MSN産経ニュース
大阪市教委は8日、特別支援学級の児童生徒の保護者に学用品購入費などの一部を支給する支援制度で、平成20~21年度に不適切な事務処理を繰り返し、1651人に対して計約945万円の過払いがあったと発表した。担当職員らを中心に弁済を検討しているという。市教委によると、制度は19年度まで国が定める基準額を定額支給していたが、20年度から基準額を上限に実費の2分の1を支給すると市の要綱を変更。ところが市立小中429校のうち346校が誤って従来通りの基準額を請求し、市教委がそのまま承認していた。
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