2010年1月31日日曜日

発達障害ニュース 1月31日

発達障害の特性理解を 大田原で発達障害セミナー 下野新聞
市教委、市幼保小連絡協、国際医療福祉大主催の講演会「発達障害セミナー」がこのほど、同大大講堂で開かれた。臨床心理士でNPO法人えじそんくらぶ代表の高山恵子さんが「発達障害の理解と支援~家庭・園・学校でできること」の題で講演した。県内をはじめ埼玉、茨城など県外からも教諭や幼児教育関係者、保護者ら約550人が参加し熱心に話を聞いた。

駆け抜けろ!!:八王子夢街道駅伝 注目チーム紹介/4 /東京 毎日新聞
小学部から高等部まで、知的発達障害を持つ児童・生徒約300人が通う都立八王子特別支援学校。2年前から出場を続ける「常連校」となっており、今年も高等部の6人が高校男子の部(3部)にエントリーしている。大会への出場は、当時同校の教諭で陸上部顧問だった小林隆さん(61)が生徒から「地元の大会に出てみたい」と言われたのがきっかけ。

出発を励ます集い:知的障害者「応援に感謝します」 /福岡 毎日新聞
第29回出発を励ます集い(北九州市、北九州市手をつなぐ育成会主催、毎日新聞西部社会事業団後援)が30日、戸畑区汐井町のウェルとばたであった。入学や卒業、成人、還暦など人生の節目を迎えた育成会会員の知的障害者96人に記念品が贈られた。

県立阪神特別支援学校:歌や演劇、400人熱演 来年度改編 /兵庫 毎日新聞
来年度から改編される県立阪神特別支援学校(西宮市田近野町)で30日、知的障害のある生徒たちが歌や演劇を披露する学習発表会が開かれた。手作りの衣装に身を包んだ小学部から高等部に通う約400人の熱演に、見守っていた保護者から温かい拍手が送られていた。

就労促進訴え決議 県知的障がい者大会、180人参加 琉球新報
第43回県知的障がい者教育・福祉・就労研究大会(県手をつなぐ育成会主催)が30日、那覇市の県総合福祉センターで開かれ、関係者ら約180人が参加した。障害者の意見発表や高嶺豊琉球大学教授の講演、シンポジウムがあり、知的障害者の就労促進や自立生活ができるような所得の保障、障害者権利条約の批准に向けた国内法制の見直しなどを求める大会決議を採択した。

障害者雇用と業績向上の両立学ぶ 福井新聞
福井県発達障害児者支援センター「スクラム福井」は30日、自閉症やアスペルガー症候群など、発達障害者の雇用促進に関するセミナーを福井市の福井商工会議所ビルで開いた。県内の事業主や企業の人事担当者ら28人が発達障害者の雇用状況や実情について学んだ。

県立甲良養護学校:自作そば手打ち、生徒280人が舌鼓 /滋賀 毎日新聞
県立甲良養護学校(甲良町)でこのほど、学校農園で生徒たちが栽培したそば粉で教職員がそばを手打ちし、全校児童、生徒と職員計約280人が給食で味わった。学校給食週間(29日まで)に合わせた活動。同校は田園地帯にある環境を生かして農業体験学習に力を入れ、高等部1年生がそばを栽培している。

2010年1月30日土曜日

発達障害ニュース 1月30日

障害児の家族ら対象にメルマガ創刊 山陽新聞
倉敷市総合療育相談センター「ゆめぱる」(同市笹沖)が、障害児の家族らを対象としたメールマガジン「ゆめぱる通信」を創刊した。子どもの発達や福祉サービスに関する情報を月1、2回のペースで届けている。配信しているのは、市内外の研修会・セミナー情報をはじめ、福祉サービスを受けるための手続き案内、“先輩ママ”や発達支援コーディネーターらのコラムなど。

「光とともに…」の漫画家・戸部けいこさん死去

戸部 けいこさん(とべ・けいこ=漫画家)28日午前0時18分、東京都千代田区の病院で死去、52歳。兵庫県出身。葬儀・告別式は近親者で行う。代表作の「光とともに…」は自閉症の子どもとその家族の歩みを描いた物語で、テレビドラマ化もされた。月刊誌「フォアミセス」で連載していたが、昨年3月号を最後に休載し、その後闘病生活を送っていたという。

2010年1月29日金曜日

発達障害ニュース 1月29日

なかよし作品展:障害ある生徒ら500人の作品展示ーー尼崎 /兵庫 毎日新聞
尼崎市内の特別支援学級などに通う身体・知的・情緒障害の子どもによる絵画や立体作品の展覧会「なかよし作品展」が28日、同市昭和通2の市総合文化センターで始まった。それぞれの個性を発揮した約500人の力作が並ぶ。来月1日まで、無料。

作品展へ制作追い込み 京都新聞
京都府立向日が丘養護学校(長岡京市井ノ内)高等部の生徒たちが、2月17、18両日に同市開田の市立産業文化会館で開く作品展に向け、制作の追い込みに入っている。作品は木工や陶芸、縫製などから絵画、書までと多彩。「授業で一生懸命に作った作品を、多くの人に見てほしい」と頑張っている。

三原名物 だるまストラップできた 読売新聞
三原市大和町の授産施設「もりの輝舎」(岡田雄幸所長)が、三原名物のだるまにちなんだ木工製品「ダルマストラップ」(長さ約12センチ)を製作。だるま市として知られ、今年は2月12~14日にJR三原駅周辺で開かれる「三原神明市」で販売する。同施設が神明市に出品するのは初めてで、岡田所長は「障害者の作品が多くの人の目に触れる絶好の機会。彼らの自信につながればうれしい」と期待している。

あんどYOU:笑顔伝えたい 不登校・発達障害の親の会、来月6日合唱披露 /滋賀 毎日新聞
不登校や発達障害の子どもを持つ親らでつくる「あんどYOU」(安土町)のメンバーが2月6日、「安土町町民のつどい」で混声合唱を披露する。「みんなの笑顔を伝えたい」。思いを歌に込め、練習を重ねている。が集まり、アンジェラ・アキさんの「手紙」など4曲を合わせた。

2010年1月28日木曜日

発達障害ニュース 1月28日

散歩道:知的障害者のワークショップーー桜川 /茨城 毎日新聞
桜川市真壁町亀熊の社会福祉法人「筑紫会」は27日、同会が運営する障害者支援施設「真壁厚生学園」で、知的障害者の芸術的な創作活動を支援する「元気なアートコラボラボ・桜川芸術祭2010」のワークショップを開き、近くの真壁授産学園も合わせ2施設の利用者計30人が2日がかりで段ボールの靴づくりに挑戦した。

東近江の授産施設で粉砕機が本格稼働 ペットボトルキャップ処理拡充 中日新聞
東近江市平田町の知的障害者通所授産施設「あゆみ作業所」にペットボトルのキャップを粉砕する機械が導入され、本格的に稼働を始めた。同市では、二酸化炭素(CO2)も削減できるとして一昨年6月からペットボトルのキャップ回収運動に取り組んでいる。同作業所は回収作業を請け負う障害者支援施設の一つで、回収の収益金を障害者の工賃、ポリオなどのワクチン購入費に充てる。

知的障害支援校の豊能・三島設計を10年度 建通新聞
大阪府教育委員会は新たな府立知的障がい支援学校4校の整備事業で、2010年度は「豊能・三島地域」の新設校で基本設計を実施する計画。11年度の着工を目指す。このほか、2校で基本計画の策定を予定している。知的障害のある児童・生徒が増加していることから、地域別に4校を新設する事業。

うちの子ってちょっと違う? 足利で発達障害の講座 下野新聞
子どもの発達障害に関する講座「うちの子って まわりとちょっと違う?」が2月14日から計3回、市生涯学習センターで開かれる。就学前後の子どもの保護者を対象にした講座で、実際に発達障害がある子どもを持つ保護者らが講師を務める。企画したのは市内のボランティアグループ「あしかが子育て応援ネット」(大島裕子代表)。昨年と同様、市生涯学習課の市民企画実践講座として開かれる。

2010年1月27日水曜日

発達障害ニュース 1月27日

つくばの「自然生クラブ」、地球市民賞受賞 知的障害者、有機農業と表現活動 MSN産経ニュース
国際理解に貢献し、地域に根ざした国際文化交流活動を行っている団体や個人に贈られる国際交流基金(東京都新宿区)の平成21年度「地球市民賞」に、茨城県つくば市臼井のNPO法人「自然生(じねんじょ)クラブ」(柳瀬幸子代表理事)が選ばれた。茨城県内からの選出は4年ぶり4件目。授賞式は2月25日、東京・四谷の国際交流基金JFICホールで開かれる。

ウイングル、障害者雇用と福利厚生と利益を実現する「オフィスコーヒーサービス」を開始 日本の人事部
障害者雇用促進事業を展開するウイングル(宮城県仙台市、長谷川敦弥・代表取締役)は、本日焙煎珈琲「銀の豆」(東京都荒川区、亀山逸人・代表)と共同で、オフィス内で従業員に対し、コーヒーを販売する業務を行う新しい障害者雇用促進のモデルを2月1日から開始することを発表いたします。

ボッチャ教室:障害者対象に、橋本で来月18日 /和歌山 毎日新聞
県障害者スポーツ協会は2月18日、橋本市北馬場の県立橋本体育館でスポーツ「ボッチャ教室」を開く。中学生以上の身体障害者、知的障害者が対象で、同11日までに所定の申込用紙で申し込む。約20人。無料。

感性豊かな竜馬展/萩市 朝日新聞
須佐の市立育英小3年生で、特別支援にこにこ学級に通う自閉症の波田(はだ)竜馬(りょうま)君(9)が描いた絵や書など感性豊かな作品を紹介する「竜馬展」が、2月2日から須佐図書館で開かれる。館は「竜馬君の描き出す不思議な世界を、ちょっとのぞいてみませんか」と呼びかけている。

発達障害相談や診療 福山市が療育センター基本構想案 中国新聞
福山市は、発達障害がある子どもを専門的に診る「療育センター」の基本構想案をまとめた。対象は原則就学前の子どもとし、初期相談や外来診療のほか、療育関連施設へのコーディネート機能など掲げている。

2010年1月26日火曜日

発達障害ニュース 1月26日

アウトサイダー・アート 芸術は障害を超える /滋賀 毎日新聞
アール・ブリュット。聞き慣れないフランス語だが、米国ではアウトサイダー・アートと呼ぶ。日本では障害のある人の芸術作品のことを指すことが多い。パリ市立アル・サン・ピエール美術館で3月、全国の障害のある作家ら65人の作品展「アール・ブリュット ジャポネ展」が開かれる。国境を超えて発信される彼らの作品の魅力とは? 一般的な「芸術」と何が違うのか。

不況直撃 売り上げ激減の授産施設 湖西の企業訪問し食品など販売 中日新聞
自動車関連の仕事を受注し、世界的不況のあおりを受けている湖西市内の小規模作業所や授産施設が25日、激減した売り上げを補おうと市内の民間企業を訪れて食品や農作物、日用品などの販売を始めた。

評判ラーメン 「実習の場に」 読売新聞
知的障害児が通う特別支援学校元校長の牧野要二さん(57)が、長年の趣味だった料理の腕をいかし、自宅のある白岡町新白岡にラーメン店「天下御麺(ごめん)」を開業、教え子たちの職業訓練の受け入れを始める。オープンからまだ2か月だが、看板のシナモンラーメンや、手作りのみそやしょうゆで作ったスープは、地元のラーメン通をうならすほどの味。生徒の自立の足がかりになれば、と牧野さんは奮闘している。

知的障害支援校を新設 県教委が整備計画 茨城 MSN産経ニュース
茨城県教委は障害を持つ児童生徒の教育を担う県立特別支援学校について、知的障害特別支援学校の新設を軸とした平成22~26年度の5年間の「県立特別支援学校整備計画」を策定した。

特別支援学校の在籍者が過去最高 兵庫県内 神戸新聞
障害がある子どもが通う兵庫県内の特別支援学校の児童生徒が急増している。県教委のまとめでは本年度、過去最多の計4399人。特に増えているのは知的障害がある児童生徒で、1999年度と比べて約1・5倍になった。軽度の知的障害児の進学が目立ち、県教委は「特別支援教育や障害に対する理解が広がり、専門教育のニーズが高まったためでは」としている。

発達障害の子らに支援ひろげよう 読売新聞
高機能自閉症&アスペルガー症候群ネットワーク会議が24日、鹿児島市のハートピアかごしまで開かれた。日本自閉症協会が支援の輪を広げるために開き、発達障害の子を持つ親や教師ら約120人が参加した。会議で講演した鹿児島大大学院臨床心理学研究科の服巻豊准教授は、子どもや家族のサポートについて、「本人の特性を理解し、周囲にどのように受け入れられているかなどの状況を把握することが第一歩」などと助言した。

2010年1月25日月曜日

発達障害ニュース 1月25日

東金女児殺害、弁護士が独自鑑定「犯行不可能」 読売新聞
「証拠出してくれない」保育園児殺害の被告弁護団が検察を批判 MSN産経ニュース
千葉県東金市で2008年9月、保育園児成田幸満(ゆきまろ)ちゃん(当時5歳)が遺体で見つかった事件で、殺人罪などで起訴された勝木諒(りょう)被告(22)の主任弁護人の副島洋明弁護士が25日、東京都内で記者会見を開き、勝木被告の運動能力や言語コミュニケーション能力に関する独自の鑑定結果を発表した。

卓球、巧みにラリー楽しむ 京都新聞
身体・知的障害者を対象にした卓球教室が24日、京都府城陽市中の府立心身障害者福祉センターで始まった。参加者は車いすやつえを使いながらも、巧みなラリーを展開していた。

県障がい者ボウリング協会が発足 大分合同新聞
県障がい者ボウリング協会の発会式と設立記念大会が24日、大分市玉沢のボウリング場であり、県内から選手約50人が参加した。2008年に県内で開催された全国障害者スポーツ大会を契機に、選手の育成と強化を図る組織づくりへの機運が高まり、県ボウリング連盟と県障害者スポーツ指導者協議会、県障がい者体育協会が連携して設立した。

知的障害者住みよい社会に 松山で大会 愛媛新聞
知的障害者の保護者らでつくる県手をつなぐ育成会(岡部国男会長、1539人)の第39回研修大会が24日、松山市若草町の市総合福祉センターであり、すべての人が地域の中で当たり前に生きられる社会づくりを目指して意見交換した。

知的障害者の育成会運動の記録 三田の藤原さん出版 神戸新聞
昨年11月に旭日小綬章を受章した「全日本手をつなぐ育成会」元理事長、藤原治さん(70)=三田市西山=が、知的障害者の地域生活の実現へ活動してきた歩みを著書「初心を忘れず~育成会運動と地域生活」にまとめた。これまでの機関誌への寄稿や講演、対談を収録したメッセージ集で、藤原さんは「遺書代わり。若い人たちに変遷を伝える一助になれば」と願う。

第1回成人発達障害向けソーシャル・スキル・トレーニング ValuePress!
就労支援推進ネットワーク(所在地:東京都羽村市 理事長:小林浩一)は、「第1回成人発達障害向けソーシャル・スキル・トレーニング」を、2010年3月24日に神奈川県川崎市で開催する。

発達障害の女性のダネラアート展開催 朝日新聞
知的障害のある笠間市笠間の山本順子さん(32)が、10年かけて作ったダネラアートの作品展が同市の県陶芸美術館で開かれている。娘の可能性を見つけたい、そう思って二人三脚で歩んだ父・弘さん(57)の思いで8年ぶりに実現した展覧会。弘さんは「知的障害のある子の親にぜひ見てほしい。同じ境遇の人たちの希望につながればうれしい」と話している。31日まで。

2010年1月24日日曜日

発達障害ニュース 1月24日

まちなかに障害者の居場所を 佐野で4月 社会福祉法人が複合型施設 下野新聞
小中町の社会福祉法人「とちのみ会」は、中心市街地での障害者の居場所づくりと地域住民との交流の場を目指して4月、大町に福祉喫茶ルームや相談支援室、通所作業所、グループホームを備えた複合型福祉施設を開設する。障害者が地域で市民の一員として暮らすノーマライゼーションの理念を広める拠点にする。「障害者の複合施設がまちなかにできるのは珍しい」(市障がい福祉課)という。

届いてホットハート 福祉施設の作品販売 あすまで久喜 埼玉新聞
福祉施設で手掛けた作品を販売する「第6回ホットハートフェスティバル」が25日まで、久喜市のイトーヨーカドー久喜店で開かれている。会場では生ライブも演奏され、多くの買い物客らを集めている。久喜市など5市5町から18施設が参加。主催する久喜市のNPO法人「あかり」の古堺義通専務理事(65)は「障害がある人も地域で暮らしていくために、これを機に施設について理解を深めてもらいたい」と話す。

障害あっても 手工芸に笑顔 読売新聞
知的障害を持ちながら、デンマーク生まれの手工芸作品を作り続ける笠間市の山本順子さん(31)の作品展「ダネラアートの世界ー順子10年の歩みー」が、31日まで同市の県陶芸美術館県民ギャラリーで開かれている。娘の作品作りを応援し、これまで支えてくれた人に感謝の気持ちを伝えたいと作品展を企画した父・弘さん(56)は「夢中になれるものを見つければ、障害があってもこんな作品を作れることを知ってほしい」と話している。

成人式:知的障害ある10人ーー横浜 /神奈川 毎日新聞
横浜市鶴見区の鶴見会館で23日、知的障害のある10人の成人式(区障害児者団体連合会主催)が開かれた。立食パーティーと音楽演奏を楽しんだ。新成人は区内の作業所で働く人が多く、背広やドレス姿で出席。藤田美智子会長(57)が「20歳おめでとう。大人としてこれから仕事に遊びにがんばって」と激励した。

交流サッカーフェス:障害者チームがプロ選手らとーーさいたま /埼玉 毎日新聞
知的障害者のサッカーチームが集う「交流サッカーフェスティバル」(県障害者交流センター主催)が23日、さいたま市緑区の埼玉スタジアムであった。サッカーの楽しさを伝えようとプロ女子サッカー選手も試合に加わり、一緒に汗を流した。県内の31チーム、小学生以上の約360人と浦和レッズレディースのFW堂園彩乃選手(19)らプロ選手3人が参加した。

『触法障害者』支えたい 『国立のぞみの園』主催 高崎で来月福祉セミナー 東京新聞
知的障害によって罪悪感がないまま罪を繰り返す「触法障害者」をテーマにした「福祉セミナー」が二月二十五日から二日間、高崎市高松町の高崎シティギャラリーコアホールで開かれる。全国に先駆けて触法障害者の受け入れに乗り出している重度知的障害者総合施設「国立のぞみの園」(高崎市)の主催。副題を「福祉サービスを必要とする罪を犯した知的障害者等の地域生活支援に向けて」とした。

県内外障害者7人の作品 伊那でユニークな100点展示 信濃毎日新聞
県内外の知的障害者ら7人の作品を展示する「チカクニアルセカイ」は23日から2月21日まで、伊那市の県伊那文化会館で開く。上田小県地方の障害者福祉施設職員でつくる「長野福祉アートネットワークna.[ナ;]」などが主催。企業名、アラビア文字を鉛筆で紙に書き込んだ作品、紙を切り抜いて作った模型電車など約100点が並ぶ。

2010年1月23日土曜日

発達障害ニュース 1月23日

教諭ら障害児への支援考える 京都新聞
丹波2市1町の教育・福祉関係者が、障害のある子どもへの支援の在り方を考える「実践交流会」が22日、京都府南丹市八木町柴山の府立丹波養護学校で開かれた。学校や福祉施設などの連携強化を目的に、同校が毎年実施し、教諭や福祉施設職員、行政関係者ら約150人が参加した。

ペン画展:心安らぐ 自閉症の川崎衣里奈さん、初ーー宗像の画廊 /福岡 毎日新聞
福津市宮司5、川崎衣里奈さん(11)=北筑前養護学校小学部6年=のペン画「えりなちゃんの世界」展が、宗像市赤間4の画廊「カンヴァス」で開かれている。初個展には、下絵もなしに1本線で自由に描いた愛くるしいアオムシやカニなど約170点が展示され、鑑賞者の心を優しく包んでいる。27日まで。無料。

「障がい者制度改革推進会議」に発達障害者の参加を要望

発達障害者の参加を要望 政府の制度改革推進会議に 47NEWS
発達障害の当事者団体や研究者などでつくる「日本発達障害ネットワーク」は22日、政府が障害者政策を見直すために設けた「障がい者制度改革推進会議」に発達障害の当事者が不在だとして、検討過程への参加を求める要望書を鳩山由紀夫首相に提出した。

 ・発達障害者:「推進会議」に参加を…支援団体が要請 毎日新聞
 ・「障がい者制度改革推進会議」に発達障害の当事者を キャリアブレイン
 ・「障がい者会議」発達障害者の参加要望 TBS News
 ・「障がい者会議」発達障害者の参加要望 毎日放送
 ・「発達障害」当事者の参加を 政府の制度改革推進会議に要望 MSN産経ニュース
 ・発達障害者の参加を要望 政府の制度改革推進会議に 長崎新聞
 ・発達障害者の参加を要望 大分合同新聞 -
 ・発達障害者の参加を要望 政府の制度改革推進会議に 京都新聞
 ・発達障害者の参加を要望 政府の制度改革推進会議に 山陰中央新報
 ・発達障害者の参加を要望ー政府の制度改革推進会議に 富山新聞
 ・発達障害者の参加を要望 政府の制度改革推進会議に 静岡新聞
 ・発達障害者の参加を要望 神戸新聞
 ・発達障害者の参加を要望 岩手日報
 ・発達障害者の参加を要望ー政府の制度改革推進会議に 北國新聞
 ・発達障害者の参加を要望/政府の制度改革推進会議に 四国新聞
 ・発達障害者の参加を要望 山梨日日新聞
 ・発達障害者の参加を要望 政府の制度改革推進会議に 福井新聞
 ・発達障害者の参加を要望 政府の制度改革推進会議に 下野新聞
 ・発達障害者の参加を要望 政府の制度改革推進会議に 東京新聞
 ・発達障害者の参加を要望 政府の制度改革推進会議に 中日新聞
 ・発達障害者の参加を要望 東奥日報
 ・発達障害者の参加を要望 政府の制度改革推進会議に 中国新聞
 ・発達障害者の参加を要望 政府の制度改革推進会議に 西日本新聞
 ・発達障害者の参加を要望 山陽新聞
 ・発達障害者の参加を要望 政府の制度改革推進会議に 河北新報
 ・発達障害者の参加を要望 デイリースポーツ

2010年1月22日金曜日

発達障害ニュース 1月22日

家庭料理の店「陽だまり」好評 武蔵村山 読売新聞
武蔵村山市大南に、家庭料理と喫茶の店「陽だまり」がオープンして3か月。ダウン症の息子がいるNPO法人「すきっぷ」の森カスミ理事長(61)が、障害者が就労でき、人々と触れ合える場にしたいと開いた。今では向かい側にある都営村山団地のお年寄りも訪れ、地域の茶の間になっている。

研修:身ぶり手ぶりを交え 県警察学校生、障害者施設で交流 /佐賀 毎日新聞
知的障害者への理解を深めようと、県警察学校の学生46人が21日、佐賀市富士町の知的障害者施設・富士学園で研修を行った。学生は8グループに分かれて交流。入所者らと共にリサイクルや洗濯などに取り組んだ。言葉に詰まると、互いに身ぶり手ぶりを交えて意思を通わせる様子も見られた。

東京・銀座で障害者の展示会 一戸の「ひつじ工房」 岩手日報
戸町奥中山の生活介護事業所「小さき群の里」(藤村正治施設長)が運営する「ひつじ工房アドナイ・エレ」の展示会は24日まで、東京・銀座の教文館で開かれ、工房を利用する知的障害者手作りの羊毛製品が人気を集めている。展示会は、1986年から始まり、盛岡市や東京などで開催。今回が22回目。

風舎チンドン屋熱演 日向の授産施設地域と交流楽しみ 読売新聞
日向市鶴町の知的障害者授産施設「風舎(ふうしゃ)つるまち」(溝口結子施設長)で、チンドン屋「ちんどんWay」が結成され、メンバーが熱心に練習に励んでいる。市内のイベントにも登場し、「一生懸命頑張っている」と、熱演を目にした人たちの評判も上々だ。

2010年1月21日木曜日

発達障害ニュース 1月21日

第55回読書感想文コンクール:県最優秀賞作品/8 /岡山 毎日新聞
毎日新聞岡山支局長賞ー岡山市立吉備中2年・光田美波さん
ルール! シンシア・ロード(著)、おびかゆうこ(訳)。キャサリンは自閉症の弟デービッドの面倒を良く見る優しい12歳の女の子。学校の友達がいる普通の世界とそれとは全く違う。「ふつう」じゃないデービッドの世界。どちらの世界にも引っ張られるのに、結局どちらの世界にも入れない。きっと自分の世界で誰にも遠慮せず、思い切り遊びたいだろうし、お父さんやお母さんにも、もっともっと甘えたいだろうが、いつも自分の気持ちを心の中に押し殺し我慢している。

ネコのあくび:もうかる会社 毎日新聞
たくさん障害者を雇う会社は業績が良い。ユニクロ、マクドナルド、スターバックス。みんな障害者雇用に熱心だ。人事管理が柔軟、個性を重んじる社風や社員教育、進取の気性。いろんな説がある。どれも当たっているようで、もう一つ確信が持てない。

仏チョコ職人伝授、障害者菓子店オープン 朝日新聞
仏グルノーブルのチョコ職人、クリスチャン・ボシャールさん(65)が菓子作りを伝授した潮来市大賀の知的障害者施設「鹿島育成園」(高橋英一園長)の園生と職員が20日、鹿嶋市役所前のビルに手作りの菓子店「メルヴェイユ」を開いた。お祝いにかけつけたボシャールさんも「オープン出来るのはみんなが一生懸命に努力したから」と、園生らの手を握り、大喜びだった。

工夫を凝らした焼き芋が好評/長野 リファイドニュース
伊那市にある知的障害者通所授産施設「アンサンブル伊那」が、施設駐車場の一角で毎年秋から春にかけて売る焼き芋が話題を呼んでいる。2005年から利用者の技術を生かし、工賃アップにつなげようと始めたが、リピータの客もいるほか、地域住民とのつながりも生まれるなど思いもかけぬ効果が出ている。

お福山六方学園の「はじめまし展」始まる 朝日新聞
福山市水呑町の福祉施設「福山六方学園」を利用している知的障害者の創作活動を紹介する「FUKUROKU ART 第7回はじめまし展」が20日、同市西町1丁目のふくやま書道美術館市民ギャラリー(福山ロッツ8階)で始まった。今回のテーマは「まる」。人間が生まれて初めて描くような基本的な図形が生み出す世界をデザイン、陶芸、オブジェなど約370点で多彩に表現している。

広島出身監督の新作を初上映 中国新聞
広島市安佐北区出身の映画監督槙坪夛鶴子(まきつぼ・たづこ)さん(69)=東京都世田谷区=の新作「星の国から孫ふたり~『自閉症』児の贈りもの~」の上映会が23日、福山市駅家町の市北部市民センターである。中国地方では初の上映となる。無料。

作品「ゆうやけ」を手にする米田祐二さん=八幡市橋本 朝日新聞
府立桃山養護学校高等部3年の米田祐二さん(18)=八幡市橋本=が21日から、八幡市文化センターのミニギャラリーで、写真展「祐二展~すてきな写真をとりましたよ~」を開く。自閉症のため言葉ではうまく表現できないが、写真を「語り手」として、少しずつ会話ができるようになった。日常で気になったものを撮った作品は、風景や動物など様々だが、どれも心がほっこり和むような味わいがある。

教室不足…物置まで利用 愛知 中日新聞
県立一宮東養護学校(一宮市丹羽)の児童・生徒数がここ数年で急増し、「教室が足りない」と悲鳴が上がっている。同校は物置やホールなどを改修して教室に仕立てたが、新年度はさらに生徒数の増加が見込まれ、綱渡り状態になりそうだ。県は2014年に稲沢市の旧平和高校跡に特別支援学校を開校予定だが、「4年後まで持つか」と心配の声も漏れる。

2010年1月20日水曜日

発達障害ニュース 1月20日

そば打ち:大石田の15店、施設で80人に振る舞う /山形 毎日新聞
大石田町の15店のそば店経営者らで組織する「大石田そば街道振興会」(海藤均会長)は19日、町内の知的障害者施設、水明苑(早坂一弘苑長)で、そば打ちの実演と体験会を開き、打ち立てのそばを入所者80人に振る舞った。地元のそばを堪能してもらおうと、7年前から行っている。

道立中標津高等養護学校が2学級増 釧路新聞
道立中標津高等養護学校(嵯峨豪校長)が2010年度から2学級(定員8人×2)の間口増となることから、同年度内に総事業費6億9000万円をかけ、校舎、寄宿舎などの増築工事が始まる。これによって1学年7学級、3年後には現在より48人増の定員168人となる。

2010年1月19日火曜日

発達障害ニュース 1月19日

古新聞使いエコバッグ 鳴門の「かのん」、障害者施設で全国初 徳島新聞
鳴門市大麻町東馬詰の知的障害者通所授産施設「かのん」の通所者が、古い新聞紙を使ったエコバッグ作りに取り組んでいる。障害者施設での古新聞のバッグ作りは全国初の試みという。バッグは、製作を依頼した徳島新聞社に納入、社内見学に訪れた小学生らに無料配布されている。

県立前橋高等養護学校:卒業目前の3年生半数、就職決まらず /群馬 毎日新聞
「私の夢見る仕事」をテーマに、県立前橋高等養護学校(矢島哲雄校長、生徒数126人)の生徒たちが描いた絵が、県庁2階の県民ギャラリーを飾っている。しかし、3月1日の卒業式を前に、勤め先が決まっているのは就職希望者24人のうち12人だけ。「障害者を受け入れる余裕はない」「会社にそもそも仕事がない」。長引く不況の影響は厳しく、職場開拓にあたる就労支援員らが懸命の企業回りを続けている。

退職金投じグループホーム開く 朝日新聞
障害者の地域生活を支えるために、「第二の人生」を役立てたいーー。神奈川県の小学校教諭だった長谷川すみ江さん(60)が、実家にほど近い山梨市内に退職金を投じてグループホームを開いた。世話人として4人の共同生活を見守って、今月でちょうど1年。地元の人たちと触れあう機会をと、子ども向けの図書室を併設し、高齢者が集うサロンも企画するなど、みんながゆったり「いるところ」を目指す。

自立支えるパン屋さん 緑区の商店街 朝日新聞
知的障害のある子どもたちと30年間向き合ってきた養護学校教諭の高崎明さん(60)=横浜市緑区=が、今春の定年を機に、障害者が働くパン屋を開く。障害者の経済的な自立を助け、市民との交流の場にしたいという。店が「おいしい」と評判になるよう、退職金もつぎ込み、4月の開店に向けて準備に力が入る。

2010年1月18日月曜日

発達障害ニュース 1月18日

演劇通じ 笑顔の交流 朝日新聞
県立柏特別支援学校流山分教室の生徒19人が17日、同教室が設置されている県立流山高校で演劇ワークショップを体験した。「職業的な自立を目指す生徒たちの表現力・コミュニケーション力を高める機会に」と同特別支援学校と流山高校が初めて共催した。

高崎のNPOが支援 障害者の作品がパリの美術展に 上毛新聞
高崎市を拠点に活動するNPO法人・工房あかね(小柏桂子代表)が支援する作家2人の絵画が、パリでの美術展に出品される。日本の知的障害者らの作品を紹介する企画展で、ほかの約60人の作品とともに展示される。小柏代表は「『障害者の作品』というくくりを超えて、芸術作品として評価された」と喜んでいる。

赤い羽根募金 寄付先決めて 中国新聞
福山市加茂町の知的障害者施設あいあい広場は17日、JR福山駅南口一帯で赤い羽根共同募金の街頭活動をした。募金者が寄付先を指定できる「使途選択募金」制を活用した支援を求めた。

歯ートネット:障害者歯科治療、4月スタート センターと開業医連携 /三重毎日新聞
障害者が地域で安心して歯科治療が受けられるようにするため、障害者歯科治療を専門に行っている障害者歯科センター(津市桜橋)と一般開業医の連携を図るネットワーク「みえ歯(ハ)ートネット」が、4月1日にスタートする。2月11日に県歯科医師会(峰正博会長)と県、障害者支援団体の代表で運営協議会を設立し、ネットワークの運営や事業方針などを決める。

この人に聞きたい:田原市「ゆずりは学園」学園長・沓名和子さん /愛知 毎日新聞
田原市野田町でフリースクールや通信制の高校・大学を運営する「ゆずりは学園」。子どもたちの居場所を作りたいとフリースクールを開校してから今年で10年目を迎える。不登校や引きこもりの子どもや若者の支援に取り組む学園長の沓名和子さん(61)に現状や課題などを聞いた。

2010年1月17日日曜日

発達障害ニュース 1月17日

障害者雇用テーマに講演 浜田で支援フォーラム 山陰中央新報
島根県障害者就労支援フォーラムが17日、浜田市野原町のいわみーるであり、チョーク製造の日本理化学工業(川崎市)の大山泰弘会長が「知的障害者に導かれた我が経営、我が人生」と題し基調講演した。障害者雇用にあたっては「障害者の能力に応じた作業方法を生み出すことが必要」と強調した。

特別支援学校 子ども増加で教室不足が深刻 茨城 東京新聞
特別支援学校に在籍する子どもの増加を受け、県教育委員会が学校の新設などを柱とした二〇一〇年度から五カ年の整備計画をまとめた。知的障害がある児童生徒の数は十年間に約七百六十人増え、約二千六百人。現状では教室不足は深刻だ。プレハブ校舎の設置や図書室の転用など、教室の確保に追われる学校現場を訪ねた。

SON岡山が岡山市内で総会 山陽新聞
スポーツを通じて知的発達障害者の社会参加を目指すスペシャルオリンピックス日本(SON)の県組織・SON岡山は16日、総会を岡山市内で開いた。設立5周年を迎え、一層の活動の推進を申し合わせた。

2010年1月16日土曜日

発達障害ニュース 1月16日

第5回発達障害者支援ライフサポート研究会 ValuePress!
就労支援推進ネットワーク(理事長:小林浩一)・発達障害児支援 アカンパニスト(理事長:柳下記子)・発達障害と歩む会 Companion(代表:高橋今日子)は、発達障害者の支援を研究する「第5回発達障害者支援ライフサポート研究会」を、2010年4月17日に東京都渋谷区で開催する。

2010年1月15日金曜日

発達障害ニュース 1月15日

誰かがやらねば 山口市・杉江宏亮 毎日新聞
姪(めい)と甥(おい)は知的障害者。2年前、高齢の父親が認知症で特別養護老人ホームに入所し、1年後に母親が病死して、障害者姉弟2人が残された。両名は無職無収入。面倒を見ようという者は誰もいない。迷いに迷ったが、見るに見かねてやれるところまでやってみようと成年後見人になる。福祉関係の知識ゼロからのスタートだった。

歌って言葉を学ぼう 朝日新聞
歌いながら、言葉を学んで——。名古屋市中村区の音楽療法士堀田喜久男さん(77)が、自閉症などでうまく話せない子どもに発語を促す教材「歌う日本語練習帳」(文芸社)を出版した。堀田さんは、「教員や保護者に活用してもらい、子どもとのコミュニケーションに役立ててほしい」と話している。

平井知事:高等支援学校の早期設置へ調査ーー来年度から /鳥取 毎日新聞
平井伸治知事は14日、軽度の知的障害がある生徒を受け入れる高等特別支援学校について、早期設置に向けて本格的な検討に入る意向を明らかにした。設置場所は、既存校舎の活用も含めるとし、「寄宿舎を伴う形になるのではないか」と述べた。10年度に設置に向けた調査を始める。

高等養護9校定員超え 道教委、当初出願状況を発表 北海道新聞
道教委は14日、知的障害者を対象とした道立高等養護学校の2010年度の当初出願状況を発表した。13校25学科のうち、出願者総数は09年度当初より33人多い620人で、定員を増やしたため、総定員(632人)を下回ったが、9校11学科で定員を超えた。入試は2月1、2日に行われる。

遊休農地:障害者授産施設が一役、ゼロに 橋本・恋野地区で小麦など耕作 /和歌山 毎日新聞
地域の遊休農地をなくそうと橋本市恋野の知的障害者通所授産施設「夢あじさい」(辻本賢三理事長)の通所者や職員らが、07年から遊休農地を預かって耕作している。今冬からさらに作付面積を増やして農家20戸分計4ヘクタールとなり、同地区の遊休農地はゼロとなった。

発達障害も支援対象、周知徹底を要請 TBS News
知的な障害のないADHDや学習障害などの「発達障害」が障害者自立支援法の支援の対象であることを改めて周知徹底するよう、厚労省は地方自治体に要請しました。厚労省は地方自治体の担当者を集めた会議で、「発達障害」について障害者自立支援法の支援の対象で、相談支援や自律訓練、就労支援などのサービスが受けられることを徹底するよう、改めて求めました。

事故死の自閉症児モチーフに父親が映画作成、広がる上映の輪/横浜 カナロコ
15歳で事故死した自閉症の長男をモチーフに、脚本家で特定非営利活動法人(NPO法人)理事長の父・山下久仁明さん(49)が映画「ぼくはうみがみたくなりました」(福田是久監督)を製作、じわじわと支援・上映の輪が広がっている。自閉症・発達障害の人たちの日常と周囲の人たちとの交流を描いたこの映画は、22日まで「ジャック&ベティ」(横浜市中区若葉町)でも上映されている。

発達障害、基礎知識から理解を 鶴南養護学校長の尾崎さんら出版 長崎新聞
発達障害の子どもたちへの理解を深めてもらおうと、県立鶴南養護学校(長崎市蚊焼町)校長の尾崎洋一郎さん(60)らが「発達障害とその周辺の子どもたち〜発達促進の基礎知識」(B5判160ページ)を出版した。

2010年1月14日木曜日

発達障害ニュース 1月14日

特別支援学校:「増設を求める会」が県に要請書 緊急の施策訴え /宮城 毎日新聞
特別支援学校(養護学校)に通う児童・生徒数が増加し、学校が過密状態になっているとして、教職員や保護者らで構成する「支援学校の増設を求める会」(佐久間徹代表)は13日、閉鎖中の県の施設を活用するなどして早期解消を求める要請書を県教育委員会に提出した。

福祉事業所が観光イチゴ園開設 唐津市の太陽社 佐賀新聞
知的障害者の就労を支援する唐津市久里の福祉サービス事業所「太陽社」が観光イチゴ園を開設した。施設利用者の収益向上や地域との交流を目指し、2年前から試験栽培を実施。オープンした10日から家族連れらが訪れ、イチゴ狩りを楽しんでいる。太陽社は現在63人が利用。野菜の栽培・販売などで社会復帰を目指している。

障害児者「サポートブック」考案 気仙沼のNPO 河北新報
宮城県気仙沼市を拠点に知的障害児者の社会参加を支援しているNPO法人「ネットワークオレンジ」が、障害者の生活記録となる「サポートブック」を作製した。保護者に書いてもらった調査票をとじて、普段は主に支援活動のトラブル防止などに利用。支援事業者であるオレンジが保管する点に特徴があり、就学や就労時は関係機関にも提供できる。

子どもの発達障害に理解を 朝日新聞
物事に集中できない、じっと座っていられないなど「落ち着きのない子」と見られがちな発達障害「AD/HD(注意欠陥/多動性障害)」を、医療や教育面から支援するための「小児発達障害ふくいフォーラム2010」が30日午後2時から、福井市田原1丁目のフェニックスプラザで開かれる。一般の人にもわかりやすい内容にして障害への理解を促す。

2010年1月13日水曜日

発達障害ニュース 1月13日

阿哲商工会:会報の発送作業、健康の森学園生が封入ーー新見 /岡山 毎日新聞
新見市神郷下神代の阿哲商工会本部でこのほど、商工会会報の発送作業があり、商工会の依頼を受けた哲多町大野の「健康の森学園授産施設」(真鍋衛施設長、48人)の園生が作業に携わった。同施設は知的障害を持つ園生の社会参加と自立を目的に、実習の受け入れ先を探している。

支援ノートが好評/県手をつなぐ育成会作成 滋賀 朝日新聞
知的障害者の生活を支援する市民グループが、母子手帳を参考に作った「健康生活支援ノート」が好評だ。障害者の成育歴やケアの方法が詳しく書き留められていることから、進学や就職などで支援者が変わっても障害者の情報をスムーズに伝達でき、全国各地で同様のノートが作られている。

24時間OK 障害児預かります 大分合同新聞
別府市楠町に障害児を一時的に預かる「秋葉っ子ルームきらり」がオープンした。24時間保育の秋葉保育園を運営する合同会社が市の「日中一時支援事業」を活用して開設。必要に応じて夜間も対応できる事業所は県内初という。「子どもに障害があっても仕事を続けたり、夫婦や友人同士の時間も大切にできるよう支えたい」としている。

「発達障害」専門に診療 県立療育センター福山に 市、誘致めざし検討委 読売新聞
福山市は、自閉症や注意欠陥・多動性障害(ADHD)など「発達障害」のある子どもを専門的に診療し、保護者らを支援する県立の「療育センター」(仮称)の市内設置を目指し、検討を進めている。市は昨年6月、専門家らによる検討会を設置して協議を進めており、3月末までにセンターの基本構想をまとめ、2010年度に県に整備を働きかける方針。

成人の日 二十歳を祝う

自閉症の2人祝い 支える会も成人式 岐阜 朝日新聞
高山市総合福祉センターでは10日、飛騨地域の自閉症児・者を支える会「こんぺいとうの会」が、発足10年で初めて新成人の門出を祝う会を開いた。成人したのは市内の下屋(しも・や)政仁(まさ・と)さんと〓ノ下(はげ・の・した)陽子さん。日枝(ひ・え)中学校で同級だった2人は、ホテルで開かれた市主催の「日枝地区新成人を祝うつどい」に出席した後で駆けつけた。

成人の日:「できることをコツコツと」 知的障害者の二十歳祝うーー金沢 /石川 毎日新聞
成人の日の11日、知的障害のある人たちの二十歳を祝う成人の集いが、金沢スカイホテル(金沢市武蔵町)で催された。平成生まれの新成人らは新たな門出に気を引き締めるとともに、期待に胸を膨らませていた。知的障害の子を持つ家族らで作る「金沢手をつなぐ親の会」の主催。

成人式:知的障害者、二十歳の門出祝うーー大分 /大分 毎日新聞
知的障害がある人たちの新成人を祝う会が11日、大分市のコンパルホールであった。23人が出席し、保護者や施設関係者ら約750人が二十歳の門出を祝った。知的障害者の保護者で作る「大分市手をつなぐ育成会」(斉藤国芳会長)の主催で31回目。

知的障害者の成人のつどい 北陸朝日放送
知的障害がある人にも大人になった喜びを感じてもらおうと、金沢で社会福祉法人主催の成人式が行われました。社会福祉法人、「金沢手をつなぐ親の会」では、地域で開かれる成人式には参加しづらいと考える障害者のために毎年、独自に成人式を開き、家族や関係者らと門出を祝っています。

大人への一歩頑張って 浜松で障害のある新成人を祝福 中日新聞
成人の日の11日、浜松市中区で「障害のある人とともに祝う成人式」が開かれ、市内在住で知的障害のある新成人らが大人の仲間入りを祝福された。20年寄り添ってきた両親が新成人から花束を贈られると、ボランティアらと涙ぐむ場面もあった。

知的障害者 新成人祝う 砺波と小矢部 南砺在住7人 富山 中日新聞
地区の知的障害者の成人式「成人を祝い・新春に語る集い」が十一日、小矢部市津沢コミュニティプラザであった。砺波、小矢部、南砺の三市に住む人を対象に、地元の知的障害者の保護者らでつくる「手をつなぐ育成会となみ地域連合会」が毎年主催。

鹿児島の未来担える大人に 成人式 読売新聞
成人の仲間入りをした知的障害者たちを祝う式典も8日、同ホールで開かれた。式には約90人が出席し、主催した県知的障害者福祉協会の中村邦彦会長らは「今まで大勢の人が支えてくれたことに気付き、人のために働けるよう頑張って」などと激励。新成人を代表して南さつま市の八田芽生さん(19)が「頑張って就職し、何でも自分で出来る一人前の大人になります」と述べた。

あす健常者と障害者ともに祝う成人式 中区 静岡新聞
障害者と健常者がともに大人への門出を祝う成人式「魅惑的生人四季」(NPO魅惑的倶楽部主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が11日、浜松市中区で開かれ、新成人8人が出席する。知的障害のある鈴木達矢さん(20)=同市南区=もその一人。障害者の就職が厳しい中、清掃を請け負う同市内の会社で試用期間中の鈴木さんは、「成人になって頑張る姿を天国から見守っていて」と3年前に亡くなった母への思いを胸に式に臨む。

2010年1月12日火曜日

発達障害ニュース 1月12日

犯罪起こした知的障害者向け、「怒り」抑制の訓練開発 朝日新聞
犯罪行為や問題行動を起こした知的障害者が、自らの感情をコントロールして他人とうまくつきあえるようになるための訓練プログラムの開発に、大阪府立砂川厚生福祉センター(同府泉南市)が取り組んでいる。全国でも例がない試みといい、福祉とつながることができずに犯罪を繰り返す「累犯障害者」の支援に役立つと期待されている。

障害者と木工製品を作って交流 由利本荘市のボランティアサークル 秋田魁新報
由利本荘市鳥海地域のボランティアサークル「山鳩」(野口元会長)と、鳥海、矢島、由利地域の知的障害者とその親たちでつくる「はたちの会」(沼倉只輔代表)が毎週土曜、木工製品作りなどを通して交流を深めている。障害者と地域がかかわる機会を増やそうと、昨年11月下旬に始めた。製品は今後、市内の宿泊施設や駅で販売する予定。

特別支援学校、境と県北に2校新設…相談・支援体制も強化=茨城 読売新聞
障害を持つ児童生徒の増加と障害の重度化や多様化に伴い、県教育庁は、障害児教育を担う特別支援学校の規模や機能を見直す整備計画をまとめた。2014年度までに県西と県北の2か所に特別支援学校を新設するほか、各特別支援学校が小中学校や幼稚園、医療機関などと連携し、障害に関する相談や支援を行うセンターとしての機能を充実させる。

発達障害書いた作文が最優秀に 朝日新聞
浜田市の小学6年生、河上光君(12)が、自らの発達障害について書いた作文「ぼくの人生こんぺいとう」が、今年度の「市人権作品コンクール」小学校作文の部で最優秀賞に選ばれた。いじめられたことや、障害を級友に手紙で伝えたことなどの体験をつづり、障害を受け止め、自分のいいところを見つけようと訴える内容となっている。

2010年1月11日月曜日

発達障害ニュース 1月11日

スキー距離 西村(内灘)11連覇 ジャパンパラ知的障害男子 中日新聞
北海道旭川市で開かれた「ジャパンパラリンピック」クロスカントリースキー競技大会最終日の十日、知的障害者(ID)男子フリー10キロの西村潤一選手(31)=内灘町、宇野甘源堂=が十一連覇を果たした。西村選手は昨年までの十連覇や競技への姿勢が評価され、日本障害者クロスカントリースキー協会の特別表彰も受けた。

障害者就労、農業に活路 岩手・金ヶ崎「共伸園」が水耕栽培 河北新報
景気低迷のあおりで障害者も労働の機会を奪われている中、岩手県金ケ崎町の知的障害者就労支援施設「共伸園」が、ビニールハウスで野菜の水耕栽培を始めた。主な収入源だった自動車部品加工の受注が激減し、不況に強い業種として農業に活路を求めた。同種施設では珍しい試みで、福祉関係者も注目している。

西駒郷で新年もちつき会 地元と交流 信濃毎日新聞
県の知的障害者総合援護施設「西駒郷」(駒ケ根市、上伊那郡宮田村)は10日、新年を祝う「もちつき会」を同施設で開いた。農場などで作業している生業部の「しらかば寮」を利用している約50人が参加。防災訓練などで交流がある宮田村大久保地区の女性部の5人が調理を手伝った。

地域の発達障害支援策探る 中国新聞
自閉症など発達障害者への理解を深め、地域社会での支援の在り方を考える講演会が10日、広島市中区のアステールプラザであった。専門家の解説や関係者のパネル討論などを通じ、障害者や家族にとって必要な支援を探った。広島市などが主催し、学校関係者や民生委員など約1030人が参加した。精神科医で川崎医療福祉大(倉敷市)の佐々木正美特任教授は基調講演で発達障害について解説。

2010年1月10日日曜日

発達障害ニュース 1月10日

つなげ パラ五輪の夢 国内V11かけ きょう大会 中日新聞
国際パラリンピック冬季大会で、1998年の長野大会を最後に開かれていない知的障害者(ID)の冬季競技が、2014年ソチ大会(ロシア)で復活する可能性が出てきた。クロスカントリースキー選手の西村潤一さん(31)=内灘町、宇野甘源堂=は、世界トップレベルの実力を長年保ちながら、出場を果たせなかった一人。四年後の夢の舞台に向け、十日の国内大会で十一連覇に挑む。

<人>罪を犯した知的障害者を支援 内田扶喜子さん 神戸新聞
知的障害があるゆえに、罪悪感が希薄なまま罪を繰り返す「累犯障害者」を支援する。「彼らに必要なのは刑罰ではなく、福祉への橋渡し」。一昨年8月から弁護士とチームを組み、捜査機関の取り調べ段階や裁判での弁護活動、成年後見人としての支援計画作りに奔走してきた。

あす健常者と障害者ともに祝う成人式 中区 静岡新聞
障害者と健常者がともに大人への門出を祝う成人式「魅惑的生人四季」(NPO魅惑的倶楽部主催、静岡新聞社・静岡放送後援)が11日、浜松市中区で開かれ、新成人8人が出席する。知的障害のある鈴木達矢さん(20)=同市南区=もその一人。障害者の就職が厳しい中、清掃を請け負う同市内の会社で試用期間中の鈴木さんは、「成人になって頑張る姿を天国から見守っていて」と3年前に亡くなった母への思いを胸に式に臨む。

おいしさ工夫、焼き芋販売好評 伊那の知的障害者施設 信濃毎日新聞
伊那市西箕輪の知的障害者通所授産施設「アンサンブル伊那」が、施設駐車場の一角で毎年秋から春にかけて売る焼き芋が好評だ。利用者の技術を生かし、工賃アップにつなげようと2005年秋に開始。繰り返し訪れる客がいるなど、地域住民とのつながりも生まれている。

第1回成人発達障害のソーシャル・スキル・トレーニング(SST)学習会(AM編) ValuePress!
発達障害と歩む会『Companion』(代表:高橋今日子)は、成人発達障害のソーシャル・スキル・トレーニング(SST)学習会を、2010年3月7日に東京都台東区で開催する。

池上学園が発達障害者向け学科 職場実習で就労支援 北海道新聞
自閉症など発達障害のある人の就労を支援しようと、学校法人・池上学園(札幌)は新年度、札幌市豊平区の池上学院グローバルアカデミー専門学校に2年制の社会生活学科を開設する。就労体験などを通じて生徒の自己表現力を磨き、一般企業への就職を目指す。同学園は「秘めた能力を引き出していきたい」としている。

2010年1月9日土曜日

発達障害ニュース 1月9日

携帯電話活用マニュアル:障害児の学習、サポート 99事例ーー東大など 毎日新聞
東京大とソフトバンクモバイル(東京都港区)は、障害を持つ児童・生徒の学習を支援する携帯電話の活用マニュアルを作成した。携帯電話の録音機能や辞書機能などを活用し、学習や学校生活の手助けとなる99の事例を学校現場から聞き取りするなどして集めた。セミナーなどを開き、保護者や教員らに普及させていくという。
東京大学 先端科学技術研究センター
障がいのある子どもたちのための携帯電話を利用した学習支援マニュアルの公開について
ヘイコーパック:障害者20人で雇用率16%ーー芳賀 /栃木 毎日新聞
県内の民間企業における障害者雇用率が1・54%(昨年6月1日現在)、法定雇用率(1・8%)を下回る企業が半数以上に上る中、紙袋・包装紙製造会社「ヘイコーパック」(芳賀町祖母井、鈴木健夫社長)は社員・パート120人のうち、20人が障害者と、雇用率が16%を超える。障害の種類は知的、身体、精神とさまざまだが、鈴木社長は「半年から1年もすれば、みんな一通りできるようになります」と話す。

200回記念演奏会、障害者働く喫茶店で 朝日新聞
野田市役所内の知的障害者が働く喫茶「つくしんぼ」で8日、プロの演奏家による200回目の無料ミニコンサートが行われた。箏、尺八など現代邦楽が披露され、市民ら約250人が美しい調べに聴き入っていた。

【教育ルネサンス】 販売通じ社会生活学ぶ 高等支援学校に 読売新聞
県立盛岡峰南高等支援学校(盛岡市下飯岡)に、食器、家具などを売る直営店ができた。商品はいずれも生徒が作ったもので、地域住民との新たな交流につながっている。「峰南ドットコム」と名付けられた店は昨年11月にオープンした。営業時間は月~金曜の午前10時~正午で、生徒が授業の一環として販売業務に携わる。商品の棚卸しや売り上げ計算なども生徒が手がける。

「力強く優しく生きる」 障害者の新成人決意 鹿児島市で「祝う会」 西日本新聞
鹿児島県知的障害者福祉協会が主催する「新成人を祝う会」が8日、鹿児島市与次郎2丁目の市民文化ホールであり、県内の障害者施設や作業所を利用している新成人約90人が出席した。今年で27回目。家族や関係者が門出を祝った。

あいサポーター:障害者に声かけ手助け 続々参加、ハート形バッジ追加発注 /鳥取 毎日新聞
困っている障害者に声をかけて手助けしますーー。県が参加を呼びかけている「あいサポーター(障がい者サポーター)」が増えている。サポーターの目印となるハート形のバッジは昨年11月28日の運動開始以来、3000個があっという間になくなり、急きょ6000個を追加注文したほどだ。

2010年1月8日金曜日

発達障害ニュース 1月8日

迫田さん障害者のピアノ活動支援 東奥日報
「ピアノパラリンピック」という国際大会をご存じだろうか。4年に1度、世界各国の身体、知的障害のある演奏者が集まり、腕を競うピアノコンクールだ。ピアノパラリンピックを提唱し、2005年に第1回大会を横浜市で開いたのが、日本障害者ピアノ指導者研究会(IPD、本部東京)の迫田時雄会長(72)。

【37】失敗のススメー成長に不可欠なもの nikkei BPnet
しばらく前に娘(5歳)が発達検査を受けました。彼女は知的障害を伴う自閉症なので、普通の子のようには全然できません。ウマの絵が描いてあるカードを見せられて「これ何?」と聞かれ、考え込みました。そしてちょっとして「…キリン」と答えました。当然、間違いです。

京都で知的障害者が刺しゅう展 独創的にシャツをデザイン 47NEWS
鹿児島市の知的障害者支援施設「しょうぶ学園」で自閉症などの入所者と通所者が独創的なデザインの刺しゅうを施し、美術関係者の評価も高い「一点もの」のシャツとバッグ計約100点の展示会が、京都市で9日から始まる。

2010年1月7日木曜日

発達障害ニュース 1月7日

知的障害者の弁護支援ーー大阪弁護士会、専門組織つくり助言 日経ネット関西版
知的障害や精神障害のある容疑者や被告が取り調べや刑事裁判で不当に不利な立場にならないよう、大阪弁護士会が「障害者刑事弁護サポートセンター」を発足させ、支援に乗り出している。意思疎通の難しい障害者を担当する弁護士に助言するほか、メンバー自らも弁護を担当。弁護士会によるこうした取り組みは全国初といい、同会は「裁判員裁判も始まっており、障害者が誤解されないようにしたい」としている。

ミニコンサート:障害者の自立を支援 野田市役所の喫茶であす、200回目 /千葉 毎日新聞
野田市役所1階のふれあい喫茶「つくしんぼ」で毎月1回開かれる無料ミニコンサートが8日、200回目を迎える。障害者への理解を深めてもらおうと93年に始まり、16年半続く演奏会。主宰者は「コンサートを通して、障害者の自立を応援してくれたらうれしい」と話す。

【障害】声じゃない。ハートを聞く 朝日新聞
知的障害者の入所更生施設「松の聖母学園」(鳥取市白兎)は白兎海岸を見下ろす高台に建つ。しんしんと雪が降り、海が白くうねる5日朝、正月を自宅で過ごした入所者が約一週間ぶりに顔をそろえた。

障害者死亡で逸失利益認定確定へ 双方控訴せず 陸奥新報
特別支援学校の寮で2004年、重度障害者だった長男=当時(16)=が入浴中に死亡したのは学校側の責任とし、野辺地町の両親が学校設置者(北海道北斗市)などを相手取り損害賠償を求めた民事訴訟で、長男の逸失利益を認定した青森地裁の一審判決について双方が控訴しないことが6日、分かった。

翔 5)運転免許取得に挑む2人 朝日新聞
指導員が問題を解説している間、佐藤美香(20)は机に広げた教科書に突っ伏すように小さくなっていた。年の瀬の押し迫ったこの日の模擬試験は80点。最近では一番の出来だが、合格ラインの90点にはまだ遠い。時間も20分以上オーバーした。

特別なニーズのある子どもたちのための家庭教師、『あしたね先生』初期費用0円キャンペーンを実施 ValuePress!
一般社団法人 子ども・青少年育成支援協会あしたね(所在地:大阪市北区 代表理事 村中直人)は、特別なニーズのある子どもたちのための家庭教師、『あしたね先生』の初期費用(入会金10,000円、年会費7,000円)無料キャンペーンを2010年3月末まで実施いたします。

自閉症 社会で支えよう 金大教授ら試行 市民参加し議論 石川 中日新聞
知的な遅れのない自閉症の人への支援のあり方について、金沢大の大井学教授(特別支援教育)らが、市民と議論しながら研究を進める試みを始めた。自閉症者の多くを占めながら、学校や家庭での対応策が確立されていないなど課題が多く、地域で研究者と市民が意見を交わすことで、社会が支える仕組みをつくる狙いだ。

発達障害支援の連携組織 設置は3割 山陽新聞
発達障害がある子供らの支援のため、保健や福祉、医療、教育、雇用などの部局横断的な連携組織を設置している県内市町村は約3割にとどまることが6日までに、県による初の実態調査で分かった。発達障害に対しては早期発見に加え、就学や就労面などで多角的なサポートが必要とされる。このため発達障害者支援法は幅広い支援体制を自治体に求めているが、対応の遅れが浮き彫りになった。

2010年1月6日水曜日

発達障害ニュース 1月6日

講演会:「明るい未来のために」「はとぽっぽ」と「銀の鳩」、大田で23日 /島根 毎日新聞
大田市で知的障害者によるパン作りや縫製などの就労支援事業を行っている福祉サービス事業所「はとぽっぽ」と社会福祉法人「銀の鳩」は、23日午後4時から記念講演会「明るい未来のために」を、同市大田町のあすてらすで開催する。同事業所の前身となった、障害者の母親たちによるおもちゃ作り「はとぽっぽ活動」の25周年記念事業。参加無料。

エコ小鉢:7万個、信楽学園の園生が製作中 来年、東本願寺の御遠忌で使用 /滋賀 毎日新聞
甲賀市信楽町の知的障害児支援施設「県立信楽学園」の園生たちが、真宗大谷派本山・東本願寺(京都市)で来年営まれる宗祖親鸞の750回御遠忌(ごえんき)で参拝者に振る舞われる弁当の小鉢作りに取り組んでいる。「焼き物作りを通じた社会貢献」という学園の理念に共感した寺側が生産を依頼。御影堂の修復工事で出た瓦のふき土を再利用したエコ仕様で、1年がかりで7万個の生産を目指す。

政府の障害者改革推進会議 札幌の土本さん内定 北海道新聞
政府は、現行の障害者自立支援法を廃止し、障害者福祉制度を全般的に見直すため、鳩山由紀夫首相を本部長とする「障がい者制度改革推進本部」を立ち上げるとともに、同本部の下で障害者自らも制度改革について論議する「改革推進会議」を設置した。同会議は25人で構成される予定で、道内からは知的障害者の土本秋夫さん(53)=札幌市在住=が、同会議のメンバーに内定した。

光を求めて:/5 周囲の理解得て転職 /神奈川 毎日新聞
慣れた手つきでテーブルを隅々までふき、手早く等間隔に椅子をそろえる。4人掛けなら40秒とかからない。「バンダイナムコホールディングス」の障害者雇用を促進する特例子会社「バンダイナムコウィル」(東京都大田区)に、椎名太一郎さん(25)が転職して約1年半。正確で安定した仕事ができるのは、幼いころ診断を受けた自閉症ゆえの「こだわりの強さ」をうまく生かせているからだ。

第1回学習・就労サポートブック研究会 ValuePress!
発達障害児支援 アカンパニスト(所在地:東京都羽村市 理事長:柳下記子)・就労支援推進ネットワーク(所在地:東京都羽村市 理事長:小林浩一)は、就労まで活用できる支援ツール「サポートブック」を研究する「第1回学習・就労サポートブック研究会」を2010年2月28日に神奈川県川崎市で開催する。

自閉症解明へ一歩

自閉症、脳内の神経の働きと関係ー浜松医科大 キャリアブレイン
浜松医科大精神神経医学講座の森則夫教授らを中心とする研究グループは1月5日、厚生労働省内で記者会見を開き、自閉症の人の脳内では「セロトニン神経」が正常に働いていないとする研究結果を発表した。同日に米専門誌「Archives of General Psychiatry」に掲載された。辻井正次・中京大現代社会学部教授は会見で、「(脳内に)障害部位があることが明らかになったのは、今後、発達障害者の支援を実現していく意味ではとても大事な研究になる」などと述べた。

2010年1月5日火曜日

発達障害ニュース 1月5日

働く誇り~足利・こころみ学園が目指すもの~<4>家族の思い 目に見える成果喜びに 東京新聞
ブドウ畑のすそにあふれる人、人、人…。毎年十一月に開かれるこころみ学園の収穫祭には、県内外から多くのワイン愛好家が訪れ、できたてワインや音楽に酔いしれる。園生や職員はもちろん、保護者も一緒に出迎え、受け付けや案内に協力する。

清掃奉仕に岡山市が感謝状 山陽新聞
岡山市北区大供のうどん店「しょうが屋」で働く知的障害者らが、市役所周辺で毎朝ボランティア清掃をしている。街路樹の落ち葉などをきれいに片付けており、市から緑化活動への貢献が認められ感謝状が贈られた。今年で活動2年目を迎える障害者らは「清掃奉仕を通じて地域とのかかわりを深めたい」と張り切っている。

<チェンジメーカー>湖国の挑戦者たち(4) アットスクール・鈴木正樹社長 中日新聞
アットスクール社長の鈴木正樹さん(42)は、草津市を拠点に県内各地や大阪、京都市などで、幼児から高校生までを対象にした家庭教師派遣や少人数グループによる学習指導に励む。特に、発達障害や不登校の子どもたちには独自のスタンスで支援する。発達障害の子どもの多くは人の話を聞くのが苦手だったりするが、「視覚認知能力に優れた子が多く、そんな長所を大いに伸ばしてあげたい」と意気込んでいる。

2010年1月4日月曜日

発達障害ニュース 1月4日

琵琶湖を25万人囲んだイベント、児童書に 京都新聞
滋賀県守山市金森町の児童文学作家今関信子さん(67)が、1987年に琵琶湖を25万人が手をつないで囲んだ福祉イベント「抱きしめてBIWAKO」を基に、児童書「命をつなぐ250キロメートル」を出版した。養護施設の少女がイベントを通して成長する姿を描いた。今関さんは80年から10年間、大津市の児童養護施設「湘南学園」の理事を務め、施設の子どもたちとかかわった。

2010年1月3日日曜日

発達障害ニュース 1月3日

第21回 フジテレビヤングシナリオ大賞 輪廻の雨 フジテレビ
「第21回フジテレビヤングシナリオ大賞」受賞作をドラマ化。脚本は桑村さや香。
母を亡くし、父には捨てられた主人公・三上孝平(山本裕典)。共に暮らす知的障害者の弟・修平(瀬戸康史)が勤める工場の工場長に日常的に暴力を振るわれていると知った上に工場長から警察に通報すると脅され、逆上した孝平は、工場の金を奪ったうえ、工場長を殺し、修平の手を借りて死体を山に埋めてしまう。

<チェンジメーカー>湖国の挑戦者たち(2) 近江八幡の美術館「NOーMA」 中日新聞
障害のある人とない人。福祉と美術。それぞれの間にあるボーダー(境界)を超えたい。そんな願いを「ボーダレス」という言葉に込め、近江八幡市永原町の美術館「ボーダレス・アートミュージアムNOーMA」は2004年に開館。全国から障害のある人の芸術作品を収集し、紹介する場として国内外から注目を集めている。

2010年1月2日土曜日

発達障害ニュース 1月2日

働く誇り~足利・こころみ学園が目指すもの~<2>ワインの秘密 『プロ』の努力 実を結ぶ 東京新聞
醸造技術や栽培方法の改善に大きな役割を果たしているのが、醸造責任者のブルース・ガットラヴさん(48)だ。知人を通じてこころみ学園を紹介され、一九八九年に米・カリフォルニアから来日。社会活動に関心があり「知的障害者が携わっていること」が興味を持ったきっかけの一つだった。

【青空 あなたの物語 2】ハート寄り添う言葉たち 白石一貴君 12歳、熊本市 西日本新聞
一貴君は、自閉症傾向の知的障害がある。知能は小学校低学年程度。ただ、人の心を打つ言葉を投げかけてくる。家族がくしゃみをすると「かぜですか?」と顔をのぞき込む。貴美子さんが姉の愛(めぐみ)さん(16)をしかると、こう言う。〈ごめんって言ったらゆるしてあげて。まあいいけん。しっぱいはせいこうのもと〉

チェンジ 岡山の新しい風<2>音楽で養う生きる力 読売新聞
自閉症やダウン症の人たちが集う音楽サークル「らら」(倉敷市)は、自分たちで演奏会を開き、遠方までクラシック演奏を聴きに行くなど、様々な体験を重ねている。「ハンディキャップがあっても、自発的に社会へ出て行ける力を養いたい」。サークルの世話をする講師や親たちの願いが、約9年の歳月を経て実現しつつある。

2010年1月1日金曜日

発達障害ニュース 1月1日

『障害者雇用』の現状“役に立つ実感”で成長 東京新聞
最近の民間企業の実雇用率の伸びには、さまざまな要因が考えられる。法定雇用率の未達成企業名が頻繁に公表されるようになったことに加えて、親会社の雇用率に算定されるため障害者を集中して採用できる特例子会社が増えたことなどが大きい。

働く誇り~足利・こころみ学園が目指すもの~<1>道のり 生きる力切り開く 東京新聞
「働く」ってどんなこと? 職業に就き、勤めに励む。でも一体、何のためだろう。足利市田島町の知的障害者更生施設「こころみ学園」で暮らす園生たちの姿は、そんな問いを投げ掛けている。学園のブドウ畑と、併設するワイン醸造場ココ・ファーム・ワイナリーから生まれるワインの品質はサミットに使われるほど。

スキー場が障害者に働く場 中国新聞
広島県北広島町のスキー場「八幡高原191」は今シーズン、同県安芸太田町の知的障害者施設「戸河内あすなろ園」の園生を雇用した。仕事が少なくなる冬場に働く場を提供し、障害者の自立を支援する試みだ。

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