2009年12月31日木曜日

発達障害ニュース 12月31日

知的障害生徒向け「分教室」広がる 12年度には倍増 朝日新聞
的障害者向けの特別支援学校高等部の分教室や分校などを同じ敷地内に設置する公立高校が、2012年度までに少なくとも18府県の55校に増える見通しであることが、朝日新聞の調査でわかった。09年度の10府県28校からほぼ倍増する。少子化の影響で急増する高校の空き教室を活用して特別支援学校の生徒を受け入れる。障害のある子とない子がともに学ぶ「ノーマライゼーション」に近づこうとする狙いだ。

障害者の給料支払いピンチ 事務所荒らし被害で 中日新聞
甲賀市水口町の共働事業所「けいかん」が事務所荒らしに遭い、製品販売の売上金などを盗まれた。雇用する障害者への給料支払いが滞る恐れがあるとして、救済カンパを呼び掛けている。12月分の給料は何とか支払えたが、1月分は厳しい状況。このため、年末年始も休暇を短縮し少しでも収益が上がるように努めている。

手をつなぐ育成会が洞爺湖町役場にしめ飾りを寄贈 室蘭民報
洞爺湖町手をつなぐ育成会(平山勝俊会長)は28日、洞爺湖町役場に大きなしめ飾りを寄贈した。今年で12回目のプレゼント。 同町泉の知的障害者通所施設「デイセンターいちばんぼし」(木村芳秀施設長)の利用者が作ったしめ飾りで、長さ1・2メートルの大型サイズ。販売協力している同育成会が町役場に贈った。

2009年12月30日水曜日

発達障害ニュース 12月30日

県障害者スキー大会の参加募集 2月に飯綱高原で 信濃毎日新聞
NPO法人「県障がい者スポーツ協会」(長野市)と県は、来年2月7日に長野市の飯綱高原スキー場で開く「県障害者スキー大会」の参加者を募集している。障害者に冬季スポーツを楽しんでもらおうと31回目になる。参加無料。県内在住の身体障害者や知的障害者が対象で、申し込みは来年1月20日まで。

2009年12月29日火曜日

発達障害ニュース 12月29日

アスペルガー症候群 [著]岡田尊司 朝日新聞
ここ数年に起きたいくつかの殺傷事件(たとえば、宇治学習塾小六女児殺害事件など)で精神鑑定を受けた犯人が、アスペルガー症候群と指摘された。KYなる新語が流布すると、その原因として同じ言葉が登場した。最近では、増加する小中学生の校内暴力の一因にも挙げられていた。その一方で、エジソンやアインシュタインやジョージ・ルーカスやビル・ゲイツといった名だたる人物たちが、このアスペルガー症候群だと耳にした。 いったいアスペルガー症候群とは何なのか? 自閉症や広汎性発達障害とはどう違うのか? 原因は? 対策は? 

2009年12月28日月曜日

発達障害ニュース 12月28日

憂楽帳:障害者虐待防止法 毎日新聞
福岡県飯塚市の知的障害者更生施設「カリタスの家」(現・光ケ丘学園)の虐待事件発覚から5年。取材班は、殴るける▽熱湯のコーヒーを無理やり飲ませる▽布団袋に入れて放置▽唐辛子や炭、菓子の包み紙を食べさせるなどの実態を報じながら権利擁護のための立法化キャンペーンを展開した。

人形町駅でパンのワゴン販売 障害者支援施設 MSN産経ニュース
東京都営地下鉄浅草線・人形町駅(東京都中央区)の構内にパンのワゴン販売店「喫茶アラジン人形町店」が開店し、人気を呼んでいる。障害者の就労確保の一環として、知的障害者生活支援施設「レインボーハウス明石」(同)が運営する「喫茶アラジン」が開設した。焼きたてのパンや焼き菓子、清涼飲料水などを販売している。

冤罪訴え 支援の輪 朝日新聞
事件は06年12月12日午後10時過ぎ、香芝市真美ケ丘2丁目の路上で起きた。帰宅途中の16歳の女子高生が男に背後から羽交い締めにされ、胸や下半身を触られた。「犯人は身長180センチほど、白いニットのマフラーをして、直前に携帯電話で話しながら、道を尋ねるふりをした」。そう証言する被害者は、警察で12人の写真を見せられ、1人を指さした。それが、大和高田市の会社員中南まり子さん(57)の次男・源太さん(28)だった。

「授産所せんべい」量産化 読売新聞
武豊町特産のたまり醤油(じょうゆ)を使ったせんべいを製造・販売している小規模作業所「多賀授産所」(武豊町多賀)に、せんべいを焼くための専用施設ができた。通所者らは「これでせんべいをたくさん焼くことができる」と張り切っている。

福祉施設の障害者が一役 県内のBDF製造事業 岩手日報
使用済み食用油を使ったバイオディーゼル燃料(BDF)製造事業は、県内の福祉施設で働く障害者が一翼を担っている。BDFは軽油の代替燃料として環境に優しく、広がりを見せる。福祉施設などでつくる「いわてバイオディーゼル燃料ネットワーク」(細川光正会長、事務局・盛岡アビリティセンター)が中心となり、循環型社会の構築に貢献。不況で請負作業が減少する中、障害者の収入につながる新たな授産事業として期待される。

Xマスコンサート:自閉症児対象にーー県総合文化センター /三重 毎日新聞
自閉症の子どもたちに音楽を楽しんでもらおうと、「星の街の音楽会」(県自閉症協会主催)が27日、津市一身田上津部田の県総合文化センターであった。約120人が訪れ、2日遅れのクリスマスコンサートを楽しんだ。コンサートは今年で16回目で、今回は津市内を中心に活動している音楽グループ「美・サイレント」の女性メンバー7人が、大正琴の演奏を披露した。

全市町村で就学前指導 県教委が特別支援教育を拡充 岩手日報
県教委は、障害児の特別支援教育や、支援体制の充実を目標とした「いわて特別支援教育推進プラン」を策定した。学習障害(LD)など発達障害がある児童生徒が増える中、早期発見のため幼稚園、保育所への担当者の訪問支援を盛り込んだほか、居住地校との交流や共同学習などで「共に学び、共に育つ教育」の実現を目指す。

2009年12月27日日曜日

発達障害ニュース 12月27日

特別支援学校 窮屈さ辛抱続く 茨城 朝日新聞
知的障害の子どもが急増し、特別支援学校の過密状態が続いている。学校によっては、プレハブ校舎を建てたために校庭が手狭になり、運動会を縮小するなどの弊害が出ている。県は学校の新設などを決めたが、完成は早くても数年後。在校生や教師たちはもうしばらく辛抱を強いられる。

特大しめ飾りで良い年に 黒松内の「成人寮」が支庁に手作りの品 東奥日報
後志管内黒松内町の知的障害者更生施設「しりべし学園成人寮」(中西正清施設長、70人)の利用者らが25日、後志支庁を訪れ、施設で作った特大しめ飾りを贈った。施設では30年以上前からしめ縄を制作。作業班の11人が9~12月大小約1200本を作り、約110万円を売り上げ、町民向けの講習会も開いている。

2009年12月26日土曜日

発達障害ニュース 12月26日

えとの置物人気 日置川みどり園 紀伊民報
和歌山県白浜町大古の知的障害者更生施設「日置川みどり園」で作るえとの陶器の置物が人気を呼んでいる。製造を手掛ける利用者の森弘康さん(42)は来年用の「寅(とら)」を作り「子どもからお年寄りまで喜んでくれれば」と話している。園は1987年4月に開園。職員が趣味の陶芸を利用者に教えたのがきっかけで、利用者が陶器の花瓶や湯飲み、皿などを焼いている。

姫だるま:愛南町中川の知的障害者更生施設「いちごの里」に24日… /愛媛 毎日新聞
愛南町中川の知的障害者更生施設「いちごの里」に24日、愛媛銀行から車椅子に座ったまま乗り降りできる身体障害者用の軽自動車1台が贈られた。車の後部にはスロープが付いている。施設には20~60歳代の男女50人が入所している他、短期入所者が4人いる。車椅子に乗ってお礼を述べた女性は「これからは買い物や病院に行くのが楽しくなりました」。

特大しめ飾りで良い年に 黒松内の「成人寮」が支庁に手作りの品 北海道新聞
後志管内黒松内町の知的障害者更生施設「しりべし学園成人寮」(中西正清施設長、70人)の利用者らが25日、後志支庁を訪れ、施設で作った特大しめ飾りを贈った。施設では30年以上前からしめ縄を制作。作業班の11人が9~12月大小約1200本を作り、約110万円を売り上げ、町民向けの講習会も開いている。

HPに発達障害専門医を公開 広島県、25日から54施設 中国新聞
広島県は25日から、発達障害のある子どもを診療する県内の医療機関54施設を、県のホームページ(HP)で公開する。一部の医療機関に集中しがちな受診者を分散させ、初診までの待機時間の短縮と不安解消を図る。広島市の8区、安芸郡、山県郡、そのほかの市町の計19エリアに分けて、エリア内の医療機関を一覧で示す。

伸び伸び成長 おもちゃ図書館「まこと」 大分合同新聞
別府市上人西の大分おもちゃ図書館「まこと」は、別府大学内に移転後1年間の利用状況をまとめた。障害のある子どもが伸び伸びと自発的に遊べると好評で、玖珠町での移動図書館も含め延べ583人の利用があった。発達を促すおもちゃの提供や教具の作成支援、料理教室といった障害者の余暇活動支援にも取り組んでおり、「誰でも気軽に足を運んでほしい」と呼び掛けている。

2009年12月25日金曜日

発達障害ニュース 12月25日

ミッキーサンタが障害者施設訪問 MSN産経ニュース
クリスマスの25日、東京都足立区内の知的障害者施設「あだちの里 希望の苑」にミッキーマウスのサンタクロースが訪れ、約70人の利用者たちと楽しいひとときを過ごした。東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドが、障害や病気などの事情で外出が難しい人たちの所に、ミッキーやミニーマウスが訪問し、元気を出してもらおうと企画した。

障害児支援学校:県が初の5カ年計画 児童生徒増、2校新設・2校増築 /茨城 毎日新聞
障害児が通う特別支援学校の児童・生徒の増加や障害の重度化に対応するため、県教委は初の5カ年整備計画の策定を終え、来年度からスタートさせる。県内には現在、特別支援学校が20校あるが、14年度までに新設を2校、校舎増築を2校で推進するという。

クリスマス会:園児ら60人、紙人形劇楽しむーー倉敷学園 /岡山 毎日新聞
倉敷市栗坂の知的障害児通園施設「倉敷学園」で24日、クリスマス会が開かれた。川崎医療短大の学生による紙人形劇などが上演され、3~6歳の園児ら約60人が楽しんだ。同学園の恒例行事で、00年からイオン倉敷店が毎年ボランティアとして参加している。

菊川の施設利用者らリアル野球盤楽しむ 榛原高野球部員が「進塁」サポート 中日新聞
菊川市の知的障害者支援施設東遠学園で24日、「リアル野球盤」の体験会があり、施設利用者ら20人とボランティアで訪れた榛原高校野球部員18人が一緒に楽しんだ。リアル野球盤は卓上で行う野球盤ゲームを基本に、実際に人がボールを打つことができる室内スポーツ。

授産施設、厳しい歳末 不況でケーキ、生花…売り上げ減 河北新報
不況のあおりを受け、障害のある人たちの作った製品の売り上げが落ち込んでいる。クリスマスケーキなど、歳末向け商品を手掛ける施設は「例年の顧客が買ってくれない」と悲鳴を上げ、年明け以降への影響を不安視する声も聞こえてきた。

中原養護学校の「鳥栖田代分校」、来春設置へ 佐賀新聞
教委は24日、来年4月に中原養護学校の分校を田代小(鳥栖市)内に設置することを決めた。名称は「県立中原養護学校鳥栖田代分校」で、知的障害のある子どもを対象に小、中学部を設置。就学区域は鳥栖市、基山町で、田代小の児童との交流も深めるなど特色ある教育を実践する。

発達障害専門医を県が公表 中国新聞
広島県は25日から、発達障害のある子どもを診療する県内の医療機関54施設を、県のホームページ(HP)で公開する。一部の医療機関に集中しがちな受診者を分散させ、初診までの待機時間の短縮と不安解消を図る。

障害者施設に通いながら創作 女性の漫画を展示 神戸新聞
南あわじ市の知的障害者授産施設に通いながら絵や漫画を描いている谷岡志保さん(22)=洲本市本町=が描いた漫画が、市内の書店や洲本図書館(同市塩屋1)の児童書コーナーで展示されている。漫画は表情豊かな登場人物が生き生きと動いて展開。谷岡さんは「読んでもらえてうれしい」と喜んでいる。

2009年12月24日木曜日

発達障害ニュース 12月24日

三豊・高瀬荘に金一封/御下賜金の伝達式 四国新聞
天皇陛下から社会福祉事業を行う優良な施設や団体に贈られる御下賜金(ごかしきん)の伝達式が24日、香川県庁であり、香川県三豊市高瀬町の高瀬荘(小松守理事長)に金一封が贈られた。同荘は1987年に開設した知的障害者更生施設、授産施設。知的障害者の自立と社会経済活動への参加促進に尽力したことが高く評価された。

特別支援学校:生徒増加に対応 第1回会合 /香川 毎日新聞
知的障害を対象とする特別支援学校の児童生徒数が県内で増えていることについて、有識者や保護者、学校関係者らが対応を協議する委員会の第1回会合が、22日あった。県教委によると、少子化の一方で、特別支援学校に通う子どもの数は全国的に増えている。

成年後見人養成講座:司法書士がーー大阪・来月17日 /大阪 毎日新聞
認知症や知的障害などで判断能力が不十分な人が契約などで不利益を受けないよう支援する「成年後見制度」を広く市民に知ってもらおうと、司法書士でつくる「リーガルサポートおおさか」(成年後見センター・リーガルサポート大阪支部)は「親族向け成年後見人養成講座」を1月17日午後1時から、大阪市中央区の大阪産業創造館で開く。無料。

個性光る「さをり織り」 小山の小林さん、初の個展 下野新聞
犬塚の社会就労センター「くわの実」で働く知的障害者の小林恵美さん(23)=間々田=が、13年にわたり学んできた「さをり織り」の初の個展「小林恵美の糸&織り遊び」が中央町2丁目のまちかど美術館で開かれている。「成長の記録」として織り上げた優しい色使いのかばんや壁掛け、マフラー、人形などが並んでいる。

ダウン症の次男と42年、歩みを本に 三田の女性 神戸新聞
加茂の塚本洋子さん(68)がダウン症の次男猛さん(42)との日々を本にまとめた。タイトルは、その命に感謝を込めて「たっちゃん グーッ!!」。言葉が少ない息子との「心の響き合い」をエッセーと詩で温かにつづっている。

「東京で自立」いつ 読売新聞
東京出身の約3000人の知的障害者が、東北や北関東などの施設で暮らしている。都内の施設不足を補うため、都が地方に展開している都外施設の入所者だ。大半の人が一生を施設で送る中、故郷の東京に帰るのを待ち望む障害者がいる。

2009年末ワイド 母親への言葉を探して /岡山 毎日新聞
自閉症児の取材で知り合った母親は、うつろな目で「どうせひと事ですから」とつぶやいた。娘の行動が学校で問題視され、教師に「親のしつけが悪いのでは」と非難されたのだという。やがて娘は不登校になり、中学生になってから重度の糖尿病を併発した。娘の障害が理解されない苦しみや、介護のつらさを語る母親の言葉の端々には無力感がにじみ出ていた。

ネコのあくび:電車の人 毎日新聞
「反復的で常同的な行動や興味を示す」というのが自閉症の診断基準にある。道順や家具の配置、日課などにこだわり、少しでも違うと混乱する。テレビCMを正確に繰り返す人をホームや車内で見たことが何度かある。いぶかしげな視線、ひきつった顔、あからさまに嫌悪感を表して離れていく人もいた。

実在の『レインマン』キム・ピークさんが死去

シネマトゥデイ 
ダスティン・ホフマンとトム・クルーズ主演の映画『レインマン』で、主人公レイモンドのモデルとなった「実在のレインマン」、キム・ピークさんが心臓発作のため死去した。キムさんは知的障害を持ちながら驚くべき記憶力で周囲の情報を瞬時に頭に入れてしまう能力を持っており、映画『レインマン』の脚本家バリー・モロウ氏と出会ったことから映画となった。

この人に聞く:県知的障害者施設家族会連合会会長・由岐透さん 兵庫

毎日新聞 
入所施設・通所施設で暮らす知的障害者の家族団体「県知的障害者施設家族会連合会」(神戸市中央区)は「我が子らの幸せを追求する」ことを目的に活動を続ける。障害者自立支援法には施設を利用する家族の声を代弁して反対にまわった。同連合会の由岐透会長(69)に話を聞いた。

新成人用にはし手作り 広島

中国新聞 
三原市大和町の知的障害者施設「もりの輝舎(きしゃ)」で、同市の「新成人のつどい」出席者に贈るマイはしの製作が進んでいる。手作りの記念品は市では初の試み。通所者が1100セットの年内完成に向けて作業に励んでいる。

障害者の力生かせる場 仙台にきょう洋菓子店オープン 宮城

河北新報 
障害者が働く洋菓子店「メルヴェイユ仙台」が23日、仙台市青葉区上杉1丁目にオープンする。栽培地としては北限とされる気仙沼市大島産のユズを使ったチョコレートなど、県産素材を使った菓子を作り、障害者の就労を支援する。

信楽学園生がエコ小鉢 滋賀

読売新聞 
甲賀市信楽町の知的障害児職業訓練施設「県立信楽学園」の生徒たちが、真宗大谷派の本山・東本願寺(京都市下京区)の御影堂(ごえいどう)の修復作業で出た土を再利用し、総菜を入れるための小鉢作りに取り組んでいる。2011年に迎える宗祖・親鸞の750回御遠忌(ごえんき)で、全国から訪れる人たちに提供する精進弁当に利用されるといい、同学園は「有意義な学習の場となる」と喜んでいる。

2009歳末点描:笑顔と緊張“学生サンタ” 障害児らにプレゼント 山口

毎日新聞 
サンタクロースに扮(ふん)した高校生らが22日、周南、下松両市で、障害のある子どもたちの家を回り、保護者から預かったクリスマスプレゼントを届けた。自閉症の児童らとレクリエーション活動をしているボランティアサークル「ぽかぽか」(毎田健太郎会長)が5年前から続けている。

登別で地域研修会 発達障害について理解深める 北海道

室蘭民報 
西いぶり地域生活支援センター(登別市美園町)主催の発達障害児・者地域研修会が22日、片倉町の登別市総合福祉センター・しんた21で開かれ、参加者は日常の対応の仕方など、一般にはあまり知られていない発達障害について理解を深めた。

2009年12月23日水曜日

「やっと得た仕事続けたい」 厳しい障害者雇用情勢 青森

河北新報 
青森市のJR青森駅前にある「青森駅前公園」の公衆トイレで、青い作業着に身を包んだ若者3人が懸命に便器を磨いていた。午前9時から10時半ごろまでみっちり1時間半。周辺のごみ拾いも済ませ、トイレは見違えるようにきれいになった。清掃作業をしているのは井上雄貴さん(21)、中嶋歩さん(22)、尾沢江里子さん(22)。3人は軽度の知的障害があり、青森市のNPO法人で就労支援を受けている。

障害者のアート作品 長野と伊那で1月から展示 長野

信濃毎日新聞 
上田小県地方の障害者福祉施設の職員でつくる「長野福祉アートネットワークna.[ナ;]」や、県文化振興事業団(長野市)などは来年1~2月、県内外の知的障害者ら7人の絵画や立体作品を集めた展覧会「チカクニアルセカイ」を長野市と伊那市で開く。障害者と作品を作るワークショップや講演会も行う。

障害者料理教室:自立支援、ケーキ作り学ぶ 岩手

毎日新聞 
障害者の自立を支援するための料理教室が19日、盛岡市のふれあいランド岩手で開かれた。参加者らはクリスマスに向けたケーキ作りの技術を学んだ。もりおか障害者自立支援プラザが市から委託を受けて07年から始めた自立生活プログラムの一環。

ソバと鴨、人気は上々 知的障害者らと栽培飼育し商品販売 長野

中日新聞 
松本市新村の松本大観光ホスピタリティ学科社会福祉専攻の学生らが、地域の知的障害者とともに取り組む「奈川ソバ」栽培と「信州フランス鴨(かも)」の飼育が、事業として実績を上げつつある。カモ肉は飲食店の予約で完売、ソバ粉の販売も始めた。

石薬師高内に新分校 杉の子支援学校 三重

中日新聞 
鈴鹿市石薬師町の石薬師高校内に来年4月、杉の子特別支援学校石薬師分校が開校する。知的障害のある高等部の生徒を64人まで受け入れる。受け入れ数を増やすため、主に鈴鹿、亀山地域の生徒らが通う杉の子特別支援学校(鈴鹿市加佐登)の高等部を分離し、現在の3学級から最大8学級に拡大する。

福祉の店に干支コーナー 氷見の「はーとふる安靖」 富山

富山新聞 
氷見市比美町の福祉の店「はーとふる安靖(やすらぎ)」は21日、来年の干支(えと )「寅」をデザインした置物や色紙、マスコットなど障害者が製作した作品を展示販売するコーナーを開設した。氷見市阿尾の精神障害者通所施設「NPO法人安靖(やすらぎ)氷見共同作業所」が運営する。通所者が製作した竹や布製品などを展示販売する。

2009年12月22日火曜日

障害者の収入増へ高校生・企業連携 付加価値付け販路開拓 大阪

日経ネット関西版 
作業所で働く障害者の賃金(工賃)を少しでも増やそうと、高校生と企業が手を組む新たな支援事業が始まった。障害者が作った商品に高校生が付加価値を付け、企業は取引先などを通じて販路を広げる。「障害者の手作り」という理由で商品の価格が抑えられがちな中、障害者が安定した収入を得られ自立できるよう支援の輪を広げるのが目標だ。

2009年12月21日月曜日

自立めざし創作多彩 埼玉

朝日新聞 
知的障害者らの自立を目指すギャラリー兼アトリエ「あいアイ美術館」(川越市郭町2丁目)に通う小久保凡子(なみこ)さん(22)=川島町平沼=の初の個展が、川越市連雀町の蓮馨寺講堂で開かれている。絵画や書、染め物、詩など、多彩な作品が紹介されている。

県障がい者サッカー協会が発足 大分

大分合同新聞 
障害のあるなしにかかわらず、誰もがサッカーを楽しめる環境づくりを目指す「県障がい者サッカー協会」の設立総会が20日、別府市の太陽の家コミュニティーセンターであった。関係者約100人が参加。規約案などを承認した後、会長に知的障害児らがサッカーを楽しむ場づくりに取り組む団体「サカたの」代表の松尾卓也さん(47)=特別支援学校教員=を選んだ。松尾会長は「誰もがサッカーを楽しめる機会を多くつくり、輪を広げたい」と抱負を述べた。

温かいコーヒーどうぞ 大学生が施設で月1ショップ 静岡

静岡新聞 
浜松市北区三方原町の聖隷クリストファー大学は今秋から、地元の知的障害者支援施設「三方原スクエア」で月1回コーヒーショップを開き、入居者に“至福の一杯”を提供している。学生や教員たちは「住民も気軽に来店を」と期待を込めながら、活動に励んでいる。

ボランティア:関電社員が障害者とXマス会 ケーキ贈り手品など披露 兵庫

毎日新聞 
知的障害者施設「すずかけ作業所」(西宮市津門大塚町)で19日、一足早くクリスマス会が開かれ、関西電力阪神営業所(尼崎市)の社員5人がボランティアとして参加した。ケーキをプレゼントしたり、手品を披露するなどして利用者ら約50人を楽しませた。

第11回発達障害就労支援研究会

ValuePress! 
就労支援推進ネットワーク(所在地:東京都羽村市 理事長:小林浩一)・発達障害児支援 アカンパニスト(所在地:東京都羽村市 理事長:柳下記子)は、発達障害者の就労支援を研究する「第11回発達障害就労支援研究会」を、2010年2月27日に東京都新宿区で開催する。

知的障害者支援し10年 野木・社会福祉法人「パステル」 栃木

下野新聞 
若林で通所授産施設「セルプ花」などを運営する社会福祉法人「パステル」の活動が10周年を迎えた。長く福祉教育に携わった丸林の石橋須見江さん(70)と夫の俊一さん(75)夫妻が、知的障害者の自立支援と地域との交流を進めようと、地道に活動してきた。須見江さんは「支えてくださった地域の皆さんとの出会いが最大の財産」と喜んでいる。

2009年12月20日日曜日

支援学校の子供10万人突破へ 文科省調査

MSN産経ニュース 
全国の知的障害児を対象とした特別支援学校の児童生徒が年々増加し、この15年間で倍増、平成21年度には10万人を突破する見通しとなっていることが19日、文部科学省の調査で分かった。近く21年度分の調査結果がまとまる。少子化傾向が進んでいるにもかかわらず、特別支援学校の児童生徒が急速に増え続けていることについて、文科省は「軽度発達障害の児童生徒の通学が増えたためではないか」などと分析している。

発達障害支援センターへの相談18%増 一時予約待ちも

朝日新聞 
発達障害者支援法に基づき各都道府県と政令指定都市に設置された「発達障害者支援センター」が2008年度に相談を受けたり、支援したりした人が計4万5千人を超え、前年度より2割近く増えたことが厚生労働省の調査でわかった。

支援学校ルポ 庭に急造校舎 施設整備追いつけず

MSN産経ニュース 
知的障害児の増加に伴い、大阪府では府立支援学校の大規模化が急速に進んでいる。橋下徹知事は「教育日本一」をスローガンに掲げ、府立支援学校の整備を重点項目に挙げているが、施設整備は十分に追いついていない。支援学校の現場では、本来150人~200人が適正規模とされるが、中には大幅に上回る学校もある。知的障害児ら約300人が通学する大阪府吹田市の府立吹田支援学校を訪ねた。

障害者の創作活動発信へギャラリー 京都

京都新聞 
精神的・知的障害のある人が働き、創作活動を発信する「カフェ&ギャラリー アトリエとも」が、京都市中京区蛸薬師通烏丸東入ルにオープンした。利用者と社会を結ぶ場にと、同区のNPO法人(特定非営利活動法人)が開設。「障害のある人にも訪れた人にも、やさしい場所作りをしていきたい」と夢を描く。

「何と説明したら…」 障害者の売上金盗まれる 愛知

読売新聞 
知的障害者が働く名古屋市天白区の作業所「和工房TAN・KEI」で17日朝、窓ガラスが割られ、現金15万円が盗まれているのが見つかった。スタッフが懸命に作ったアクセサリーやTシャツの売上金を奪われ、作業所を運営するNPO法人「りーぱ」のメンバーの安藤拓生さん(32)らは肩を落とし、「返してほしい」と訴えている。

自信の5年目 客足、売り上げ好調 大田原・障害者喫茶「ヒカリノカフェ」 栃木

下野新聞 
那須地区で初めてオープンした知的障害者が働く喫茶店「ヒカリノカフェ」(本町1丁目、渡辺雅紀マネージャー)が、今月で5年目を迎えた。障害者が働く店を看板にするのではなく、あくまで味や雰囲気を追求する本格的な店をコンセプトに運営し、客数、売り上げも順調に増えている。さらに障害のある従業員3人が一般の事業所に就職するなど就労、自立支援の面でも実績を挙げている。

自閉症テーマの映画上映 福島

福島放送 
自閉症をテーマにした映画「ぼくはうみがみたくなりました」は20日、須賀川市総合福祉センターで自主上映される。偶然出会った自閉症の青年と人生に行き詰まった看護学生が海へ向かう旅に出て、さまざまな人と巡り会う人間ドラマ。

4~8歳支援教室 三重

朝日新聞 
「書きや計算が定着しない」「友達とのコミュニケーションが困難」といった発達障害やその傾向に悩む、4歳から小学2年の児童と保護者のために、四日市市が始めた支援教室「プロジェクトU(アンダー)ー8(エイト)」。開設から2カ月がたった今月中旬、親子が集う教室をのぞいた。効果も出始めたようだ。

2009年12月19日土曜日

特別支援学校・流山高等学園:就活、厳しさ増す 内定取り消し3件 千葉

毎日新聞 
軽度の知的障害を持つ生徒が通う流山市の県立特別支援学校「流山高等学園」で、来春卒業を控える生徒たちの就職活動が厳しさを増している。企業からいったん内定をもらいながら取り消されるという開校以来初めてのケースが3件あった。非正規雇用を含め就労先を見つけられない生徒も、例年より多い。教職員全員が必死に協力企業を探し続けている。

成年後見制度を考えるシンポ 東京

NHK 
認知症や知的障害などで判断能力が不十分な人が契約などを行う際に不利益を被らないように支援する「成年後見制度」が法制化されて、ことしで10年になるのを記念して、18日、東京でシンポジウムが開かれ、制度をより利用しやすくするための具体策について意見が交わされました。

なにわアカデミー:63 社会福祉法人コスモス 大阪

 毎日新聞
知的障害者・児と家族が住み慣れた地域で安心して暮らしていくためには、どんな支援が望ましいかーー。堺市東区の社会福祉法人コスモス(中内福成理事長)はプロジェクトチームをつくり、生活実態を調査・分析して報告書(108ページ)にまとめた。障害者支援施策に反映されることを願い、市の担当部署や厚生労働省障害保健福祉部などに配った。

障害者の売り上げ盗まれる 名古屋の作業所被害 愛知

中日新聞 
名古屋市天白区の特定非営利活動法人「りーぱ」が運営する精神・知的障害者の作業所「和工房TAN・KEI」(同区)で17日朝、作業所の窓ガラスが割れ、置いてあった15万円がなくなっているのが見つかった。盗まれたのは今月の売り上げなど。大切な金を奪われた店長の安藤拓生さん(32)は「返してほしい」と訴えている。

特注もOK 神奈川

読売新聞 
正月に向け、横浜市旭区にある「白根学園」の障害福祉サービス事業所「風の丘」では、知的障害のある人たちや職員らがだるま作りに追われている。同学園のだるま作りは40年以上前から行われており、「白根だるま」として近隣の寺院などで初詣でや1月下旬の初不動で売られ、親しまれている。

障害者制度改革 真の「自立」のために

毎日新聞 
Nothing about us,without us(私たちのことを私たち抜きで決めるな)。国連障害者権利条約の成立過程で障害者たちが口にしたスローガンである。福祉を施される対象ではなく、自ら政策決定する主体になるべきだというのだ。日本の障害者には遠い理想のように思われていた。しかし、これが現実になろうとしている。

2009年12月18日金曜日

2009歳末点描:高さ4メートル超の門松お目見え 福岡

毎日新聞 
年の瀬も押し迫る16日、JR久留米駅(久留米市城南町)前に、高さ4メートルを超える門松2基がお目見えした。地元企業の経営者でつくる久留米JR会や、知的障害者更生施設「ドリームハウス久留米」(同市上津町)の利用者が、毎年共同で取り付けている。

障害者支援:低所得者向け負担軽減策、実現危うく

毎日新聞 
障害者自立支援法で福祉サービス利用に原則1割の自己負担を求めていることに関し、長妻昭厚生労働相が同法廃止までの措置として打ち出した低所得者向け負担軽減策の実現が危ぶまれている。来年度予算の折衝で財務省が難色を示しているためだ。障害者からは「政治が変わっても、障害者の生活は変わらないのか」と不安の声が上がっている。

知的障害者施設「つばさ」パン作り開始 石川

朝日新聞 
中能登町良川(よしかわ)の知的障害者複合施設「つばさ」が今月から、食パン作りを始めた。「利用者の低い工賃をアップさせたい」という試みで、販売先となる約100人の「つばさサポーター」たちの温かい支えも受けて、滑り出しは順調だ。調理場にはきょうも、利用者がそれぞれの個性を生かして作った出来たてパンの香ばしいにおいが漂う。

丸紅基金:今年度助成、上富田町の県福祉事業団「くれよん」に 和歌山

毎日新聞 
社会福祉法人丸紅基金(朝田照男理事長)=東京都港区=の今年度助成先に、県福祉事業団の児童デイサービス施設「くれよん」(上富田町岩田)が決まり、16日に118万円が贈られた。

発達障害の子と親の会が10周年 青森

東奥日報 
県内の発達障害の子どもと親たちでつくる青森LD親の会「こんぺいとう」が12月で設立10周年を迎えた。13日に青森市で開催したクリスマス・マーケットでは、子どもたちが初めて本格的な販売体験をした。

発達障害児の指導教室交通費 国の補助制度知らず 44市町村、保護者負担に 北海道

北海道新聞 
言語障害や自閉症など発達障害の児童・生徒を対象にした「通級指導教室」への国の交通費補助制度をめぐり、道内44市町村が制度を知らずに保護者に費用を負担させていたことが道教委の調査で分かった。補助を受けられないでいる児童・生徒は358人に上り、道教委は15日付で、改善を求める通知を全市町村教委に出した。

箕輪村療育保育を来年度から施行へ 長野

伊那毎日新聞 
南箕輪村は、発達障害などのある園児に対し、専門家が支援を行う「療育(りょういく)保育」を、来年度から試験的に実施する。これは、16日開かれた南箕輪村議会一般質問で、唐木一直村長が議員の質問に対し答えたもの。南箕輪村では、来年度、新たな事業として、試験的に療育保育を行う計画。療育保育は、専門業者が、保育園の一室をって、月に2回教室を開く。

2009年12月17日木曜日

知的障害者施設支援キャンペーン 大分

大分放送 
国東市の障がい者サポートセンター三角ベースで16日就労支援訓練の一環としてお茶の紙パックに年賀シールを貼る作業が始まりました。 これは県遊技場協同組合と大分ヤクルト販売が毎年この時期に企画しているものです。 施設では10日間で6万個の商品にシールを貼ることになっていて、完成した商品は県内およそ150のパチンコ店で年明けの元日に無料配布されます。

研修会:知的障害者の地域共生学ぶ 兵庫

毎日新聞 
阪神間7市1町の知的障害の子を持つ親らでつくる「阪神地区手をつなぐ育成会連絡協議会」は15日、尼崎市昭和通2の市中小企業センターで研修会を開いた。約450人が参加し、知的障害者の地域共生について学んだ。

紀の国チャレンジカップ2009 セカンドステージ20日開催 和歌山

WBS和歌山放送 
15歳以上の知的障害者で構成されるサッカーチームが技を競う、第3回和歌山県ハンディキャップサッカー大会「紀の国チャレンジカップ2009セカンドステージ」が、今月20日(日)紀の川市で開かれます。「和歌山県ハンディキャッップサッカー大会」は、知的障害者とそのスポーツ活動に対する社会や一般の理解と深めることを目的に、去年12月に第1回大会が開かれました。

「デイセンターあかしや」が開所 岡山

山陽新聞 
社会福祉法人旭川荘(岡山市北区祇園)が、同所で運営する知的障害者グループホーム「あかしや園」のサービス向上を狙いに、同園そばに整備した通所支援施設「デイセンターあかしや」の開所式が16日、行われた。

ジャンボケーキ:宇都宮の小野さん、日光東照宮に奉納 干支「トラ」中央に 栃木

毎日新聞 
宇都宮市池上町の洋菓子店「岡埜」を経営する小野栄司さん(76)が15日、日光市の東照宮に恒例のジャンボケーキを奉納、佐野市小中町の知的障害者施設「とちのみ学園」に寄贈された。

障害者の日常描く記録映画17日上映 宗像ユリックス 福岡

西日本新聞 
宗像市は17日午後1時から、鞍手町にある知的障害者の入所施設「サンガーデン鞍手」を舞台にした記録映画「あした天気になる?」(宮崎信恵監督)の無料上映会を、宗像市の宗像ユリックスで開く。

西駒郷の利用者招き 駒ケ根の店がソースかつ丼振る舞い 長野

信濃毎日新聞 
駒ケ根市にあるソースかつ丼店「明治亭」は14日、県の知的障害者総合援護施設「西駒郷」(駒ケ根市、宮田村)の利用者を店に招き、ソースかつ丼を振る舞った。地域への恩返しにと毎年、クリスマスの時期に移動調理車で施設へ出向いたり、店に招待したりしている。2回に分けて訪れた利用者約100人が揚げたてをほお張り「おいしい」と歓声を上げた。

松本市が「支援手帳」発達障害児の成長記録を記入 長野

信濃毎日新聞 
松本市は来年度中に、発達障害児と保護者に、子どもの成育記録や治療経過などを記入する独自の「個別支援手帳」(仮称)を配布する。医療機関、福祉サービスなど支援に携わるさまざまな立場の人が、手帳を見ればその子どもに関する情報を把握できるようにする狙い。市議会12月定例会の一般質問で15日、市側が明らかにした。

2009年12月16日水曜日

支局長からの手紙:あるがまま 愛媛

毎日新聞 
知的障害のある人たちへの自立支援事業をしている松山市日の出町、アユーラステーション松山で今月12日、柔道教室が開かれ見学しました。小学生から成人までのデイサービスの利用者のうち26人の希望者が06年4月から、毎週土曜日にけいこをしています。この日は女性3人を含む11人が参加しました。

トラの置物:日南の更生施設で制作ピーク 年明けまで700個限定 宮崎

毎日新聞  
日南市吉野方の知的障害者更生施設「つよし寮」(青山岩夫寮長、32人)で、毎年恒例のえとの焼き物の制作がピークを迎えた。今年で28年目。来年はトラ年ということで、「物事の最初から最後まですべてにおいて呼吸が合い、口の開いたものと閉じたもので心が通じ合うように」とあうんの呼吸を表したという。

餅つき大会:できたての味は格別 施設利用者や家族ら参加 兵庫

毎日新聞 
神戸市北区の知的障害者のための入所更生施設「ひふみ園」で12日、年末恒例の餅つき大会が開かれ、施設の利用者や家族ら約150人が参加した。今回で46回目。灘タクシー(灘区)の運転手ら約20人がボランティアで協力した。

島じま:成年後見制度 長崎

毎日新聞 
学生時代、知的障害者のショートステイ施設でアルバイトしたことがある。施設に通う、障害者の女性と親しくなり、よくおしゃべりをした。ある夜もゆっくり話してくれた。

「サンタの靴」の菓子詰め今年も 「新千歳」テナント会 知的障害者に 北海道

北海道新聞 
地域の障害者にクリスマスプレゼントをー。新千歳空港テナント会(小笠原良会長)は13日、市総合福祉センターで地域の知的障害者たちに、菓子を詰め合わせた「サンタの靴」を贈った。同会は空港の飲食店や土産店など約110店が加盟。毎年この時期、市内の障害者団体などにサンタの靴をプレゼントしている。今年は約10団体に計200個を贈る計画だ。

障害者施設給付金 江別の法人が不正受給 道、行政処分へ 北海道

北海道新聞 
江別市内で知的障害者施設を運営する社会福祉法人「江翔(こうしょう)会」(大木永司理事長)が、障害者自立支援法に基づく給付金160万円を不正に受け取っていたことが14日、道の調査で分かった。道は15日、法人施設に対し「指定取り消し」などの行政処分を行う。不正総額は1千万円を超えるとみられる。

触法障害者支援センター 来年度早々に県が開設方針 群馬

東京新聞 
県は十四日、知的障害によって罪悪感がないまま罪を繰り返す「触法障害者」を救済するため、国が全都道府県に一カ所ずつ設置を求めている「地域生活定着支援センター」を来年度早々に開設する方針を固めた。新年度当初予算案に委託費約千七百万円を計上し、来年二月の県議会定例会の議決を経て、三月にも委託先を公募する見通し。

障害者施設を集約 千代田区が来月オープン 老朽化進み教会と合築 東京

東京新聞 
千代田区障害者福祉センター「えみふる」が神田駿河台に完成し、来年1月5日にオープンする。教会との合築は全国的にも珍しい。また身体、知的、精神の障害者の施設を1カ所にまとめた新築施設は、23区でも先駆けだという。

青少年読書感想文コンクール:県最優秀作品 小学校中学年・自由読書 三重

毎日新聞 
◇たったひとつのたからものーー津市立南が丘小4年・太田りこさん
わたしがこの本をえらんだ理由は、表紙に書いてあった「人の幸せは、命の長さではないのです」という言葉とお父さんにぎゅっとだきしめられた幸せそうな顔をしている秋雪君の写真にひかれたからです。

県発達障害児者支援センター 相談増加310人 福井

読売新聞 
自閉症など発達障害を抱える人や家族の相談活動、就労支援に取り組む「県発達障害児者支援センター」(本部・敦賀市桜ヶ丘町)の利用が増えてきている。子育てや家庭生活などについて相談に応じた障害者の人数が、今年度は10月末までで310人に達し、2008年度の1年間と同数に。同センターの働きかけによって就職した人もあり、発達障害に悩む人たちの受け皿として定着しつつある。

2009年12月15日火曜日

障害者アート 街センスUP 大阪

朝日新聞 
おしゃれな街として知られる大阪・南船場(大阪市中央区)のブティックやカフェなど12カ所で、障害者アートが一斉に展示されている。「プライベート美術館@大阪・南船場」という企画。ハイセンスな店になじむように作品を飾ることで、障害者アートの魅力を改めて知ってもらおうという試みだ。

発達障害児対応、県内3カ所に支援拠点 山形

山形新聞 
県内で子どもの発達障害に対する関心が高まるにつれ、医療機関での「診療待ち」が長期化している。この間のサポート体制を強化しようと、県は、県内3カ所に支援拠点を設置。待ち期間の保護者の不安に対応すると同時に「診断を受けることには抵抗がある」という保護者にも気軽に利用してもらいたい考えだ。

2009年12月14日月曜日

映画で地域に恩返し、障害者施設運営団体が18、19日に上映会 神奈川

0:03
カナロコ 
横浜市泉区で知的障害者の通所施設などを運営する社会福祉法人「ぴぐれっと」が、18、19の両日、泉公会堂で「ぴぐれっと映画祭2009」を開く。施設の活動に協力的な地域住民へ“お返し”の意味も込めた上映会だ。「ぴぐれっと」は、1991年に地域作業所として開所した。現在は、知的障害のある人が暮らすグループホームや喫茶店なども運営し、62人が利用している。地域との交流も深く、夏祭りなどのイベントも、多くの住民が協力しているという。

ひと・はなし・交差点:初個展を開く、小林恵美さん 栃木

毎日新聞 
色とりどりの糸で織ったかばん、マフラー、ぬいぐるみーー。知的障害を持ちながら、10歳から13年間、手織りを続ける。40~50点の作品を集めた初個展「糸&織り遊び」が22~27日、小山市中央町2の「まちかど美術館」で開かれる。母千代子さん(52)が「(母子で)一緒に遊べるものを」と考え、千代子さんの友人、川元由美子さんが野木町で運営する手織り工房に通うようになった。

障害者雇用:障害者が職場体験発表 ハローワークがあす岐阜で催し 岐阜

毎日新聞 
障害者の雇用が低迷していることを受け、ハローワーク岐阜は、企業などで働く障害者が経営者に労働体験を話す「障害者経験発表会~就労の現場から~」を14日午後1時半から岐阜市藪田南の県民ふれあい会館で開く。

忘年会で弁当プレゼント 魚菜鮓商組合、伏見の作業所に 京都

京都新聞 
京都市内の仕出店や料理店でつくる「京都魚菜鮓(ぎょさいすし)商協同組合」(下京区)が12日、知的障害者や身体障害者が働く伏見区の共同作業所「福祉工房P&P」へ、忘年会用の弁当をプレゼントした。

2009年12月13日日曜日

講演会:発達障害への対応方法学ぶ 香川

毎日新聞 
発達障害の子らへの適切な対応を学ぶ「親、教師のための学習障害)・注意欠陥障害・アスペルガー対応講演会」が13日、高松市錦町1の市男女共同参画センターで開かれる。いろいろな場面を演じる「ロールプレイ」をし、対応を四国学院大の野崎晃広准教授がアドバイスする。資料代500円、託児なし。問い合わせは同会の井本さん(087・867・7947)へ。

楽しい演奏で104活動応援 仙フィル「音楽工房104」 宮城

河北新報 
スポーツを通じて知的障害者の社会参加を進める仙台市のNPO法人「スペシャルオリンピックス(SO)日本・宮城」を支援するクリスマスチャリティーコンサートが21日、太白区の文化センター楽楽楽(ららら)ホールで開かれる。出演は、仙台フィルハーモニー管弦楽団の団員ら9人で構成する音楽工房104(とよ)。実行委員会は「音楽を楽しみながら、スペシャルオリンピックスの活動も知ってほしい」と呼び掛けている。

シンポジウム:発達障害支援団体、法制度充実へ意見交わす 滋賀

毎日新聞 
国が障害者自立支援法に代わる法制度整備に向け、障害者団体主体の施策立案を打ち出したことに対し、県内でも関心が高まっている。支援法では軽度の発達障害は制度の谷間となり、教育現場での発達支援や就労支援のニーズが高まっているためだ。発達障害の支援団体「JDDネット滋賀」は先月、大津市内でシンポジウムを開き、法制度の充実に向けて話し合った。

特別支援教育(8)障害話し合える社会へ

読売新聞 
「普通高校と特別支援学校とのはざまで、発達障害の子はちゅうぶらりんになっている」。広汎性発達障害のある中学2年の娘を持つ埼玉県の母親(40)は、そう指摘する。娘は知的な遅れがなく、療育手帳を持っていない。特別支援学校からは「管轄外」、普通高校からは「集団生活が苦手だと単位取得は難しい」と言われている。「高校の特別支援教育は名ばかりで、中学までの支援が途絶えてしまう」と嘆く。

2009年12月12日土曜日

首相、障害者権利条約締結に努力「チャレンジド」に変更も

47NEWS 
鳩山由紀夫首相は11日、官邸で開かれた「中央障害者施策推進協議会」であいさつし、障害者への差別を禁止し社会参加を促進する障害者権利条約に関し「日本は不十分な状況。締結しなければならない」と述べ、締結に必要な法整備に取り組む姿勢を強調した。同時に「障害者」の表記に関して、英語の「チャレンジド」の方が望ましいとの考えを示した上で「新政権で考えなければならない」と述べ、名称変更を前向きに検討する意向を表明した。

障害者自立支援法訴訟:負担軽減求め国会内で原告ら集会

毎日新聞 
障害者が福祉サービスの原則1割を負担する障害者自立支援法は違憲とする集団訴訟の原告らが10日、当面の負担軽減と法の即時廃止を求め、国会内で緊急集会を開いた。集会では、心臓疾患と知的障害を抱える長男(20)がいる福岡市の敷島篤子さん(52)が「親が死んだ後の子供の生活はどうなるのか」と話し、負担軽減を訴えた。長男の負担は作業所利用料など毎月2万円弱という。

2009年12月11日金曜日

出版:三田の女性、知的障害の次男との歩みを本に 兵庫

毎日新聞 
三田市加茂の主婦、塚本洋子さん(68)が、知的障害のある次男、猛さん(42)との歩みを描いた「たっちゃん グーッ!!」(文芸社)を来年1月に出版する。家族や地域の人たちに見守られ成長していく日々を、詩やエッセーでつづった。

河北抄

河北新報 
仙台市役所で開催中の「ふれあい製品フェア」で、店番をしていた一ノ関幸治さん(49)がPRしていた。一ノ関さんは、宮城野区の知的障害者授産施設「いずみ授産所」の作業主任。とんぼ玉の製作指導などに携わる。不況の影響は、障害者施設を直撃する。長年下請けしてきた箱折りの大口注文が、最近なくなった。

ふれあい交流会:障害者と一緒に組合員らが清掃 岐阜

毎日新聞 
障害者の日の9日、西濃地方の労働組合員らが、障害者と一緒に大垣市早苗町の大垣東公園で清掃するなどの「ふれあい交流会」を開いた。連合岐阜西濃地域協議会と県労働者福祉協議会西濃支部が、障害者への理解を深めるために毎年開催している恒例行事。

畑で落書き楽しいぞ ハウスで「公認」 徳島

 
鳴門市大麻町東馬詰の農業樫本泰夫さんが9日、近くの知的障害者通所授産施設「かのん」に通う人たちを招き、春ダイコンの栽培ハウスに落書きをして楽しんでもらった。樫本さんは、施設の人たちとダイコンの収穫やスイカの栽培、ナシの手入れを一緒にするのが恒例になっている。今回は、仕事を離れて遊んでもらおうと計画した。

特別支援教育(7)自立・就労へ重点指導

読売新聞 
名古屋市中川区の見晴台学園は、学習障害(LD)がある子どもの保護者らが設立した無認可の学校で、中等部と高等部がある。高等部は3年間で学力の底上げをはかる「本科」と、その後2年間で自立・就労を目指す「専攻科」がある。専攻科には、職場体験や調理実習などの授業もある。

福祉ナビ:障害者の作品を集めた「ジャポネ展」が、来年パリで開催されます

毎日新聞 
◇ 芸術性、高く評価 絵画、陶芸…64人の1000点出展
◇ バザーで7000円の作品に海外では120万円の値
彼らの作品を見て驚いたのは海外の美術館関係者である。その一人、パリ市立アル・サン・ピエール美術館のマルティーヌ館長の要請で、来年3~9月、日本の障害者の絵画や陶芸作品の企画展がパリで開催されることになった。

大野城市の「ゆづるは」 障害者働くパン工房 奮闘5年 福祉の講演会を企画 福岡

西日本新聞 
大野城市御笠川の特定非営利活動法人(NPO法人)「ゆづるは」が13日から、同市曙町の市社会福祉協議会などで講座「子どもの社会性と会話力の伸ばし方」を開く。来年2月までの全5回。自閉症の子どもを持つ母親7人が、障害者の雇用創出を目指して開設したパン工房で初めて出た利益を、「地域に還元したい」と企画した。

2009年12月10日木曜日

2009歳末点描:障害者が丹精込めて制作 絵画や書展示 福岡

毎日新聞 
障害者が制作した絵画や書などを紹介する「ふれあい・アート展」が8日、久留米市善導寺町木塚の道の駅くるめ・交流研修室で始まった。知的障害者らが丹精した約200作品が並んでいる。14日まで。道の駅近くの同市山川町で障害者入所更生施設などを運営する社会福祉法人・悠光会(野瀬ツチヱ理事長)が障害者週間(3~9日)に合わせて初めて企画した。

障害者雇用率:県内企業7割が法定率達成、4年連続日本一 佐賀

毎日新聞 
障害者の雇用が義務付けられている県内企業の7割が法定雇用率(1・8%)を達成し、達成率が4年連続で全国一となったことが、佐賀労働局のまとめで分かった。雇用率は平均2・13%で全国4位。一方で雇用ゼロの自治体があるなど、公共機関の5団体が未達成だった。

加古川市:「障がい」に改め 来年度広報紙など、人権尊重の観点 兵庫

毎日新聞 
加古川市は来年4月以降に発行する広報紙などを対象に、「障害(者)」の表記を「障がい(者)」と漢字かな交じりに改める。「害」の字には「災い」といった否定的な意味もあるため、人権尊重の観点から変更を決めたという。他府県でも同様の動きが広まりつつあるが、県内では全庁的に取り組むのは珍しいという。

講演:映画監督・山田火砂子さん、障害者の人権テーマに 差別との闘い訴え 神奈川

毎日新聞 
福祉活動家の生涯を撮り続ける映画監督、山田火砂子さん(77)が8日、障害者の人権をテーマに鶴見公会堂(横浜市鶴見区)で講演した。区主催の人権週間(10日まで)のイベントで約300人が集まった。山田さんは46年前に産んだ長女が知的障害児だった。「娘を体で隠しながら道路の隅を歩いた。この純真な娘をなぜ世間はバカにするのかと思い、差別と闘い始めた」と体験を話した。

講演:知的障害者が従業員の7割、川崎の会社会長「働く喜びを」 静岡

毎日新聞 
知的障害者が従業員の7割を占める川崎市のチョーク製造会社「日本理化学工業」の大山泰弘会長(77)が8日、沼津市で講演し、「働く喜び、張り合いを感じてもらい、定着率が良く企業にとっても貴重な戦力だ」と語った。

鹿児島県高等特別支援学校、2012年4月開校予定 鹿児島

南日本新聞 
軽度な知的障害のある生徒に職業教育を行い社会的自立を促そうと鹿児島県が設置する「高等特別支援学校」について、県教育委員会の原田耕藏教育長は8日、2012年度の開校を目指し調整中であることを明らかにした。老朽化が進み現在地(鹿児島市草牟田2丁目)から移転整備を検討中の鹿児島聾学校については、「15年度にも新校舎の供用を開始する予定」とした。

障害者施設内で死亡トラブル、傷害致死容疑で入所者書類送検へ 神奈川

カナロコ 
横浜市保土ケ谷区の知的障害者支援施設で、1人が死亡する入所者同士のトラブルがあり、神奈川県警保土ケ谷署は9日にも、傷害致死の疑いで、入所者の知的障害がある男(26)を書類送検する方針を固めた。同署は「入所者に刑事責任能力はないとみているが、事実を把握した以上、慎重に捜査し、事件として処理した」としている。

施設に氷見カレー贈る 飲食店の会員ら 富山

富山新聞 
カレーで商店街活性化を目指す、氷見カレー学会と氷見商工会議所の関係者は8日、氷見市鞍川の知的障害者援護施設「こもれびの里」を訪れ、氷見産の野菜や氷見牛の肉が入 った氷見カレー160人分を振る舞い、利用者に喜ばれた。

支局長からの手紙:オーティズム 徳島

毎日新聞 
「星の国から孫ふたり」という映画をご存じでしょうか。自閉症児の子育ての現状をテーマにした映画で、シネアルテ(徳島市蔵本町2)で11日まで上映しています。評判を聞いて私も先日、足を運んできました。上映は11日まで、午前11時、午後1時半、4時、6時半からの1日4回です。入場料は1300円(前売り1000円)。問い合わせはシネアルテ(088・632・2239)にどうぞ。

子ども発達センターに非常勤専門医を増員 宇都宮市議会一般質問 栃木

下野新聞 
定例市議会一般質問初日の8日、4人が質問した。市執行部は(1)子ども発達センターの非常勤専門医を来年度に増員する(2)開発中の新たな授産品は来年1月ごろに試作品が完成(3)放課後などに児童が過ごす「宮っ子ステーション」を2012年度までに全小学校区で実施するーなどと答弁した。

発達障害児、支援員4割不足 県内幼小中「必要数派遣を」 沖縄

琉球新報 
県内の公立幼稚園、小中学校に通う発達障害のある児童・生徒の学校生活を手助けする支援員の配置数が、各市町村が認めた必要数の6割から7割にとどまっていることが8日、分かった。県議会11月定例会一般質問で金武正八郎県教育長が西銘純恵氏(共産)の質問に答えた。

特別支援教育(6)発達障害の学生 後押し

読売新聞 
9学部と大学院に約9200人が通う富山大学(富山市)。大勢の学生が教室に吸い込まれ、キャンパスが静かになった午前10時半、理系学部に入学して4年目の佐野耕平さん(仮名)(21)が、「アクセシビリティ・コミュニケーション支援室」のドアをノックした。全国の大学でも珍しい発達障害の学生支援を目的とする機関だ。

2009年12月9日水曜日

自信ついた セサミ・ファーム、全国障害者焼き菓子コン努力賞 宮崎

宮崎日日新聞 
手作りパンや菓子を販売している新富町の知的障害者通所授産施設セサミ・ファーム(児玉龍典施設長、26人)の利用者ら3人は、横浜市であった障害者のパン・焼き菓子コンテストに初出場した。入賞できなかったが、自信がつき、一層おいしいものづくりへ気持ちを新たにしている。

障害者の「干支鈴」づくりピーク 東京

MSN産経ニュース 
東京都江戸川区江戸川の知的障害者施設「区立希望の家」では、来年の干支にちなみ、寅の干支鈴づくりがピークを迎えている。利用者の活動の一環で、今年は7人がすでに約300個を制作している。

障害者制度改革:本部設置を閣議決定

毎日新聞 
政府は8日午前、「障がい者制度改革推進本部」(本部長・鳩山由紀夫首相)の設置を閣議決定した。全閣僚で構成する。障害者政策全体を見直すため、本部の下に過半数を障害者団体メンバーらで構成する「制度改革推進会議」(仮称)を置き、当事者を中心に政策立案に当たる。

憂楽帳:100枚の油絵 群馬

毎日新聞 
障害者の芸術活動を支援する「工房あかね」(群馬県高崎市)に通い、油絵制作に取り組む神宮和也さん(23)=同市在住=が、赤い絵の具を絞り出した。神宮さんの作品は、ぬいぐるみのようなカラフルな動物が主役。この日はコヨーテを描き、背景の「コヨーテ」の黄色い文字の上に赤い点々模様を付け始めた。「トッピングだよ」

イベント:ハンディある人もお年寄りも、音楽・ダンス楽しもう 東京

毎日新聞 
ハンディキャップがある人や高齢者、子どもが気軽に参加しダンスと音楽を楽しむイベント「DANCE09 ファイナル」が13日午後1時半から、くにたち市民総合体育館(国立市富士見台2)で開かれる。国内初の知的障害者福祉施設「滝乃川学園」(同市・横倉正義理事長)が中心となって開催してきたイベントで、実行委員長の笠間秀行さん(56)=社会福祉法人「正夢の会」昭島生活実習所施設長=は「練習無しでも体育館で思い切り楽しめる」と参加を呼び掛ける。

出版:障害児対象、特別支援教育3年目 武蔵野の学習塾がブックレット 東京

毎日新聞 
障害のある子どもを対象に07年4月から完全実施された「特別支援教育」を巡り、武蔵野市境の学習塾「遠山真学塾」が、ブックレット「3年目を迎えて いま、特別支援教育は?」を出版した。同塾に通う学習障害などの子どもの親や、講師らの体験談をまとめ、制度の課題を浮き彫りにしている。

特別支援教育(5)高専 5年で深く広く 長崎

読売新聞 
11月10日、佐世保工業高等専門学校(長崎県佐世保市)を、卒業生の中林健司さん(仮名)(22)が訪れた。特別支援教育コーディネーターの松尾秀樹教授(51)に、就職などの相談をするためだ。同校は、発達障害やその疑いがある学生に対し、「修学」「就労」「生活」の観点で支援を行っている。学業不振の学生に対して個別指導したり、作業療法士ら専門家に面談してもらうなど、学生一人ひとりに応じた支援を行っているのが特徴だ。

2009年12月8日火曜日

障害者の集い:皆が尊重される社会を 徳島で大会、作文やポスター表彰も 徳島

毎日新聞 
「障害者の集い県民大会」が6日、徳島市藍場町2のあわぎんホールで開かれた。県身体障害者福祉大会、県知的障害者育成大会も併せて行われ、約350人が出席した。障害の有無にかかわらず皆が尊重され、安心して暮らせる社会を目指そうと、県や県身体障害者連合会、県手をつなぐ育成会などが主催。

県立特別支援学校高等部 分校志願が増加 埼玉

朝日新聞 
軽度の知的障害がある生徒らを対象にした県立特別支援学校高等部の2010年度の入学志願者数(確定数)で、県立高校の空き教室を利用して08年度に開校した分校3校の志願者数が大幅に増えている。中には志願者数が前年の2倍以上になった学校もあった。県教育局が4日、発表した。

空き店舗「夢通り」 市民や福祉団体が交流 福井

朝日新聞 
小浜市のJR小浜駅前通り商店街で6日、空き店舗を会場に市民グループや福祉団体が交流する催し「やさしさいっぱい!まちなか夢通り」が開かれた。歳末助け合いに協力、募金者に熱々の海鮮鍋やぜんざいが振る舞われる企画もあり、にぎわった。市社会福祉協議会を事務局に、33団体が実行委員会を作って実施した。

障害者:自ら政策立 改革協議の新組織設置へ

毎日新聞 
障害者自立支援法廃止後の法制度全体に当事者の声を直接反映させるため、政府は近く「障がい者制度改革推進本部」(本部長・鳩山由紀夫首相)を設置し、本部内にメンバー20人中11人を障害者や障害者団体幹部とする「制度改革推進委員会」を設けることを決めた。障害者が議論・調査して政策作りに直接参加し、責任も持つ初の仕組みで、支援法に代わる新法など法制度全般を協議。

2009年12月7日月曜日

交通事故死:重度自閉症に逸失利益認める

重度の自閉症だった長男は2005年8月、ヘルパーとともに路線バスを利用して札幌市内の公園へ出かけた際、乗用車にはねられ死亡した。運転手の損害保険会社は、重度障害者を理由に逸失利益を「ゼロ」と算定。両親が07年4月、ヘルパーと所属する特定非営利活動法人(NPO法人)、相手の運転手らに逸失利益を含めた賠償を求めて提訴し「将来、共同作業所などで働くこともあり得た。不当な差別だ」などと訴えていた。
裁判長が示した和解金の算出根拠は、道の最低賃金(年130万円)に係数を掛けた約1130万円▽重度自閉症を障害年金1級と想定して20〜65歳分の約430万円。これらは和解条項に明記されなかったが、両親の代理人によると、重度知的障害者の逸失利益が事実上、認められたケースは今回が初めてという。
こういうことが起こり得るとは想像できませんでした。健常者が交通事故で死亡した場合、その後の収入を算出すると損害賠償は億単位になりますよね。それが最初は、自賠責保険の支払限度額の3千万円のみって。かなり辛いです。

「重度の自閉症」、正確には自閉傾向を伴う重度の知的障害者が働いて収入を得るのはかなり難しいと思います。作業所で働くことは訓練であり労働ではありませんから、最低賃金を当てはめるのはちょっと不公平になるような気がします。複雑な気持ちです。確かに、見た目働けそうにないからゼロだというのが差別だというのはよくわかります。障害年金を受け取れるのを算出しなかったのは、損害保険会社が無知か悪質かだと思います。

和解成立後に記者会見した両親は「障害者の可能性を認めてもらえ満足しています」と話し、言葉を詰まらせた。

原告代理人の児玉勇二弁護士は「最低賃金を算定根拠に逸失利益を認めたもので、極めて画期的な内容」と評価した。
損害賠償論に詳しい立命館大法学部の吉村良一教授(民法)の話 逸失利益は人の命を金で測る便宜的な方法。これまでは、健常者の平均賃金という確実性の高いものだけが逸失利益を算出する物差しとされ、健常者と障害者で不合理な差が出ることもあった。それを修正するための一つの手がかりとして、障害者の逸失利益の算出に最低賃金を用いたことは大きな問題提起。和解でなく、判決であればもっと強いインパクトがあった。
判決ではなく和解ですので、判例としては残らずに特殊な例になるのでしょうか。裁判の詳細はわかりませんが、ご両親、弁護士さん共にすごくがんばられたことが感じられます。

重度障害者に逸失利益 死亡事故賠償訴訟 札幌地裁案で和解 北海道新聞
重度自閉症者事故死 『逸失利益ゼロは差別』訴え実る 東京新聞
重度障害者に逸失利益 交通事故死、和解 最低賃金を考慮 毎日新聞
重度障害者に逸失利益 最低賃金を考慮 交通事故死和解 毎日新聞
逸失利益支払いで和解 重度自閉症者の死亡事故 長崎新聞
逸失利益支払いで和解 大分合同新聞
逸失利益支払いで和解 重度自閉症者の死亡事故 山形新聞
逸失利益支払いで和解 重度自閉症者の死亡事故 静岡新聞
逸失利益支払いで和解ー重度自閉症者の死亡事故 富山新聞
逸失利益支払いで和解/重度自閉症者の死亡事故 四国新聞
逸失利益支払いで和解ー重度自閉症者の死亡事故 北國新聞
逸失利益支払いで和解 重度自閉症者の死亡事故 下野新聞
逸失利益支払いで和解 重度自閉症者の死亡事故 西日本新聞
逸失利益支払いで和解 重度自閉症者の死亡事故 山陰中央新報
逸失利益支払いで和解 岩手日報
逸失利益支払いで和解 重度自閉症者の死亡事故 中日新聞
逸失利益支払いで和解 重度自閉症者の死亡事故 東京新聞
交通事故死:重度自閉症に逸失利益認める…札幌地裁で和解 毎日新聞
逸失利益支払いで和解 重度自閉症者の死亡事故 河北新報
逸失利益支払いで和解 山梨日日新聞
逸失利益支払いで和解 重度自閉症者の死亡事故 福井新聞
逸失利益支払いで和解 秋田魁新報
逸失利益支払いで和解 重度自閉症者の死亡事故 47NEWS
逸失利益支払いで和解 重度自閉症者の死亡事故 神戸新聞
逸失利益支払いで和解 山陽新聞
逸失利益支払いで和解 デイリースポーツ
逸失利益支払いで和解 東奥日報

知的障害者と認知症高齢者の共生型グループホーム、富山市にオープン 富山

ケアマネジメント オンライン 
富山県下新川郡入善町の社会福祉法人にいかわ苑が運営する共生型グループホーム「双葉」が12月1日に開所した。共生型グループホームは、富山県がいち早く率先して整備を進めたことから、別名「富山型グループホーム」などとも呼ばれ、重症心身障害者・障害者らと認知症高齢者等が一つ屋根の下で暮らすことを目的としたケアサポート付きの住まい。

寮生の演劇活動記録集を出版 湖南の「もみじ寮・あざみ寮」 滋賀

中日新聞 
知的障害者福祉の父とされる故・糸賀一雄氏が創設した知的障害者授産更生施設「もみじ寮・あざみ寮」(湖南市石部が丘)寮生の演劇実践活動が第1回上演から今年で30年になるのを記念し、記録集「ロビンフッドたちの青春」が出版された。プロの演劇人ら多くの人に支えられて、80人の寮生が体全体で表現した“生の証し”となっている。

児童デイサービス開所 与那原で初 沖縄

琉球新報 
社会福祉法人沖縄コロニー(金城康博理事長)は1日、与那原町東浜にコロニー児童デイサービスよなばる(金城忠彦所長)を開所した。同所は、障害のある児童・生徒への発達支援やリトミックなどの療育活動を行う。定員は1日10人程度で、個人に応じたプログラムを提供し、日常生活における基本動作の習得や集団生活への適応を促す。

2009年12月6日日曜日

ボランティア:募集 大阪

毎日新聞 
  • <豊中市>知的障害者のスポーツ支援
  • <守口市>知的障害者の仲間とクリスマスパーティー

裁判員裁判:県内2件目 強盗致傷事件、被告に懲役5年 岡山

毎日新聞 
県内2件目の裁判員裁判は4日、岡山地裁で判決があり、高山光明裁判長は「裁判官3人と裁判員6人が評議した結果です」と述べ、強盗致傷罪などに問われた倉敷市羽島、とび職、大下剛広被告(45)に懲役5年(求刑同7年)の実刑を言い渡した。

チャレンジショップ:障害者製作の食品など、6施設が共同ショップ 島根

毎日新聞 
大田市内の六つの障害者福祉施設が4日、各施設内でつくった食品や手工芸品を販売する共同のチャレンジショップ「自主製品のお店 にじ」を、JR大田市駅前のショッピングセンター「パル」(同市大田町)内にオープンした。3月31日までの限定で、障害者の社会参加に向け、技術の向上と製品のアピール、販路の拡大を目指している。

県警保護の青年死亡:「真相解明の一心で」佐賀大で父らが講義 佐賀

毎日新聞 
佐賀市で知的障害のある安永健太さん(当時25歳)が警察官に取り押さえられた直後に死亡した問題をテーマにした授業が2日、佐賀大学経済学部であった。教壇に立ったのは、安永さんの父孝行さん(48)や孝行さんの民事訴訟を担当する半田望弁護士。

福祉年金受給資格厳格化の改正案否決 南足柄市議会

カナロコ 
財政難の南足柄市が打ち出した重度障害者らへの福祉年金の受給対象資格を厳格化する条例改正案が4日、市議会総務福祉常任委員会で賛成少数で否決された。手数料、使用料の引き上げ案は賛成多数で可決された。ただ、いずれも採決は1票差。9日の本会議の採決では可否が変わる可能性もある。

障害者雇用率:県内企業、全国最下位1.50% 法定達せず51.3% 三重

毎日新聞 
県内企業の今年6月1日現在の障害者雇用率が1・50%(前年同期1・49%)で、47都道府県で最下位(同45位)となった。全国平均は1・63%。三重労働局は「理由は分からないが、不況や県内に中小企業が多いことなど、複合的な要因だろう。結果を厳しく受け止め、改善に努める」と話している。

記者と学校交流:障害者差別をテーマに講演 埼玉

毎日新聞 
さいたま市立馬宮中(小林恵校長)で4日、2年生130人を前に毎日新聞の野沢和弘論説委員が「障害者差別をなくす」と題して講演した。

光の村学園の西谷英雄さん 広島

朝日新聞 
優れた教育を地道に実践している個人や団体へ贈られる「ペスタロッチー教育賞」(広島大大学院教育学研究科など主催)に、高知県土佐市の学校法人「光の村学園」理事長の西谷英雄さん(83)が選ばれ、2日、広島大学(広島県東広島市)で表彰式があった。西谷さんは「生きててよかった、この仕事をやってきてよかったなあという思いです」と喜びを語った。

障害者自立に理解を メルカでフェア 手作りアイデア作品販売 岡山

山陽新聞 
障害者週間(3〜9日)に合わせ、「福祉のまちチャレンジフェア」(同フェア実行委員会主催)の販売コーナーが4日、玉野市のメルカ1階サブコートで始まった。6日まで。 障害者の自立促進や活動への理解を深めてもらおうと開催し、今年で3回目。

スポーツの魅力満喫 高松の施設が障害者を招待 香川

四国新聞 
香川県高松市内のスポーツ施設が4日、同市内の知的障害者施設の利用者を招待した。参加者は、卓球やバスケットボールなどを体験し、楽しいひと時を過ごした。 招待は、ホームランドーム高松店(香川県高松市木太町)が障害者に多彩なスポーツを楽しんでもらおうと初めて実施。就労継続支援B型事業所「あじさい」(香川県高松市春日町)の利用者9人を招いた。

一般市民のアート発掘へ 京のデザイナーらプロデュース 京都

京都新聞 
京のデザイナーや建築家らが、一般市民が作った個性豊かなアート作品を発掘するグループ「BananaChips!」を立ち上げた。デザインのプロがボランティアで、趣味や特技を生かした作品をプロデュースする。第一弾は大阪府羽曳野市の知的障害者授産施設「はびきの園」の利用者の作品展で、4日、京都市左京区のギャラリーとカフェで始まった。

健やかわかやま:発達障害子育てで親同士の座談会 あす和歌山ビッグ愛で 和歌山

毎日新聞 
発達障害のある子を持つ親らでつくるNPO法人全国LD親の会(内藤孝子理事長)は、親同士の座談会「ちょっと違う子育てが、おもしろい!」を6日午後2〜5時、和歌山市手平2の和歌山ビッグ愛で開く。無料。

特別支援教育(4)中学から情報、指導充実

読売新聞 
発達障害のある生徒が充実した高校生活を送るには、個別の指導計画など、中学での支援情報を円滑に高校に引き継ぐ必要がある。しかし、入試で不利になることを懸念し、情報を伝えない中学も少なくない。公立の場合、市町村立の中学と、都道府県立の高校とでは、学校設置者が異なることもネックとなる。

2009年12月5日土曜日

障害者福祉施設が製品販売 長野

伊那毎日新聞 
上伊那の障害者福祉施設が製作した商品の販売が3日から、伊那合同庁舎で始まった。伊那合同庁舎の2階に販売会場が設けられ、通所者らが商品の購入を呼びかけていた。これは同日から始まった「障害者週間」に合わせて行われている。

温か〜 木版画の年賀状 滋賀

朝日新聞 
大津市中庄2丁目の知的障害者授産施設「瑞穂(みずほ)」(45人)で、通所者手作りの木版画の年賀状とカレンダーの制作が追い込みに入っている。施設で木版画に取り組んで29年。中には20回近く刷り重ねたものもあり、新年に向けた1万枚以上の労作が、また各地の古里に届く。

富里市 ソフトボール「富里福葉苑」 千葉

朝日新聞 
障害者授産施設、富里福葉苑(富里市)でソフトボールが始まったのは、生駒三男苑長(61)が招かれた1984年のことだ。知的障害者にボールを投げようとすると、ぶつけられると思ったのか、怖がるしぐさをみせた。ボールを投げたことも、捕ったこともない障害者が多かった。

真心ろうそく 神戸を照らせ 穴水の知的障害者追悼へ製作 石川

中日新聞 
知的障害のある人たちが働く穴水町大町の特定非営利活動法人(NPO法人)「いきいき」の利用者たちが三日、来年一月十七日の阪神淡路大震災追悼集会に使うろうそく作りをした。

絵画、書道作品ずらり 障がい者芸術展日光市役所で 栃木

東京新聞 
国際障害者デーの三日、日光市役所で「日光市障がい者文化・芸術展」(同市主催)が始まった。土、日曜日を除き九日まで。

福山の連続不審火から1か月 障害者作業施設再建メド立たず 広島

読売新聞 
福山市明神町などで11月3日未明に障害者の作業場などを焼く3件の連続不審火が発生してから、3日で1か月を迎えた。大切な収入を得る場所となっていた作業場を失った知的障害者作業施設「さんさん作業所」=槙山ひとみ施設長(36)=は、資金難から再建のめどが立たず、20〜37歳の利用者15人は、約2キロ離れた同市南蔵王町の空き店舗を借りて作業を続けている。

安永さん取り押さえ死問題、遺族の被害者参加決定 佐賀

佐賀新聞 
害者の安永健太さん=当時(25)、佐賀市木原=の取り押さえ死問題で、付審判請求により特別公務員暴行陵虐致傷罪に問われた警察官の公判について、佐賀地裁の若宮利信裁判長は4日、被害者参加制度に基づき安永さんの父孝行さん(48)と弟浩太さん(26)の参加許可を決定した。初公判の期日は未定。

障害ある子どもの絵や陶器250点 かごしま県民交流センターで作品展 鹿児島

南日本新聞 
障害のある子どものための美術教室「ピカソ」の作品展が4日、鹿児島市のかごしま県民交流センターで始まった。同市と南さつま市の教室に通う子どもたち37人の作品約250点が並んでいる。17日まで。

手作りグッズで「参加」 国際チェロコン 東京

朝日新聞 
地元産の若竹を使ったレターセット、近くの草花で染めたしおり——。八王子市で開催中の国際チェロ・コンクールで、ユニークな公式グッズが注目されている。市民の支えで復活した国際コンクールに様々な形で参加してもらえればと、主催団体の依頼で市内の三つの福祉作業所が作った。ほとんどが二つとない手づくり製品で、「温かみがある」と好評だ。

新教育の森:ほっかいどう 土曜教室 北大教育学部 北海道

毎日新聞 
発達障害の子供たちの居場所づくりを目指し、北海道大学教育学部で「土曜教室」が続けられている。学習や友人づくりでうまくいかない子供たちを学生や大学院生が先生役になってサポートする。一方、旭川では親たちによるグループが活動し、一人一人の状況に応じた支援で、子供の成長を後押ししている。

2009年12月4日金曜日

鳩山首相夫人が美々川福祉園を訪問 北海道

苫小牧民報 
鳩山由紀夫首相夫人の幸さんが2日、苫小牧市の社会福祉法人美々川福祉会(橋浪蔵理事長)が運営する知的障害者入所授産施設「美々川福祉園」を訪れた。利用者約100人を激励し、一緒に昼食も楽しんだ。毎年秋に訪れている。首相夫人として初めての訪問だ。

知的障害者に殴るける 福祉施設職員を停職処分 京都

MSN産経ニュース 
京都中野区は3日、区の障害者福祉施設に通う20代の知的障害者に暴行したとして、男性主事(42)を停職1カ月の懲戒処分にした。中野区によると、男性主事は10月、施設が地域の祭りに参加した際、集団から離れた知的障害者の腹を殴ったり、太ももをけったりした上、15分間、床に正座させた。けがはなかったという。

2009歳末点描:「食べるの楽しみ」 園児がクリスマスケーキ作り 宮崎

毎日新聞 
都城市野々美谷町の知的障害児通園施設「都北学園」の2歳〜就学前の27人が2日、市内甲斐元町の「お菓子の南香」で一足早いクリスマスケーキ作りを楽しんだ。スポンジケーキに生クリームを塗り、その上に薄く切ったイチゴを乗せて次のスポンジケーキを重ねる。職人の手ほどきで、全員が3段重ねのケーキを完成させた。

あちこち・あいち:障害児にケーキを 愛知

毎日新聞 
豊橋生菓子組合は、豊橋市多米町の知的障害児通園施設・高山学園(石川憲三園長)を訪れ、子供たち30人に一足早いクリスマスケーキをプレゼントした。福祉施設の子供たちにクリスマス気分を味わってもらおうと85年から毎年贈っている。

自閉症児に理解を 「星の国から孫ふたり」、徳島市で上映

徳島新聞 
自閉症児の子育ての現状と、それを支える福祉や教育の在り方を描いた映画「星の国から孫ふたり」が5日から1週間、徳島市蔵本町のシネアルテで上映される。徳島市南矢三町2の森弘子さん(66)=鍼灸師(しんきゅうし)=が、米国と東京を行き来する原作者のノンフィクション作家門野晴子さん(72)と25年来の交流がある縁から、友人らと実行委員会をつくって上映を企画した。

特別支援教育(3)教師の卵 心もサポート

読売新聞 
教員志望の大学生を、学習支援ボランティアとして活用する高校がある。「質問をしても、答えが見つかるまで話さない。長い沈黙に特徴がある子だな、と戸惑いもあった」。京都教育大学大学院で教職を目指す修士課程2年の池田純さん(23)は、高杉大輔君(仮名)(20)との出会いをそう振り返る。

つよし寮入所者 えとの置物作り 宮崎

読売新聞 
日南市吉野方の知的障害者更生施設「つよし寮」(青山岩夫施設長)の入所者らが、来年のえと寅(とら)の置物作りに励んでいる。 置物は、高さ7.5センチ、幅4.5センチ、奥行き11.5センチの陶製。色は白、茶、薄いベージュ、黄土色の4種類をそろえている。

札幌授産施設「ともに」絵のワークショップ 北海道

朝日新聞 
絵は仕事や暮らしに自信を与えてくれるーー。札幌市西区の知的障がい者通所授産施設「ともに」で毎月1回、絵のワークショップが開かれ、ここで絵を学んだ通所者が、障害者による芸術展で続々と入賞している。施設で作ったカレンダーも好評だ。ともに」に通うのは10代後半から50代の42人。重い自閉症や知的障害のある人たちだ。ふだんはスタンプ押印やスリッパ消毒などの軽作業に従事。うち約15人が絵のワークショップに参加している。

2009年12月3日木曜日

授業で制作した絵画など300点、個別支援学級の作品展 神奈川

カナロコ 
横浜市金沢区の市立中学校個別支援学級に通う生徒による作品展「あすなろ展」が、同区泥亀1丁目の福祉施設「いきいきセンター金沢」1階ロビーで開かれている。4日まで。個別支援学級は区内の市立中学全10校にあり、知的障害や情緒障害のある生徒が通っている。

福島由合子さんが2冊目の本 神奈川

タウンニュース 
12月15日(火)に小説『ふくや始末記』を出版。知的障害者の娘を持つ福島さん。小田原で中学校の英語教師として20年間勤め退職、準備期間を経て平成6年に娘と一緒に働ける惣菜のお店「ふくや」を渋沢に開店させた。それから8カ月、閉店に至るまでの不安や迷い、希望が描かれる、事実を基にした小説となっている。

倉敷琴浦高等支援学校:来年4月開校、願書受け付け開始 岡山

毎日新聞 
来年4月に開校する「県立倉敷琴浦高等支援学校」の願書受け付けが1日、始まった。就労を強く意識した高等部単独の特別支援学校で、県内の設置は今年4月開校の岡山瀬戸高等支援学校に続き2例目。同校も同日から願書を受け付けている。期間はいずれも3日午後5時まで。

日野の父娘心中事件から3年 なぜ救えなかった 調査団、教訓を本に 滋賀

毎日新聞 
日野町の会社員の父親が知的障害のある娘2人と無理心中した事件から4日で丸3年。障害者団体などでつくる「日野・障害児家族心中事件調査団」(渡辺武代表)は、福祉施策の課題を考えようと、家族を知る人たちの証言を基に「障害のある子ども・家族とコミュニティケア」を出版した。

元四電有志らボランティア、障害者施設に慰問20年 高知

読売新聞 
20年間、高知県四万十市古津賀の知的障害児者施設「わかふじ寮」への慰問を続けるボランティアグループ「わかふじ和の会」のメンバーら8人が、今年も同寮を訪れ、体育館で入所者や職員らと運動やカラオケなどを通じて交流した。作業所は特色を分かりやすくアピールし、自作の製品を写真入りで伝えている。「相談したい」「仲間が欲しい」との声に対応する機関もリストアップされている。

障害情報ガイド:横浜市鶴見区役所、1300部を無料配布 神奈川

毎日新聞 
横浜市鶴見区役所は1日、障害者施設などをまとめた障害情報ガイドブック「つるみでくらす」を発行した。身体・知的障害者の作業所から支援センター、デイケアまで67カ所が48ページにわたり紹介されている。

わたしたちが創る展:弘済学園入所者の力作4282点 東京駅で展示販売 東京

毎日新聞 
総合福祉センター「弘済学園」(神奈川県秦野市)の入所者らの作品を展示する第47回「弘済学園 わたしたちが創る展」が4日まで、東京駅丸の内北口地下「動輪の広場」内特設会場で開かれている。同園には8歳から32歳まで、知的障害者ら176人が入所している。毎年7月ごろから準備を始め、木彫りのペン立てやビーズ細工ののれん、織物のポーチなどを仕上げていく。

田原に障害者働くカフェ開店 就労支援の拠点に 愛知

中日新聞 
障害者に働く場を提供するカフェ「villa波(うぇ〜ぶ)」が田原市高松町にオープンした。健常者のスタッフと一緒に接客や調理などを担当。同市内の障害者の就労支援の拠点を目指し、働く障害者を募っている。カフェは豊橋市で障害者を支援する特定非営利活動法人(NPO法人)「ふぃ〜る工房」が設立した。

高齢者宅ごみ出し支援 東京

読売新聞 
武蔵村山市は、高齢者世帯などに障害者を派遣して、玄関先から集積場所まで家庭ごみを運ぶ「ごみ出し支援事業」を企画し、利用世帯を募集している。高齢者やヘルパーの家事負担を軽減するとともに、障害者が手間賃を受け取ることで収入増につなげるのが狙い。多摩地区でこれまで、高齢者世帯などの家庭ごみの搬出を手伝っている自治体は14市に上るが、障害者が担い手のケースはない。

知的障害者と認知症高齢者が共生 入善に施設開所 富山

富山新聞 
富山型共生グループホーム「双葉」の開所式は1日、入善町入膳の現地で行われ、社会福祉法人にいかわ苑の若林清彦理事長ら関係者が新拠点のオープンを祝った。知的障害者と認知症の高齢者が共同生活する同グループホームは県内で初めてとなる。

情報プラザ:講演会「自閉症スペクトラムの理解と支援」 大阪

毎日新聞 
講演会「自閉症スペクトラムの理解と支援ー思春期の安定のために」。19日(土)13時(12時40分開場)〜16時半、高槻市野見町2の高槻現代劇場3階レセプションルーム。講師は、よこはま発達クリニックの児童精神科医、吉田友子さん。

発達障害児の親の会が理解求め冊子発刊 愛媛

愛媛新聞 
発達障害の一つ、高機能自閉症・アスペルガー症候群の子どもを持つ親の会「ダンボクラブ」(松山市)はこのほど、学校での子どもへの対応方法を紹介した冊子「先生、ありがとう!Vol.2」を発刊した。同クラブは「指導の仕方で障害は特性として伸ばせることを教育関係者に知ってほしい」と呼び掛けている。

映画で社会伝えたい 24年ぶり活動再開 徳島

朝日新聞 
徳島市南矢三町2丁目の鍼灸(しん・きゅう)師、森弘子さん(66)らのグループが5〜11日、自主上映会をシネアルテ(同市蔵本町2丁目)で開く。自閉症の子がいる家族を描いた新作の映画で、原作者と交流がある森さんが、作品に込められた問題意識に共鳴。映画は「星の国から孫ふたり」(2009年、槙坪夛鶴子(たづこ)監督)。ノンフィクション作家の門野晴子さん(72)が、自閉症の孫2人との日々をつづった本が原作だ。

特別支援教育(2)心理学で学ぶ対人関係 茨城

読売新聞 
茨城県鹿嶋市の県立鹿島灘高校は午前、午後、夜間の3部制を取る定時制だ。不登校など多様な生徒を受け入れ、「フレックススクール」と呼ばれる。小中学校時代の友人関係のトラブルから心に問題を抱える子もいる。発達障害のある子の3割が不登校になり、不登校の3割に発達障害があると言われる。

2009年12月2日水曜日

当地の逸品:もりやませんべい 滋賀

毎日新聞 
ざくっ!ぼりぼり。なかなかの歯ごたえだ。もりやま作業所の「もりやませんべい」には十数年の歴史がある。安定した収入源をつくり出そうと神戸市の先進施設で研修を受け、96年から売り出した。製造にかかわるのは知的障害のある作業所利用者ら11人。障害の程度によって、小麦粉にふるいを掛ける係や、卵割り、せんべいの焼け具合のチェックなどを分担している。

県内の障害者実雇用率2.25% 全国で2%超は9県 福井

中日新聞 
県内に本社がある民間企業の今年6月1日時点の障害者実雇用率が、昨年より0・23ポイント増えて2・25%となったことが、福井労働局職業対策課のまとめで分かった。全国で2%を超えたのは9県にとどまっている。

竹、竹炭の粉末入りパン  菊川の障害者共同作業所で製造 静岡

中日新聞 
知的障害者の共同作業所などを運営する社会福祉法人「草笛の会」では、県立大食品栄養科学部の横越英彦教授から指導を受け、2005年に竹の粉入り食パン「竹小町」(270円)を売り出した。竹パウダーは業者から仕入れている。

しめ縄作り今がピーク 八重山育成園 沖縄

沖縄タイムス 
石垣市大川の知的障害者授産施設「八重山育成園」(砂川洋賜(ひろし)施設長)で正月用のしめ縄作りがピークを迎えている。例年完売する人気ぶり。年の瀬に向け、通所者25人が「編み」「ひも結び」「飾り付け」など役割を分担して、急ピッチで作業を進めている。

新デザート「たまごもち」が人気 洲本の喫茶店 兵庫

神戸新聞 
健常者と障害者が共に働く洲本市中川原町厚浜の喫茶店「カプチーノ」と「わらびカフェ」に、淡路島の卵と牛乳を使った新しいデザート「たまごもち」が登場し、人気を集めている。たこ焼き器を使って作る温かいスイーツ。オーナーの柿原孝司さん(44)は「和風シュークリームのように仕上がった」と話している。

障害者雇用支援月間ポスター原画 函館の松永さんが入賞 北海道

北海道新聞 
障害者を対象に職業をテーマにした作品を募集した独立行政法人、高齢・障害者雇用支援機構の「障害者雇用支援月間ポスター原画」で函館の松永ちえみさん(24)が道内からただ一人、入賞した。今年2月に自閉症と診断されたが、好きな絵を描き続ける松永さんは「夢かと思った」と受賞を喜んでいる。

死刑でいいです 孤立が生んだ二つの殺人

朝日新聞 
山地は少年院で広汎性発達障害のひとつであるアスペルガー症候群と診断されていた。発達障害と犯罪とが直接結びつくわけではないが、著者は障害は孤立につながるリスク要因のひとつだと考える。暴力的な父とその死、母子家庭の貧困、いじめなどの過酷な成育歴がていねいな取材から浮かび上がる。人間関係が作れずに孤立していく山地は大人たちに相談を持ちかけているのだが、彼らはそのSOSの深刻さを、十分に理解し受け止めることはできなかった。

障害の枠超え歌って踊って 豊島で6日 ミュージックフェス 東京

東京新聞 
障害者週間(三〜九日)にちなみ、心や体に障害がある人たちが音楽やダンスなどを通じて交流するイベント「豊島ミュージックフェスティバル」が六日、豊島区の豊島公会堂で開かれる。障害のある人同士が交流するとともに、地域の人々にも障害への理解を深めてもらおうという狙いだ。

地道なSO支援に栄誉 日光のベインズさん、ソロプチミストから賞 栃木

下野新聞  
知的発達障害者のスポーツ競技会「スペシャルオリンピックス(SO)」への支援活動を続けているSO日本・栃木相談役のベインズ伸子さん(67)=瀬尾=がソロプチミスト日本財団の社会ボランティア賞を受賞した。SO日本・栃木の設立にも関与し、市内では昨年始まった陸上競技プログラムを支援している。地道な活動が実を結び、ベインズさんは「過去に支えてくれた人への恩返しができた」と喜んでいる。

特別支援教育(1)発達障害の子 普通科で自立 福岡

読売新聞 
福岡県八女市の西日本短期大学付属高校。普通科の中に「発達支援クラス」を設け、学習障害(LD)や注意欠陥・多動性障害(ADHD)、高機能自閉症など、従来の特殊教育では対象とされなかった発達障害の子を、全国に先駆けて受け入れてきた。

第82回国語メディア研究会・第3回発達障害ユニバーサル授業研究会

ValuePress! 
就労支援推進ネットワーク(所在地:東京都羽村市 理事長:小林浩一)・発達障害児支援 アカンパニスト(所在地:東京都羽村市 理事長:柳下記子)は、発達障害者の学習支援を研究する「第3回発達障害ユニバーサル授業研究会」を、2010年2月13日に神奈川県川崎市で開催する。

北九州市の発達障害者支援センター 若松区に分所設置へ 福岡

西日本新聞 
北九州市の北橋健治市長は30日、発達障害者支援センター「つばさ」(小倉南区春ケ丘)の分所を、知的障害児施設「市立小池学園」(若松区小敷)内に2010年度、設置する方針を明らかにした。同日開かれた市議会一般質問で答弁した。

2009年12月1日火曜日

障害者の頑張り応援を 初の常設店舗開店 兵庫

神戸新聞 
知的障害者が通う障害福祉サービス施設「三田わくわく村」(三田市大原)が来月12日、三田駅前商店街に、利用者が作った菓子やさをり織りの小物を販売する初の常設店舗「あにまるクッキーのお店『わっぴー』」をオープンする。ほかの小規模作業所の商品も並べる予定で、同施設は「障害者への理解を深めてもらう場所になれば」と期待する。12、13日は1割引きセールを催す。

発達障害:理解を深めて 「県アスペの会」が講演会 山口

 毎日新聞
山口市の市民会館で29日、アスペルガー症候群(知的障害がみられない発達障害)や自閉症の人、家族らでつくる「県アスペの会」の公開講演会が開かれた。自身も同症候群の長男を持つ東京都自閉症協会理事の尾崎ミオさん(43)が「狭い価値観を押しつけるのではなく、障害者がありのままの姿を堂々と主張できる社会に変えるべきだ」と訴えた。

発達障害児への正しい支援学ぶ 高松で研修会 香川

四国新聞 
注意欠陥多動性障害(ADHD)や広汎性発達障害(PDD)など発達障害のある子どもたちに対する支援のあり方を探る研修会が28日、香川県高松市林町の県立文書館であった。参加者は、講演や事例紹介を通じて発達障害を理解するとともに、幼児期の正しい支援方法を学んだ。

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