残りの煮込みハンバーグなど3種も外国産小麦のパスタから切り替える。原価は約3割増すが「おいしさが違う」(同店)という。

羽黒山ぶしいたけファーム:障害者就労施設でシイタケ栽培 鶴岡に開所 /山形

毎日新聞
障害者と高級シイタケの菌床栽培の雇用契約を結び、最低賃金(時給631円)を保証する障害者就労施設「羽黒山(やま)ぶしいたけファーム」(田辺省二社長)が28日、鶴岡市常盤木に開所した。知的、精神、身体のいずれかの障害がある同市と三川町の10~60代の男女26人が経済的自立を目指し働き出した。障害者自立支援法に基づく就労継続支援A型事業所。県によると、最低賃金を保証する県内の障害者就労施設の開設は6件目という。

同級生刺殺、被告の少年は発達障害 奈良地裁鑑定

朝日新聞
奈良県桜井市の近鉄桜井駅ホームで昨年7月、私立高校3年の浜田知哉(ともや)さん(当時18)=奈良県橿原市=が刺殺された事件で、裁判員裁判の対象となる殺人などの罪で起訴された元同級生の少年(18)=退学処分=が、奈良地裁の精神鑑定で広汎性発達障害の一つ「アスペルガー症候群」と診断された。関係者が28日、明らかにした。鑑定では、「事件当時、責任能力が相当レベル失われていた」とも診断されたという。

2010年5月29日土曜日

障害者の負担軽減へ 自立支援法改正、今国会成立見通し

朝日新聞
障害者の福祉サービスに原則1割負担を課す障害者自立支援法の改正法案が28日、衆院厚生労働委員会で、民主と自民、公明など各党の賛成多数で可決した。今国会で成立の見通し。改正法案では、1割の自己負担を課す原則を、支払い能力に応じて支払う「応能負担」に転換し、発達障害もサービスの対象とする。グループホーム利用への助成制度も盛り込んだ。自立支援法を廃止した後の制度設計について、現在は障害者自身が参加する政府の「障がい者制度改革推進会議」が検討。2012年の国会に新法を提出する方針だ。そのため、障害者団体の一部から「当事者抜きで決めないでほしい」と法改正に反対する声も上がっている。

障害暫定改正法案:衆院委で可決…発達障害も対象に 毎日新聞
自立支援法改正案が可決ー衆院委、「応能負担」に 北國新聞
衆院厚労委、障害者自立支援法改正案を可決 日本経済新聞
自立支援法改正案が可決ー衆院委、「応能負担」に 富山新聞
自立支援法改正案が可決 衆院委、「応能負担」に 長崎新聞
自立支援法改正案が可決 衆院委、「応能負担」に 長崎新聞
自立支援法改正案が可決 徳島新聞
自立支援法改正案が可決 岩手日報
自立支援法改正案が可決 衆院委、「応能負担」に 琉球新報
自立支援法改正案が可決 衆院委、「応能負担」に 福井新聞
自立支援法改正案が可決 衆院委、「応能負担」に 西日本新聞
自立支援法改正案が可決 山梨日日新聞
自立支援法改正案が可決 衆院委、「応能負担」に 静岡新聞
自立支援法改正案が可決 衆院委、「応能負担」に 山陰中央新報
自立支援法改正案が可決 衆院委、「応能負担」に 京都新聞
自立支援法改正案が可決 岩手日報
自立支援法改正案が可決 神戸新聞
自立支援法改正案が可決 衆院委、「応能負担」に 中日新聞
自立支援法改正案が可決 衆院委、「応能負担」に  東京新聞
自立支援法改正案が可決山陽新聞
自立支援法改正案が可決 衆院委、「応能負担」に 河北新報
自立支援法改正案が可決 東奥日報
自立支援法改正案が可決 衆院委、「応能負担」に 47NEWS
自立支援法改正案が可決 デイリースポーツ

町田にある動物園?!町田リス園

WORK MASTER
小動物はいつの時代も子どもに人気だ。町田リス園では、約100匹のタイワンリスを放し飼いにしている。タイワンリスは「薄明型」。朝と夕方がもっとも活動的になる。開園は10時から17時だ。園では軍手の貸し出しを行っており、リスにエサをあげることができる。ひまわりの種が入ったエサ袋は1袋100円だ。さらに土・日はウサギやモルモットともふれあえ、もちろんエサをあげることもできる。リス園では多くの障がい者が働いている。学校教育終了後の障がい者に、施設運営の上での作業を通して、社会参加する喜びを感じてもらうことを目的とする。

【フォーカス】特別支援学校、高い就職率 茨城

MSN産経ニュース
この春、茨城県内の特別支援学校を卒業した生徒のうち就職希望者の就職率が過去5年間で最高の99・1%となった。未定だった1人も6月から正規雇用される見通しで、実質100%を達成した。この高い就職率を支えているのは各校独自の取り組みや県の就職支援態勢の強化だ。県立水戸高等養護学校(水戸市下大野町)での独自の取り組みに注目した。

実質100%ってどういうこと?。朝のあいさつだけで達成できる訳がないですよね。

ナイスシンクロ賞を受賞 県障害者交流プラザのチーム 徳島

徳島新聞
県立障害者交流プラザ(徳島市南矢三町2)のシンクロナイズドスイミングチーム「レッツシンクロ」が、京都市で開かれた全国大会「第19回障害者シンクロナイズドスイミングフェスティバル」で、ナイスシンクロ賞を獲得した。ソロ、デュエット、団体合わせて、37の演技が披露された。「レッツシンクロ」は2年連続出場で、身体・知的障害者と保護者の18人が「ひまわり」の曲に合わせて約5分間、水中で華麗に舞った。大会では、障害の程度が異なるため、順位は付けず、高い技術や一体感を見せた「レッツシンクロ」のほか、ソロ1人、デュエット1組にナイスシンクロ賞が贈られた。

自閉症スペクトラム障害に悩む人に向けたゲーム その成果は?

Gpara.com
アメリカ疾病予防管理センターの推計によれば、自閉症スペクトラム障害(自閉症などを含む障害)に悩む子供は、110人のうち1人の割合で存在するのだとか。そうした障害に悩む人たちに向けて、ゲーム開発が進められていることを、ニュースサイト“GamePolitics.com”が報じている。例えば、MITメディアラボも、そうしたゲームを作る機関の1つ。自閉症の人は特定の事柄に強い関心を抱くため、ゲームも1人1人の関心に対応できなければならない。そこで同ラボは、グーグル画像検索を組み込んだFlashゲームを開発中。最終的にはオープンソースでリリースする予定だそうだ。

MITメディアラボ、今はニコラス・ネグロポンテが所長じゃないのね。いいものができることに期待。

脳の神経細胞、つなぎ目構造を解明 東大、自閉症薬などに道

日本経済新聞
東京大学の三品昌美教授と植村健助教らは、脳の神経細胞同士のつなぎ目であるシナプス部分の構造を解明した。3種類のたんぱく質が数珠のように連なり神経細胞の末端同士を橋渡ししていた。統合失調症や自閉症などの治療薬の開発にもつながる成果だ。統合失調症や自閉症などは大脳の神経細胞のシナプスの不具合が原因と考えられているため、今回の成果は治療薬の開発にも役立つ可能性がある。

精神障害者の求職が増加「発達障害者が求職する動きが進む」/神奈川

カナロコ
県内のハローワークを通じて2009年度に新たに求職を申し込んだ障害者は8029人で前年度比8・6%増と過去10年で最も多くなったことが、神奈川労働局がまとめで分かった。内訳では精神障害者が17・1%増の2477人。労働局は「発達障害者が障害者手帳を取得して求職する動きが進んでいる」と分析している。

発達障害は、精神障害のカテゴリーに入る訳か。知らなかったです。

2010年5月28日金曜日

「友だちと学びたい」 障害ある生徒の高校進学めざし交流会 神奈川

朝日新聞
障害のある生徒の高校進学をめざす市民グループ「神奈川・『障害児』の高校入学を実現する会」が23日、横浜市内で交流会を開いた。約30人が参加し、障害者の高校進学が進まない現状について、課題や今後の取り組みについて話し合った。柳沢恵美子事務局長は、特別支援学校の分教室を県立高校で積極的に整備する県教育委員会を批判。「教委は『障害のある児童生徒も通常学級で学ぶことが基本』と言いながら、分離教育を推し進めている。同世代の友だちと一緒に学び育っていくことが教育の原点。共生社会に向けた第一歩だ」と訴えた。

ハンディのある子どもたちが就労できる受け皿づくり、茅ケ崎のNPO法人が注力

カナロコ
特別支援学校を卒業した自閉症やダウン症などハンディのある子どもたちが就労できる受け皿づくりにNPO法人「パーソナルサービスセンタートムトム」(茅ケ崎市萩園)が力を入れている。もともと特別支援学校の放課後に生徒を預かり、共働き家庭などを支えてきたが、保護者の要望も強く働く場づくりにも乗り出した。4月に平塚市南原に第1号となる「えぽっくハウス」を開所し、若者たちが自立に向けた第一歩を踏み出している。

知的障害者の就労支援を目指してオープンしたパン工房が開店1周年 神奈川

カナロコ
知的障害者の就労支援を目指し昨年オープンした、秦野市南矢名の社会福祉法人かながわ共同会秦野精華園のパン工房「ラポールセイカ」が開店1周年を迎え、27日から記念セールを行う。同園では「パン作りは技術的にも高い評価を得ているし、携わっている人たちも達成感を感じている」と話している。昨年5月、就労に向けたトレーニングの場として調理場、軽食・喫茶スペース、会議室、事務室などを備えた木造2階建ての作業棟として建てられた。パン作りには18歳から30歳までの通所・入所者10人が、園と非常勤職員の雇用契約を結び、作業に携わっている。

スペシャルオリンピックス支援を…有森さん呼びかけ

読売新聞
大阪で11月に開催される知的障害者のスポーツの祭典「スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム・大阪」の大会会長で、五輪マラソンメダリストの有森裕子さんが26日、大阪市内で開かれた関西プレスクラブの定例会で講演し、大会へのボランティア参加や募金などの支援を呼びかけた。大会を「知的障害者にチャンスを与える活動」と意義付け、「選手が頑張る姿を通じて大会にかかわる全員に変化が起こる」と魅力を語った。

「地域と一緒に歩みたい」

タウンニュース
特定非営利活動法人パーソナルサービスセンタートムトムが運営する生活介護事業所「えぽっくハウス」(市内南原)の開所式が今月22日に行われた。同法人は、これまでも平塚市で障がい児の放課後支援を手がけるなどしてきた。現在同所では湘南・平塚養護学校を卒業した青年たちが、回収した古紙から植木鉢を作る就労活動や日中活動を行っている。当日は大蔵市長をはじめ金子議長、県・市議なども出席。伊藤久美子理事長は「地域の方々に活動を温かく見守ってほしい」と話した。

高齢者・障害者ケア家族の「ケアラーズ連盟」発足集会

ケアマネジメントオンライン
6月7日、高齢者や障害者等のケアにあたる家族ら(ケアラー)の全国ネットワーク「ケアラーズ連盟」発足集会が行われる。ここでいう「ケアラー」とは、高齢者を介護する人、病人やけが人のお世話をする人、障害児者と共に暮らす人などを、無償でケアしている家族・親族、友人や隣人のこと。報酬を得て介護にあたるケアワーカーは含まない。主催する「ケアラーズ連盟を実現する市民の会」は、精神・知的・身体障害者の家族、認知症の人の家族、介護者支援NPO、介護者支援に関心ある専門家や研究職などの幅広い連合体。

発達障害児との接し方とは 神奈川

タウンニュース
「第38回湘南こどもネットワーク講演会」が6月3日(木)、市役所分庁舎6階で開催される。午後6時30分から8時30分。予約不要。当日は「発達障害児への具体的なかかわり方~ソーシャルスキルトレーニングを通して~」がテーマ。講師はLD発達相談センターかながわの三島節子氏。

幸せのかたち:「気持ち」の物語 オセロのように/7

毎日新聞 
帰ってすぐにおまるに座らせましたが、すぐ立ち上がり、畳の上でしてしまいました。昨日も同じことをしたので、今日は思い切りお尻を叩(たた)きました。叩いている瞬間は鬼か蛇になっている我を感じます。その後、昼寝のお布団を敷いていると、私の顔を見ながら側に寄って来てすぐ寝てしまいました。寝顔を見ながら、なぜ叩いたのかと後悔したりして母心は複雑です。

上田の子育て支援施設、来月1日開館 長野

信濃毎日新聞
上田市中央6の旧第一中学校跡地に市が建設を進めてきた総合保健センターの名称が「ひとまちげんき・健康プラザうえだ」に決まり、6月1日にオープンする。乳幼児の健診や保育園入退園の申請、発達障害児についての相談など、これまでは分散していた子育て関連業務の窓口を一本化。生活習慣病の相談や体力測定など成人が利用できるサービスも用意し、市民の子育て・健康づくりの拠点としたい考えだ。

2010年5月27日木曜日

レクリエーション大会:特別支援学級の生徒らがゲーム 小山で32校250人 /栃木

毎日新聞
小山市と野木町の小中学校の特別支援学級や、県立国分寺特別支援学校に通う児童、生徒らによる「小・中学校合同レクリエーション大会」が25日、小山市外城の県南体育館と小山総合公園であった。計32校の約250人の児童、生徒が参加し、大玉転がし、輪投げ、バスケットボールなど14種類のゲームを楽しんだ。小山地区特別支援教育研究会長の細谷由美子・小山第二小校長は「レクリエーションを通じて児童同士、児童と親、親同士の交流を図りたい」と話した。

馬で地域交流 神奈川

タウンニュース

上飯田町の知的障害者支援施設、松風学園(荒木和彦園長)で今月18日、地域交流乗馬会が行われた。同学園や近隣の地域作業所、特別養護老人ホーム、保育園、近隣住民ら100人以上が乗馬を楽しんだ。青空のもとで馬と触れあい、乗馬やえさやり楽しむ機会を提供しようと、平成12年から続く同乗馬会。今年は横浜市馬術協会と横浜市役所乗馬クラブの協力で、ポニー、サラブレッド、アングロアラブの3頭が来園した。

まっことうまい!梅味キャラメル 高知

朝日新聞
重度の知的障害を持つ人たちが通う安芸市伊尾木の共同作業所「ホップあき」(長田純子所長)が、同市出身で三菱財閥の創始者、岩崎弥太郎にちなんだ商品「うめキャラメル」を販売している。キャラメルを入れた紙製の箱には、障害者8人によるカラフルなイラストが描かれている。新商品をアピールするため、このほど県立安芸桜ケ丘高校イラスト・美術部の生徒たちに宣伝用ポスターを作ってもらった。

県選抜が知事に抱負/障害者ソフト全国大会出場で

陸奥新報
15、16日に仙台市で開かれた第10回全国障害者スポーツ大会知的障害者団体競技北海道・東北ブロック予選ソフトボール競技で優勝した県選抜チームが25日、県庁に三村申吾知事を訪ね、6年ぶりの全国大会出場決定を報告した。予選には青森、秋田、宮城3県の代表チームが出場した。本県選抜チームは、県大会出場の3チームから選ばれた16~36歳の男女15人。決勝では昨年苦杯をなめさせられた宮城県選抜チームを相手に最大6点差をはね返すサヨナラ勝ちを収め、2004年以来の優勝を飾った。

「パラアート」国際絵画展、県内から高2入選

佐賀新聞
自閉症や知的障害者を対象にした本年度の国際絵画展「パラアート全国展」で、大和養護学校高等部2年の上田久世さん(17)=佐賀市神園=の作品が入選した。トンボを色鮮やかに仕上げたアクリル画で、上田さんは「大きなコンクールで選ばれてうれしい。絵を描くのがもっと楽しくなりそう」と喜びを語った。国内から260点、アジア6カ国から12点の応募があり、109点が入選した。県内からは上田さんだけが選ばれた。

自閉症を支えるまちづくり

タウンニュース
(財)鉄道弘済会 総合福祉センター弘済学園(北矢名1195の3)では、5月29日(土)に第2回公開講座「えぇ町つくり隊の活躍」を開催する。参加無料で入場自由。講師に迎えるのは、特定非営利活動法人いわて発達障害サポートセンター「えぇ町つくり隊」を運営し、自身も自閉症の子を持つ熊本葉一さん。岩手県一関市と盛岡市を拠点に活動する同団体が、自閉症などの障害を持つ子ども・成人が地域の中で自立し楽しく幸せに暮らせることを目指して行う取り組みを伝える。

特別支援学校 生徒増える 香川

朝日新聞
障害のある子どもが通う「特別支援学校」の生徒が増えている。県内では特に知的障害を抱える生徒の増加が目立ち、10年間で約1・5倍に増えた学校もある。教室が不足するなどの影響が出ており、県教委は対応策を練るため、有識者らによる検討委員会を立ち上げている。県教委によると、県内の特別支援学校の生徒数(幼稚部、小学・中学・高等部の合計)は99年度は927人だったが09年度は1042人に増えた。15年度には1168人、20年度には1190人に増えると推計。小・中学校の特別支援学級の生徒数も99年度の685人から09年度は約1・7倍の1189人に増えた。

スポーツで国際交流 知的障害者競技会議に仙台から出席

河北新報
6月6日からモロッコで開催される知的障害者のスポーツ競技会スペシャルオリンピックス(SO)の国際会議「グローバルアスリートコングレス」に、ただ一人の日本代表として仙台市青葉区の中村美穂さん(32)が出席する。5年ごとに開かれる重要な会議で、中村さんは「自分に合ったスポーツと出合う機会を増やせるよう、みんなと考えたい」と意気込んでいる。知的発達障害がある中村さんは、いずみ養護学校(仙台市宮城野区)の専攻科を修了後、SOの活動に参加。バレーボールやフィギュアスケート、卓球の選手として大会に出場した。

障害者自立支援法:新制度開始までのつなぎ法案、議員立法で今国会成立へ

毎日新聞
福祉サービス利用の原則1割を自己負担する障害者自立支援法の廃止を巡り、新制度開始までの暫定的な現行法改正法案が、超党派による議員立法で今国会に提出され、成立する可能性が強まった。障害が重いほど負担も重くなる「応益負担」から支払い能力に応じた「応能負担」にし、発達障害を同法の対象と明記するなどの内容。

2010年5月26日水曜日

県立特別支援学校3校が分教室 神奈川

MSN産経ニュース
神奈川県立の特別支援学校3校が平成23年度に高等部の分教室を設置することが決まり、25日の県教育委員会で報告された。分教室を設置するのは高津養護(川崎市高津区)、金沢養護(横浜市金沢区)、小田原養護(小田原市)の3校。教室数に余裕のある川崎北(川崎市宮前区)、氷取沢(横浜市磯子区)、大井(大井町)の各県立高校に、それぞれ1学年定員15人で開設する。

恐喝:知的障害者脅す 容疑で2人逮捕ーー岩出署 /和歌山

毎日新聞
岩出署は24日、知的障害者を脅して現金を奪ったなどとして、住所不定の無職、田中基正容疑者(23)と和歌山市狐島の土木作業員、中田翔悟容疑者(21)を、恐喝と恐喝未遂の疑いで逮捕した。同署によると、男性は83歳の父と同居。「今までに何度もお金を取られてる男2人で、怖くて言われる通りにした」と話している。2人は「先輩から『(男性は)知的障害でいっぱい金が取れる』と聞かされた」などと供述、容疑を認めている。同署は余罪があるとみて調べている。

障害者アート、大阪府が販売支援…「作家にお金」仕組み作り

読売新聞
大阪府は今年度、障害者の芸術的才能を発掘し、作品の販売を支援する取り組みを始める。絵を描くなど、施設で創作活動を行う障害者は多いが、作品を評価し、商談にこぎつけるには施設職員らだけでは難しい場合が多いため。自治体では全国でも例のない試みで、橋下徹知事は「作品が売れ、作家にお金がいく仕組みを」とする。府がモデルにしたのは、知的障害者施設「アトリエインカーブ」(大阪市平野区)。美術系大学を卒業し、社会福祉士の資格を持つスタッフらのサポートで、利用者27人が自由に創作活動に励み、作品はインターネットや海外のギャラリーで販売している。

障害者特別支援学級・学校:児童・生徒が48%増加 「指導が困難」と懸念 /山梨

毎日新聞
障害者対象の特別支援教育を受ける児童・生徒が県内で増えている。昨年度、公立小中高校の通常学級在籍者数は01年度に比べて17%減ったが、特別支援学級・学校の児童・生徒数は48%増え、2369人だった。県教委によると、中でも知的障害者の増加が目立ち、ここ10年間で80%増えた。県教委は「従来は通常学級で学ばせようとする保護者が多かったが、最近は特別支援学校を選ぶ保護者の方が多くなった」(新しい学校づくり推進室)とみる。

水死:県障がい者スポーツ大会応援中、女性障害者がーー天童 /山形

毎日新聞
天童市山王の県総合運動公園で23日に開かれた「県障がい者スポーツ大会」で、応援に来ていた重度の知的障害がある20代の女性が近くの沼で水死したと24日、県が発表した。女性は山形市内の授産施設に通っており、当日は同じ施設の通所者や職員6人でフライングディスク競技の応援をしていた。午後3時半過ぎ、運動公園の北約1・5キロにある貫津(ぬくつ)沼で死亡した女性が浮かんでいるのを通りがかった親子が発見した。

施設のイモ原料 焼酎発売/周南市

朝日新聞
周南市大島の知的障害者施設、白鳩学園で園生らの栽培したサツマイモを原料に市内の酒造会社、山縣本店が造った芋焼酎「しろい鳩」が、市内の酒店などで発売された。瓶は大島地区の青空と海をイメージした水色で、柔らかい味で女性にも飲みやすいと評判という。自分たちが栽培した農産物を通じて地域とかかわり、作業工賃の向上も図ろうと、佐藤貴志・生活支援員(33)が山縣本店に相談したところ、山縣俊郎社長が「学園オリジナルの焼酎を造りましょう」と快諾してくれたという。

障害児の母、感動を歌に

読売新聞
障害を持つ子どもを育てる岡崎市赤渋町、弓立(ゆだて)まりさん(46)が率いるアマチュアバンド「まりぃず」のコンサートが24日、岡崎市立葵中学校(内田義和校長)で開かれ、全校生徒616人が演奏に聞き入った。弓立さんの次男、真也さん(15)は生後11か月で難聴とわかり、4歳の時には自閉症と診断され、コミュニケーションも難しい。弓立さんは最初、子どもの障害を認められなかったが、子どもを通じて障害のある多くの子や親を知り、「耳が聞こえなくても気配や目で多くのことに気付く。私の方が教えられることが多い」と気付いたという。

軽度発達障害児の支援、教師ら勉強会 佐賀

佐賀新聞
学習障害(LD)や注意欠陥多動性障害(ADHD)の児童生徒と接する教師に支援のあり方を学んでもらおうと神埼市で24日、勉強会が開かれた。親の会「夢気球」代表の山内久仁子さん(61)が保護者の悩みなどを講演した。勉強会は神埼市教委が開く「教師塾」の一環。千代田総合支所には市内の小中学校の教師や特別支援教育コーディネーターら約20人が集まった。

発達障害記録ファイル 佐賀

読売新聞
神埼市教委は、発達障害を持つ子どもの保護者が、子どもの特徴や受けた支援を整理して書き込んで保管できる「きずな~サポートファイル~」を作った。進学や進級で担任が代わった際などに、教諭らに説明しやすくするのが狙い。県内の市町では初の取り組みで、小中学校の特別支援学級に通う児童・生徒の保護者らに無料配布する。市によると、学習障害や多動性障害などの発達障害を持つ子どもの保護者は、進級・進学で担任や学校が代わる度に、子どもの行動の特徴や過去に受けた支援の内容について、説明しなければならない。しかし、説明がうまく伝わらず、適切な支援を得られないことに悩む保護者も少なくないという。

2010年5月25日火曜日

”高齢者介護・障がい者支援事業”を始める方対象のセミナーが開催

オトナの会社設立 ベンチャーウォッチ WORK MASTER
横浜ベンチャーポート(横浜市経済観光局)が、「福祉のお仕事をはじめる基礎セミナー」と題し、高齢者介護、障がい者支援事業を始めたい方対象でセミナーを開催する。高齢者介護、障がい者支援事業に興味のある方に、事業所の立ち上げに必要な知識を整理して伝え、スムーズな立ち上げを目指すセミナーを開催するという。対象は、介護保険法に基づく介護事業所、障害者自立支援法に基づく支援事業所に興味のある方とし、 事業に専念できるよう、事例も交えながら介護事業所立ち上げに向けたすぐ使える知識を分かりやすく話すとのこと。

卓球バレー 15チームが熱戦 長岡京で障害者の交流大会

京都新聞
長岡京市や近隣市町の障害者が参加する第22回「長岡京市身体障がい者卓球バレー交流大会」が23日、京都府の長岡京市スポーツセンターで開かれた。参加者たちがネットを挟んで熱戦を繰り広げた。長岡京市身体障がい者団体連合会が、参加者の健康増進や交流を目的に毎年、催している。昨年は新型インフルエンザで中止し、2年ぶりに開いた。

障害者政策:特別学校を希望制に 改革会議が1次意見書案

毎日新聞
障害者政策全体を見直す政府の「障がい者制度改革推進会議」が24日開かれ、政府に対する1次意見書案を公表した。障害の定義について、身体、知的、精神の個人の心身機能に注目した従来の「医学モデル」を転換し、社会参加を難しくしている社会の側の問題からとらえ直す障害者基本法改正案を来年の通常国会に提出するよう要請。障害者自立支援法廃止後の「障害者総合福祉法」(仮称)案の12年内の国会提出や障害者差別禁止法制定に加え、教育、医療、雇用など各分野の制度改正も求めた。

もうひとつのW杯 障害者サッカー 県内から3人 茨城

東京新聞
サッカーワールドカップ(W杯)南アフリカ大会の日本代表が決まったのと同じころ、同国行きのチケットを手にした若者がいる。「もうひとつのW杯」といわれる国際知的障害者スポーツ連盟主催の第五回サッカー世界選手権大会。その日本代表に県内から龍ケ崎市若柴町の桜井嵩比都(たかひと)選手(19)と笠間市鯉渕の圷一二三(ひふみ)選手(20)、バックアップメンバーに取手市西の秋山大選手(24)が選ばれた。八月二十三日に開幕する大会に向け、「目標はベスト4」と声をそろえる。

生き生きと歌や踊り披露 嘉穂劇場でふれあい福祉まつり

西日本新聞
歌や踊りを通じ、障害者と健常者が交流する第5回ふれあい福祉まつりが23日、飯塚市飯塚の嘉穂劇場であった。施設利用者など約100人が舞台で踊りなどを披露し、拍手を浴びていた。筑豊地区で知的障害者の施設などを運営する、五つの社会福祉法人でつくる実行委員会の主催。障害者施設や、利用者の活動などを知ってもらおうと開いている。

母遺棄・父殺害に実刑、責任能力を認定…大阪地裁判決

読売新聞
自宅で父親を殺害し、凍死した母親の遺体とともに押し入れに遺棄したとして、殺人や死体遺棄の罪に問われた大阪市住之江区の無職辻田吉広被告(41)の裁判員裁判の判決が24日、大阪地裁であった。精神鑑定で広汎性発達障害と診断された辻田被告の刑事責任能力が争点だったが、杉田宗久裁判長は「常識では理解できない行動も見られ、障害の影響はあったが、心神耗弱とまではいえない」として完全責任能力を認定、懲役7年(求刑・懲役10年)の実刑を言い渡した。

文教大と「教育協定」結ぶ・三郷市教委

東武よみうり
三郷市教育委員会と越谷市などにキャンパスがある文教大学が4月30日、市役所で「教育相談及び学校不適応児童生徒に関する協定」を結び、榎本幹雄三郷市教育長、大橋ゆか子文教大学長が調印した。不登校など長期欠席児童生徒の問題改善への対策が、未だ手探り状態であることや自閉症を中心とした発達障害を持つ子どもたちへの対応が学校現場では定着していない現状などから、三郷市教育委員会は、文教大学大学院付属臨床相談研究所を中心にした支援を受けて相互交流などでそれぞれの課題に取り組む。

一人ひとりの子に向き合おう・<フリースクールは今>

東武よみうり
増田 良枝さん=NPO法人越谷らるご代表理事。
障害や病気があるかどうかの境界はどこにあるのでしょうか。 「発達障害だと診断された」あるいは「精神や知的障害があるのではないかと言われた」。そのせいで不登校になったのではないかという相談が増えています。こだわりが強い、友人と興味を分かち合えない、コミュニケーションが不得手であるなどの個性を持っている子どもは、学校などの集団生活の場では困ることが多々あると思います。「うちの子どもでもそちらに通えますか」このような相談がりんごの木にもありますが、私たちは、極力診断名にこだわることを避けるようにしてきました。

2010年5月24日月曜日

ちぎり寮で演奏会と茶会

東海日日新聞
豊橋市高師町の知的障害者援護施設・豊橋ちぎり寮(大塚雅久寮長)で23日、豊橋中央高校軽音楽部演奏会と茶席が開かれた。同寮を地域に開放し、交流を深めようというもので、今年度は初めての実施。同寮には、施設利用者や地域の人の100人以上が集まった。まず演奏会で始まり、中央高校軽音楽部8人の「ペッパー警部」「上を向いて歩こう」「さんぽ」などが軽快に演奏された。集まった人たちは手拍子をするなどし、リズムを存分に楽しんだ。

初夏の散策「よかよか」

朝日新聞
粕屋町の駕与丁公園で22日、知的障害のある人たちが初夏のウオーキングを楽しんだ。「休日は外へ出かけよう」と、北九州と福岡の両ウオーキング協会員が約2キロの道のりを案内し、新緑を映す池や、咲き誇るバラ園を楽しんだ。参加したのは北九州市小倉南区の「ひまわり福祉サービス」で余暇活動のサポートを受ける「YOKA×2(よかよか)」の20~50代のメンバー6人と稲月昌子さん(44)を始めとするスタッフら計18人。一昨年にメンバーと知り合った北九州ウオーキング協会事務局長の五貫直彦さん(67)たちが歩きやすいコース選びに協力し、企画した。

おおたユニバーサル駅伝:年齢差や障害越え、たすきつなぎ走るーー来月6日 /東京

毎日新聞
年齢の違いや障害の有無を越えて1本のたすきをつなぐ「第3回おおたユニバーサル駅伝」(ジャパン ユニバーサルスポーツ・ネットワークなど主催、毎日新聞社など後援)が6月6日、大田区の大田スタジアムで開かれる。誰もが自分らしく生きられる「ユニバーサル社会」の実現を目指した地域スポーツ団体の同ネットワークが呼び掛け、08年から始まった。小学生▽60歳以上の高齢者▽車いす使用者▽視覚障害者▽知的障害者▽フリースタイル(規定なし)ーーなどの部門から、主催者側が1人ずつ選手を選び、計5人でチームを編成。各選手に中高校生や大学生がサポーターとして伴走する。

カフェ&ギャラリーきょう再スタート

大分合同新聞
障害のある人、高齢者や小さな子ども連れのお母さん、心がちょっと“風邪気味”の人たちがホッとできる場所にしたいー。大分市三佐で23日、小さなカフェ&ギャラリーが再開する。障害のある息子をプール事故で亡くした植木隆さん(60)、静江さん(56)夫婦が仲間の応援を受けて、活動を再スタートする。地域交流広場「コミュニティーカフェ&ギャラリーWARA・WARA(わらわら)」。2002年、特別支援学校に通う子どもの保護者と一緒に、卒業後もみんなが集える場所をつくろうと開いた店だった。息子の隆博さん=当時(23)=には重度の知的・身体障害と、てんかんの発作があった。福祉サービスでプール遊びをしていた時、付き添っていたヘルパーが目を離し、おぼれた。「息子を亡くし、いろんな経験をしたからこそ伝えられることもあると思う」と静江さん。「今までに出会った人の輪に助けられた。少しずつでも地域に恩返ししていきたい」と話す。

浜松・旧松菱前で寸劇など披露 路上演劇祭 静岡

静岡新聞
浜松市中区の旧松菱の新館前で22日、「路上演劇祭ジャパン・イン・浜松」(同実行委主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が開かれた。市内や東京都のプロパフォーマーや市民劇団などが観客を魅了した。市浜松手をつなぐ育成会の会員でつくる「浜松キャラバン隊」の5人は、コンビニ店員が知的障害児の買い物を精算する寸劇を披露した。高橋久美子隊長は「いろんな人が足を止めてくれた。今日の劇を覚えておいてくれるとうれしい」と話した。

各地で県障害者スポーツ大会 開催

障害者、スポーツに汗 愛知 読売新聞
県障害者スポーツ大会のフライングディスクと陸上競技が22日、刈谷市築地町の市総合運動公園で開かれた。大会は県社会福祉協議会の主催で、県内の養護学校や授産施設などから選手約1100人とボランティアら約700人が参加した。フライングディスク競技では、選手が投げたディスクが5メートル離れた的の輪を見事くぐり抜けると「ナイスゴール」の声が上がっていた。陸上競技は23日も行われる。

松山で県障害者スポーツ大会 120人が競う 愛媛 愛媛新聞
第5回県障害者スポーツ大会(県など主催)が23日、松山市上野町の県総合運動公園体育館であり、県内の障害者約120人が、日ごろの練習の成果を競った。 2006年から身体障害者と知的障害者の大会を統合して開催。従来は陸上競技やアーチェリーなど、多彩な競技を実施してきたが、ことしは大雨と強風の影響で屋内の卓球とサウンドテーブルテニスの1競技2種目に縮小しての開催となった。

県障がい者スポーツ 大分読売新聞
第5回県障がい者スポーツ大会(県主催)の個人部門が22日、大分市大津町の県身体障害者福祉センターなどで始まった。23日まで。このうち初日に行われた卓球では、手足の障害や知的障害を持つ84人が、5セットマッチで熱戦を繰り広げた。別府市鶴見の施設に入所中の深谷洋二さん(48)は「負けたけど、練習の成果が少しずつ出ているのが分かり、楽しかった」と話していた。

音楽誕生の瞬間、障害の子と立ち会う「音の城音の海」

朝日新聞
自閉症やダウン症の子供たちと音楽家が即興演奏で交流するドキュメンタリー映画「音の城♪音の海」(服部智行監督)が今月、公開される。音楽療法の記録映画ではない。「音楽の誕生の瞬間」に立ち会える。出演した大友良英は国際的に活躍する多忙な音楽家。寸暇をぬって映画にかかわった理由を聞いた。「フリーミュージックだ、ノイズミュージックだといったところで、そのジャンルの開拓当時はともかく、いまや演奏のほんの1、2%の部分で、〈自由〉に演奏しているに過ぎない。ところが、音楽の歴史も社会的な文脈も知らない子供らには『おい、ここでそう来るのかよ』というむちゃな音の瞬間がたくさんある。

2010年5月23日日曜日

両陛下が障害者施設をご訪問

MSN産経ニュース
神奈川県を訪問中の天皇、皇后両陛下は22日午後、同県中井町の障害者支援施設「県立中井やまゆり園」を訪問された。両陛下は知的障害者らによるペットボトルのふたの分別や、雑誌の付録封入などの活動をご視察。編み物をしていた利用者に陛下は「何を作っているんですか」、皇后さまは「編んでみせてくださる?」などと話しかけられていた。続いて、タンバリンやカスタネットなどを使った音楽療法もご覧になった。

天皇皇后両陛下、障害者支援施設に 毎日放送
天皇皇后両陛下、障害者支援施設に TBS News
両陛下:知的障害者施設を視察 神奈川 毎日新聞
両陛下が障害者施設を激励 植樹祭で神奈川入り 長崎新聞
両陛下、知的障害者施設を視察 神奈川・中井 朝日新聞
両陛下が障害者施設を激励ー植樹祭で神奈川入り 北國新聞
両陛下が障害者施設を激励 植樹祭で神奈川入り山形新聞
両陛下、知的障害者施設を訪問 入所者を激励 日本経済新聞
両陛下が障害者施設を激励 植樹祭で神奈川入り 静岡新聞
両陛下が障害者施設を激励 植樹祭で神奈川入り 徳島新聞
両陛下が障害者施設を激励 植樹祭で神奈川入り 京都新聞
両陛下が障害者施設を激励 植樹祭で神奈川入り 東奥日報
両陛下が障害者施設を激励 植樹祭で神奈川入り 山陰中央新報
両陛下が障害者施設を激励 植樹祭で神奈川入り 神戸新聞
両陛下が障害者施設を激励 植樹祭で神奈川入り 山梨日日新聞
両陛下が障害者施設を激励 植樹祭で神奈川入り 富山新聞
両陛下が障害者施設を激励 植樹祭で神奈川入り 山陽新聞
両陛下が障害者施設を激励 植樹祭で神奈川入り デイリースポーツ
両陛下が障害者施設を激励 植樹祭で神奈川入り 河北新報
両陛下が障害者施設を激励 植樹祭で神奈川入り 中日新聞
両陛下が障害者施設を激励 植樹祭で神奈川入り 47NEWS
両陛下が障害者施設を激励 植樹祭で神奈川入り 東京新聞
両陛下が障害者施設を激励 植樹祭で神奈川入り中国新聞
両陛下が障害者施設を激励 千葉日報
両陛下が障害者施設を激励 植樹祭で神奈川入り 北海道新聞
両陛下が障害者施設を激励/植樹祭で神奈川入り 四国新聞
両陛下、植樹祭で神奈川に 大分合同新聞
両陛下、植樹祭で神奈川に ハンセン病施設も訪問 西日本新聞
両陛下、植樹祭で神奈川に ハンセン病施設も訪問 福井新聞

【新潟人】障害者の人生支援に使命感

朝日新聞
■社会福祉法人「りとるらいふ」理事長・片桐公彦さん(35)
上越市石橋2丁目に4月、障害者のための複合型支援スペース「りとるの家」が誕生した。運営するのは、この3月にNPO法人から社会福祉法人になった「りとるらいふ」。リーダーは35歳。県内の社会福祉法人の中でも若い理事長だ。約1700平方メートルの広い敷地に立つ「りとるの家」は、木のぬくもりがする木造一部2階建て。アロマセラピーの旧店舗と敷地を買い取り、国の補助金2千万円を使って増改築した。障害者にも配慮したユニバーサルデザインを採り入れた。

夢のコーチ実現 明和特別支援学校 ミリオンスターズ 石川

中日新聞
『ティーボール』の基本みっちり 26日の試合へ懸命
プロ野球独立リーグ・BCリーグの石川ミリオンスターズの選手が二十一日、野々市町民野球場でニュースポーツ「ティーボール」に取り組む県立明和特別支援学校の高等部生徒九人を指導した。ティーボールはソフトボール大の軟らかいボールを使い、投球を打つのではなく、ティー打撃をして競技を始める。その他のルールは野球に近いという。二十六日に同町で開かれる県内知的障害児の体育交歓会に向けた同校の練習を、ミリオンスターズ側が地域貢献活動の一環として手伝った。

野菜、色づかい大胆に 京都

京都新聞
知的障害者入所施設「松花苑みずのき」(京都府亀岡市河原林町)の展覧会「みずのきアトリエ作品展」が21日、京都市中京区錦市場商店街にある青果店「京都錦かね松」楽水舎で始まった。野菜をテーマにした独創的で大胆な絵画などが展示され、来場者を楽しませた。みずのきアトリエは、画家の故西垣籌一さんが1964年から指導を始めた。障害者一人一人が個性を生かした創作活動を続けている。現在は宮下忠也さん(34)がアートディレクターを務める。30日まで。無料。

障害者に会議録作成で就労支援 日光市議会が県内で初 栃木

下野新聞
日光市議会は21日、会議録のテープ起こしを今市本町の障害者就労支援施設、NPO法人「はばたき」に業務委託することを明らかにした。6月にも作業が始まる。同市議会事務局によると、同様の業務委託は「県内では初めて。国内では高知県黒潮町に例がある」という。不況下で仕事が減り、作業工賃も下がる中、市が障害者の社会参加を後押しする。市が委託する業務は、市議会の常任委員会や議員全員協議会の会議録のテープ起こし。年間約120件あり、従来は職員が行っていた。

海南の知的障害者就労支援事業所、バームクーヘン製造販売 /和歌山

毎日新聞
海南市野上新の知的障害者就労支援事業所「おかし工房桜和(さわ)」が今春からバームクーヘンの製造販売を始めた。先進的な事業所や企業を視察して回り、アレンジしやすいバームクーヘンに目をつけた。民間の助成金などを活用して設備を導入し、利用者自身が神戸市の製菓機器販売会社で研修を受けた。現在はプレーンとシュガーコーティングの2種類で、紀州備長炭を生地に練り込んだ商品も開発中。下野隼人さん(25)は「研修では生地の混ぜ方などをしっかり観察した。多くの人に食べてほしい」と話した。ほかにも、カップ入りのラスク(200円)を製造、ガーリックやきなこ、キャラメル味など7種類がある。

福祉授産品ショップ好調 1周年記念し販売会 栃木

下野新聞
宇都宮市庁舎1階に設けられた障害者福祉施設の授産品販売所「わく・わくショップU」が開設1周年を迎え、21日に記念販売会を開いた。参加する障害者支援施設16事業所が一堂に会し、売り場を市民ホール南側にも拡大。各事業所の利用者が作った自慢の品がブースに並んだほか、事業所と市が共同で立ち上げた授産品の統一ブランド「黄ぶなの贈り物」の本格販売も始まった。

障害者就労:県が支援センター、静岡に開設 環境改善めざし /静岡

毎日新聞
県は21日、障害者の賃金の引き上げを目指す「障害者働く幸せ創出センター」を静岡市葵区呉服町の「5風来(ごふく)館」4階に開いた。長引く景気の低迷で、県内の障害者の求職者数は直近の09年度調査で過去最高を記録。しかし、就職件数は前年度を下回るなど厳しい雇用環境にある。県は「福祉と産業、地域をつないで障害者の就労環境の改善につなげたい」と話している。川勝平太知事は21日の開所式に出席し「誰もが働き、人の役に立つ幸せを感じられるような志でセンターは開所した。オール県民で支えたい」と述べた。

第1回発達障害児・者支援情報保障研究会

ValuePress!
就労支援推進ネットワーク(理事長:小林浩一)・発達障害児支援 アカンパニスト(代表:柳下記子)・発達障害と歩む会 Companion(代表:高橋今日子)は、発達障害児・者の情報保障を研究する「第1回発達障害児・者支援情報保障研究会」を、2010年6月19日に東京都台東区で開催する。

発達障害児のために 教具販売サイトの利用者増

大阪日日新聞
発達障害児向けの教材や教具などを扱うインターネットサイト「つうるぼっくす」の利用者が増えている。教員や専門家らの検証を経た商品を厳選して紹介。大阪市中央区の運営会社「奥進システム」らは質の高さに自信をみせている。取り扱う商品は、NPO法人全国LD親の会らが、2006年度から2年間、文部科学省から委嘱を受け、専門家らと検証しながら既存の商品収集や新規開発をしたもの。もともとデータベースとしてまとめられていただけだったが、教職員や保護者から入手方法などの問い合わせが相次いだため、気軽に購入できる販売サイトの構築が企画された。

 つうるぼっくす:http://www.tools-box.jp

浜松子ども園に待望のピアノ 34年かけベルマーク168万点集め購入

中日新聞
心身障害児の発達支援施設、浜松子ども園(浜松市南区米津町)が、開設以来34年間かけてベルマーク168万点を集め、グランドピアノを購入した。職員らは「皆さんの協力のおかげ」と保護者や地域への感謝を込め、22日に同園でお披露目コンサートを開く。全国で約3万校・団体が運動に参加しているが、たまるのは多くて年間10万点ほど。高額商品を買おうと思っても、代金の半額までしか現金で補えないという条件がある。広報部担当者は「グランドピアノの購入は年1件あるかどうか。100万円台の買い物に現金を全く使わないのは珍しい」と話す。

1点1円ですので168万円。34年間ってベルマークって有効期限ないのでしょうか。

発達障害もっと知って 小松『支援センター』に書籍寄贈 石川

中日新聞
「発達障がい児を持つ親の会どんぐりの会」代表の谷公子さん(37)=小松市河田町=が二十一日、ことし四月に市民の要望を受けて市が独自に設置した「こども教育相談・発達支援センター」に、発達障害に関する書籍などを寄贈した。書籍は「発達障害の子を育てる母の気持ち」や「十人十色なカエルの子」など、発達障害に関する専門書約五十冊。書籍のほかに、谷さんが金城大(白山市)で発達障害について講演したときに受けた謝礼も寄付した。

「パラアート」多彩な感性 新宿で展示

読売新聞
障害者が描いた絵画作品を展示する「第1回パラアート全国展 異才たちの輝き!」が東京・新宿区のエコギャラリー新宿で23日まで開催されている。今後、東京以外の数か所で巡回展示も行う予定だ。「パラアート」は、これまで「障害者アート」と呼ばれることが多かった障害者の作品を、パラリンピックにならって変更した名称。展示会は、制作活動が盛んな東京だけでなく、地方での活動も促進しようと、全国から作品を募集して開いた。

「パラアート」名称広がりますでしょうか。

2010年5月22日土曜日

準強姦:元障害者支援施設職員に懲役4年6月 千葉地裁

毎日新聞
重度の知的障害を持つ20代の女性入所者に性的暴行を加えたとして準強姦(ごうかん)罪に問われた千葉県白子町の元障害者支援施設職員、榊田悠人被告(23)に、千葉地裁(安東章裁判長)は21日、懲役4年6月(求刑・懲役7年)の実刑判決を言い渡した。判決によると、榊田被告は09年1月ごろ、同県一宮町の民間施設「青松学園」で、知的障害のため意思表示できない女性に性的暴行を加えた。女性は妊娠し同8月に死産。DNA鑑定で父親が榊田被告と判明した。

障害者に乱暴、元支援員に実刑 千葉地裁 日本経済新聞
障害者に乱暴で元支援員に実刑 千葉地裁「悪質で卑劣」 長崎新聞
障害者に乱暴で元支援員に実刑 徳島新聞
障害者に乱暴で元支援員に実刑 千葉地裁「悪質で卑劣」 富山新聞
障害者に乱暴で元支援員に実刑 千葉地裁「悪質で卑劣」 北國新聞
障害者に乱暴で元支援員に実刑 千葉地裁「悪質で卑劣」 静岡新聞
障害者に乱暴で元支援員に実刑 千葉地裁「悪質で卑劣」 山形新聞
障害者に乱暴で元支援員に実刑 岩手日報
障害者に乱暴で元支援員に実刑 千葉地裁「悪質で卑劣」 京都新聞
障害者に乱暴で元支援員に実刑 千葉地裁「悪質で卑劣」 下野新聞
障害者に乱暴で元支援員に実刑 山梨日日新聞
障害者に乱暴で元支援員に実刑 秋田魁新報
障害者に乱暴で元支援員に実刑 東奥日報
障害者に乱暴で元支援員に実刑 千葉地裁「悪質で卑劣」 山陰中央新報
障害者に乱暴で元支援員に実刑 千葉地裁「悪質で卑劣」 中日新聞
障害者に乱暴で元支援員に実刑 千葉地裁「悪質で卑劣」 東京新聞
障害者に乱暴で元支援員に実刑 千葉地裁「悪質で卑劣」 西日本新聞
障害者に乱暴で元支援員に実刑 山陽新聞
障害者に乱暴で元支援員に実刑 千葉地裁「悪質で卑劣」 中国新聞
障害者に乱暴で元支援員に実刑 千葉地裁「悪質で卑劣」 河北新報
障害者に乱暴で元支援員に実刑 千葉地裁「悪質で卑劣」 47NEWS
障害者に乱暴で元支援員に実刑 千葉地裁「悪質で卑劣」 神戸新聞
障害者に乱暴で元支援員に実刑 千葉地裁「悪質で卑劣」 福井新聞
障害者に乱暴で元支援員に実刑 デイリースポーツ
「卑劣極まりない」、障害者に乱暴で実刑 日刊スポーツ

差別条項:「賃貸借契約書に」 障害者団体、業者に撤廃要望 /愛知

毎日新聞
県内の障害者と家族らの26団体でつくる「愛知障害フォーラム」(事務局・名古屋市昭和区)が20日、賃貸借契約書に精神障害者、知的障害者の人権侵害にあたる条項があったとして、市内の総合建設会社に条項撤廃を求める要望書を提出した。契約を解除し、明け渡しを請求できるとした条項「禁止事項と無催告解除」の一つに、「契約者や同居人、関係者で精神障害者、またはそれに類似する行為が発生し、他の入居者、または関係者に対して財産的、精神的迷惑をかけた時」とあるのが差別と指摘している。

焼酎:地元のサツマイモ原料「しろい鳩」を周南の知的障害者施設が初生産 /山口

毎日新聞
周南市大島の知的障害者福祉施設「白鳩学園」育英館・育成館の利用者たちが、地元で栽培したサツマイモを原料に芋焼酎「しろい鳩」を初めて造った。「香りが良くて、やわらかい味」と評判は上々。利用者と支援員は「芋の量を増やして生産本数が多くなれば、販路を広げられる」と手応えを感じている。

県立学校に特別支援学校高等部の「分教室」検討 熊本

熊本日日新聞
障害のある子どもの教育環境整備の一環として県教委が、県立学校の空き教室に、知的障害の生徒が学ぶ特別支援学校(養護学校)高等部の「分教室」の設置を検討していることが20日、分かった。県立学校3校が対象で、2011年4月開設を目指している。県内の知的障害特別支援学校12校の児童生徒数は1109人(09年度)と、10年間で5割近く増加。熊本市と周辺の計4校で教室不足や過密が深刻化しているほか、上益城や芦北など知的障害に対応する学校がない地域の生徒は遠距離通学を余儀なくされている。

22日から初の「バラまつり」 岡山・就労継続支援事業所

山陽新聞
就労継続支援事業所・アンジョリロゼール(岡山市中区雄町)の利用者が、同国府市場の農園で丹精しているバラが見ごろを迎えている。農園は普段から開放しているが「咲き誇るバラを楽しんでもらい、住民とのきずなを深めたい」と22、23日に初の「バラまつり」を開く。事業所は、自閉症や知的障害児のデイサービス事業などを行うNPO法人・土田の里(中区土田)が運営。約1000平方メートルの農園では3年前から利用者がバラ栽培を手掛けている。

発達障害テーマに 諏訪で作家の田口ランディさんが講演

信濃毎日新聞
アスペルガー症候群などの発達障害児とその家族を支援する下諏訪町の団体「シーズ」は6月20日、神奈川県内の発達障害研究会「色えんぴつ」と合同で、フォーラムを諏訪市小和田の市総合福祉センターで開く。色えんぴつを主宰する作家の田口ランディさんが「発達障害支援について」と題し講演する。田口さんは、神奈川県湯河原町近辺に住む発達障害児の母親や関心を持つ人たちと定期的に勉強会を開いている。講演の後は、田口さんや武山さん、シーズの会員をパネリストにトークセッションを展開。シーズ会員の岡谷東部中3年生、松沢さくらさんが作った脳機能の発達を促すとされる「臨床美術」のコラージュ作品も展示する。

スペシャルオリンピックス:知的発達障害者のスポーツ祭典PR /大阪

毎日新聞
◇11月、12競技の国内予選
◇ボランティア参加も、30日に説明会

知的発達障害者のスポーツの祭典「2010年第5回スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム・大阪」(11月5日~7日)のPRのため、主催するNPO法人「スペシャルオリンピックス日本」の細川佳代子名誉会長らが20日、毎日新聞大阪本社を訪れた。来年6月にギリシャ・アテネで開幕する第13回夏季大会の国内予選。陸上、水泳、サッカーなど12競技が行われる。細川名誉会長は選手団のサポートや大会運営にあたる一般や企業のボランティアへの参加を呼びかけた。

県総合療育センターが来月開所 鹿児島

読売新聞
知的、発達障害児の医療と子育てを支援する「県こども総合療育センター」が6月1日、鹿児島市桜ヶ丘に開所する。小児、精神科などの医師や専門職員らが、子どもたちの自立を手助けする。職員は約40人で、医師は小児科医2人、精神科医1人(中央児童相談所と兼務)が常勤、整形外科医や眼科医、歯科医らが非常勤で診療にあたる。臨床心理士や理学療法士、保育士ら約15人も配属され、知能検査やリハビリ訓練などを行う。

2010年5月21日金曜日

障害者支援法改正案成立へ 所得に応じた負担に

47NEWS
障害福祉サービスの利用を原則1割負担とした障害者自立支援法をめぐり、与野党は20日、サービス量に基づく「応益負担」から、所得に応じた「応能負担」に見直す改正案を今国会で成立させる方向で協議に入った。改正案は、成立すれば公布日から順次施行し、12年4月に完全実施となる。仕事などをしながら少人数で暮らすグループホームやケアホームの障害者に対する家賃助成を新設。判断能力が不十分な知的障害者らの権利を守る成年後見の利用支援を市町村の必須事業に格上げする。

障害者支援法改正案成立へ 所得に応じた負担に 長崎新聞
障害者支援法改正案成立へ/所得に応じた負担に 四国新聞
障害者支援法改正案成立へ 徳島新聞
障害者支援法改正案成立へー所得に応じた負担に 富山新聞
障害者支援法改正案成立へー所得に応じた負担に 北國新聞
障害者支援法改正案成立へ 所得に応じた負担に 京都新聞
障害者支援法改正案成立へ 秋田魁新報
障害者支援法改正案成立へ 東奥日報
障害者支援法改正案成立へ 所得に応じた負担に 静岡新聞
障害者支援法改正案成立へ 所得に応じた負担に 西日本新聞
障害者支援法改正案成立へ 岩手日報
障害者支援法改正案成立へ 千葉日報
障害者支援法改正案成立へ 所得に応じた負担に 河北新報
障害者支援法改正案成立へ 所得に応じた負担に 神戸新聞
障害者支援法改正案成立へ 所得に応じた負担に 下野新聞
障害者支援法改正案成立へ 所得に応じた負担に 中日新聞
障害者支援法改正案成立へ 所得に応じた負担に 東京新聞
障害者支援法改正案成立へ デイリースポーツ
障害者支援法改正案成立へ 山陽新聞
障害者支援法改正案成立へ 所得に応じた負担に 山陰中央新報
障害者支援法改正案成立へ 所得に応じた負担に 中国新聞
障害者支援法改正案成立へ 山梨日日新聞

橘勇佑さんが代表入り 知的障害者のサッカー

47NEWS
サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会期間中に行われる知的障害者によるサッカーのスペシャルオリンピックス・ユニティカップに京都市在住の橘勇佑さん(18)が出場することが決まり20日に東京都内で記者会見を行った。橘さんはW杯南ア大会の出場国の中から選出された16人の代表に入った。スペシャルオリンピックス日本の有森裕子理事長らと会見した橘さんは「大舞台の芝生に立てるのは光栄。絶対にゴールを決めたい」と力強く抱負を語った。

働く楽しさ日々実感 知的障がいのある仲間匡さん 沖縄

沖縄タイムス
精神障がい者や知的障がい者の就労を支援する「就労支援事業所まる」通所者で、知的障がいのある仲間匡さん(26)=那覇市=が、小さいころからの夢だったペットショップへの就職をかなえ、働く喜びをかみしめている。同事業所の作業療法士と、二人三脚でようやくつかんだ就職先。「動物が好きで、昔からやりたかった仕事。働くのが楽しい」とやりがいを感じる日々だ。NPO法人ふぃーるど・ぱわー(那覇市)の作業療法士、坂本将吏さん(31)と就労を目指してきた。「あこがれの仕事に挑戦してみよう」と坂本さんが持ち掛け、2月中旬に同店へ仲間さんの職場体験を依頼。体験後にあらためて就職を希望したところ、熱心な仕事ぶりが認められ採用となった。

幸せのかたち:「気持ち」の物語 オセロのように/6

毎日新聞
1979年に義務化されるまで、障害の重い子供は「就学免除」や「就学猶予」という名目で学校教育から門前払いされていた。北九州市若松区の松尾正則さん(73)、キヌエさん(71)夫婦の2人の子供も学齢に達すると同時に「猶予」措置を受け、義務化に備えたテストケースとして就学が認められるまで、淳一さん(43)は3年、美和さん(42)も1年間、養護学校に通えなかった。

「ありんこ」装い新たに 富士吉田市 山梨

朝日新聞
富士吉田市大明見に障害福祉サービス事業所「ありんこ」の新しい建物が完成し、18日に開所式があった。手狭だった同市下吉田の施設から移転した。式に出席した近所のお年寄りは「ありんこから元気な声がもれてくる。近所にとっても、うれしい。ありがたい」と喜んだ。もとの場所は、知的障害者小規模通所授産施設だった。これからは、障害者自立支援法に基づく事業所として新たなスタートを切る。定員は、自立訓練(生活訓練)6人、就労移行支援6人、就労継続支援(B型)30人。

衣料に写真印刷します 津幡の作業所『はばたき』 石川

中日新聞
知的障害などのある人たちが働く津幡町加賀爪の通所作業所「はばたき」が、Tシャツなどに写真やデザインをプリント加工するサービスを始めた。不況で受託作業や自主事業の売り上げが減る中、賃金アップにつなげたい考え。絵の得意な利用者もいて、作業所のオリジナルTシャツを売り出す計画もある。写真や絵、デザインなどプリントしたい画像をパソコンに取り込み、米国製アパレル用プリンターを使って特殊インクでプリントする。生瀬美保統括施設長は「一枚から注文を受けます。利用者、職員とも張り切っており、気軽に注文してほしい」と話している。

「蒜山ドッグ」人気上昇 岡山

山陽新聞
社会福祉法人・蒜山慶光園(真庭市蒜山上福田)の障害者福祉施設「ワークスひるぜん」(同市蒜山上長田)が米子自動車道上り線の蒜山高原SAを中心に販売している「蒜山ドッグ」が人気。自家製天然酵母仕込みの白いパンとボリューム感のあるソーセージが特徴で、今年のゴールデンウイークは昨年同期のおよそ5倍にあたる約5000本を販売。製造や販売に携わる障害者の働く意欲向上にもつながっている。

音楽通じて、社会性育てる 山形

山形新聞
音楽を通じて子どもたちの社会性などを育てる教室が、6月2日から山形市七日町2丁目のほっとなるサロン「なのか」で開かれる。中心商店街を会場とし、発達障害のある子どもたちも参加できるのが特徴。音楽療法士らを講師に迎え、山形交響楽団創立名誉指揮者の村川千秋さん(山形市)が監修するコースもある。今月31日に、なのかで説明会を開催する。活動の柱は(1)2カ月から2歳児向けの「音楽ひろば」(年齢ごとに3クラスに分け、各クラス月2回)(2)発達障害のある子どもたちの参加を優先する「音楽なかま」(小学1~3年と同4~6年のクラスで各月2回)(3)親子向けの音楽コンサート(年6回)-の3つ。音楽なかまは村川さんが監修する。

「ディスレクシア」支援センター発足 大分

大分合同新聞
学習障害の一種「ディスレクシア」の正しい知識と理解の輪を広げようと、英語教室を主宰している馬場信子さん(52)=由布市湯布院町=と漆間文代さん(38)=大分市萌葱台=が「ディスレクシア学習支援センター」を発足させた。学習を支える人材の育成を目指し、18日に大分市内のレストランで初の勉強会を開いた。学習障害に関心のある英語講師や主婦ら13人が参加。馬場さんが、ディスレクシアの特徴や、症状を判断する難しさ、支援の方法について説明した。

2010年5月20日木曜日

ひきこもり:相談者の8割に精神疾患 厚労省まとめ

毎日新聞
ひきこもりに関する厚生労働省研究班は、自治体の相談窓口を訪れた人の約8割が、統合失調症や広汎性発達障害などの精神疾患があると診断されたとの調査結果をまとめた。この結果を受けて厚労省は19日、01年度作成の専門機関職員向け指針を改訂。「確定診断前の統合失調症が含まれている可能性は低くないことに留意すべき」とし、長期的な関与と精神疾患の有無の判断が必要としている。
記事によって「4人に1人」「相談者の8割」「3分の1」とあったりとわかりにくくなってます。

●調査対象となった184人の内訳
「統合失調症などの精神疾患と認められ薬物療法などの治療が必要」49名
「広汎性発達障害で精神療法的なアプローチが必要」48名
「適応障害などで心理、社会的支援が必要」51名
「特定不能な精神障害」1名
「情報不足で確定診断できず」35名
「ひきこもり」多くが精神疾患 3分の1は「薬物治療必要」 厚労省調査 MSN産経ニュース
4人に1人「治療必要」 引きこもり184人を調査 福井新聞
引きこもり「精神障害に合わせ支援を」 厚労省研究班 朝日新聞
4人に1人「治療必要」/引きこもり184人を調査 四国新聞
4人に1人「治療必要」 引きこもり184人を調査 北海道新聞
4人に1人「治療必要」 引きこもり184人を調査 京都新聞
4人に1人「治療必要」 引きこもり184人を調査 静岡新聞
4人に1人「治療必要」 引きこもり184人を調査 中日新聞
4人に1人「治療必要」 引きこもり184人を調査 西日本新聞
4人に1人「治療必要」 東奥日報
4人に1人「治療必要」 引きこもり184人を調査 東京新聞
4人に1人「治療必要」 引きこもり184人を調査 山陰中央新報
4人に1人「治療必要」 引きこもり184人を調査 神戸新聞
4人に1人「治療必要」 秋田魁新報
4人に1人「治療必要」 引きこもり184人を調査 中国新聞
4人に1人「治療必要」 山梨日日新聞
4人に1人「治療必要」 引きこもり184人を調査 河北新報
4人に1人「治療必要」 引きこもり184人を調査 下野新聞
4人に1人「治療必要」 引きこもり184人を調査 47NEWS

法廷で精神鑑定、結果をプレゼン 母遺体放置・詰問の父殺害

MSN産経ニュース
大阪市住之江区で昨年5月、母親の遺体を放置していたことを詰問した父親を殺害したなどとして、殺人と死体遺棄の罪に問われた無職、辻田吉広被告(41)の裁判員裁判の第2回公判が19日、大阪地裁(杉田宗久裁判長)であった。前回公判の被告人質問に同席して精神鑑定を行った鑑定医がスクリーンを使って、鑑定結果を“プレゼンテーション”した。鑑定医は、精神障害について「アスペルガー症候群の可能性が高い」と指摘。「精神障害が犯行に影響を与えたが、著しいものではなかった」と裁判員らに説明した。

ティーボール:県知的障害養護学校大会 5チーム110人、力いっぱい /香川

毎日新聞
運動能力の向上と各校の交流を目的とした「第12回県知的障害養護学校ティーボール大会」(県特別支援学校知的障害教育校長会主催)が、坂出市林田町の林田運動公園で開かれた。5チームによるトーナメント戦で、約110人の選手が力いっぱいプレー、県立香川中部養護学校が9度目の優勝で、同大会最多の7連覇を果たした。ティーボールとは、高さ約1メートルの棒(ティー)の上に置いたボールを打ち、表裏5回で得点を競う。ボールとバットは軟らかく、ソフトボールに近い。

作品展:“小さな巨匠”7人、芸術作品を展示ーー熊本 /熊本

毎日新聞
知的障害のある子供たちの作品展「大城組の小さな巨匠たち展」が、熊本市新町の熊本YMCA別館で開かれている。幼稚園から中学生まで7人による書や詩、絵画など約50点が展示されている。31日まで。障害者の芸術作品を社会に出す支援をしているNPO法人クローバーアートの主催。児童・生徒は熊本市立白坪小特別支援学級の大城由紀子教諭の指導で制作した。

千葉市美術館で障害者アート展

MSN産経ニュース
千葉市美術館(同市中央区)では23日まで、障害を持った人びとの総合美術展「アートフレンズ展」を開催している。同展は今回で11回目。斬新な色遣いの動物画や繊細なタッチで描かれた風景画、遊び心あふれる陶芸作品など、何らかの障害を持った“アーティスト”たちの作品300点以上が展示されている。

語り 遊び 修学旅行 福岡

朝日新聞
韓国の知的障害者施設「愛光園」の園生たちが修学旅行で来日し、18日、鞍手町の知的障害者施設「サンガーデン鞍手」と宗像市の身体障害者療護施設「むなかた苑(えん)」を訪問した。作業を見学した後の交流会では、好きな歌手や俳優、携わっている仕事、相手の年齢など互いに質問をし合い、言葉の壁を越えて活発に交歓していた。愛光園の修学旅行は今年10周年。領土問題などで日韓関係が緊張して、実施が見送られたこともあり、隔年になったという。金園長は、日本の施設で働く人たちに「来年春は皆さん、韓国に来て下さい」と笑顔で話しかけた。

障害者の手仕事「付加価値」をPR 京の中小企業 福祉施設とのコラボ増

京都新聞
障害者福祉施設と共同で商品企画や製作に取り組む企業が増えている。施設に軽作業を外注する従来の関係から一歩踏み込み、障害がある人の手仕事に付加価値を付けて消費者にPRしている。CSR(企業の社会的責任)活動の普及もあり、京都でも中小企業を中心に広がってきた。多くの障害者福祉施設は下請け業務や自主製品販売で得た収益から利用者に工賃を支払うが、「平均手取り額は1人月7千~8千円」(西寺育成苑)と少額なのが悩みだ。このため企業の販売網やブランド力を借りられる「協業」に期待している。

2010年5月19日水曜日

農薬摂取で「子の注意欠陥・多動性障害増える」 米研究

朝日新聞
米ハーバード大などの研究チームが、有機リン系の農薬を低濃度でも摂取した子どもは注意欠陥・多動性障害(ADHD)になりやすいとの研究結果をまとめた。17日発行の米小児学会誌に発表した。分析の結果、検出限界ぎりぎりの濃度でも農薬成分の代謝物が尿から見つかった子は、検出されなかった子よりもADHDと診断される可能性が1.93倍になった。発達過程にある子どもの脳などは、農薬など神経系に障害を与える可能性がある化学物質に特に弱いと考えられている。

今年から栗田養護学校に職業科 秋田

朝日新聞
県立栗田養護学校(秋田市新屋栗田町)の高等部に、今年4月、盲聾(もう・ろう)学校以外の特別支援学校では県内初となる職業科「環境・福祉科」ができた。生徒は、ビルクリーニング技能士やホームヘルパー2級の資格取得を目指し、勉強に取り組んでいる。職業科は質の高い職業教育を行い、生徒の就労を支援するために置かれる。県内の特別支援学校ではこれまで、盲学校と聾学校にのみ職業科があった。今年、栗田養護学校向かいの秋田養護学校が、秋田きらり支援学校に統合されるため閉校。この空き校舎を使えることもあり、栗田養護学校は職業科の準備を進めてきた。

知的障害者支援施設が地域住民ら招き乗馬体験会/横浜

カナロコ
知的障害者支援施設「横浜市松風学園」(同市泉区上飯田町)で18日、乗馬体験会が開かれた。毎春恒例の行事だが、同施設が8月で創立50周年を迎えるのを記念し、地域住民も招待。障害者とともに楽しいひとときを過ごした。乗馬体験は、かつて同学園の職員だった武石敏勝さんが理事を務めるNPO法人市馬術協会などの協力で行われており、今年で11回目。近くの保育園児や特別養護老人ホームの入所者ら約200人が参加した。

喫茶でカレー販売開始 玖珠の授産施設 大分

大分合同新聞
玖珠町塚脇の知的障害者通所授産施設「わーくす・たんぽぽ」(松本安美施設長、19人)が運営する喫茶「さんぽ」が新たにカレーの販売を開始。玖珠町の太田尚人副町長と九重町の永尾宗忠副町長を招いて試食会を開いた。試食会では鶏肉、ジャガイモ、ニンジンなどをふんだんに使ったカレーを提供。松本施設長は「意見を基に、入所者とより良いものを作っていきたい」と話した。

コンサート:親子や障害者向け演奏会、開催希望団体を募集ーー高崎のNPO /群馬

毎日新聞
高崎市を拠点に活動するNPO法人ミュージック・フォー・チルドレン(朴敬二理事長)は、赤い羽根共同募金の配分助成を受けて実施する「親と子のファミリーコンサート」と「特別支援学校・支援施設訪問コンサート」の開催希望団体の募集をしている。「訪問コンサート」は、知的障害や自閉症などを抱える児童が対象で、音楽に合わせて絵を投影するなど、感覚に訴える内容を目指している。自己負担はなし。

発達障害の対応にパンフ 広島

中国新聞
三原市は発達障害やその可能性がある子どもの保護者向けパンフレット「お子さんを育てにくいと思ったことがありますか?」を作った。市は本年度から発達障害の担当係を置き、支援体制の強化を進めている。パンフレットは悩みを抱え込まないよう相談窓口の連絡先も記載した。4200部を作製。市役所や市内の保健福祉センターなどで配布している。

体動かし成長を 発達障害児支援NPOが動画公開

大阪日日新聞
発達障害児の成長を運動で促すNPO法人チットチャット(大阪市中央区安堂寺町1丁目)は、そのこつを大学教授らの解説とともに紹介する動画を制作した。多彩な道具などを使い、子供に主導権を与えながら、自主性や創造性を引き出すのが特徴だ。動画では、森嶋さんが発達障害児らを対象に実践している内容を紹介。親子らで楽しめる「グループ編」▽一対一で道具を使って取り組む「室内編」▽プールで運動や泳ぎに挑戦する「プール編」ーの3種類を用意した。

・NPO法人チットチャント:http://www.npo-chitchat.com/

障害者らの就職者数749人 昨年度の県内ハローワーク 栃木

東京新聞
昨年度に県内のハローワークを通して就職した障害者らが、過去最高の七百四十九人(前年度比5・2%増)に上ったことが栃木労働局の調査で分かった。企業への雇用支援策が奏功したとみられるが、企業の障害者雇用率は依然、低水準。同労働局は「雇用率改善は大きな課題。引き続き企業に理解を求めていく」としている。増加した要因の一つが、三カ月の試用期間を設け、雇用一人につき十二万円の奨励金を交付する「トライアル雇用」。昨年度は八十五人が試用後に継続雇用された。また、専門員が知的・精神障害者と一緒に仕事をする「ジョブコーチ支援」も定着し、企業、障害者双方の不安解消につながった。

障害者受け入れ就労訓練 愛知

東海日日新聞
社会福祉法人豊生ら・ばるか(夏目浩次代表)の障害者3人による就労訓練が17日、とんかつ店などを営むエッグ(本社・豊橋市西口町、加藤ゆり子社長)と共同し、同社店舗・かつ時向山店で始まった。8月9日までの3カ月間に及び、このように長期間、民間企業が本格的に就労訓練の委託施設となるのは、今回が初めてという。加藤社長は「訓練生には、働くことの楽しさを知り、働く喜びを感じてもらいたい。今後も支援を続けていくつもりだ」と話している。エッグでは体制が整い次第、別店舗でも3人の訓練生を受け入れる。

2010年5月18日火曜日

五倫会との不明瞭契約8年

読売新聞
姫路市に回収空き瓶の処理・処分を委託された市内の社会福祉法人「五倫会」が市に提出した報告書で、処理量が受け入れた瓶の総量を大きく下回っていた問題は、県警が廃棄物処理法違反容疑で、女性理事長宅などを捜索したことで事件へと発展した。市は五倫会の報告書の矛盾を知りながら、随意契約を続けたことを認めており、県警は五倫会にリサイクル処理を委託した姫路市役所も捜索している。
随意契約について市は「空き瓶をガラス片に砕く処理機を持っている法人がほかになかった」とも説明していたが、3月議会で処理機の購入費約2000万円のうち市や国が約9割を補助していたことがわかった。補助は太陽の郷が00年4月にオープンされる3か月前に決まり、処理機の購入費はほぼ丸抱えされていた。

これらの批判に対し市は「事業は障害者福祉の側面が強く、手厚い補助金交付なども事業をスムーズに進めるには必要だった。契約は簡単に打ち切るわけにはいかなかった」としている。


 いろいろと裏があるんですよね、きっと。

水泳通じ障害者と共生 石川

読売新聞 
水泳を通じて、障害者の自立・共生を考えるイベント「“ピュアネット”スマイルフェスティバル」(読売新聞北陸支社後援)が16日、金沢市稚日野町のいしかわ総合スポーツセンターで開かれた。障害者同士がプールで交流し、パネルディスカッションでは、各分野の専門家が、障害者の視点での施設や環境整備の重要性を訴えた。

各地で障害者スポーツ大会 開催

県障害者スポーツ大会:5競技楽しむ /佐賀 毎日新聞
障害を持つスポーツ選手が、楽しみながら技術を競う第9回県障害者スポーツ大会が16日、佐賀市の県総合運動場を中心に開かれ、晴天の下、約750人が参加した。大会は、身体障害、知的障害、精神障害を持つ人たちが参加。今年は、最多だった昨年(678人)を上回る過去最大の規模になった。

障がい者スポーツ大会 晴天に誘われ970人が汗 熊本 熊本日日新聞
第9回県障がい者スポーツ大会が16日、熊本市の県民総合運動公園陸上競技場など3会場であり、陸上やボウリングなど7競技に約970人が汗を流した。競技場での開会式では、黒田章さん(61)=菊池市=と平崎光さん(17)=多良木町=が選手宣誓。選手たちは、知的や身体のハンディごとの種目に分かれ、各競技に挑んだ。

陸上など17種目 障害者が力と技競う 山梨 山梨日日新聞
県は16日、甲府・小瀬陸上競技場で、県障害者スポーツ大会を開いた。4月から開催していた同大会のうち、陸上競技やフライングディスク競技の計17種目を行い、知的、視覚、肢体などの障害者約440人が出場した。
 フライングディスク競技では5~7メートル離れた円内を狙い、投げ入れたディスクの数を競ったり、ディスクを投げた距離を競ったりした。陸上競技では短・中・長距離や走り幅跳び、ソフトボール投げなどが行われた。

障害者 働く場広がれ 愛知

朝日新聞
障害者の法定雇用率(従業員数の1・8%)未達成企業に課される納付金制度の対象が、7月から300人以下の中小企業にも段階的に拡大される。県内の障害者雇用率は微増が続いているものの、全国平均には追いついていない。障害者の就労を支援する関係者は「これを機会に障害者の働く場を広げていきたい」と話す。 愛西市石田町の市障害者地域生活支援センターには今年4月、海部地域の企業から「我が社で働けるような人はいないか」といった問い合わせが入った。障害者雇用促進法の改正の影響と見られ、犬飼三郎センター長は「こんなことは過去3年間なかった」という。

「小松菜マフィン」最高・つばさの森が県物産展で完売

東武よみうり
草加名物レシピコンテスト(昨年11月)の最優秀賞に輝いた「小松菜マフィン」が市立知的障害者通所授産施設「つばさの森」(宮田敏男所長)による製造で商品化、3、4日の大宮ソニックシティで開催の埼玉県物産観光展「すごいぞ! うまいぞ! さいたマーケット」で一般販売された。会場を訪れたお客からも、「どこへ行けば買えるの」という問い合わせが相次いだ。同ブースでは小松菜ジュースや小松菜せんべいも販売好評だった。同実行委員会では、小松菜マフィンを今後は、市内の複数の拠点で製造販売を行い、草加名物として定着させたい考えだ。今回製造した、つばさの森では、草加駅西口高架下の市観光物産情報センターなどで定期販売していく予定。

都心ホームレスの3割、知的障害の可能性 医師ら調査

朝日新聞
東京都心のホームレスの3割以上は知的機能に障害があるとみられることが16日、精神科医や臨床心理士らで作る研究チームの調査でわかった。精神疾患も4割以上にあった。知的機能を含むホームレスのメンタル面に関する専門家による初の実態調査という。ホームレス施策に障害者支援の視点も必要だと同チームは指摘する。その結果、軽度の知的障害がある人が28%、中度の障害の人が6%だった。知的障害が軽い人の精神年齢は9~12歳程度で、ものごとを抽象的に考えるのが難しい。中度では6~9歳程度で、周囲の助けがないと生活が難しい。

2010年5月17日月曜日

そば作り販売、接客 障害者の就労支援 鹿屋のNPO法人 鹿児島

南日本新聞
障害者の就労を支援している鹿屋市のNPO法人「愛・あいネット」は、飲食店への就労を目指している利用者らがつくる「そばづくし定食」のランチ販売を、同市本町の仮店舗で始めた。そばも利用者らが作ったもので、現在は利用者3人がスタッフと一緒に働きながら接客の仕方などを学んでいる。店舗は本町一番商店街振興組合が貸し出している「まちなかキッチン」を利用し、4月中旬から販売を始めた。営業は火、木曜日の午前11時半~午後2時。1日50食限定。

沖縄文化に触れ笑顔 秋田大付属特別支援校の高3生

琉球新報
修学旅行で11日から県内を訪れている秋田大学教育文化学部付属特別支援学校(大城英名校長)高等部3年生10人が12日、大平特別支援学校を訪れ、体育の授業や給食を通し互いの地域文化や歴史への理解と交流を深めた。大平高等部2、3年生約95人との給食時間を利用し、秋田の生徒は「春は山菜」「冬はなまはげ」など四季折々の秋田県の魅力を写真を交え紹介した。大城校長は「(秋田の生徒は)沖縄に来てから表情が生き生きとしている。異文化の中でたくさんの刺激を受けているようだ」と生徒らの姿に目を細めた。

修学旅行先の特別支援学校の生徒と交流って、とてもいいですよね。

いきいき南石垣支援学校陸上部 入部枠拡大 大分

大分合同新聞
別府市の南石垣支援学校(松原浩明校長、92人)の陸上部は、本年度から入部の枠を従来の中学部から高等部にも広げた。知的障害児を対象にした県内の特別支援学校で部活動に取り組んでいるのは同校だけ。部員17人が仲間と一緒に汗を流している。「部活動は生徒が得意分野を伸ばしたり、好きなことに出合うチャンス。取り組みを広げたい」と同校。障害児の放課後はまっすぐ家に帰るか、一時預かりの利用に限られており、同校は「居場所を増やしたい」と2008年度、中学部に陸上部を設置。09年度に市中学校体育連盟に加盟した。今後は、部の数を増やしたいという。

自閉症の支援のあり方探るシンポ開催、「正解求めないで」/横須賀

カナロコ
自閉症のある人への支援の在り方を学ぶシンポジウム「自閉症の人への支援から見えてきたもの」が16日、横須賀市本町2丁目の市立総合福祉会館で開かれた。横須賀地区自閉症児・者親の会「たんぽぽの会」が主催し、保護者や福祉関係者ら約130人が参加。専門家による基調講演やパネルディスカッションを通し、自閉症の特性や支援方法について理解を深めた。同会会長の浅羽昭子さんは「周囲の理解と協力があれば、社会の一員として役割を果たすことができる。障害に対する理解を深めることが最初の一歩」と話していた。

ひょうご東西南北:学習障害児の教育考えるーー30日、豊岡で講演会 /兵庫

毎日新聞
学習障害(LD)や注意欠陥多動性障害(ADHD)の児童生徒に対する教育やサポートを考える講演会が30日午後1時、豊岡市立野町の市民会館で開かれる。舞鶴市立白糸中の元校長、後野文雄さんが、特別支援教育が必要だったり、家庭事情から学習困難な生徒を学校全体で支えることで生徒全体のやる気を引き出し、荒れた学校を建て直した経験を「プロジェクトSの試み」と題して話す。竹田契一・大阪教育大名誉教授(障害教育)の講演もある。入場無料。

障害者就職数過去最多 栃木

読売新聞
県内12か所のハローワークが紹介した2009年度の障害者の就職件数は、前年度比5・2%増の749件で、過去最高だったことが栃木労働局のまとめで分かった。支援員が障害者と事業主の間で調整役を担う「ジョブコーチ」制度など、雇用への理解を促す取り組みが定着してきたとみられる。ただ、解雇者は52人と依然高い水準にあり、同局は事業主に対して雇用継続への理解を求める方針だ。749件の内訳は、身体障害者366件、知的障害者195件、精神障害者175件、発達障害者や難病者ら13件。2000年度(397件)比でみると1・9倍となり、就職先では製造業、サービス業が全体の45%を占めた。

2010年5月16日日曜日

さをり織り:授産施設SAKURA、専門店をオープンーー佐賀 /佐賀

毎日新聞
佐賀市大和町の知的障害者授産施設SAKURA(角田隆浩施設長)内に、さをり織りの専門店「アトリエSAKURA」がオープンした。商品は利用者が織ったバッグなど約20種。一部は海外の業者に加工を委託し、市販品に見劣りしない商品に仕上げている。さをり織りは約40年前に大阪で始まった手織りの一種。従来の織物のような緻密(ちみつ)さにとらわれない自由さが特徴。操作が簡単な織機を使うため、障害者も織ることができる。SAKURAでは05年の開所時から導入し、現在は利用者26人中8人が取り組んでいる。

【ネットショップ】アトリエSAKURA ::: http://at-sakura.com/
 さをり織りってほんとうに色がきれいです。

「新醍醐和光寮」一部完成で開所式 京都市営の施設で初の民営化

京都新聞
京都市伏見区の知的障害者支援施設「新醍醐和光寮」が一部完成し、開所式が15日にあった。市営の福祉施設を民営化する初の事例で、6月1日に運営を開始する。すでに発達障害者の入所施設「光」と、加齢によって身体機能が低下した知的障害者の入所施設「輝」の一部が完成した。6月からは短期入所事業を始めるほか、2011年度から新たにデイサービスや相談業務も行う。

キジ卵で濃厚スイーツ シフォンケーキとプリン 岩見沢 障害者2施設 17日発売

北海道新聞
市内の知的障害者就労支援事業所の「ハローENJOY岩見沢」(5西11)と「ワークつかさ」(日の出町)が17日から、岩見沢名物のキジの卵を使ったシフォンケーキとプリンを発売する。両事業所とも空知の障害者団体の連携を進めるNPO法人ふらっとのメンバー。通所者がキジを飼育しているつかさの白戸浩雅所長が「キジ関連のスイーツをできないか」と、パン工房を運営するENJOYに呼び掛けて実現した。シフォンは1個700円、プリンは1個150円(いずれも税込み)で、JR岩見沢複合駅舎内でふらっとが運営する「ネットワークショップふらっと」か、ENJOYのパン工房「春いろ」(5西11)で、毎日午前11時ごろから販売する。

現場リポート:県庁内の「カフェ・セルプ」開店1カ月 障害者自立支援へ一歩 /兵庫

毎日新聞
県庁2号館1階ロビーに障害者が働く喫茶コーナー「カフェ・セルプ」がオープンして約1カ月。現在、県内の作業所から派遣された知的障害などがある20~40代の男女3人が、就業訓練でパンを焼くほか、接客、弁当の配達をこなしている。障害者と客がふれあうカフェは、自立支援の新たなモデルケースとして期待される。カフェは、作業所で作られた商品の販売先の開拓などで障害者と社会のつながりを支援するNPO法人「兵庫セルプセンター」が、委託を受け運営する。オープンから1カ月がたち、働くメンバーにも協調性や互いに支え合おうという変化が出ているという。カフェ・セルプの売り上げは現在、順調といい、作業所からも同様の店舗を出してみたいという問い合わせもあるという。小川理事長は「作業所の意欲が高まれば、新しい事業や他の作業所との連携など次の一歩につながる」と期待する。

カフェで元気に接客 愛知

読売新聞 豊田市で、知的障害者たちが働く喫茶店「Cafe Musu・B(カフェ ムスビィ)」が開業して、5人の障害者が接客などに励んでいる。経営するNPO法人「まほうのらんぷ」は「彼らが元気に働く姿を、多くの人に見てほしい」と話している。まほうのらんぷは、障害者の自立心や積極性を育てるため、一般の人たちと交流する催しを開いたり、買い物を経験させたりする活動を約10年前から行っている。カフェ開業もその一環で当時、養護学校生だった5人が18歳になったことを機に開業を決めた。店は同市上原町の国道沿いに新築した。客に障害者の頑張っている姿を見てもらうと同時に、働く側も客の視線を感じることで緊張感を維持するようにとの狙いから、調理場の様子をガラス越しに見せている。

【ブログ】cafe Musu.B ::: http://musub.exblog.jp/

障害者就職率、全国一 2009年度は63%に上昇 福井

中日新聞
2009年度の県内の障害者の就職率が63・2%となり、全国平均の36・0%を大きく上回り、全国で最も高いことが、福井労働局のまとめで分かった。同局は「企業と地域の密着度が他県より高いからではないか」と分析している。就職件数は全体で379件で、身体障害者で165件、知的障害者では80件、精神障害者では133件、その他1件だった。就職した産業別では、身体障害者は「卸売業、小売業」がトップで、知的障害者と精神障害者は「製造業」が一番多かった。

知的障害者 臨時職員に 広島

読売新聞
知的障害者らの雇用促進を図ろうと、県は24日、県庁内に「ワーク・サポート・ステーションひろしま」を設置し、知的障害や精神障害、発達障害のある人を初めて臨時職員として雇用する。設置は2012年3月末までの予定。身体障害者に比べ、知的障害者などを雇用している企業は少なく、県は「ホームページで仕事ぶりをアピールして、企業での雇用につなげたい」としている。広島労働局は「企業は知的障害者などの雇用経験がないため、採用に及び腰なのではないか」としており、県障害者支援課の角谷寛治主査は「県が率先して雇用し、職場の実績を示すことで、民間での採用を促したい」と話している。

2010年5月15日土曜日

童話:ダウン症の娘と母が発刊 多治見の有賀韶子さんと宣美さん /岐阜

毎日新聞
ダウン症の娘と、一時は病で死のふちに立った母が、力を合わせて「命の大切さと生きる喜び」を描いた童話「みつばちナナの詩(うた)」を発刊した。家族や友人たちに支えられ、構想から10年がかりで制作した絵本は、ポカポカと暖かい日差しのように見る人の心にぬくもりを伝える。16日には仲間たちが「歓(よろこ)び」と題したコンサートを開き、母が詩を朗読する。コンサート「歓び」は、16日午後2時から瑞浪市日吉町の歌舞伎博物館「相生座」で。バイオリンの遠藤和さん、チェロの依田幸三さんがボランティアで演奏、韶子さんが創作詩「みつばちの詩によせて」「宣さん30歳」を披露する。童話「みつばちナナの詩」も紹介される。入場無料。

「B級グルメ」地元と交流 移動販売車で新商品 埼玉

読売新聞
障害者が通所する熊谷市大塚の就労支援事業所「ゆりかご」がこの春、調理もできる移動販売車を使って、行田市名物のB級グルメ「フライ」と新商品「フライドッグ」の販売を始めた。ゆりかごは介護施設として2001年に発足、08年6月からNPO法人化した。熊谷、行田市に住む知的障害者と身体障害者計15人が刺しゅうや袋詰めなどの作業に励んでいるが、賃金は平均で月3500~4000円ほど。地元住民とふれ合う機会も少なく、賃金アップと交流をと、B級グルメとして人気を集めるフライの販売を計画した。車内で職員が作ったあつあつの出来たてを、車外で障害者らが売り込む。「社会と接触する機会が増え、通所者が生き生きしている」と代表理事の高岸加津子さん。平日の出張販売先を探している。

淡路島にイルカ施設オープンへ/シーネット

四国新聞
水生生物の繁殖・販売を手掛けるシーネット(香川県高松市)は6月5日、兵庫県南あわじ市のリゾート施設内に、イルカとの触れ合い施設「ドルフィンファーム」をオープンする。イルカに触ったり一緒に泳いだりでき、ドルフィンセラピーも行う。プログラムでは、餌やりやイルカと一緒にダンスをしたり、サインを出してジャンプさせるなどの訓練を体験できる。1泊2日のコースもあり、同社によると、滞在型の触れ合い施設は国内で初めて。障害者向けの教室も受け付ける。施設では、IPU・環太平洋大学(岡山市)と連携してイルカとの触れ合いを通じた情操教育や自閉症治療などの研究を行う。

障害者支援に新プラン県、2010~14年度 岐阜

読売新聞
県は、障害者への福祉サービスの向上を図る「県障がい者支援プラン」(2010~14年度)を策定した。県内の障害者手帳所持者は年々増加し、11万1068人(08年度末)と過去最高となっている。プランでは、県内五つの「障害保健福祉圏域」を新たに設け、様々な障害者に必要なサービスを圏域内で受けられるように態勢作りを進めることにしている。プランでは、障害者が安心して暮らせる「人に優しい県づくり」を基本目標に、社会環境と自律・社会参加、日常生活、保健・医療の4分野で施策を実行する。前回プラン(05~09年度)と比べ、市町村の相談体制の強化と、発達障害児・者の支援充実などを図ったのが特徴。

2010年5月14日金曜日

荒れた言葉 無意識に

朝日新聞 
電車の中や職場で「死ぬ」「殺す」などの乱暴な言葉を無意識に発する---。「トゥレット症候群」という発達障害の人で、こんな症状が出る人がまれにいる。中には専門医の診断や治療を受けないまま長期にわたって周囲の偏見にさらされる人もいる。県内在住のある男性(29)の場合、症状に気づいてから診断を受けるまで10年余りかかった。東京大学医学系研究科の金生由紀子准教授(こころの発達医学分野)によると、トゥレット症候群は多くは18歳以前に発症する。発達障害の一種。発声と動作のチックが1年以上続く場合に診断されることが多い。発症率は米国の診断基準では1万人に5人程度だが、もっと高率の可能性もある。当事者や家族らの団体「日本トゥレット協会」の会員数は220人(09年度)。

障害者が作品販売イベント 山口

中国新聞 
周南市久米の知的障害者通所施設「周南あけぼの園」は、通所者が制作した絵画やバッグ約200点の展示販売イベントを6月19、20の両日、山口市天花の市菜香亭で開く。前崎敏明施設長たちが12日に山口県庁で記者会見し、作品を披露してPRした。同園が、この規模の展示販売イベントを開くのは初めて。イベント名は寄り添うという意味の「BESIDE」とし、絵画班「アトリエnon」の5人が約100点、バッグ班「帆布工房YUI」の10人が約100点をそれぞれ出展する

婚活:コンブやカツオのかりんとうが大人気 縁結び役に

毎日新聞
青森県つがる市の多機能事業所「夢工房月見野」の知的障害者が作る「コンカツかりんとう」が、岐阜県海津市のカフェ「M&D」で開かれるお見合いパーティーで「婚活」男女の縁結び役を務めている。コンブやカツオのだしが程よくきいた甘さが初対面の緊張をほぐすのかカップルが次々誕生し、この1年で10組がゴールイン。岐阜でのカップル誕生と歩調を合わせ、約700キロ離れた月見野の業績も順調で、障害者が手にする賃金は08年の開所時の約3倍に増えた。山崎さんは「夢や希望の詰まったかりんとうをこれからも広めたい」と話す。

市民「真実明らかに」 兵庫

読売新聞 
姫路市の社会福祉法人「五倫会」が、市からリサイクル処理を委託された空き瓶を不法投棄した疑いが強まったとして県警が12日に行った一斉捜索。廃棄物処理法違反容疑で捜索を受けたのは同会の施設や理事長の自宅のほか、同法人の空き瓶処理の矛盾点を黙認していた市役所にも及んだ。この日、捜索を受けた法人関係者は一様に容疑を否認。市も記者会見で「警察の捜査に影響する。コメントは差し控えたい」と言葉を濁しており、市民からは「捜査で真実を明らかにしてほしい」との声が聞かれた。

鑑定書「裁判員には難解」、鑑定医が口頭説明へ

読売新聞 
大阪市内の自宅で父親を殺害し、母親の遺体とともに押し入れに隠したとして、殺人や死体遺棄の罪に問われた無職・辻田吉広被告(41)の裁判員裁判の初公判が13日、大阪地裁であった。辻田被告は起訴事実を認めた。一方、捜査段階の精神鑑定で広汎性発達障害と診断され、犯行時の責任能力が争点となっているが、鑑定書は「難解で裁判員が理解するのは難しい」と証拠採用されなかった。代わりに19日の次回公判で、鑑定医が口頭で裁判員に鑑定結果を説明する。

2010年5月13日木曜日

学習教材を売り付け 2人逮捕

日テレNEWS24 
名古屋市で教材販売会社を経営する男が「お子さんは学習障がい」などとウソのセールストークをしたうえ95万円の教材を売り付けていたとして逮捕されました。特定商取引法違反の疑いで逮捕されたのは、いずれも名古屋市に住む教材販売会社教育企画社の代表取締役 中森隆容疑者42歳と元従業員の加藤豊容疑者34歳です。「お子さんは学習障がいだ。このままでは進学は無理だ」などとウソを話したうえ、授業の映像が入ったパソコンのハードディスクをおよそ95万円で購入させた疑いがもたれています。

 ・株式会社 教育企画社/概要/代表の言葉
 ※その他にも関連会社があるようです。ご注意下さい。

松本市:発達障害児を支援 医師らチーム、保育園・幼稚園を巡回 /長野

毎日新聞 
松本市は、県内でも珍しい発達障害児をサポートする「あるぷキッズ支援事業」をスタートした。今年度は市内の保育・幼稚園全68カ所を、医師など20人で構成された支援チームが巡回し、現場の職員に支援方法の指導などを行う。発達障害児のための巡回事業は県内でも珍しいという。このほか個別の支援手帳を作成したり、相談窓口を設けるなどして総合的にサポートする。同課の青木直美係長は「早いうちに対応すれば、発達障害児も社会に適応できるようになる。否定されて自尊心を傷つけられる子供も多く、保護者や周囲に理解を深めてもらうことが重要」と話している。

県、臨時職員に雇用へ 広島

朝日新聞 
県は11日、知的障害や精神障害、発達障害がある人たちを短期の臨時職員として雇い、文書の仕分けなどの業務をしてもらう組織「ワーク・サポート・ステーションひろしま」を、24日から県庁内に約2年間設置する、と発表した。県がこうした障害がある人たちを職員として採用するのは初めていう。開設は2012年3月末までで職員の定員は知的2人、精神・発達3人の計5人。雇用期間は1人最長4カ月で、社会福祉法人の職員1人が常駐し支援する。運営費など今年度の県予算は1350万円で、報酬は他の臨時職員と同じ。最初の職員は、希望者約40人から実技・面接試験をへて10代後半から50代の男女が選ばれた。県庁内の会議室で業務にあたる。

障害者就労施設:シイタケ栽培、オープン 市内2件目の最低賃金保証 /宮城

毎日新聞 
シイタケの菌床栽培を通じ、障害を持つ利用者と雇用契約を結び県の最低賃金(時給662円)を保証する障害者就労施設「しいたけランド」が登米市南方町にオープンし、11人の利用者が作業に励んでいる。最低賃金を保証する同市内の障害者就労施設の開設は、クリーニング工場を柱とする「ラボラーレ登米」と並び2件目。障害者の経済的な自立につながる貴重な就労の場だ。「しいたけランド」は4月上旬、障害者自立支援法に基づく就労継続支援A型事業所として開所。利用者11人は登米、栗原の両市に住む30~50代の男女で精神、知的、身体のいずれかの障害がある。労働時間は週休2日を原則に1日4~6時間。作業は菌床で育てたシイタケの収穫、集出荷、水やりなどで、月額賃金は最高8万円台になる計算。

2010年5月12日水曜日

発達障害児 学生が指導

読売新聞 
慶応大の卒業生で作る団体「ADDS(発達障害サポート)」
自閉症などの発達障害がある子どもに対し、支援を望む障害児家庭は多い。しかし、日本では態勢が整っておらず、あまり普及していない。学生をセラピストとして訓練し、要請に応えようとする現場を訪ねた。ADDSは今年度、教育や心理学に関心のある現役大学生に広く呼びかけ、50人ほどを家庭に派遣するセラピストとして養成。保護者に対する訓練も充実し、従来5家庭が対象だったのを20家庭に広げる計画だ。

ADDS(http://www.adds.gr.jp/) 慶応大で心理学を専攻する学生などの団体「慶応発達障害支援会」のメンバー3人が中心となり、専門的で充実した療育支援を目的に、2009年に発足。若手起業家の育成を進める「NEC起業塾」から事業化に向けた支援も受けた。第1期は、5人の学生をセラピストとして家庭に派遣。2期生を都内の大学で募集している。

支援籍学習:昨年度67市町で実施ーー特別支援学校 /埼玉

毎日新聞 
障害のある子どもとない子どもが共に学ぶ、特別支援学校の支援籍学習の実施が県で年々増えている。09年度は県内全70市町村(09年3月現在)のうち、67市町で支援籍学習が実施された。「支援籍」は04年度から始まり、特別支援学校、学級に在籍する子どもが、それ以外の学級にも籍を置き両方の籍を持つ制度。特別支援学校の小学生が、住んでいる地域の学校に毎週通ったり、入学式に参加したりする。県特別支援教育課によると、県独自の制度だという。

地域交流目指し1周年 田辺くじら作業所 和歌山

紀伊民報
和歌山県田辺市上の山に、就労継続支援B型事業所「田辺くじら作業所」が開所して1年が過ぎた。聴覚障害者と知的障害者がともに働く場として、「地域の人々に気軽に立ち寄ってもらえる作業所」を目指しながら焼き菓子の製造、販売などに取り組んでいる。同作業所主任支援員の坂本久美子さんは「今後はもっと販路を開拓して売り上げを伸ばし、利用者の給料アップにつなげられるようにしていきたい。利用者が地域に普通に溶け込んでいけるよう、もっと多くの人々と交流を持てるような場にしていきたい」と話している。

京のお店:蒸しまん&カフェ まんまん堂(上京区) /京都

毎日新聞 
明るい店内はバリアフリーで、木目調のテーブルや椅子が並ぶ。社会福祉法人「京都ワークハウス」の事業所にある喫茶店だ。知的障害がある利用者約10人が交代で接客する。04年、蒸しまんの持ち帰り専門の店から始まり、08年10月、カフェスペースを備えて再オープンした。看板メニューは蒸しまん。近くにある就労継続支援事業所「上京ワークハウス」で皮から手作りしている。

県内初 おからクッキー「真心絶品」に認定 大分

大分合同新聞 
知的障害のある人が働く「森のクレヨン」(大分市坂ノ市)が製造している「おからクッキー」が、日本財団などが推奨する「真心絶品」に、県内で初めて認定された。おからクッキーは、県産材料にこだわって作った。おから含有率10%、30%、50%の3種類があり、食感の違いが特徴。1袋350円。トキハ本店などで販売している。森のクレヨンの丹羽和美施設長は「商品の良さが認められた。販路拡大に努め、利用者の工賃アップにつなげたい」としている。

表現力豊かに、障害者ピアノ演奏会 16日加古川 兵庫

神戸新聞 
障害のあるピアノ奏者らによるコンサート「夢と希望の奏で」(神戸新聞社後援)が16日、加古川市東神吉町天下原、加古川ウェルネスパーク・アラベスクホールで開かれる。ダウン症の同市立陵南中学校1年、山田真衣さん(13)=同市神野町=ら6人がピアノ演奏を、阪神・淡路大震災で弟を亡くしたゴスペル歌手、森祐理さんが歌声を披露する。午後1時開演。午前11時10分と午後0時10分、JR加古川駅北から無料のバスがある。前売り2千円(当日2500円)、小中学生千円。

発達障害の診療支援 広島県がマニュアル作成

中国新聞 
広島県は、自閉症などの発達障害がある子どもたちの診療を新たに始めようとする医師や病院向けの医療支援マニュアルを作った。診断、診療、家族への対応方法を具体例を挙げてまとめた。1500部を医療機関や各地の医師会などに配布する。A4判の227ページ。県立障害者療育支援センター(東広島市)のスタッフや学識経験者、保護者団体代表たちが作成に携わった。

乳児から青年まで発達障害児支援 島根

読売新聞 
発達障害などを抱える子どもとその保護者を乳幼児期から青年期までサポートする仕組みを整えようと、松江市教委は、「特別支援教育総合支援センター(仮称)」を来年4月に開設することを検討している。幼児期など早い段階で発達障害に気付き、小中学校進学時や就職時など各段階で、教育や保健、福祉、医療関係者が連携して指導することが狙い。県内では初めての施設になるという。

市民後見人:支援・養成の自治体7% 取り組みに差

毎日新聞 
認知症の高齢者や知的・精神障害者を支える「市民後見人」の養成や支援を行っている自治体が全体の約7%にとどまっていることが日本弁護士連合会の調査で分かった。今年4月で開始10年を迎えた成年後見制度には、社会全体で高齢者らを支援していこうとの理念があるが、自治体間で取り組みに大きな差が生じている。「養成、支援や啓発事業を行っている」としたのは24自治体だけだった。「実施していない」と回答したのは342自治体で、「現段階でニーズが感じられない」(54自治体)との理由が最多だった。

2010年5月11日火曜日

みんなでサッカー!カリフォルニア発 インクルージョン e soccer

Paraphoto 
2010年5月8日、アメリカ・カリフォルニア州サンフランシスコのサンマテオ群で、一般の子どもと障害のある子どもが週1回ともにサッカーを楽しむプログラム、e soccerの練習会が開催された。こういった包括的なプログラムは最近、「インクルージョン」という言葉を使って説明されている。e soccer は9年前、サンフランシスコの湾岸地域(ベイエリア)にあるベイ・エリア・クリスチャン・チャーチ(教会)のラス・エウェル氏が設立。障害のある子どもの父である彼は、当初子どもに野球をさせていたという。しかし、あるところで、実は「手と目の動作の連携よりも足と目の動作の連携のほうが発達しやすい」と耳にし、旧友に声をかけた。

障害ある子どもと山に “夢登山”7回で幕

大分合同新聞 
障害のある子どもたちを山に連れて行こうと活動をしている「大分ありんこ山の会」(中島知夏子代表)は9日、約200人のボランティアが担架や背負子(しょいこ)で子どもたちを担ぎ、九重町の牧ノ戸峠登山口から黒岩岳(1503メートル)の山頂を目指した。今年で7回目になる。ただ、資金的な課題や会員の高齢化などで継続が難しく、今回で締めくくることになった。中島代表は「大勢の協力があって7回の登山を実現できた。継続を願う声や支援をしてくれる人たちが見つかれば、またいつか復活させたい」と話した。

県障がい者スポーツ大会:全力で競技に挑む /宮崎

毎日新聞 
第9回「県障がい者スポーツ大会」(県など主催)が9日、宮崎市の県総合運動公園を主会場に開かれた。県内の身体、知的障害者らが出場し、陸上、水泳、バレーボール、卓球など9競技で練習成果を競った。10月に千葉県で開かれる全国大会の選考会を兼ねる

県知的障害者サッカー 豊田KOYO・A本戦連覇果たす 愛知

読売新聞 
第16回県知的障害者サッカー大会(愛知CUP)が9日、豊田市高町の市運動公園で開かれた。サッカーを通じて交流を深める目的で、春と秋に開催されている。県や県教委の後援を受け、県知的障害者サッカー連盟が主催した。9チームが参加した本戦の決勝では、豊田KOYO・A(豊田市)とアイビスA(岐阜県)が対戦。豊田KOYO・Aが2ー0で昨年に続き連覇を果たした。

授産所パン ふくらむ人気 福岡

朝日新聞 
田川市川宮の知的障害者らの通所授産施設「第2つくしの里」(木村良成施設長)の「ほっこり工房笑屋」で障害者と職員が取り組むパン作りが5周年を迎えた。小麦粉など材料にこだわり、焼きたてを販売することで、人気も高まり、売り上げも徐々に伸びている。今後、品数や販路を増やしていきたいと意気込んでいる。当初からパン作りに励んでいる中野晶代さん(40)は「立ちっぱなしの作業は大変だが、喜んで食べてくれるお客さんもいるので楽しい」。職員の平山美里さん(30)は「今後はモチモチした食感のパンなど新しい商品作りにも挑戦したい」と意欲をみせる。

アトリエ・エレマン・プレザン 佐藤敬子さん

MSN産経ニュース 
真珠のふるさと、英虞(あご)湾を望むのどかな大自然の中に「アトリエ・エレマン・プレザン」(三重県志摩市)はある。この地でダウン症の人たちの創作活動を支援して20年。夫の肇さんんとともに彼らの作品に芸術の本質を見いだし、力強い筆致に圧倒されてきた。彼らに「障害を持った人」というレッテルを張る健常者の愚かさ。「絵を教えるというより、教わることの方が多い」毎日だ。

探査機あかつき頑張れ  同名の障害者施設、種子島宇宙センターにちぎり絵

南日本新聞 
あかつき頑張れ~。中種子町の知的障害者施設「あかつき学園」が、同名の金星探査機「あかつき」を応援しようと、ロケットを描いたちぎり絵を制作、種子島宇宙センター(南種子町)に贈った。18日の打ち上げまでセンター内の宇宙科学技術館に展示される。同学園の長八千代・生活支援主任(50)は「ちぎり絵のロケットの中には、人を描き、成功を願うみんなの気持ちを込めた。朝早い打ち上げだが、園からも見えるので応援したい」と話した。

「障がい児・者のきょうだいの想い」

読売新聞 
知的障害児の通所訓練施設「浜松こども園」(浜松市南区米津町)が、心身に障害のある兄弟を持つ子供や大人の体験をつづった作文集「ももはな」を発行した。「ももはな」はB5判の冊子で72ページ。同園が2009年7~10月に募集した「障がい児・者のきょうだいの想い・作文発表事業」(読売新聞浜松支局など後援)の応募作35点をすべて収載し、傷つき悩みながらも障害者を家族として受け入れ、温かく見守り続ける人々への共感を呼ぶ内容となっている。

【この人に聞く】発達障害の生徒どうケア

朝日新聞 
日本航空高校西金沢学習支援センター長 佐藤公一さん
発達障害の生徒の教育充実を掲げる通信制高校サポート校「日本航空高校西金沢学習支援センター」が野々市町に開校した。周囲とのコミュニケーションや卒業後の支援など、一般の学校になじめない生徒たちへのきめ細やかなケアが特徴だ。センター長の佐藤公一さん(45)は、漫画家や格闘家など異色の経歴を持つ心理カウンセラーだ。

発達障害児を見守るネット構築へ 金沢

時事通信 
石川県金沢市教育委員会は、アスペルガー症候群など発達障害のある児童・生徒を早期に発見し、症状に合った指導を行うためのネットワークづくりに着手する。幼稚園・保育園、小学校、市の福祉部門、金沢大学の発達障害児研究機関と連携。教育現場での障害への理解を深めるため、研修会などを開催する。名称は「『気になる子』のためのネットワーク」。アスペルガー症候群や注意欠陥・多動性障害(ADHD)などの発達障害児や、集団生活になじめない子全般を対象とする。

力をくれる君が天使 砂川

朝日新聞 
砂川市の会社員、小田朋佳さんは、次男の中学3年、脩介君(15)を出産後、医師から耳慣れない病名を告げられた。障害の子を抱え、悩み、思いつめたが、小田さんの頑張りと周囲の励ましもあり、前向きに育てている。何より、脩介君の存在が勇気づけてくれるという。病名はプラダー・ウィリー症候群(PWS)。脩介君がPWSと診断されたのは生後2カ月の時。小田さんは医師から何かあったら病院に来て下さいと告げられた。経過観察となり、治療はなかった。「不安だった。聞いたこともない病名。何をどう気をつければいいのか、わからなかった。ただ、成長過程を見守るしかなかった」と振り返る。

2010年5月10日月曜日

ダウン症のわが子、愛情とぬくもりを写真集に

岐阜新聞 
「わたしたちのかわいい宝物を見て」。ダウン症の子を持つ母親たちのネットワーク「21+Happy」が写真集を作成した。わが子の素顔を写した写真には、限りない愛情とぬくもりが満ちあふれている。10日からは岐阜市を皮切りに、掲載写真を展示する巡回展が東海3県各地で始まる。同会代表の宮川美佳さん=大垣市=は「ダウン症への偏見や誤解をなくしたい。明るく楽しく生きている姿を見てほしい」と話している。今回開かれる写真巡回展は「21+Happy」が主催。ダウン症や染色体起因による障害のある子どもの写真など、東海3県から寄せられた135点が展示される予定だ。

感謝の心、書に込め 知的障害を乗り越え初の個展開催 山形

河北新報 
知的障害を持ちながら書に打ち込む山形市小白川町の山野井整さん(31)が、中国後漢時代の「張遷碑」(ちょうせんひ)の書写を完成させ、同市七日町の山形県芸文美術館(ナナビーンズ6階)で、初めての個展を開いている。12日まで。「張遷碑」は、405字の漢文を1文字ずつ写し、2年半かけて仕上げた大作。やや淡く、伸びやかな墨跡が見る者の気持ちを穏やかにする。初日の7日来場した山形市の主婦は「見ているとジーンとくる」と語った。「書くのが好きで、ずっと続けてきた。本当にうれしい」と山野井さん。何かを伝えたくて文字をつづるという人の営みが、また新しい出会いを呼んだ。

障害児者が動物とふれ合い、小学校に「動物村」/横須賀

カナロコ 
動物とふれ合う機会の少ない障害児者らに楽しんでもらう「動物村」が9日、横須賀市小川町の市立諏訪小学校にお目見えした。穏やかな陽気の中、来場者はウサギやニワトリのひなを抱いたり、お菓子を食べたりと思い思いに楽しんでいた。「動物村」は横須賀市が主催する毎年恒例のイベント。障害児者に小動物とふれ合ってもらうとともに、健常児にも障害者と交流してもらう狙いで参加を呼び掛けている。

全国大会出場懸け障害者熱戦 山口

中国新聞 
キラリンピック(山口県障害者スポーツ大会)と全国障害者スポーツ大会派遣選手選考会が9日、山口市維新公園の県スポーツ文化センターなどであった。県と県障害者スポーツ協会の主催で、今年で10回目。卓球やアーチェリー、水泳など6競技に約360人が参加して熱戦を繰り広げた。選考会で成績が上位だった選手が、10月に千葉県である全国障害者スポーツ大会に出場する。

県障害者スポーツ大会 陸上で840人熱戦 岡山

山陽新聞 
県障害者スポーツ大会「輝いてキラリンピック」(県、岡山市、県障害者スポーツ協会など主催、山陽新聞社会事業団後援)の陸上競技が9日、岡山市北区いずみ町、カンコースタジアムで開かれ、約840人が熱戦を繰り広げた。開会式では、大会会長の石井正弘知事があいさつ。岡山市東区南水門町、公務員宮本美紀さんと岡山東支援学校3年、若原奈々さんが「応援してくれるみんなに感動と勇気を与えたい」と選手宣誓した。

心も紡ぐ「さをり織り」 障害者施設に専門店 佐賀市大和町 利用者25人の作品並ぶ

西日本新聞 
社会福祉法人さくら会が運営する佐賀市大和町久留間の知的障害者通所授産施設「SAKURA」(角田隆浩施設長)内に、利用者が創作した「さをり織り」の専門店「アトリエSAKURA」がオープンした。利用者25人が紡ぎ出したストールやバッグ、きんちゃく、携帯電話のストラップなど色鮮やかな作品が施設内を彩っている。利用者の作品は、専門店のほかに県内外の8施設で扱っているといい、角田施設長は「利用者は自分の思いを紡ぎ出し、それぞれの感性を表現している。同じものは二つとない心のこもった手作り作品を、多くの人に紹介していきたい」と話している。

5作品パリへ アール・ブリュット・ジャポネ展 常設美術館準備も進む 沖縄

琉球新報 
若竹福祉会の社会就労センターわかたけ(浦添市前田)に通う利用者4人の作品が、パリ市立アル・サン・ピエール美術館で開催中の「アール・ブリュット・ジャポネ展」(同館主催、開催期間3月24日~2011年1月2日)に出品されている。国内の出展者は63人。沖縄から5人が選ばれ、うち4人がわかたけの利用者。同センターは今後、県内の古民家を活用した常設美術館を開設し、障害者らの作品展示や就労支援、地域おこしにつなげようと準備を進めている。

こども療育センター:県が来月から運営へ 鹿児島市「整肢園」跡を改修 /鹿児島

毎日新聞 
県は6月1日から、自閉症や学習障害などの症状がある発達障害児の診察・支援を実施する「県こども総合療育センター」を運営する。09年3月で廃止された肢体不自由児施設「整肢園」(鹿児島市桜ケ丘6)跡を改修して利用する。知的障害児、肢体不自由児などの外来治療や療育にもあたる。センター職員は約40人。小児科医に加え、新たに精神科医1人を常勤で配置。診断に加え、地域の保育所や学校の特別支援教育担当教員などと連携して治療・療育の指導に当たる。

2010年5月9日日曜日

第4回成人発達障害のソーシャル・スキル・トレーニング(SST)学習会

ValuePress! 
発達障害と歩む会『Companion』(代表:高橋今日子)は、成人発達障害のソーシャル・スキル・トレーニング(SST)学習会を、2010年6月6日に東京都台東区で開催します。ADHD、アスペルガー、LDなど持った発達障害者は、幼少の頃から現在まで発達障害がある故に、いろいろと苦労をしながら生きております。世間が発達障害を正しく理解してくれて、発達障害者に適切な支援が受けられる世の中になれば当事者の人達は生きやすくなるのではと考えております。当会では発達障害の理解啓蒙活動や当事者同士で勉強会を行っていきたいと思います。

松江市特別支援教育の在り方を答申 島根

山陰中央新報 
松江市の特別支援教育の在り方を話し合ってきた検討委員会の肥後功一委員長(島根大教育学部教授)が7日、市教育委員会の福島律子教育長に、乳幼児期から高校卒業までの一貫した支援体制を整備するよう答申した。答申では、松浦正敬市長の公約の一つでもある、相談などの拠点施設となる特別支援教育総合支援センター(仮称)を軸にした支援の充実を要望。同時に、特別支援教育が必要な子どもを早期に把握し、中長期的に支えるための相談体制の構築などを求めた。

喫茶&軽食8番:好評 「障害があっても働ける」ーー尼崎 /兵庫

毎日新聞 
身体障害や知的障害がある20~40代の人たちが接客やレジを担当する、尼崎市南塚口町1の地域活動支援センター「喫茶&軽食8番」が、住民の憩いの場となっている。同センター責任者の田中孝子さん(57)は「障害があっても地域で働けるということを、より多くの人に知ってほしい」と話す。同センターは、障害者の自立と社会参加を目的として、昨年4月に開設された。障害者5人と、サポートする職員の計約10人で営業。営業時間は平日午前10時~午後3時。土曜、日曜と祝日休み。

障害者書道クラブ:心をつかむ作品 書道歴44年の有松さん指導ーー上尾 /埼玉

毎日新聞 
上尾市コミュニティセンター(同市柏座4)内のボランティアビューローで、月に2回、自閉症やダウン症などの障害を抱えた人たちが集う「障害者書道クラブ」が開かれている。指導するのは、書道歴44年の有松則子さん(64)。有松さんは、生徒らが作品を書き終えると必ず「頑張ったね」と温かい拍手をおくり、筆をうまく握れないようであれば優しく手を添える。「ひだまりの小さな書作展」と題した展示会が、さいたま市大宮区の「画廊喫茶ルポーズ」で開かれている。生徒たちが書いた作品7点が展示されている。19日まで。

障害者世帯:年収300万円未満、55% 過半数が低い水準ーー県調査 /奈良

毎日新聞 
県内に住む身体、知的、精神など障害を持つ人の世帯のうち、年収300万円未満が約55%に上ることが7日、県が初めて実施した実態調査で分かった。全国消費実態調査(04年)によると、県内の世帯収入は平均約702万円。障害者世帯の過半数が低い水準にあることが浮き彫りになった。県障害福祉課は「障害者の介護などで家族が十分に働けないのではないか」とみている。障害区分別でみると、100万円未満の世帯は、知的障害の32%、精神障害の30・3%を占め、平均(20・9%)より高かった。

観光+福祉の交流拠点に ドライブイン開店 大分

大分合同新聞 
豊後大野市犬飼町の国道10号沿いに、ドライブイン「どんこの郷いぬかい」が10日、オープンする。自閉症の人たちが働く就労支援施設として社会福祉法人「萌葱(もえぎ)の郷(さと)」(五十嵐康郎理事長)が運営する。「観光機能だけでなく、福祉の交流拠点にもしたい」としている。五十嵐理事長は「自閉症は対人関係の持ちにくさなどの特徴から継続就労に結び付きにくかったが、適切なかかわりや支援があれば働ける。一人一人の可能性を広げたい」と話した。

発達障害の診療支援 広島県がマニュアル作成

中国新聞 
広島県は、自閉症などの発達障害がある子どもたちの診療を新たに始めようとする医師や病院向けの医療支援マニュアルを作った。診断、診療、家族への対応方法を具体例を挙げてまとめた。1500部を医療機関や各地の医師会などに配布する。A4判の227ページ。県立障害者療育支援センター(東広島市)のスタッフや学識経験者、保護者団体代表たちが作成に携わった。

2010年5月8日土曜日

障害者の就職1.8%増 2年ぶりプラス

日本経済新聞 
2009年度にハローワークを通じて就職した障害者は4万5257人で前年度比1.8%増え、2年ぶりに増加に転じたことが7日、厚生労働省のまとめで分かった。新規求職申込者数は12万5888人で5.1%増だったが、就職数を新規求職申込者の数で割った就職率でみると36.0%と3年連続で低下した。

毎日新聞 
業種別では医療・福祉17.8%▽製造業16.4%など。製造業就労者数は08年度比で17.8%減った。農林漁業(同38.2%増)、学術研究、専門・技術サービス(同29.3%増)などが大きく伸びた。解雇は2354人(同15.1%減)。障害を持ち働いている人は約33万2000人(09年6月1日現在)いる。

就職率(36.0%)は3年連続で低下している訳ですから、現状はやはり厳しい。

厚労省は「大企業を中心に精神障害などに対する理解が進んだことが背景」とみている。って、ただ数が増えたからということでしょうか。逆に身体障害、知的障害が減っていることのコメントはなし?

「発達障害などは716人」のカテゴリーが不明。他の記事では「発達障害や難病などの障害者も、44.6%増の716人」となっています。

09年度障害者の就職、4・5万人 佐賀新聞
障害者の就職、4・5万人に 千葉日報
障害者の就職、4・5万人に 道内は2146人 09年度、求職は過去最多 北海道新聞
障害者の就職、4・5万人に 09年度、求職は過去最多 山形新聞
障害者の就職、4・5万人に 09年度、求職は過去最多 長崎新聞
障害者の就職、4・5万人に 大分合同新聞
障害者の就職、4・5万人に/09年度、求職は過去最多 四国新聞
障害者の就職、4・5万人に 徳島新聞
障害者の就職、4・5万人に 09年度、求職は過去最多 福井新聞
障害者の就職、4・5万人に 09年度、求職は過去最多 カナロコ
障害者の就職、4・5万人 09年度、求職は過去最多 SankeiBiz
障害者の就職、4・5万人に 09年度、求職は過去最多 秋田魁新報
障害者の就職、4・5万人に 09年度、求職は過去最多 大阪日日新聞
障害者の就職、4・5万人 09年度、求職は過去最多 MSN産経ニュース
障害者の就職、4・5万人に 岩手日報
障害者の就職、4・5万人に 09年度、求職は過去最多 岐阜新聞
障害者の就職、4・5万人に 09年度、求職は過去最多 静岡新聞
障害者の就職、4・5万人に 09年度、求職は過去最多 日本海新聞
障害者の就職、4・5万人に/09年度、求職は過去最多 愛媛新聞
障害者の就職、4・5万人に 神戸新聞
障害者の就職、4・5万人に 09年度、求職は過去最多 京都新聞
障害者の就職、4・5万人に 09年度、求職は過去最多 富山新聞
障害者の就職、4・5万人に 09年度、求職は過去最多 西日本新聞
障害者の就職、4・5万人に 09年度、求職は過去最多 北國新聞
障害者の就職、4・5万人に 09年度、求職は過去最多 山陰中央新報
障害者の就職、4・5万人に 新潟日報
障害者の就職、4・5万人に 09年度、求職は過去最多 山梨日日新聞
障害者の就職、4・5万人に 09年度、求職は過去最多 熊本日日新聞
障害者の就職、4・5万人に 09年度、求職は過去最多 東奥日報
障害者の就職、4・5万人に 09年度、求職は過去最多 下野新聞
障害者の就職、4・5万人に 09年度、求職は過去最多 デイリースポーツ
障害者の就職、4・5万人に 09年度、求職は過去最多 中日新聞
障害者の就職、4・5万人に 09年度、求職は過去最多 中日スポーツ
障害者の就職、4・5万人に 09年度、求職は過去最多 河北新報
障害者の就職、4・5万人に 09年度、求職は過去最多 東京新聞
障害者の就職、4・5万人に 山梨日日新聞
障害者の就職、4・5万人に 09年度、求職は過去最多 山陽新聞
障害者の就職、4・5万人に 09年度、求職は過去最多 47NEWS
障害者の就職、4・5万人に 09年度、求職は過去最多 中国新聞

ネコのあくび:100円玉

毎日新聞 
小さな子どもを連れてパチンコ店の前を通りかかったところ、店から出てきた男がこちらをじっと見つめてきた。「がんばれよ」。男は手を握ってそう言うと去っていった。お母さんの手の中には100円玉があった。どうして男がそんなことをしたのかといえば、お母さんが障害児を連れていたからだろう。この国では<障害=かわいそう>という固定観念が社会の隅々まで行き渡っている。相手は好意でやったのかもしれないが、お母さんの腹立ちはよくわかる。「(障害児がいるのに)明るいのね」などと慰められたことがある親は多いのだ。

障害児家庭、難しい仕事と育児両立 介護の負担重い母親

河北新報 
障害児のいる家庭は母親が子どもの介護を担う一方、父親が生計を維持するため長時間働かざるを得ない傾向が強く、ワークライフバランス(仕事と生活の調和)が進んでいないことが、障害児の放課後ケアなどに取り組む仙台市泉区のNPO法人「グループゆう」の調査で明らかになった。介護・子育ての主な担い手は、母親が94%を占め、父親は4%だった。母親の51%は日常生活の中で「介護・子育て」の比重が一番高いと答えたが、父親は「睡眠」が最多の38%。父親の81%は平日、育児や介護に携わる時間が1時間未満しかなかった。就労状況を見ると、父親の95%が働く一方で母親は35%にとどまり、多くは年収200万円以下のパートタイマーだった。

障がいのある子持つ家族の作文を冊子に 浜松こども園が作製

中日新聞
浜松市南区の知的障がい児施設「浜松こども園」は、障がいのある兄弟姉妹を持つ子どもや大人から募集した作文を、冊子「ももはな」にまとめた。作文にはそれぞれの思いや葛藤(かっとう)、感謝の気持ちなどがつづられており、同園は「多くの人に読んでほしい」と呼びかけている。例えば、自閉症の兄を持つ中学生の宮崎文香さんは兄を施設にあずけて、両親と3人で旅行をした経験を書いた。兄のいない家族旅行を「楽しかった。でもそれは表だけ。たとえその場にいなくても家族は家族、いないとよけいに気になってしまう」と吐露。「兄がいる普通ではない家族は、私にとっては普通の家族」と続けている。冊子には余りがあり、申し込みがあれば無料で提供するという。

障害児学童クラブ 特別支援学校内に誕生

東京新聞
所沢市南永井に四月開校した「所沢おおぞら特別支援学校」内に「障害児学童保育つばさクラブ」(渡辺徹代表)が四月に新設された。十四人の子どもたちが利用している。クラブは、障害児家庭の子育て支援と、幅広い年齢層の障害児の交流で社会性をはぐくむ狙い。同支援学校の開校を機に、保護者や指導員、支援団体らでつくる運営委員会が設立。県内の同種のクラブは三十二カ所目で、特別支援学校内の設置は二カ所目という。

2010年5月7日金曜日

知的障害児サロン開所 岡山

中国新聞 
知的障害のある18歳未満の子どもと、親を対象にした障害児子育てサロン「わかば園」が6日、笠岡市横島に開所した。障害者自立支援法に基づく児童デイサービスを利用できない子どもや、障害児施設が長期休暇中の子どもたちも受け入れ、家族の負担軽減を図る。事業主体は笠岡市。岡山県の緊急雇用創出事業基金事業を財源に、障害児子育てサロン事業を独自に創出した。市から委託を受けた市社会福祉協議会が、障害者の親でつくる市手をつなぐ親の会(野村泉会長)と協力して運営していく。

みんなの店:福祉作業所の雑貨など販売 川西市役所にオープン /兵庫

毎日新聞 
川西市内の福祉作業所で、障害者が作った菓子やアクセサリーなどの製品のみを扱う販売所「みんなの店」が、同市役所1階にオープンした。接客も作業所のスタッフや障害者自らがあたる。これまで販路が限られていた製品を合同販売することで、作業所の活性化を図ろうと、作業所側が市に働きかけ実現した。障害者の社会参加にもつながると期待されている。販売所に製品を提供している同市小花の「障がい者サポートセンターふれんど」では、6人の視覚障害者らが布をリサイクルした人形作りに励む。代表理事の石光徹さん(49)は「自分たちだけの努力では成果は限られる。作業所同士の連携が始まり、本当によかった」と喜んでいる。

2010年5月6日木曜日

障害者の合同就職面接会、横浜と相模原で開催へ/神奈川

カナロコ 
厳しさを増す障害者雇用情勢を受け、県主催の「県障害者合同就職面接会」が5月17、19の両日、開かれる。17日は相模原市で、19日は横浜市で、50社程度を集めて行われる。県によると、障害者から「年度の早い時期に機会がほしい」といった声があり、神奈川労働局の協力のもと、初めて県が主催することにしたという。民間企業の障害者雇用状況は、事業所所在地で集計した県内の雇用率が2009年6月現在で1・75%。改善しつつあるが、依然として中小企業は低い水準が続いているという。

室蘭出身の鈴木さんが陶芸セラピーで身障者らと交流 沖縄

室蘭民報 
室蘭出身の陶芸作家・鈴木のり子さん(65)が今、沖縄県石垣市で障害者らと共に作品作りに励んでいる。鈴木さんは長年、土に触れることで心が癒やされる「陶芸セラピー」をライフワークとして取り組んでおり、心の病や悩みを抱える人々と共に歩む活動の場を広げている。 鈴木さんはメキシコの大学で講師を務める中で、陶芸を通じたセラピーを体験・実践し、十勝・清水町の福祉施設などでも入所者との作品作りを通じて、障害者との親交を深めてきた。

社会福祉法人うどん店開業 多摩

読売新聞 
知的障害を抱える人が働くうどん店「ぽんぽこ」が4月、多摩市聖ヶ丘2の聖ヶ丘商店街内に開店した。クッキー製造に定評のある授産施設を運営する社会福祉法人が、「通所者の働く場所を広げたい」と、新規事業に乗り出した。この1か月、こだわりのつゆを飲み干す人も多く好評で、今月6日に行われる開設式に合わせ、先着で100食が無料で振る舞われる。

知的障害の画家 美大で芸術交流

読売新聞 
知的障害を持ちながら、音楽に合わせて即興で絵を描くライブペインティングなどの活動で知られるデザイナーのAKIさん(23)=本名・木下明幸さん、世田谷区在住=が4月から、小平市の武蔵野美術大学の授業に「ゲストアーティスト」として参加している。大学関係者は、「学生とお互いに刺激を与えあう関係になれば」と期待している。これまで4回の授業に参加したAKIさんは、「同じくらいの年の学生と一緒に絵を描くのは楽しい」と笑顔。斎藤教授は「AKIさんの斬新な発想に学生たちも興味津々。今後は、より刺激を与えあうことができるよう、即興で絵を描くいつものスタイルのAKIさんを学生たちに見せてみたい」と考えている。

不登校の生徒ら受け入れ 高等専修学校設立へ 佐賀

佐賀新聞 
不登校や発達障害を持つ子どもたちが通う高等専修学校を佐賀市に開校する準備を、同市の臨床心理士加藤雅世子さん(51)が進めている。スクールカウンセラーの経験から「不登校状態を脱しても次の行き場がない子どもの未来を変えたい」と決意。高校卒業の資格が得られるように通信制高校と連携して商業実務を学ぶ一方、社会とのかかわり方などコミュニケーション能力を高める授業も盛り込む。来春開校を目指す。

展示会:発達障害の兄妹が絵画と詩 一宮の豊島図書館で25日まで /愛知

毎日新聞 
発達障害の一つ「アスペルガー症候群」の兄妹による絵画と詩の展示会「年規と絵美子のコスモス」が一宮市本町の豊島図書館で開かれている。25日まで。展示会を開いたのは一宮市の会社員、谷口年規さん(25)と事務職員、絵美子さん(22)。年規さんは名鉄のパノラマカーやJRの電車などを描いて出展した。休みを利用してカメラで撮影し、写真を模写した。年規さんがたくさんのドラえもんに囲まれて旅行する様子など、ほのぼのとした絵が並ぶ。絵美子さんは自作の詩と絵を紹介。いつも「友だち」「母親」「同僚」に囲まれた絵に自分の気持ちや感情を表現している。

2010年5月5日水曜日

第3回スマイルサッカー大会開催

浦和レッドダイヤモンズ
5月4日、レッズランドにて『浦和レッズハートフルカップ第3回スマイルサッカー大会』を開催した。この大会は、埼玉県障害者スポーツ協会と浦和レッズで企画して、毎年行なっている。今回で3回目になるはじめに「5月の爽やかな陽気の中でサッカーができ、浦和レッズの選手と同じように頑張りましょう」と塩浦綾子大会会長が挨拶し、続いて浦和レッズ橋本光夫代表が「レッズランドは多くの皆さんにサッカーを通じて楽しんでもらうための場所です。今日はここで皆さん、頑張ってください」と挨拶。浦和レッズから参加31チームへ、チーム毎にサッカーボールの贈呈が行なわれた。

不登校児童ら新たな一歩

読売新聞 
「安養寺フリースクール京都校」福島代表は、自宅でもある大津市の寺でフリースクールを始め、2000年に所有していた京町家を開放して京都校を開校した。不登校の小、中学生らがそれぞれのペースで通う。決まった授業はない。若者やボランティアのほか、近所のお年寄りらさまざまな人が出入りし、得意分野について助言する。外に出て野球をしたり、おしゃべりしたりもする。府教委によると、府内の公立小、中学校の不登校(年間30日以上欠席)の児童、生徒数は01年度の2855人から減少しているものの、なお2375人(08年度)。原因はいじめや学力、家庭環境、発達障害など多岐にわたるという。府教委は「不登校で悩む子どもに少しでも多くの選択肢を用意したい」と、08年度から同校などフリースクールの認定校に補助金を支給し、運営を支援している。

2010年5月4日火曜日

写真展:障害者ら撮影、個性と力強さの230点 16日まで展示ーー曽根崎 /大阪

毎日新聞 
障害を持つ人たちが撮影した作品を展示する写真展が2日、大阪市内で始まった。JR東西線・北新地駅東側の曽根崎地下歩道イベントスペースで16日まで。入場無料。写真撮影や鑑賞を通じて社会とのコミュニケーションを図り、心身を元気づけるフォトセラピー活動を行うNPO法人「日本フォトアートセラピー福祉協会」(摂津市)が主催。摂津市内の福祉施設に通う18~53歳の知的障害者ら約20人が、昨年から今年にかけて海遊館や天王寺動物園で撮影した作品のほか、撮影風景を記録した写真など計約230点を展示している。
みんな絵を描いたり手作業で何かつくることが多いですが、写真を撮るのもいいかも。独特の視点・構図が表現できるかもしれません。

知的障害の5人大舞台 千葉

読売新聞 
習志野市のNPO法人「希望の虹」から、仕事や余暇で支援を受ける知的障害者5人が4日、東京都豊島区の東京芸術劇場で、ベートーベンの交響曲「第九」第4楽章「歓喜の歌」を歌う。東京フィルハーモニー交響楽団やプロの声楽家と共演する大舞台だ。コンサートは、同区のNPO法人「ゆきわりそう」が合唱を通じて平和の大切さを訴えようと、1990年から不定期で行っている。歓喜の歌に本来はない、音域の狭い「第5のパート」を設け、全国の福祉作業所などで働く障害者約80人がこのパートを担当する。
第九を歌ったらほんとうに気持ちいいですよね。

発達障害児の成長支援 NPO法人、加美にデイサービス事業所 宮崎

河北新報 
宮城県大崎市のNPO法人「くもりのち晴れ」(佐藤玲子代表理事)が加美町菜切谷に、発達障害児らのデイサービスなどに取り組む事業所「カムカム2(ツー)」を開設した。障害児を対象とするデイサービスの拠点は大崎地方で初めて。こだわりが強かったり、集団生活になじめなかったりする特性に応じて、成長をサポートする。カムカム2では障害児・者のショートステイも受け入れ、年齢や障害の種別にかかわらず利用可能。デイサービス、ショートステイとも料金は障害の程度や所得によって異なり、個別に相談に応じる。佐藤代表理事は「家庭だけの子育てには限界もある。気軽に声を掛けてもらいたい」と話している。

2010年5月3日月曜日

サッカー:「もう一つのW杯」代表に 県立姫路特別支援学校高等部・草信選手 /兵庫

毎日新聞 
今年8月に南アフリカで開かれる「国際知的障害者スポーツ連盟第5回サッカー世界選手権」の日本代表(20人)に、県立姫路特別支援学校高等部3年でサッカー部主将の草信政裕選手(17)が選ばれた。関西からは唯一の代表選手。GKとしての選出だが、「ユーティリティープレーヤー」(複数のポジションをこなせる選手)としても注目されており、草信選手は「1試合でも多く出場し、できれば点を取りたい」と意気込んでいる。

太鼓祭:15団体が練習の成果披露ーー太田・ぐんまこどもの国 /群馬

毎日新聞 
太田市長手町のぐんまこどもの国野外ステージで3日、「太鼓祭inぐんまこどもの国」(日本太鼓協会主催、毎日新聞社後援)が開かれる。関東を中心に15団体が参加し、本県からは3団体が日ごろの練習の成果を披露する。3団体のうち「どんどんクラブ」は、05年に田渕勝也代表(45)が「和太鼓の演奏を通じ、子供たちの成長を支えたい」と設立した。知的障害を持つ幼児から社会人まで約160人が参加している。田渕代表によると、和太鼓の演奏を通じ仲間意識が芽生えたり、ルールを守る姿勢を身につけることができるという。太鼓祭は午前11時~午後3時。入場無料。

就学相談が過去最多 関心高まり背景に 沖縄

琉球新報 
特別支援学校の教諭15人が県の委嘱を受けて行う「障害児就学相談事業」の相談件数が2009年度は過去最多の3671件に上り、5年前の04年度933件に比べ3・9倍強と増加傾向が続いている。10年前の1999年度66件と比べると55倍強の増加。所管する県立総合教育センターでは、発達障害が認知されるようになったことや2007年度に特別支援教育が始まったことで保護者の関心が高まっていることや、他機関との連携体制が機能し始めたことで事業が周知されたことなどが増加の背景にあるとみている。

発達障害:健診で見極め 5歳児対象、全国55市町で

毎日新聞 
発達障害の早期発見を目的とした5歳児健診を始める自治体が増えている。「対人関係が苦手」「落ち着きがない」といった子どもの特性をつかみ、親や保育士が適切なケアをすることで、集団生活をスムーズに送れるように促すことが狙いだ。5歳児健診は鳥取県大山町が96年から始め、いまは県全域で健診もしくは発達相談をしている。05~06年に厚生労働省が行った全国調査では55市町が健診を実施していた。東京都世田谷区は4歳半で任意の発達相談に応じており、早期発見の流れは広がりつつある。

2010年5月2日日曜日

フェス飾る大きな花絵 市民ら400人が作った『ドリームズ』

東京新聞 
流山市の流山おおたかの森駅南口都市広場に、市民らが協力し合って「ドリームズ」という題の大きな花絵を作った。花絵作りは、29日から始まった花と緑と音楽の祭典「グリーンフェスティバル」の催しとして実施。メーン行事がある4日には、花絵の花を栽培した県立流山高校と県立特別支援学校流山高等学園が花を販売する。さらに「曽根麻央&フレンズ」のジャズや、モンゴルの民族楽器「馬頭琴」の演奏などが行われる。

心で指導 笑顔引き出す(上)知的障害児にサッカー

中日新聞 
◆「トラッソス」吉沢昌好さん
知的障害児・者にサッカーを教える同区のNPO法人「トラッソス」の副理事長。愛称は「よしコーチ」。子どもたちと接する姿は、指導というより一緒に楽しんでいるようだ。「知的障害児のスクールを開きたい」。二〇〇三年にチームを辞め、介助員のアルバイトで一緒だった中学の同級生藤沼光輝(34)と、設立したのがトラッソスだ。知的障害児の指導は、コミュニケーションに気を使う。「感覚が鋭敏で独特。かといって言葉でごまかせない。結局、心と心だ」こうした指導ができる指導者は少ない。障害児がスポーツを楽しむ場所は身近にはなかなかない。吉沢もそれを痛感する。

みちのくアスリート:知的障害者サッカー日本代表・加藤隆生さん /宮城

毎日新聞 
◇前回大会の雪辱、南アでーー秋田市在住、加藤隆生さん(21)

06年にドイツで開かれた知的障害者のサッカー選手権「INASーFIDサッカー選手権」に日本代表ゴールキーパーとして出場。8月の南アフリカ大会の代表選手にも選出され、再び世界の舞台に挑む。同選手権はFIFAワールドカップと同じ年に開かれ、世界4ブロックの代表16チームが出場する。ルールは国際サッカー連盟(FIFA)が定めるものと同じで、ピッチの広さも競技時間も変わらない「もう一つのワールドカップ」だ。

障害者の障壁を長所に キヤノンウィンド

大分合同新聞 
知的障害のある人が働く製造業の「キヤノンウィンド」(大分市迫、村野誠社長)は、重度障害者特有のこだわりの強さを生かして、カメラ付属品の袋詰めなどに取り組んでいる。これまで“こだわり”は仕事をする上で障壁になると考えられていたが、逆に長所として生かせる仕事を安定的に提供することで障害者の就労を後押ししている。社は今後、社員を30人に増やす計画。丹羽和美理事(同法人常務理事)は「障害の特性に合った職種であれば十分に働けることが示された。働きたい、収入を得たいと願う人々を支援していきたい」と話した。

福島消費者・少子化担当相:高崎の障害者施設を視察 /群馬

毎日新聞
障害者政策の特命担当相も務める福島瑞穂消費者・少子化担当相は30日、重度の知的障害者が入所する高崎市寺尾町の「国立のぞみの園」を視察した。同園の遠藤浩理事長から施設について説明を受けた後、自閉症や行動障害の人が暮らす「かわせみ寮」、重度障害を抱える高齢者が暮らす「あかしあ寮」などを視察した。

発達障害:早期発見へ健診、5歳児に無料で 支援施設紹介もーー都医師会 /東京

毎日新聞 
都医師会は5月から、発達障害の有無を見極める5歳児健診を始める。集団生活になじめず「困った子」にされがちな発達障害に、親や保育士が早期に気づき、適切な対応を取るのが目的。5歳児健診は鳥取県や東京都目黒区など一部自治体が行っているものの、医師会が独自で取り組むのは珍しい。初年度は都内の小児科など約100カ所で受け付け、「発達に不安がある」との訴えがあれば、無料で健診する。

2010年5月1日土曜日

教員採用を大幅増 県教委、団塊世代大量退職で 長野

中日新聞 
県教委の障害者雇用率(事務職を含む)は、08年度が1・76%と徐々に上昇してきたが、09年度は0・05ポイント低下。同年度は対象職員約1万1800人のうち201人で、雇用率は都道府県の上位から24番目にとどまっている。教育総務課によると、事務職員だけをみると2%を超えており、法定雇用率に届いていない要因は教員。担当者は「教員は専門職で、指導能力を第一に判断するため達成が難しい」と説明する。
技術的なことはわかりませんが、知的障害者が何らかの形で教育現場に出られたなら、子供たちのためにとっていいことだと思います。

障害年金の案内せず 428自治体、手帳交付時

47NEWS 
全国の市区町村のうち24%に当たる428自治体が、身体、知的、精神障害者に障害者手帳を交付する際、障害年金の存在を案内していなかったことが30日までの厚生労働省の調査で分かった。障害年金をめぐっては「制度の存在や対象になることを知らずに申請せず、受給漏れの人が相当数いるのではないか」との指摘がある。
記事とはちょっと違いますが、年金相談センターで自分の年金状況を調べてもらった時、障害年金のことも聞いてみましたが、あまりよく教えてくれなかった記憶があります。パンフレットみたいのもなかったです。

障害者アート 万博へ

朝日新聞 
◇あす開幕/上海に出向き交流も 
川越市を拠点に絵画や陶芸などの創作活動を通じて知的障害者の自立を目指しているNPO法人「あいアイ」(同市、粟田千恵子理事長)の会員の作品が、5月1日に開幕する上海万博で展示されることになった。万博側がパビリオン内に常設展示のスペースを用意してくれたほか、トラックを「移動美術館」に仕立て、万博会場内を巡回する。また期間中、障害者の会員らが現地入りして交流することにしている。

自閉症のわが子のためにコミュニュケーションシステムを作った父親

GIZMODO JAPAN
重度の自閉症と学習障害の結果、11歳のCallum Lodge君は話すことができません。そんなCallum君が少しでも周りの世界とコミュニケーション出来るように、彼のお父さんはコミュニケーションシステム「Speaks4me」を開発しました。ビデオでもお分かりのように、Speaks4meはコミュニケーションが必要な時・何か考える必要がある時に、画像をタッチ操作で選ぶことでそれを簡単に伝えることができるようになっています。
ハード込みの販売みたいです。かなり高額。ソフトウエア単体の販売はないのでしょうか。

脳内マリファナ類似物質が、脳発達に重要なことを発見

理化学研究所
脳科学総合研究センター大脳皮質回路可塑性研究チームは、米国ジョンズ・ホプキンズ大学と共同で、脳内に存在するマリファナに類似した物質「内因性カンナビノイド(eCB)」が、抑制性シナプスの機能発達に重要な役割を持っていることを発見しました。 eCBは、シナプス前部にある受容体を介して神経伝達物質の放出を抑制する物質で、強い入力後シナプスの通りが長期持続的に悪くなるシナプス長期抑圧にも寄与しています。研究グループは、この情報伝達の通りを悪くする長期抑圧が、実はシナプスの疲労を低減させて、伝達の安定化に役立つことを突き止めました。抑制性シナプスの機能発達障害は、てんかんやさまざまな発達障害に関与するとされ、 eCB作用機序の解明で、これら障害の予防や治療薬の開発につながることが期待されます。

「アスペルガーを考える」に大きな反響

東京新聞 
健康面で四週にわたり連載した「変わってる!?と言われてー大人のアスペルガーを考える」(二〜二十三日)に、多くの反響が寄せられました。発達障害の診断を受けないまま社会生活を送り、さまざまな苦悩を抱える当事者や家族が多いことを、あらためて感じました。反響の一部を紹介します。 
「変わってる!?」と言われて 大人のアスペルガーを考える<1>
「変わってる!?」と言われて 大人のアスペルガーを考える<2>
「変わってる!?」と言われて 大人のアスペルガーを考える<3> 
「変わってる!?」と言われて 大人のアスペルガーを考える<4>
「アスペルガーを考える」に大きな反響 

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