2013年3月30日土曜日

知的障害の画家AKIさん 名古屋の商社と契約 愛知

中日新聞 
名古屋・錦に本社を置く大手繊維商社「豊島」は、知的障害のある画家AKIさん(25)=本名・木下明幸、東京都世田谷区=と専属デザイナー契約を結んだ。作品をあしらった服飾品を企画して卸し、各小売店の独自ブランドで売り出す。小売価格の3~5%がAKIさんの収入になる。試験的にAKIさんの絵をワンポイントで使った女性用のカーディガンは、八百着を二週間で完売した。四月から五月にかけ、二十~四十代向けの女性用や男性用の二十商品が「ピュアルセシン」「エヘカソポ」「イッカ」などのブランドから発売される。

障害者施設利用者ら菓子や手芸品PR 高松市長表敬 香川

四国新聞 
高松市内の障害者就労施設利用者らがこのほど、市役所に大西市長を表敬訪問し、「施設の商品や活動を知ってもらい、是非活用してほしい」とオリジナルの菓子や手芸品を紹介した。訪問は、各施設が提供する手作り品や請負事業などを広め、利用増へつなげようと、NPO法人県社会就労センター協議会に加盟する県内の障害者施設などが実施。施設利用者らが県内各市町の首長らを訪ね、商品をアピールしている。

2013年3月29日金曜日

50歳以上で父親になると孫の自閉症リスク1.7倍

kenko 100 
女性の高齢出産のリスクばかりが注目されているが、男性でも注意が必要なのはご存じだろうか。これまでも高齢男性が子作りをした場合、子供の自閉症や統合失調症などの病気になりやすくなることが指摘されていたが(関連記事)、子供だけでなく孫にまで影響する可能性が示された。スウェーデン・カロリンスカ研究所のChristina Hultman教授らによると、50歳以上で父親になった人では、20歳代前半で父親になった人に比べ、孫が自閉症になるリスクが1.7~1.8倍に上昇することが分かったという。詳細は、3月20日発行の米医学誌「JAMA Psychiatry」(電子版)に掲載されている。

福祉鑑定を受けた男に懲役1年の実刑判決 大分

大分放送 
知的障害などの疑いのある男が窃盗の罪などに問われた裁判で、大分地裁は保護観察による更生を求めた弁護側の主張を認めず、男に実刑判決を言い渡しました。公判では被告に知的障害などの疑いがあるとした弁護側の主張をもとに県内で初めて福祉鑑定が実施されました。判決公判で大分地裁の開発礼子裁判官は「被告が障害に即した福祉的支援を受けられるか不明」などととして、弁護側の主張を認めず、男に懲役1年の実刑判決を言い渡しました。弁護側は「被告は福祉的な更生を受ける機会を失った」として、控訴する方針です。

2013年3月28日木曜日

累犯障害者、更生は刑務所で 放火事件被告に実刑 長崎

ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 
現住建造物等放火罪に問われ、民間専門機関「障がい者審査委員会」が知的障害があるため刑務所での服役より福祉の支援が必要とした女性被告(51)の裁判員裁判で、長崎地裁(重富朗裁判長)は27日、懲役3年(求刑懲役6年)の判決を言い渡した。

近年増加 集中できない障害「ADHD」をもつ子との接し方とは

マイナビニュース 
現代、発達障害の子どもが増えていることが社会的な問題となっています。発達障害にもいくつか種類がありますが、その中でもADHD(注意欠陥多動性障害)の子どもの扱いに悩まされる方は多くいます。ADHDの子どもは、様々なものに注意が移ってしまい、物事に集中して取り組めません。もし、自分の子どもや身の回りの人がADHDであったらどう接すれば良いのでしょうか?中学校の養護教諭という立場から長年多くのADHDの生徒と関わって来た中里幸子さんに教えてもらいました。

虐待を受けた女性と自閉症リスクの関連 米研究

QLifePro医療ニュース 
子どもの時に精神的・身体的な虐待を受けた女性から、自閉症の子どもが生まれる確率が高まるとの研究結果を20日、米ハーバード公衆衛生大学院(Harvard School of Public Health)が米精神医学専門誌「JAMA Psychiatry」オンライン版に発表した。虐待体験のある女性は、虐待体験のない女性と比べて自閉症の子どもが生まれるリスクは約60%も高まるという。

2013年3月26日火曜日

発達障害急増の要因は? 赤ちゃんに優しくない「お産」

NET-IB NEWS 
福岡市立こども病院の医師ら5名が1988年から2006年にかけて実施した「福岡市の発達障害児の実態調査」において、病院によって発達障害の発生頻度に差があること、および、同調査の報告の結語に、「幼児期以降の発達予後の情報を産科と共有しさらに詳細な検討が必要であると考えられた」という内容が含まれていたことを報じた。今のところ福岡市は、「市独自で産科と協力した実績はない」(市保健福祉局長、13年3月21日)というが、発達障害児急増の原因究明において、産科を交えた詳細な検討は本当に必要がないのだろうか。

2013年3月25日月曜日

宝塚市手をつなぐ育成会:知的障害者への理解を 30日、まつり初開催 兵庫

毎日新聞 
知的障害者と保護者でつくる「宝塚市手をつなぐ育成会」は30日午前10時半から、宝塚市安倉西2の市総合福祉センターで「育成会まつり」を初めて開く。一般市民の参加は自由で、歌やダンスの発表やゲームを通じて知的障害者への理解を深めてもらう狙い。参加無料。同会は1968年に結成し、現在の会員数は約370人。啓発活動や会員による懇親会を開いてきた。まつりは、知的障害への偏見をなくし、地域住民とともに暮らせるよう企画した。

障害者支援施設:種別問わず生活相談 横浜・中区に「ポンテ」オープン 神奈川

毎日新聞 
知的や身体、精神など障害の種別を問わずに生活相談などを受け付ける障害者支援施設「みはらしポンテ」が23日、横浜市中区新山下3にオープンした。ショートステイなどケア活動や相談支援事業が一体となったサービスを提供する施設は、県内でもまだ少ない。障害者が安心して暮らせるよう、地域と積極的に交流していく場を目指すという。障害者一人一人の特性に合った支援ができる拠点施設を求める声があり、市や医療機関、障害者支援団体などが05年から建設を検討してきた。特に中区では、障害者を支援する施設は小規模のグループホームや作業所しかなかったため、ニーズがあったという。地域の理解も得て、7年がかりで開所にこぎつけた。

社屋を活用、障害児施設 岐阜市の企業、笠松町に来月開所 岐阜

岐阜新聞 
障害児福祉施設の空白地域を解消しようと、民間企業が社屋の空きスペースに障害児のためのデイサービス施設を誘致した。羽島郡笠松町米野で4月1日に開所する「第2サポートセンターつぼみ」。運営する一般社団法人光陽福祉会(岐阜市折立)の菊池利哉会長(37)は「福祉の枠の中だけでは関われない、不特定の人と接することで、将来の就労に向けた社会性が身につけられる」と、民間企業の協力を受けた今回の試みに期待している。

2013年3月24日日曜日

罪を犯した障害者 社会での受け入れは

NHK 
罪を犯した障害者や高齢者の社会での受け入れについて、検察や福祉の関係者などが意見を交わすシンポジウムが東京で開かれました。知的障害のある人や高齢者の中には、万引きや無銭飲食などを繰り返してしまう人がいますが、再犯を防いで社会で受け入れるためには福祉による支援が欠かせません。元衆議院議員で作家の山本譲司さんが基調講演を行い、刑務所の実情について、「障害のある人が大勢いるのに驚いた。刑務所を出ても福祉と関わりを持つことなく、万引きなどを繰り返して刑務所に戻って来る人もおり、差別や排除をせず支援すべきだ」と訴えました。

2013年3月23日土曜日

企業就職めざし 市が知的、精神障害者をチャレンジ雇用 京都

両丹日日新聞 
知的、精神障害者の一般企業への就職のステップにと、福知山市は臨時職員として採用して経験を積んでもらう「市チャレンジ雇用」事業に取り組んでいる。昨年7月に開始以来、これまでに延べ7人を臨時雇用し、うち3人が就職を決めた。現在は30-40代の男女3人が就職をめざして日々の業務に励んでいる。課題は就職先の受け皿を増やしていくこと。市はハローワークや社会福祉部門、商工関係機関との連携も強化して、障害者雇用の機運を高めていきたいという。

2013年3月22日金曜日

発達障害急増の要因 遺伝説に疑問、福岡市議会で論争

NET-IB NEWS 
発達障害児が急増した要因は何か――。21日、福岡市議会の予算特別委員会で、高山博光市議(城南区)は、子ども未来局長および保健福祉局長に問い質した。高山市議が質問の根拠としたのは、2007(平成19)年度の福岡市立こども病院・感染症センターの「年報VOL.28」に掲載されている「福岡市の発達障害児の実態調査」。この調査は、こども病院小児神経科3名と、福岡市立心身障がい福祉センター小児科、同・西部療育センター小児科の各1名、計5名の医師によって作られた。

発達障害者支援、県が独自マーク「結」作成 長野

信濃毎日新聞 
県は発達障害への理解を深めてもらうため、県独自のシンボルマーク「結(ゆい)」を作り、来年度から発達障害者支援の関連事業で本格的に活用する。県健康福祉部によると、新潟県で同様の取り組みがあるが、全国的には珍しい。シンボルマークは、鳥を模して発達障害への正しい理解が山を越えて広がるように願い、ひもの結び目のような形にして支援が年代などを超え、地域社会、当事者、支援者らが結び付くことをイメージした。色は世界自閉症啓発デー(4月2日)のシンボルカラーのライトブルー。県精神保健福祉センター職員の家族でグラフィックデザイナーの吉沢緩子(ひろこ)さん(下伊那郡松川町)が作った。

注意欠陥/多動性障害(AD/HD)治療薬 コンサータ®錠 18歳以上の成人期への適応追加承認申請

PR TIMES 
ヤンセンファーマ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:ブルース・グッドウィン、以下ヤンセン)は、2013年3月19日、小児期における注意欠陥/多動性障害(AD/HD)を適応症とする、中枢神経刺激剤コンサータ®錠(一般名、メチルフェニデート塩酸塩徐放錠)について、18歳以上の成人期への適応追加の承認申請を行いました。同時に、コンサータ®錠36mgの剤型追加承認も申請しました。

2013年3月21日木曜日

舎人ライナー西日暮里駅 障害者のパン店好評 東京

東京新聞 
荒川区の日暮里・舎人ライナー西日暮里駅に、障害者の手作りパンを売る店舗がオープンした。店の名は「GLORY(グローリー)」。NPO法人「かがやき」が運営する障害者の就労支援施設「パン工房あさがお」(西尾久)で作ったパンを火・水・木曜の週三回、正午~午後五時に販売する。日暮里・舎人ライナーの改札口からJRの西日暮里駅へ続くコンコースの一角にある。店舗の設置は都交通局が障害者の就労支援として進めている。

フライングディスク楽しもう 障害者クラブ、当別に来月発足 北海道

北海道新聞 
樹脂製の円盤を投げてコントロールなどを競うフライングディスクの障害者クラブ「とうべつチャレンジドクラブ」が4月に発足する。設立に向けた初の講習会が24日午後1時から、西当別コミュニティーセンター(太美町22)で開かれる。主宰する会社員木村純一さん(55)は「障害者も健常者も講習会に出て、面白さを体験してほしい」と話している。フライングディスクは直径23・5センチ、重さ約100グラムで、コントロールや飛距離などを競う。簡単だが奥が深く、障害者の全道大会や全国大会も開かれている。24日の講習会は、北海道障害者フライングディスク連盟から講師を招き、楽しみ方やコツなどを学ぶ。町民なら障害の有無、年齢を問わず誰でも参加できる。参加料300円。

障害者手作りジャムや小物販売 24日まで 長崎

読売新聞 
県内の障害者が作った食品などを販売する「長崎福祉の店 ふれあいショップ」が20日、佐世保市本島町のトゥインクル西沢8階催事場で始まった。82の福祉施設でつくる「街かどのふれあいバザール運営委員会」が、自立や就労を目指す障害者が手がけた商品の販路を広げ、福祉への理解を深めようと、1991年から県内各地で開いている。午前10時~午後6時。24日まで。

障害者避難の実態 30日八王子で上映 東京

読売新聞 
東日本大震災で被災した発達障害や身体障害を抱える人々とその家族が、避難生活を送る上での難しさなどを描いたドキュメンタリー映画「逃げ遅れる人々」が30日、八王子市東町のクリエイトホールで公開される。飯田基晴監督は「災害時には障害が普段以上のハンデとなる。地域の人々と障害者が良好な関係を作り、支えあっていくことの大切さを伝えたい」と話す。上映は午後6時半から。定員は約200人、入場料は1000円(要予約)。上映後は、福島県いわき市で被災し、相模原市内で避難生活を送る男性を招いたトークイベントも開催。

2013年3月20日水曜日

埼玉・戸田の特別支援学級で体罰の疑い 県警捜査 埼玉

MSN産経ニュース 
埼玉県戸田市の市立中学校の特別支援学級に通う2年の男子生徒(14)が昨年5月、当時担任だった男性の臨時教諭から体罰を受けたとして、生徒の保護者が、県警蕨署に暴行被害の上申書を提出していたことが分かった。蕨署は暴行の疑いで捜査している。県教育委員会などによると、臨時教諭は昨年5月、体育の授業中に男子生徒の顔を両手でたたいたとしている。保護者は同年12月に蕨署に相談した。生徒にはいずれもけがはなく、学校にも通っているという。男性は厳重注意を受け、同月開かれた保護者会で保護者に謝罪。同年6月に依願退職した。

体罰、特別支援学校でも 道内の教諭処分、07年度以降10人 北海道

北海道新聞 
学校での体罰が社会問題化する中、特別支援学校で体罰を行い、道教委が懲戒処分した教諭が2007年度からの5年間で8人に上り、本年度も2人が処分されるなど、より注意深い対応が求められる特別支援学校でも体罰がなくならない実態が浮かび上がった。一方、道内では特別支援学校教諭免許の保有率は76%にとどまり、関係者は「専門知識を身に付けることが適切な対応につながる」として保有率の向上を求めている。

世界自閉症啓発デー:来月2日、県内10カ所で「ライトイットアップブルー」 兵庫

毎日新聞 
国連が定めた「世界自閉症啓発デー」の4月2日夜、青色の照明で名所をライトアップするイベント「ライトイットアップブルー」が、県内10カ所で開催される。青色の照明は「落ち着きを取り戻す」「神経を鎮める」との意味が込められている。米ニューヨーク市で08年始まり、今年は45カ国の約3000カ所で開催される。国内では、患者の母親らでつくるNPO法人「あっとオーティズム」(芦屋市)の佐伯比呂美理事長(48)らが、11年に神戸市兵庫区の能福寺など市内3カ所で初めて開催した。3年目の今年は東京スカイツリーや札幌市の時計台、高知市の坂本龍馬像なども計30カ所以上が参加する。

障害者の就職橋渡し、順調 福知山市「チャレンジ制度」 京都

京都新聞 
精神や知的障害のある人を臨時職員(非常勤職員)として採用し、一般企業への就職につなげる福知山市の「チャレンジ雇用制度」が好調だ。昨年7月から始め、これまでに採用した7人のうち3人が市内で就職を果たした。健常者と同じ職場でコミュニケーションや仕事の流れに慣れながら、働くことに自信をつけている。同制度は厚生労働省が進める事業の一環で、福知山市は府北部で初めて導入。現在は市内の30~40代の男女3人が1日5時間半、月16日間勤務する。

野菜工場で障害者雇用 山形

読売新聞 
山形市のオフィスビルの一室を改装した野菜工場が、障害者雇用の拡大という観点から注目を集めている。育苗などの世話は障害者が行い、収穫したレタスなどは、ホテルの朝食に提供されている。ビル管理会社「山形包徳」(山形市城西町)が1月から始めているもので、同社の菅井薫常務は「新たな障害者雇用の形態として広めていきたい」と意気込んでいる。同社は障害者の雇用に積極的で、全社員180人の1割弱が、ビルの清掃などに従事している。障害者雇用の受け皿を拡大し、自立を支えようと、数年前から農業への参入を検討。農地の複雑な取引が必要ない上、現金化に時間がかからず、1年を通して働き場所を確保できるとして、野菜工場に挑戦することを決めた。

2013年3月19日火曜日

支援学校教諭を体罰で書類送検 埼玉、男児2人に暴行容疑 埼玉

日本経済新聞 
埼玉県三郷市の県立三郷特別支援学校で、担任した男児2人(いずれも8)の顔をたたくなどの体罰を加えたとして、埼玉県警は18日、女性教諭(32)=同県越谷市=を暴行容疑で書類送検した。書類送検容疑は、2011年6月14日、授業中の教室内で当時1年生だった男児2人の頬をたたき、9月12日にはうち1人の足を蹴った疑い。男児2人の保護者が11年5月、学校に被害を連絡。うち1人の保護者が12年5月に県警に相談し、県教育委員会は7月に体罰を認めて女性教諭を減給の懲戒処分とした。女性教諭は11年10月から病気を理由に休職している。

企業の9割に発達障害の特性該当者 NPO法人調査 

大阪日日新聞 
「場の空気が読めない」「何度も同じ失敗をする」など、発達障害の代表的な特性を10種類に分けた場合、一つでも当てはまる社員が企業にいる割合は87%に達することが17日、発達障害者らでつくるNPO法人の調査で分かった。NPO法人発達障害をもつ大人の会(大阪市福島区)が、大阪府の事業を受託して実施。2012年12月~13年3月に企業らを対象に行い、103社から回答があった。調査結果は、発達障害の特性がある社員も働きやすい職場環境づくりを考えようと、同法人が大阪市内で開いた企業向けセミナーで公表。広野ゆい代表は「発達障害の診断にかかわらず、その人の特性を正しく理解し、必要な対応をすれば職場環境は良くなる」と指摘していた。

発達障害の子ども 県の調査で3年前より増加 富山

チューリップテレビ 
自閉症やアスペルガー症候群などのいわゆる発達障害が疑われる県内の子どもの数は3年前にくらべて増えていることが県の独自の調査でわかりました。これは、18日開かれた県議会・予算特別委員会で、県の小林厚生部長が答えたものです。発達障害は、自閉症やアスペルガー症候群などに代表される言葉やコミュニケーション能力の発達の障害で、早期発見が重要だとされる一方、明確に判断するのは難しいとされています。

2013年3月18日月曜日

障害の重さに関係なく “卓球バレー”を楽しむ 福岡

TVQ九州放送 
障害を持つ人たちも楽しめるスポーツ、「卓球バレー」の大会が、17日、福岡市で開かれ、熱戦が繰り広げられました。福岡市南区の「障害者スポーツセンター」で開かれた、福岡市主催の、この大会、知的障害を持つ人や身体が不自由な障害者たち、54人が参加しました。「卓球バレー」とは、卓球台を使い、いすに座ったまま、1チーム6人ずつがピンポン球を打ち合うスポーツで、障害の重さに関係なく誰でも簡単に楽しむことができます。

知的障害者8人の創造性豊かな絵画 三重

読売新聞 
鈴鹿市算所のショッピングセンター「鈴鹿ハンター」で、知的障害者8人の絵画展「ピュアアーティスト展」が開かれている。8人は、亀山市阿野田町の絵画教室「アトリエ・エピ」に通う19~33歳の男女。鈴鹿ハンター2階のギャラリー「ふくろうの森」を会場に、動物や植物、風景など、色鮮やかに描いたアクリル画と水彩画計17点が展示されている。作品は独特の色遣いで、創造性豊かに仕上がっている。31日まで。

2013年3月17日日曜日

発達障害 理解深めよう 立川で20日 当事者のアズ直子さんが講演

東京新聞 
発達障害のある人も生きやすい社会の実現を目指し、当事者の立場で啓発活動しているアズ直子さん(41)=本名・木下直子=が二十日午後一時から、立川市柴崎町の柴崎学習館で講演する。参加無料。定員百二十人。学習館は聴講の申し込みを受け付けている。アズさんは三十代後半だった二〇〇九年、「注意欠陥障害(ADD)の傾向の強いアスペルガー症候群」と診断された。会社経営や介護職などの職業経験を積みながら、小学生の娘の子育て中だった。調布市生まれ。都立三鷹高校、東京学芸大卒。著書に「アスペルガーですが、妻で母で社長です。私がみつけた“人とうまくいく”30のルール」(大和出版)がある。

2013年3月16日土曜日

水彩画:取り組み5年、市美術展ついに栄冠 知的障害ある浅野さんに努力賞 三重

毎日新聞 
知的障害がある浅野幸子さん(40)=名張市桔梗が丘1=は5年前から、水彩画に取り組んでいる。独特の配色や構図のバランスが見る人の心を引きつける。08年から出品し続けている市美術展で、昨年初めて努力賞に選ばれた。指導にあたる石川勉さん=桔梗が丘4=は「上手に描こう、他人に評価してもらおう、という欲がない。無心で描いた作品だからこそ、人の心を打つのでは」と語る。石川さんとの出会いは08年。市内の体験イベントに参加した浅野さんが、3色の色鉛筆で無造作に線を描いた。これを見た石川さんは「配色、バランス感覚が素晴らしく、絵を描くことを勧めた」。

「大人の発達障害」職場に生かせ!「コア上司」に人間関係の悩みやトラブル相談

J-CASTニュース 
バリバリ仕事はするし能力もあるが、周囲の状況に無頓着、周りの空気が読めない。集中力や記憶力に優れている反面、コミュニケーションがとれず、職場で孤立してうつ病になる人が増えているという。とくに追い詰められているのが、「大人の発達障害」と呼ばれる広汎性発達障害の傾向のある人たちで、今や人口の10%にのぼるという。多様な才能や意欲を持ちながら、周囲の無理解で活用されず疎外されている現状に、「社会全体が損失を蒙っている」と専門家は指摘する。どうすればこうした個性を生かすことができるのか。発達障害者を生かす職場づくりの模索が始まっている。

2013年3月15日金曜日

成年後見で選挙権喪失は違憲 東京地裁判決

日本経済新聞 
知的障害などで判断能力が十分でない人の財産管理を支援する「成年後見制度」を利用すると選挙権がなくなる公職選挙法の規定は違憲だとして、茨城県牛久市の女性が選挙権があることの確認を国に求めた訴訟の判決で、東京地裁の定塚誠裁判長は14日、違憲と判断、女性の選挙権を認める判決を言い渡した。同規定の合憲性を巡る司法判断は初めて。制度利用者は約13万6千人(最高裁調べ、2012年末現在)に上り、選挙制度改正に向けた議論が活発化しそうだ。

ADHD、自閉症、うつ病を結び付ける共通の遺伝子

健康美容EXPO 
自閉症、注意欠陥多動性障害(ADHD)、大うつ病、双極性障害そして統合失調症の5つの精神疾患に共通する遺伝的リスクファクター(危険因子)が存在する可能性が、米ハーバード大学医学部教授のJordan Smoller氏らの新たな研究で示された。将来的にはこの遺伝子多様体(バリアント)が予防や治療の重要な標的となる可能性があるという。研究論文は「The Lancet」オンライン版に2月28日掲載された。

成年後見人が着服、監督人の弁護士に賠償命令 奈良

読売新聞
知的障害のある女性(59)の預貯金を成年後見人の親族が着服したのは、後見人を選任した奈良家裁葛城支部と後見監督人だった弁護士(奈良弁護士会)が注意を怠ったためとして、女性が国と弁護士に約4500万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が14日、大阪地裁堺支部であった。大藪和男裁判長は「後見監督人として必要な調査を一切しなかった」と述べ、弁護士に約4100万円の支払いを命じた。国への請求は棄却した。

行橋京都メディカルセンター:発達障害診断、新設 就学前の乳幼児対象 福岡

毎日新聞 
行橋市東大橋に今春オープンする「行橋京都メディカルセンター」に、発達障害の子供の診断や相談業務を担う施設が新設される。発達障害の診断はこれまで、北九州市内まで足を運ぶ必要があったが、関係者の負担が軽減されることになる。メディカルセンターは5月以降にオープンの見込み。発達障害の新施設については「人材が確保でき次第、速やかな開設を目指したい」(市地域福祉課)としている。

都内初 障害者の職業訓練コース新設 都議会予特委 東京

東京新聞
東京都議会は十三日も予算特別委員会を開き、主要会派の十一議員が、福祉政策や公園整備などをただした。都側は、精神障害者や発達障害者を対象とする職業訓練コースを都内で初めて新設すると明らかにした。東京障害者職業能力開発校(小平市)に四月から設ける。産業労働局によると、これまで身体障害者と知的障害者の職業訓練コースはあったが、精神障害者と発達障害者の求職数が増えており、新設することにした。訓練期間は半年。個々の障害の程度や希望に対応するため、「事務」「物流・サービス」の二コースから選択できる。

発達障害支援を拡充 大阪市、新年度から 大阪

読売新聞 
周りの人から見ると障害だとわかりにくい発達障害を抱える人たちに対し、大阪市が2013年度、支援策を拡充する。子ども向けの専門療育体制のほか、遠足や登下校など校外活動での見守り事業もスタート。13年度当初予算案に、前年度に比べ約7倍の約3億6000万円を事業費として盛り込んだ。背景には、必要な支援が広がっていない現状がある。

2013年3月14日木曜日

就職で障害者手帳取得者が急増

NHK 
障害があることを示す「障害者手帳」を取得している人は、昨年度670万人を超え、10年間で30%増えていることが厚生労働省のまとめで分かりました。専門家は「手帳を取って障害者雇用の枠での就職を目指す人が増えていることが主な要因だ」と指摘しています。障害者手帳は障害があると認められた人に自治体が交付するもので、厚生労働省によりますと、昨年度の取得者は672万人で、10年前より153万人、率にして30%増えていることが分かりました。
障害者手帳を取得すれば、企業が現在、全体の1.8%以上雇用するよう法律で義務づけられている障害者の枠で就職ができます。

障害児の放課後支援 来月デイサービス開始 愛媛

愛媛新聞 
愛媛県四国中央市は12日までに、障害のある児童を対象とした「放課後等デイサービス」を同市土居町入野の市土居こども館で4月から始める方針を決めた。12日の市議会教育厚生委員会で、条例改正案と関係費を含む2013年度一般会計予算案の所管分が可決された。 市こども課によると、市は12年7月、障害児の放課後と長期休み中の「居場所」も兼ね、児童福祉法に基づく同事業をみしま親子ホーム、かわのえ通園ホームで開始。こども館では7月から障害者自立支援法に基づく日中一時支援を通年化したが、事業受託した市内法人が10月末で撤退したため、市は利用者ニーズを受けて放課後等デイサービスを始める方針。新規実施関連費用は315万円。

2013年3月13日水曜日

大阪市の特別支援学級支援制度、945万円過払い 大阪

MSN産経ニュース 
大阪市教委は8日、特別支援学級の児童生徒の保護者に学用品購入費などの一部を支給する支援制度で、平成20~21年度に不適切な事務処理を繰り返し、1651人に対して計約945万円の過払いがあったと発表した。担当職員らを中心に弁済を検討しているという。市教委によると、制度は19年度まで国が定める基準額を定額支給していたが、20年度から基準額を上限に実費の2分の1を支給すると市の要綱を変更。ところが市立小中429校のうち346校が誤って従来通りの基準額を請求し、市教委がそのまま承認していた。

2013年3月12日火曜日

累犯障害の被告、犯行認める 長崎の放火で地裁初公判 長崎

日本経済新聞 
長崎市の自宅に放火したとして現住建造物等放火罪に問われ、専門家機関「障がい者審査委員会」が「発達障害の疑いがあり、懲役刑より福祉支援が必要」と審査した女性被告(51)は、長崎地裁(重富朗裁判長)の11日の裁判員裁判初公判で起訴内容を認めた。女性は1985年、自宅に放火した罪で執行猶予付き有罪判決を受けた。弁護側は障害のために犯罪を繰り返す「累犯障害者」と指摘しており、裁判員らの判断が注目される。

電通、障がい者雇用促進のための新会社を4月に設立

AdverTimes 
電通は8日、障がい者の雇用創出を目的に、新会社「株式会社電通そらり(DENTSU SOLARI INC.)」を4月1日付で設立すると発表した。「電通そらり」は、電通の100%子会社として東京・港区の電通本社ビル内に設立され、障害者雇用促進法に基づく「特例子会社」としての認定を取得する予定。「特例子会社」とは、事業主が障がい者の雇用に特別に配慮した子会社を設立し、一定の要件を満たす場合には、特例としてその子会社に雇用されている障がい者を親会社に雇用されているものとみなして、実雇用率を算定できる制度だ。

2013年3月11日月曜日

保護者向け発達障害子育て支援塾 岐阜市の法人が開講 岐阜

岐阜新聞 
健康づくり支援などに取り組む岐阜市茜部寺屋敷の一般社団法人「健康支援ディアス」(永井杜椛代表理事)は、発達障害などの障害がある児童とその保護者向けの塾「たけのこ親子塾」を同市内に開講した。同法人の保健師や保育士などが子育ての悩みなどを聞き、子どもの状態に適したカリキュラムを提案する。これまで保護者が頼れる施設は病院など専門施設しかなかったが、保護者が気軽に頼り、相談できる場にする考えだ。

障害者の採用、厚労省が6都県の教育委員会に勧告

MONEYZINE 
厚生労働省は2月27日、障害者雇用が進んでいない6都県の教育委員会に対し、障害者採用計画の適正実施を勧告した。勧告を受けたのは、岩手県と福島県、東京都、新潟県、滋賀県、鳥取県の教育委員会。「障害者の雇用の促進等に関する法律」では、国および地方公共団体に、法定雇用率以上の身体障害者または知的障害者の雇用を義務付けており、法定雇用率を達成していない場合は、障害者採用計画を作成しなければならない。今回勧告を受けた6都県の教育委員会は、平成23年6月1日現在、教育委員会に義務付けられている法定雇用率2.0%を達成できていなかったため、平成24年1月に2年間にわたる障害者採用計画を作成した。しかし、中間時点に当たる平成24年12月1日現在、この採用計画を適正に実施しなかったため勧告を受けた。

ハンディなんの一本 草津で障害者の演武会 滋賀

MSN産経ニュース 
知的障害や身体障害のある人が日頃の武道の練習の成果を披露する「日本障害者武道会演武会」が10日、草津市笠山の県立障害者福祉センターで開かれた。障害のある子供が体の大きな指導員を豪快に投げ飛ばすと、会場は大きな歓声に包まれた。演武会は同センターで障害者武道を指導している渕上博昭師範が提唱し、今回初めて開催。小学生から30代までの稽古生8人が参加した。

2013年3月10日日曜日

障害者施設横領:預金着服で入所者が運営法人を損賠提訴 神奈川

毎日新聞 
横浜市のグループホームで知的障害者の預金が着服された事件を巡り、元入所者の男性3人が、業務上横領罪で起訴された管理者に加え、運営法人や理事長らに計約3200万円の賠償を求め提訴した。障害者への経済的虐待が後を絶たない中、当事者だけでなく運営法人やトップの賠償責任を追及することで、被害回復につなげるとともに組織の在り方を問うのが目的。横浜地裁で8日午前、第1回口頭弁論があり、理事長側は争う姿勢を示した。

所沢の小学生暴行事件:自閉症被告の公訴棄却 公判停止から6年半 埼玉

毎日新聞 
暴行罪で04年に起訴された後、自閉症などのため訴訟能力がないとして06年10月に公判停止となった埼玉県入間市の福祉施設に住む男性被告(44)について、さいたま地裁川越支部(山内昭善裁判長)が公訴棄却を決定した。決定は6日付。弁護側によると、自閉症を主な理由にした公訴棄却は全国初。心神喪失状態の被告が公訴棄却まで9年を要したのも極めて異例という。

原因は不明? 就学前2891人に発達障害の疑い 福岡

NET-IB NEWS
主に自へい症など、他者とのコミュニケーション能力が欠如する発達障害が、ここ数年で増加の一途をたどっている。2011年度現在、就学前の子ども2,891人に発達障害の疑いがあると、7日に開かれた福岡県議会における松尾嘉三県議の質問に対して福岡県が報告した。発達障害の原因究明および発達障害とされた児童への支援を訴える松尾県議は、政務調査によって、福岡市の年次推移データで、発達障害は1989(平成元)年33人であったものが2011年には647人と、22年で約20倍に増えているデータを示した。また、福岡市立子ども病院や福岡市立心身障がい福祉センターの医師らが日本小児神経学会に提出した調査報告には、07年から厚生労働省により本格的に推進された『早期母子接触』に原因がある可能性が高いという結論が含まれていたという。

2013年3月9日土曜日

ソフトバンク、スマホ活用して知的障害者の社会生活をサポートする実地検証

マイナビニュース 
ソフトバンクモバイルは、スマートフォンに専用インターフェースを設け、知的障がいのある人が連絡や自分の居場所などを簡単に確認できる機能や、移動やトラブル発生時の手助けになる機能などについての実地検証を行う。社会生活をサポートするサービスの提供を目的とする。具体的には、「行動判定機能」「ARナビゲーション機能」などについて検証する。行動判定機能を活用することで、あらかじめ設定した目的地までの時間帯ごとの移動手段と違う行動を利用者が取ると、状態検知エンジンで異常を検知し、利用者本人に注意を促し、保護者に通知が送られる。またARナビゲーション機能を活用することで、目的地までの徒歩ルートを検索し、画面に表示される実風景の中に目的地の方向を矢印で示して徒歩ルートを表示し、直感的に進む方向を把握することができる。

2013年3月8日金曜日

男児暴行容疑:支援学級の元担任教諭を書類送検 奈良

毎日新聞 
奈良市立小学校の特別支援学級に通っていた発達障害の男児(13)=同市=の顔をたたくなどの暴力を振るったとして、奈良県警が、50代の元担任の男性教諭を暴行容疑で書類送検したことが、捜査関係者への取材で分かった。この問題を巡っては、当時の校長が暴力の部分に触れない報告書を市教委へ提出していたことが11年12月、関係者の証言で判明している。送検は5日付。容疑は、10年5月10日午前10時45分ごろ、教室で男児の態度を注意した際、男児が教諭の顔を払いのけたことに立腹。男児の顔を手で1回殴打した上、足のすね付近を1回蹴るなどの暴行を加えたとされる。男児の両親が昨年12月、県警奈良署に被害届を提出していた。

子どもの可能性伸ばしたい 浦安のNPO 発達障害児支援で新教室 千葉

東京新聞 
発達障害やその疑いがある子どもを対象に、早期療育の通学教室を運営する浦安市のNPO法人「発達わんぱく会」が、3教室目となる「こころとことばの教室こっこ 浦安駅前校」を、同市当代島に新設した。発達障害の子どもがコミュニケーションの力をつけ、長所を伸ばすとともに、保護者の不安や負担軽減につながるような支援の拠点を目指している。臨床心理士や言語聴覚士、保育士などがスタッフを務め、一歳半から小学校入学までを対象に、県指定事業として個別・グループごとなどの療育を行っている。利用者は、市町村が交付する障害児の「通所受給者証」があれば、料金の自己負担は一部で済む。

「抱きしめジャケット」、独見本市で公開 自閉症の子に効果も

AFPBB News 
シンガポールの企業T-wareが開発した「cuddle jacket(抱きしめジャケット)」は、一見すると何の変哲も無いフリースのようだが、同社によると、小さな気泡が膨らむことによって抱きしめられているような感覚が生まれる。強さなどはスマートフォン(多機能携帯電話)で調節が可能で、肩部分だけに軽い圧力をかけたり、気泡をめいっぱい膨らませて体いっぱいに「抱擁」を感じたりすることもできる。自閉症など感覚障害がある子ども達は、大きな音や知らない人に遭遇すると激しく動揺してしまうことがある。このジャケットを使った実験では、ジャケットがこういった子ども達を落ち着かせる効果があることが分かっている。また、呼吸や脈拍などを監視し、知覚に過剰な負荷がかかりつつあることを保護者に知らせる機能もある。

軽度知的障害者の就職後押し 岐阜

読売新聞 
県教委の松川礼子教育長は、軽度の知的障害者の就職を支援する県内初の高等特別支援学校を2017年度に開校する方針を明らかにした。同日行われた県議会一般質問で答弁した。空き校舎となっている岐阜城北高校の旧藍川校舎(岐阜市芥見南山)を使い、特別支援学校の高等部と高校の中間的な施設として開設する。学科は「ものづくり」と「サービス」の業種に分け、ホームヘルパー2級程度の資格取得といった福祉や、調理などを身につける食品、野菜や果物を栽培する園芸、ビルクリーニング、喫茶など8コースを設け、生徒に合わせた専門教育を行う。また、工業高校や商業高校のノウハウを活用し、企業とも連携して、スムーズな就職を後押しする。

2013年3月7日木曜日

エアガンで障害者撃った容疑 就労支援施設元部長を再逮捕 福岡

日本経済新聞 
福岡県小郡市にある知的障害者の就労支援施設で入所男性の頭上に千枚通しを投げたとして、運営するNPO法人の元部長、坂本静治容疑者(48)が暴行容疑で逮捕された事件で、福岡県警は6日、同じ入所者の額にエアガンを至近距離から撃ったとして坂本容疑者を暴行容疑で再逮捕した。県警によると、坂本容疑者は「エアガンではなく(威力の弱い)バネ式の銀玉鉄砲の弾が誤って当たった」と容疑を否認している。福岡地検久留米支部は同日、坂本容疑者を千枚通しを投げたとする暴行罪で起訴した。

知的障害の被告に再び猶予判決 千葉地裁、検察の主張に沿い 千葉

日本経済新聞 
有罪判決の執行猶予期間中に自転車を持ち去ったとして、占有離脱物横領罪に問われた知的障害のある男性被告(76)に、千葉地裁は6日、懲役10月、保護観察付き執行猶予4年(求刑懲役10月)の判決を言い渡した。千葉地検は論告で知的障害のほか、受け入れ先の養護老人ホームが決まり行政の協力が得られるなどの理由を挙げて保護観察付きの執行猶予を求め、判決も検察側主張に沿った形となった。検察側が執行猶予中に起訴した被告に再び執行猶予を求めたのは異例。被告側の弁護士は「支援がなく何度も服役する知的障害者は多い。検察には今後も柔軟に対応してもらいたい」などと話した。

2013年3月6日水曜日

オリーブ公園で農作業通じ交流 小豆島と岡山の障害者 香川

MSN産経ニュース 
香川県小豆島町の「小豆島オリーブ公園」で5日、農作業を通じて交流を深めようと、小豆島や岡山県にある知的障害者施設の利用者らがオリーブ畑の下草抜きや施肥などの作業を行った。参加したのは、小豆島町のNPO法人「あすなろの家」と土庄町の社会福祉法人「ひまわり福祉会」、岡山県玉野市の「のぞみ園」の利用者や職員、保護者ら約50人。公園のオリーブ畑で下草を抜いたり、職員の指示に従って肥料をまいたりした後、剪定(せんてい)で切り取って集めた枝を利用してオリーブのリースを作って交流を深めていた。

2013年3月5日火曜日

登別の中3死亡 被告、暴行死認める 札幌地裁で初公判 北海道

北海道新聞 
登別市で昨年10月、同居する中学3年の松尾みさとさん=当時(14)=を殴り死亡させたとして、傷害致死罪に問われた登別市中央町1、無職石川哲也被告(41)の裁判員裁判の初公判が4日、札幌地裁(園原敏彦裁判長)であった。石川被告は「間違いないです」と起訴内容を認めた。冒頭陳述で検察側は「被告は知的障害がある被害者に対し、事件の1カ月前から暴行を繰り返していた」と指摘。「事件当日は被害者が言いつけを守らず被告をにらんだと感じ、被害者を正座させたり風呂場に立たせたりしながら、約3時間にわたり断続的に腹を拳で殴るなどの暴行を続けた」と述べた。

障害者の採用増を6都県教委に勧告 厚労相

SankeiBiz 
田村憲久厚生労働相は、障害者の法定雇用率を達成せず、改善の取り組みも不十分だとして岩手、福島、東京、新潟、滋賀、鳥取の6都県の教育委員会に、障害者雇用促進法に基づき採用を増やすよう勧告した。障害者雇用促進法は、雇用する労働者のうち一定割合以上の障害者を雇うよう事業主に義務付けており、教委の法定雇用率は2.0%。厚労省は、2011年6月現在で2.0%を下回った31都道県教委に、2年間での障害者採用計画の策定を指示。12年12月現在で(1)採用人数が計画目標の半数未満(2)雇用率が11年6月の雇用率以下-のいずれかに該当した教委を勧告対象とした。

発達障害支援センターと図書館が協働、障害の特性理解を 神奈川

カナロコ 
相模原市発達障害支援センターと市立図書館で3月から、初めてとなる協働の試みが始まった。1日から市内3カ所の図書館に発達障害の関連書籍を集めたコーナーが特設されたほか、図書館で借りた本の返却期限を知らせる「期限票」にセンターの案内を期間限定で掲載している。中央区の市立図書館、南区の相模大野図書館、緑区の橋本図書館の3館で、各館が持つ発達障害に関する書籍を集めた情報コーナーをそれぞれ開設。障害の基本的な特性が分かる入門書を中心に並ぶ。コーナーも期限票も4月7日までの実施。

障害者就労支援事業所が開所 宮崎

読売新聞 
ランチメニューの提供などを通じて障害者の就労を支援する事業所「La Foret サンライズ・アゲイン」の開所式が1日、宮崎市高岡町高浜の施設で行われた。関西福祉大(兵庫県)で臨時講師を務め、発達障害者支援などの指導をしていた菊池絹子さん(64)が「障害を持つ人たちが古里で暮らせるようにしたい」と、閉店した飲食店を改装して開設。企業での雇用が困難な人に働く場を提供、訓練する「就労継続支援B型事業所」として1月末に県から認可された。

カステラと日本酒コラボ 障害者作業所が新商品 鳥取

読売新聞 
北栄町瀬戸の障害者作業所「フレンズ」が、倉吉市の蔵元「中井酒造」の協力を得て、カステラを日本酒に漬け込んだ新商品「ほろ酔いかすていら」を開発した。日本酒の芳醇(ほうじゅん)な風味と香りがカステラの甘みを引き立てるといい、〈甘党〉だけでなく、日本酒好きの〈左党〉にもアピールする新商品として話題を集めそうだ。「ほろ酔いかすていら」はひとくちサイズのカステラを焼き上げた後、中井酒造の地酒「八潮(やしお)」に浸し、酒を含んだ状態で袋詰めする。しっとりした食感で、口の中で日本酒の風味が広がる。アルコール分を3・2%含んでおり、大人限定のお菓子として売り出す。

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