2010年5月2日日曜日

心で指導 笑顔引き出す(上)知的障害児にサッカー

中日新聞 
◆「トラッソス」吉沢昌好さん
知的障害児・者にサッカーを教える同区のNPO法人「トラッソス」の副理事長。愛称は「よしコーチ」。子どもたちと接する姿は、指導というより一緒に楽しんでいるようだ。「知的障害児のスクールを開きたい」。二〇〇三年にチームを辞め、介助員のアルバイトで一緒だった中学の同級生藤沼光輝(34)と、設立したのがトラッソスだ。知的障害児の指導は、コミュニケーションに気を使う。「感覚が鋭敏で独特。かといって言葉でごまかせない。結局、心と心だ」こうした指導ができる指導者は少ない。障害児がスポーツを楽しむ場所は身近にはなかなかない。吉沢もそれを痛感する。

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