2009年12月31日木曜日

発達障害ニュース 12月31日

知的障害生徒向け「分教室」広がる 12年度には倍増 朝日新聞
的障害者向けの特別支援学校高等部の分教室や分校などを同じ敷地内に設置する公立高校が、2012年度までに少なくとも18府県の55校に増える見通しであることが、朝日新聞の調査でわかった。09年度の10府県28校からほぼ倍増する。少子化の影響で急増する高校の空き教室を活用して特別支援学校の生徒を受け入れる。障害のある子とない子がともに学ぶ「ノーマライゼーション」に近づこうとする狙いだ。

障害者の給料支払いピンチ 事務所荒らし被害で 中日新聞
甲賀市水口町の共働事業所「けいかん」が事務所荒らしに遭い、製品販売の売上金などを盗まれた。雇用する障害者への給料支払いが滞る恐れがあるとして、救済カンパを呼び掛けている。12月分の給料は何とか支払えたが、1月分は厳しい状況。このため、年末年始も休暇を短縮し少しでも収益が上がるように努めている。

手をつなぐ育成会が洞爺湖町役場にしめ飾りを寄贈 室蘭民報
洞爺湖町手をつなぐ育成会(平山勝俊会長)は28日、洞爺湖町役場に大きなしめ飾りを寄贈した。今年で12回目のプレゼント。 同町泉の知的障害者通所施設「デイセンターいちばんぼし」(木村芳秀施設長)の利用者が作ったしめ飾りで、長さ1・2メートルの大型サイズ。販売協力している同育成会が町役場に贈った。

2009年12月30日水曜日

発達障害ニュース 12月30日

県障害者スキー大会の参加募集 2月に飯綱高原で 信濃毎日新聞
NPO法人「県障がい者スポーツ協会」(長野市)と県は、来年2月7日に長野市の飯綱高原スキー場で開く「県障害者スキー大会」の参加者を募集している。障害者に冬季スポーツを楽しんでもらおうと31回目になる。参加無料。県内在住の身体障害者や知的障害者が対象で、申し込みは来年1月20日まで。

2009年12月29日火曜日

発達障害ニュース 12月29日

アスペルガー症候群 [著]岡田尊司 朝日新聞
ここ数年に起きたいくつかの殺傷事件(たとえば、宇治学習塾小六女児殺害事件など)で精神鑑定を受けた犯人が、アスペルガー症候群と指摘された。KYなる新語が流布すると、その原因として同じ言葉が登場した。最近では、増加する小中学生の校内暴力の一因にも挙げられていた。その一方で、エジソンやアインシュタインやジョージ・ルーカスやビル・ゲイツといった名だたる人物たちが、このアスペルガー症候群だと耳にした。 いったいアスペルガー症候群とは何なのか? 自閉症や広汎性発達障害とはどう違うのか? 原因は? 対策は? 

2009年12月28日月曜日

発達障害ニュース 12月28日

憂楽帳:障害者虐待防止法 毎日新聞
福岡県飯塚市の知的障害者更生施設「カリタスの家」(現・光ケ丘学園)の虐待事件発覚から5年。取材班は、殴るける▽熱湯のコーヒーを無理やり飲ませる▽布団袋に入れて放置▽唐辛子や炭、菓子の包み紙を食べさせるなどの実態を報じながら権利擁護のための立法化キャンペーンを展開した。

人形町駅でパンのワゴン販売 障害者支援施設 MSN産経ニュース
東京都営地下鉄浅草線・人形町駅(東京都中央区)の構内にパンのワゴン販売店「喫茶アラジン人形町店」が開店し、人気を呼んでいる。障害者の就労確保の一環として、知的障害者生活支援施設「レインボーハウス明石」(同)が運営する「喫茶アラジン」が開設した。焼きたてのパンや焼き菓子、清涼飲料水などを販売している。

冤罪訴え 支援の輪 朝日新聞
事件は06年12月12日午後10時過ぎ、香芝市真美ケ丘2丁目の路上で起きた。帰宅途中の16歳の女子高生が男に背後から羽交い締めにされ、胸や下半身を触られた。「犯人は身長180センチほど、白いニットのマフラーをして、直前に携帯電話で話しながら、道を尋ねるふりをした」。そう証言する被害者は、警察で12人の写真を見せられ、1人を指さした。それが、大和高田市の会社員中南まり子さん(57)の次男・源太さん(28)だった。

「授産所せんべい」量産化 読売新聞
武豊町特産のたまり醤油(じょうゆ)を使ったせんべいを製造・販売している小規模作業所「多賀授産所」(武豊町多賀)に、せんべいを焼くための専用施設ができた。通所者らは「これでせんべいをたくさん焼くことができる」と張り切っている。

福祉施設の障害者が一役 県内のBDF製造事業 岩手日報
使用済み食用油を使ったバイオディーゼル燃料(BDF)製造事業は、県内の福祉施設で働く障害者が一翼を担っている。BDFは軽油の代替燃料として環境に優しく、広がりを見せる。福祉施設などでつくる「いわてバイオディーゼル燃料ネットワーク」(細川光正会長、事務局・盛岡アビリティセンター)が中心となり、循環型社会の構築に貢献。不況で請負作業が減少する中、障害者の収入につながる新たな授産事業として期待される。

Xマスコンサート:自閉症児対象にーー県総合文化センター /三重 毎日新聞
自閉症の子どもたちに音楽を楽しんでもらおうと、「星の街の音楽会」(県自閉症協会主催)が27日、津市一身田上津部田の県総合文化センターであった。約120人が訪れ、2日遅れのクリスマスコンサートを楽しんだ。コンサートは今年で16回目で、今回は津市内を中心に活動している音楽グループ「美・サイレント」の女性メンバー7人が、大正琴の演奏を披露した。

全市町村で就学前指導 県教委が特別支援教育を拡充 岩手日報
県教委は、障害児の特別支援教育や、支援体制の充実を目標とした「いわて特別支援教育推進プラン」を策定した。学習障害(LD)など発達障害がある児童生徒が増える中、早期発見のため幼稚園、保育所への担当者の訪問支援を盛り込んだほか、居住地校との交流や共同学習などで「共に学び、共に育つ教育」の実現を目指す。

2009年12月27日日曜日

発達障害ニュース 12月27日

特別支援学校 窮屈さ辛抱続く 茨城 朝日新聞
知的障害の子どもが急増し、特別支援学校の過密状態が続いている。学校によっては、プレハブ校舎を建てたために校庭が手狭になり、運動会を縮小するなどの弊害が出ている。県は学校の新設などを決めたが、完成は早くても数年後。在校生や教師たちはもうしばらく辛抱を強いられる。

特大しめ飾りで良い年に 黒松内の「成人寮」が支庁に手作りの品 東奥日報
後志管内黒松内町の知的障害者更生施設「しりべし学園成人寮」(中西正清施設長、70人)の利用者らが25日、後志支庁を訪れ、施設で作った特大しめ飾りを贈った。施設では30年以上前からしめ縄を制作。作業班の11人が9~12月大小約1200本を作り、約110万円を売り上げ、町民向けの講習会も開いている。

2009年12月26日土曜日

発達障害ニュース 12月26日

えとの置物人気 日置川みどり園 紀伊民報
和歌山県白浜町大古の知的障害者更生施設「日置川みどり園」で作るえとの陶器の置物が人気を呼んでいる。製造を手掛ける利用者の森弘康さん(42)は来年用の「寅(とら)」を作り「子どもからお年寄りまで喜んでくれれば」と話している。園は1987年4月に開園。職員が趣味の陶芸を利用者に教えたのがきっかけで、利用者が陶器の花瓶や湯飲み、皿などを焼いている。

姫だるま:愛南町中川の知的障害者更生施設「いちごの里」に24日… /愛媛 毎日新聞
愛南町中川の知的障害者更生施設「いちごの里」に24日、愛媛銀行から車椅子に座ったまま乗り降りできる身体障害者用の軽自動車1台が贈られた。車の後部にはスロープが付いている。施設には20~60歳代の男女50人が入所している他、短期入所者が4人いる。車椅子に乗ってお礼を述べた女性は「これからは買い物や病院に行くのが楽しくなりました」。

特大しめ飾りで良い年に 黒松内の「成人寮」が支庁に手作りの品 北海道新聞
後志管内黒松内町の知的障害者更生施設「しりべし学園成人寮」(中西正清施設長、70人)の利用者らが25日、後志支庁を訪れ、施設で作った特大しめ飾りを贈った。施設では30年以上前からしめ縄を制作。作業班の11人が9~12月大小約1200本を作り、約110万円を売り上げ、町民向けの講習会も開いている。

HPに発達障害専門医を公開 広島県、25日から54施設 中国新聞
広島県は25日から、発達障害のある子どもを診療する県内の医療機関54施設を、県のホームページ(HP)で公開する。一部の医療機関に集中しがちな受診者を分散させ、初診までの待機時間の短縮と不安解消を図る。広島市の8区、安芸郡、山県郡、そのほかの市町の計19エリアに分けて、エリア内の医療機関を一覧で示す。

伸び伸び成長 おもちゃ図書館「まこと」 大分合同新聞
別府市上人西の大分おもちゃ図書館「まこと」は、別府大学内に移転後1年間の利用状況をまとめた。障害のある子どもが伸び伸びと自発的に遊べると好評で、玖珠町での移動図書館も含め延べ583人の利用があった。発達を促すおもちゃの提供や教具の作成支援、料理教室といった障害者の余暇活動支援にも取り組んでおり、「誰でも気軽に足を運んでほしい」と呼び掛けている。

2009年12月25日金曜日

発達障害ニュース 12月25日

ミッキーサンタが障害者施設訪問 MSN産経ニュース
クリスマスの25日、東京都足立区内の知的障害者施設「あだちの里 希望の苑」にミッキーマウスのサンタクロースが訪れ、約70人の利用者たちと楽しいひとときを過ごした。東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドが、障害や病気などの事情で外出が難しい人たちの所に、ミッキーやミニーマウスが訪問し、元気を出してもらおうと企画した。

障害児支援学校:県が初の5カ年計画 児童生徒増、2校新設・2校増築 /茨城 毎日新聞
障害児が通う特別支援学校の児童・生徒の増加や障害の重度化に対応するため、県教委は初の5カ年整備計画の策定を終え、来年度からスタートさせる。県内には現在、特別支援学校が20校あるが、14年度までに新設を2校、校舎増築を2校で推進するという。

クリスマス会:園児ら60人、紙人形劇楽しむーー倉敷学園 /岡山 毎日新聞
倉敷市栗坂の知的障害児通園施設「倉敷学園」で24日、クリスマス会が開かれた。川崎医療短大の学生による紙人形劇などが上演され、3~6歳の園児ら約60人が楽しんだ。同学園の恒例行事で、00年からイオン倉敷店が毎年ボランティアとして参加している。

菊川の施設利用者らリアル野球盤楽しむ 榛原高野球部員が「進塁」サポート 中日新聞
菊川市の知的障害者支援施設東遠学園で24日、「リアル野球盤」の体験会があり、施設利用者ら20人とボランティアで訪れた榛原高校野球部員18人が一緒に楽しんだ。リアル野球盤は卓上で行う野球盤ゲームを基本に、実際に人がボールを打つことができる室内スポーツ。

授産施設、厳しい歳末 不況でケーキ、生花…売り上げ減 河北新報
不況のあおりを受け、障害のある人たちの作った製品の売り上げが落ち込んでいる。クリスマスケーキなど、歳末向け商品を手掛ける施設は「例年の顧客が買ってくれない」と悲鳴を上げ、年明け以降への影響を不安視する声も聞こえてきた。

中原養護学校の「鳥栖田代分校」、来春設置へ 佐賀新聞
教委は24日、来年4月に中原養護学校の分校を田代小(鳥栖市)内に設置することを決めた。名称は「県立中原養護学校鳥栖田代分校」で、知的障害のある子どもを対象に小、中学部を設置。就学区域は鳥栖市、基山町で、田代小の児童との交流も深めるなど特色ある教育を実践する。

発達障害専門医を県が公表 中国新聞
広島県は25日から、発達障害のある子どもを診療する県内の医療機関54施設を、県のホームページ(HP)で公開する。一部の医療機関に集中しがちな受診者を分散させ、初診までの待機時間の短縮と不安解消を図る。

障害者施設に通いながら創作 女性の漫画を展示 神戸新聞
南あわじ市の知的障害者授産施設に通いながら絵や漫画を描いている谷岡志保さん(22)=洲本市本町=が描いた漫画が、市内の書店や洲本図書館(同市塩屋1)の児童書コーナーで展示されている。漫画は表情豊かな登場人物が生き生きと動いて展開。谷岡さんは「読んでもらえてうれしい」と喜んでいる。

2009年12月24日木曜日

発達障害ニュース 12月24日

三豊・高瀬荘に金一封/御下賜金の伝達式 四国新聞
天皇陛下から社会福祉事業を行う優良な施設や団体に贈られる御下賜金(ごかしきん)の伝達式が24日、香川県庁であり、香川県三豊市高瀬町の高瀬荘(小松守理事長)に金一封が贈られた。同荘は1987年に開設した知的障害者更生施設、授産施設。知的障害者の自立と社会経済活動への参加促進に尽力したことが高く評価された。

特別支援学校:生徒増加に対応 第1回会合 /香川 毎日新聞
知的障害を対象とする特別支援学校の児童生徒数が県内で増えていることについて、有識者や保護者、学校関係者らが対応を協議する委員会の第1回会合が、22日あった。県教委によると、少子化の一方で、特別支援学校に通う子どもの数は全国的に増えている。

成年後見人養成講座:司法書士がーー大阪・来月17日 /大阪 毎日新聞
認知症や知的障害などで判断能力が不十分な人が契約などで不利益を受けないよう支援する「成年後見制度」を広く市民に知ってもらおうと、司法書士でつくる「リーガルサポートおおさか」(成年後見センター・リーガルサポート大阪支部)は「親族向け成年後見人養成講座」を1月17日午後1時から、大阪市中央区の大阪産業創造館で開く。無料。

個性光る「さをり織り」 小山の小林さん、初の個展 下野新聞
犬塚の社会就労センター「くわの実」で働く知的障害者の小林恵美さん(23)=間々田=が、13年にわたり学んできた「さをり織り」の初の個展「小林恵美の糸&織り遊び」が中央町2丁目のまちかど美術館で開かれている。「成長の記録」として織り上げた優しい色使いのかばんや壁掛け、マフラー、人形などが並んでいる。

ダウン症の次男と42年、歩みを本に 三田の女性 神戸新聞
加茂の塚本洋子さん(68)がダウン症の次男猛さん(42)との日々を本にまとめた。タイトルは、その命に感謝を込めて「たっちゃん グーッ!!」。言葉が少ない息子との「心の響き合い」をエッセーと詩で温かにつづっている。

「東京で自立」いつ 読売新聞
東京出身の約3000人の知的障害者が、東北や北関東などの施設で暮らしている。都内の施設不足を補うため、都が地方に展開している都外施設の入所者だ。大半の人が一生を施設で送る中、故郷の東京に帰るのを待ち望む障害者がいる。

2009年末ワイド 母親への言葉を探して /岡山 毎日新聞
自閉症児の取材で知り合った母親は、うつろな目で「どうせひと事ですから」とつぶやいた。娘の行動が学校で問題視され、教師に「親のしつけが悪いのでは」と非難されたのだという。やがて娘は不登校になり、中学生になってから重度の糖尿病を併発した。娘の障害が理解されない苦しみや、介護のつらさを語る母親の言葉の端々には無力感がにじみ出ていた。

ネコのあくび:電車の人 毎日新聞
「反復的で常同的な行動や興味を示す」というのが自閉症の診断基準にある。道順や家具の配置、日課などにこだわり、少しでも違うと混乱する。テレビCMを正確に繰り返す人をホームや車内で見たことが何度かある。いぶかしげな視線、ひきつった顔、あからさまに嫌悪感を表して離れていく人もいた。

実在の『レインマン』キム・ピークさんが死去

シネマトゥデイ 
ダスティン・ホフマンとトム・クルーズ主演の映画『レインマン』で、主人公レイモンドのモデルとなった「実在のレインマン」、キム・ピークさんが心臓発作のため死去した。キムさんは知的障害を持ちながら驚くべき記憶力で周囲の情報を瞬時に頭に入れてしまう能力を持っており、映画『レインマン』の脚本家バリー・モロウ氏と出会ったことから映画となった。

この人に聞く:県知的障害者施設家族会連合会会長・由岐透さん 兵庫

毎日新聞 
入所施設・通所施設で暮らす知的障害者の家族団体「県知的障害者施設家族会連合会」(神戸市中央区)は「我が子らの幸せを追求する」ことを目的に活動を続ける。障害者自立支援法には施設を利用する家族の声を代弁して反対にまわった。同連合会の由岐透会長(69)に話を聞いた。

新成人用にはし手作り 広島

中国新聞 
三原市大和町の知的障害者施設「もりの輝舎(きしゃ)」で、同市の「新成人のつどい」出席者に贈るマイはしの製作が進んでいる。手作りの記念品は市では初の試み。通所者が1100セットの年内完成に向けて作業に励んでいる。

障害者の力生かせる場 仙台にきょう洋菓子店オープン 宮城

河北新報 
障害者が働く洋菓子店「メルヴェイユ仙台」が23日、仙台市青葉区上杉1丁目にオープンする。栽培地としては北限とされる気仙沼市大島産のユズを使ったチョコレートなど、県産素材を使った菓子を作り、障害者の就労を支援する。

信楽学園生がエコ小鉢 滋賀

読売新聞 
甲賀市信楽町の知的障害児職業訓練施設「県立信楽学園」の生徒たちが、真宗大谷派の本山・東本願寺(京都市下京区)の御影堂(ごえいどう)の修復作業で出た土を再利用し、総菜を入れるための小鉢作りに取り組んでいる。2011年に迎える宗祖・親鸞の750回御遠忌(ごえんき)で、全国から訪れる人たちに提供する精進弁当に利用されるといい、同学園は「有意義な学習の場となる」と喜んでいる。

2009歳末点描:笑顔と緊張“学生サンタ” 障害児らにプレゼント 山口

毎日新聞 
サンタクロースに扮(ふん)した高校生らが22日、周南、下松両市で、障害のある子どもたちの家を回り、保護者から預かったクリスマスプレゼントを届けた。自閉症の児童らとレクリエーション活動をしているボランティアサークル「ぽかぽか」(毎田健太郎会長)が5年前から続けている。

登別で地域研修会 発達障害について理解深める 北海道

室蘭民報 
西いぶり地域生活支援センター(登別市美園町)主催の発達障害児・者地域研修会が22日、片倉町の登別市総合福祉センター・しんた21で開かれ、参加者は日常の対応の仕方など、一般にはあまり知られていない発達障害について理解を深めた。

2009年12月23日水曜日

「やっと得た仕事続けたい」 厳しい障害者雇用情勢 青森

河北新報 
青森市のJR青森駅前にある「青森駅前公園」の公衆トイレで、青い作業着に身を包んだ若者3人が懸命に便器を磨いていた。午前9時から10時半ごろまでみっちり1時間半。周辺のごみ拾いも済ませ、トイレは見違えるようにきれいになった。清掃作業をしているのは井上雄貴さん(21)、中嶋歩さん(22)、尾沢江里子さん(22)。3人は軽度の知的障害があり、青森市のNPO法人で就労支援を受けている。

障害者のアート作品 長野と伊那で1月から展示 長野

信濃毎日新聞 
上田小県地方の障害者福祉施設の職員でつくる「長野福祉アートネットワークna.[ナ;]」や、県文化振興事業団(長野市)などは来年1~2月、県内外の知的障害者ら7人の絵画や立体作品を集めた展覧会「チカクニアルセカイ」を長野市と伊那市で開く。障害者と作品を作るワークショップや講演会も行う。

障害者料理教室:自立支援、ケーキ作り学ぶ 岩手

毎日新聞 
障害者の自立を支援するための料理教室が19日、盛岡市のふれあいランド岩手で開かれた。参加者らはクリスマスに向けたケーキ作りの技術を学んだ。もりおか障害者自立支援プラザが市から委託を受けて07年から始めた自立生活プログラムの一環。

ソバと鴨、人気は上々 知的障害者らと栽培飼育し商品販売 長野

中日新聞 
松本市新村の松本大観光ホスピタリティ学科社会福祉専攻の学生らが、地域の知的障害者とともに取り組む「奈川ソバ」栽培と「信州フランス鴨(かも)」の飼育が、事業として実績を上げつつある。カモ肉は飲食店の予約で完売、ソバ粉の販売も始めた。

石薬師高内に新分校 杉の子支援学校 三重

中日新聞 
鈴鹿市石薬師町の石薬師高校内に来年4月、杉の子特別支援学校石薬師分校が開校する。知的障害のある高等部の生徒を64人まで受け入れる。受け入れ数を増やすため、主に鈴鹿、亀山地域の生徒らが通う杉の子特別支援学校(鈴鹿市加佐登)の高等部を分離し、現在の3学級から最大8学級に拡大する。

福祉の店に干支コーナー 氷見の「はーとふる安靖」 富山

富山新聞 
氷見市比美町の福祉の店「はーとふる安靖(やすらぎ)」は21日、来年の干支(えと )「寅」をデザインした置物や色紙、マスコットなど障害者が製作した作品を展示販売するコーナーを開設した。氷見市阿尾の精神障害者通所施設「NPO法人安靖(やすらぎ)氷見共同作業所」が運営する。通所者が製作した竹や布製品などを展示販売する。

2009年12月22日火曜日

障害者の収入増へ高校生・企業連携 付加価値付け販路開拓 大阪

日経ネット関西版 
作業所で働く障害者の賃金(工賃)を少しでも増やそうと、高校生と企業が手を組む新たな支援事業が始まった。障害者が作った商品に高校生が付加価値を付け、企業は取引先などを通じて販路を広げる。「障害者の手作り」という理由で商品の価格が抑えられがちな中、障害者が安定した収入を得られ自立できるよう支援の輪を広げるのが目標だ。

2009年12月21日月曜日

自立めざし創作多彩 埼玉

朝日新聞 
知的障害者らの自立を目指すギャラリー兼アトリエ「あいアイ美術館」(川越市郭町2丁目)に通う小久保凡子(なみこ)さん(22)=川島町平沼=の初の個展が、川越市連雀町の蓮馨寺講堂で開かれている。絵画や書、染め物、詩など、多彩な作品が紹介されている。

県障がい者サッカー協会が発足 大分

大分合同新聞 
障害のあるなしにかかわらず、誰もがサッカーを楽しめる環境づくりを目指す「県障がい者サッカー協会」の設立総会が20日、別府市の太陽の家コミュニティーセンターであった。関係者約100人が参加。規約案などを承認した後、会長に知的障害児らがサッカーを楽しむ場づくりに取り組む団体「サカたの」代表の松尾卓也さん(47)=特別支援学校教員=を選んだ。松尾会長は「誰もがサッカーを楽しめる機会を多くつくり、輪を広げたい」と抱負を述べた。

温かいコーヒーどうぞ 大学生が施設で月1ショップ 静岡

静岡新聞 
浜松市北区三方原町の聖隷クリストファー大学は今秋から、地元の知的障害者支援施設「三方原スクエア」で月1回コーヒーショップを開き、入居者に“至福の一杯”を提供している。学生や教員たちは「住民も気軽に来店を」と期待を込めながら、活動に励んでいる。

ボランティア:関電社員が障害者とXマス会 ケーキ贈り手品など披露 兵庫

毎日新聞 
知的障害者施設「すずかけ作業所」(西宮市津門大塚町)で19日、一足早くクリスマス会が開かれ、関西電力阪神営業所(尼崎市)の社員5人がボランティアとして参加した。ケーキをプレゼントしたり、手品を披露するなどして利用者ら約50人を楽しませた。

第11回発達障害就労支援研究会

ValuePress! 
就労支援推進ネットワーク(所在地:東京都羽村市 理事長:小林浩一)・発達障害児支援 アカンパニスト(所在地:東京都羽村市 理事長:柳下記子)は、発達障害者の就労支援を研究する「第11回発達障害就労支援研究会」を、2010年2月27日に東京都新宿区で開催する。

知的障害者支援し10年 野木・社会福祉法人「パステル」 栃木

下野新聞 
若林で通所授産施設「セルプ花」などを運営する社会福祉法人「パステル」の活動が10周年を迎えた。長く福祉教育に携わった丸林の石橋須見江さん(70)と夫の俊一さん(75)夫妻が、知的障害者の自立支援と地域との交流を進めようと、地道に活動してきた。須見江さんは「支えてくださった地域の皆さんとの出会いが最大の財産」と喜んでいる。

2009年12月20日日曜日

支援学校の子供10万人突破へ 文科省調査

MSN産経ニュース 
全国の知的障害児を対象とした特別支援学校の児童生徒が年々増加し、この15年間で倍増、平成21年度には10万人を突破する見通しとなっていることが19日、文部科学省の調査で分かった。近く21年度分の調査結果がまとまる。少子化傾向が進んでいるにもかかわらず、特別支援学校の児童生徒が急速に増え続けていることについて、文科省は「軽度発達障害の児童生徒の通学が増えたためではないか」などと分析している。

発達障害支援センターへの相談18%増 一時予約待ちも

朝日新聞 
発達障害者支援法に基づき各都道府県と政令指定都市に設置された「発達障害者支援センター」が2008年度に相談を受けたり、支援したりした人が計4万5千人を超え、前年度より2割近く増えたことが厚生労働省の調査でわかった。

支援学校ルポ 庭に急造校舎 施設整備追いつけず

MSN産経ニュース 
知的障害児の増加に伴い、大阪府では府立支援学校の大規模化が急速に進んでいる。橋下徹知事は「教育日本一」をスローガンに掲げ、府立支援学校の整備を重点項目に挙げているが、施設整備は十分に追いついていない。支援学校の現場では、本来150人~200人が適正規模とされるが、中には大幅に上回る学校もある。知的障害児ら約300人が通学する大阪府吹田市の府立吹田支援学校を訪ねた。

障害者の創作活動発信へギャラリー 京都

京都新聞 
精神的・知的障害のある人が働き、創作活動を発信する「カフェ&ギャラリー アトリエとも」が、京都市中京区蛸薬師通烏丸東入ルにオープンした。利用者と社会を結ぶ場にと、同区のNPO法人(特定非営利活動法人)が開設。「障害のある人にも訪れた人にも、やさしい場所作りをしていきたい」と夢を描く。

「何と説明したら…」 障害者の売上金盗まれる 愛知

読売新聞 
知的障害者が働く名古屋市天白区の作業所「和工房TAN・KEI」で17日朝、窓ガラスが割られ、現金15万円が盗まれているのが見つかった。スタッフが懸命に作ったアクセサリーやTシャツの売上金を奪われ、作業所を運営するNPO法人「りーぱ」のメンバーの安藤拓生さん(32)らは肩を落とし、「返してほしい」と訴えている。

自信の5年目 客足、売り上げ好調 大田原・障害者喫茶「ヒカリノカフェ」 栃木

下野新聞 
那須地区で初めてオープンした知的障害者が働く喫茶店「ヒカリノカフェ」(本町1丁目、渡辺雅紀マネージャー)が、今月で5年目を迎えた。障害者が働く店を看板にするのではなく、あくまで味や雰囲気を追求する本格的な店をコンセプトに運営し、客数、売り上げも順調に増えている。さらに障害のある従業員3人が一般の事業所に就職するなど就労、自立支援の面でも実績を挙げている。

自閉症テーマの映画上映 福島

福島放送 
自閉症をテーマにした映画「ぼくはうみがみたくなりました」は20日、須賀川市総合福祉センターで自主上映される。偶然出会った自閉症の青年と人生に行き詰まった看護学生が海へ向かう旅に出て、さまざまな人と巡り会う人間ドラマ。

4~8歳支援教室 三重

朝日新聞 
「書きや計算が定着しない」「友達とのコミュニケーションが困難」といった発達障害やその傾向に悩む、4歳から小学2年の児童と保護者のために、四日市市が始めた支援教室「プロジェクトU(アンダー)ー8(エイト)」。開設から2カ月がたった今月中旬、親子が集う教室をのぞいた。効果も出始めたようだ。

2009年12月19日土曜日

特別支援学校・流山高等学園:就活、厳しさ増す 内定取り消し3件 千葉

毎日新聞 
軽度の知的障害を持つ生徒が通う流山市の県立特別支援学校「流山高等学園」で、来春卒業を控える生徒たちの就職活動が厳しさを増している。企業からいったん内定をもらいながら取り消されるという開校以来初めてのケースが3件あった。非正規雇用を含め就労先を見つけられない生徒も、例年より多い。教職員全員が必死に協力企業を探し続けている。

成年後見制度を考えるシンポ 東京

NHK 
認知症や知的障害などで判断能力が不十分な人が契約などを行う際に不利益を被らないように支援する「成年後見制度」が法制化されて、ことしで10年になるのを記念して、18日、東京でシンポジウムが開かれ、制度をより利用しやすくするための具体策について意見が交わされました。

なにわアカデミー:63 社会福祉法人コスモス 大阪

 毎日新聞
知的障害者・児と家族が住み慣れた地域で安心して暮らしていくためには、どんな支援が望ましいかーー。堺市東区の社会福祉法人コスモス(中内福成理事長)はプロジェクトチームをつくり、生活実態を調査・分析して報告書(108ページ)にまとめた。障害者支援施策に反映されることを願い、市の担当部署や厚生労働省障害保健福祉部などに配った。

障害者の売り上げ盗まれる 名古屋の作業所被害 愛知

中日新聞 
名古屋市天白区の特定非営利活動法人「りーぱ」が運営する精神・知的障害者の作業所「和工房TAN・KEI」(同区)で17日朝、作業所の窓ガラスが割れ、置いてあった15万円がなくなっているのが見つかった。盗まれたのは今月の売り上げなど。大切な金を奪われた店長の安藤拓生さん(32)は「返してほしい」と訴えている。

特注もOK 神奈川

読売新聞 
正月に向け、横浜市旭区にある「白根学園」の障害福祉サービス事業所「風の丘」では、知的障害のある人たちや職員らがだるま作りに追われている。同学園のだるま作りは40年以上前から行われており、「白根だるま」として近隣の寺院などで初詣でや1月下旬の初不動で売られ、親しまれている。

障害者制度改革 真の「自立」のために

毎日新聞 
Nothing about us,without us(私たちのことを私たち抜きで決めるな)。国連障害者権利条約の成立過程で障害者たちが口にしたスローガンである。福祉を施される対象ではなく、自ら政策決定する主体になるべきだというのだ。日本の障害者には遠い理想のように思われていた。しかし、これが現実になろうとしている。

2009年12月18日金曜日

2009歳末点描:高さ4メートル超の門松お目見え 福岡

毎日新聞 
年の瀬も押し迫る16日、JR久留米駅(久留米市城南町)前に、高さ4メートルを超える門松2基がお目見えした。地元企業の経営者でつくる久留米JR会や、知的障害者更生施設「ドリームハウス久留米」(同市上津町)の利用者が、毎年共同で取り付けている。

障害者支援:低所得者向け負担軽減策、実現危うく

毎日新聞 
障害者自立支援法で福祉サービス利用に原則1割の自己負担を求めていることに関し、長妻昭厚生労働相が同法廃止までの措置として打ち出した低所得者向け負担軽減策の実現が危ぶまれている。来年度予算の折衝で財務省が難色を示しているためだ。障害者からは「政治が変わっても、障害者の生活は変わらないのか」と不安の声が上がっている。

知的障害者施設「つばさ」パン作り開始 石川

朝日新聞 
中能登町良川(よしかわ)の知的障害者複合施設「つばさ」が今月から、食パン作りを始めた。「利用者の低い工賃をアップさせたい」という試みで、販売先となる約100人の「つばさサポーター」たちの温かい支えも受けて、滑り出しは順調だ。調理場にはきょうも、利用者がそれぞれの個性を生かして作った出来たてパンの香ばしいにおいが漂う。

丸紅基金:今年度助成、上富田町の県福祉事業団「くれよん」に 和歌山

毎日新聞 
社会福祉法人丸紅基金(朝田照男理事長)=東京都港区=の今年度助成先に、県福祉事業団の児童デイサービス施設「くれよん」(上富田町岩田)が決まり、16日に118万円が贈られた。

発達障害の子と親の会が10周年 青森

東奥日報 
県内の発達障害の子どもと親たちでつくる青森LD親の会「こんぺいとう」が12月で設立10周年を迎えた。13日に青森市で開催したクリスマス・マーケットでは、子どもたちが初めて本格的な販売体験をした。

発達障害児の指導教室交通費 国の補助制度知らず 44市町村、保護者負担に 北海道

北海道新聞 
言語障害や自閉症など発達障害の児童・生徒を対象にした「通級指導教室」への国の交通費補助制度をめぐり、道内44市町村が制度を知らずに保護者に費用を負担させていたことが道教委の調査で分かった。補助を受けられないでいる児童・生徒は358人に上り、道教委は15日付で、改善を求める通知を全市町村教委に出した。

箕輪村療育保育を来年度から施行へ 長野

伊那毎日新聞 
南箕輪村は、発達障害などのある園児に対し、専門家が支援を行う「療育(りょういく)保育」を、来年度から試験的に実施する。これは、16日開かれた南箕輪村議会一般質問で、唐木一直村長が議員の質問に対し答えたもの。南箕輪村では、来年度、新たな事業として、試験的に療育保育を行う計画。療育保育は、専門業者が、保育園の一室をって、月に2回教室を開く。

2009年12月17日木曜日

知的障害者施設支援キャンペーン 大分

大分放送 
国東市の障がい者サポートセンター三角ベースで16日就労支援訓練の一環としてお茶の紙パックに年賀シールを貼る作業が始まりました。 これは県遊技場協同組合と大分ヤクルト販売が毎年この時期に企画しているものです。 施設では10日間で6万個の商品にシールを貼ることになっていて、完成した商品は県内およそ150のパチンコ店で年明けの元日に無料配布されます。

研修会:知的障害者の地域共生学ぶ 兵庫

毎日新聞 
阪神間7市1町の知的障害の子を持つ親らでつくる「阪神地区手をつなぐ育成会連絡協議会」は15日、尼崎市昭和通2の市中小企業センターで研修会を開いた。約450人が参加し、知的障害者の地域共生について学んだ。

紀の国チャレンジカップ2009 セカンドステージ20日開催 和歌山

WBS和歌山放送 
15歳以上の知的障害者で構成されるサッカーチームが技を競う、第3回和歌山県ハンディキャップサッカー大会「紀の国チャレンジカップ2009セカンドステージ」が、今月20日(日)紀の川市で開かれます。「和歌山県ハンディキャッップサッカー大会」は、知的障害者とそのスポーツ活動に対する社会や一般の理解と深めることを目的に、去年12月に第1回大会が開かれました。

「デイセンターあかしや」が開所 岡山

山陽新聞 
社会福祉法人旭川荘(岡山市北区祇園)が、同所で運営する知的障害者グループホーム「あかしや園」のサービス向上を狙いに、同園そばに整備した通所支援施設「デイセンターあかしや」の開所式が16日、行われた。

ジャンボケーキ:宇都宮の小野さん、日光東照宮に奉納 干支「トラ」中央に 栃木

毎日新聞 
宇都宮市池上町の洋菓子店「岡埜」を経営する小野栄司さん(76)が15日、日光市の東照宮に恒例のジャンボケーキを奉納、佐野市小中町の知的障害者施設「とちのみ学園」に寄贈された。

障害者の日常描く記録映画17日上映 宗像ユリックス 福岡

西日本新聞 
宗像市は17日午後1時から、鞍手町にある知的障害者の入所施設「サンガーデン鞍手」を舞台にした記録映画「あした天気になる?」(宮崎信恵監督)の無料上映会を、宗像市の宗像ユリックスで開く。

西駒郷の利用者招き 駒ケ根の店がソースかつ丼振る舞い 長野

信濃毎日新聞 
駒ケ根市にあるソースかつ丼店「明治亭」は14日、県の知的障害者総合援護施設「西駒郷」(駒ケ根市、宮田村)の利用者を店に招き、ソースかつ丼を振る舞った。地域への恩返しにと毎年、クリスマスの時期に移動調理車で施設へ出向いたり、店に招待したりしている。2回に分けて訪れた利用者約100人が揚げたてをほお張り「おいしい」と歓声を上げた。

松本市が「支援手帳」発達障害児の成長記録を記入 長野

信濃毎日新聞 
松本市は来年度中に、発達障害児と保護者に、子どもの成育記録や治療経過などを記入する独自の「個別支援手帳」(仮称)を配布する。医療機関、福祉サービスなど支援に携わるさまざまな立場の人が、手帳を見ればその子どもに関する情報を把握できるようにする狙い。市議会12月定例会の一般質問で15日、市側が明らかにした。

2009年12月16日水曜日

支局長からの手紙:あるがまま 愛媛

毎日新聞 
知的障害のある人たちへの自立支援事業をしている松山市日の出町、アユーラステーション松山で今月12日、柔道教室が開かれ見学しました。小学生から成人までのデイサービスの利用者のうち26人の希望者が06年4月から、毎週土曜日にけいこをしています。この日は女性3人を含む11人が参加しました。

トラの置物:日南の更生施設で制作ピーク 年明けまで700個限定 宮崎

毎日新聞  
日南市吉野方の知的障害者更生施設「つよし寮」(青山岩夫寮長、32人)で、毎年恒例のえとの焼き物の制作がピークを迎えた。今年で28年目。来年はトラ年ということで、「物事の最初から最後まですべてにおいて呼吸が合い、口の開いたものと閉じたもので心が通じ合うように」とあうんの呼吸を表したという。

餅つき大会:できたての味は格別 施設利用者や家族ら参加 兵庫

毎日新聞 
神戸市北区の知的障害者のための入所更生施設「ひふみ園」で12日、年末恒例の餅つき大会が開かれ、施設の利用者や家族ら約150人が参加した。今回で46回目。灘タクシー(灘区)の運転手ら約20人がボランティアで協力した。

島じま:成年後見制度 長崎

毎日新聞 
学生時代、知的障害者のショートステイ施設でアルバイトしたことがある。施設に通う、障害者の女性と親しくなり、よくおしゃべりをした。ある夜もゆっくり話してくれた。

「サンタの靴」の菓子詰め今年も 「新千歳」テナント会 知的障害者に 北海道

北海道新聞 
地域の障害者にクリスマスプレゼントをー。新千歳空港テナント会(小笠原良会長)は13日、市総合福祉センターで地域の知的障害者たちに、菓子を詰め合わせた「サンタの靴」を贈った。同会は空港の飲食店や土産店など約110店が加盟。毎年この時期、市内の障害者団体などにサンタの靴をプレゼントしている。今年は約10団体に計200個を贈る計画だ。

障害者施設給付金 江別の法人が不正受給 道、行政処分へ 北海道

北海道新聞 
江別市内で知的障害者施設を運営する社会福祉法人「江翔(こうしょう)会」(大木永司理事長)が、障害者自立支援法に基づく給付金160万円を不正に受け取っていたことが14日、道の調査で分かった。道は15日、法人施設に対し「指定取り消し」などの行政処分を行う。不正総額は1千万円を超えるとみられる。

触法障害者支援センター 来年度早々に県が開設方針 群馬

東京新聞 
県は十四日、知的障害によって罪悪感がないまま罪を繰り返す「触法障害者」を救済するため、国が全都道府県に一カ所ずつ設置を求めている「地域生活定着支援センター」を来年度早々に開設する方針を固めた。新年度当初予算案に委託費約千七百万円を計上し、来年二月の県議会定例会の議決を経て、三月にも委託先を公募する見通し。

障害者施設を集約 千代田区が来月オープン 老朽化進み教会と合築 東京

東京新聞 
千代田区障害者福祉センター「えみふる」が神田駿河台に完成し、来年1月5日にオープンする。教会との合築は全国的にも珍しい。また身体、知的、精神の障害者の施設を1カ所にまとめた新築施設は、23区でも先駆けだという。

青少年読書感想文コンクール:県最優秀作品 小学校中学年・自由読書 三重

毎日新聞 
◇たったひとつのたからものーー津市立南が丘小4年・太田りこさん
わたしがこの本をえらんだ理由は、表紙に書いてあった「人の幸せは、命の長さではないのです」という言葉とお父さんにぎゅっとだきしめられた幸せそうな顔をしている秋雪君の写真にひかれたからです。

県発達障害児者支援センター 相談増加310人 福井

読売新聞 
自閉症など発達障害を抱える人や家族の相談活動、就労支援に取り組む「県発達障害児者支援センター」(本部・敦賀市桜ヶ丘町)の利用が増えてきている。子育てや家庭生活などについて相談に応じた障害者の人数が、今年度は10月末までで310人に達し、2008年度の1年間と同数に。同センターの働きかけによって就職した人もあり、発達障害に悩む人たちの受け皿として定着しつつある。

2009年12月15日火曜日

障害者アート 街センスUP 大阪

朝日新聞 
おしゃれな街として知られる大阪・南船場(大阪市中央区)のブティックやカフェなど12カ所で、障害者アートが一斉に展示されている。「プライベート美術館@大阪・南船場」という企画。ハイセンスな店になじむように作品を飾ることで、障害者アートの魅力を改めて知ってもらおうという試みだ。

発達障害児対応、県内3カ所に支援拠点 山形

山形新聞 
県内で子どもの発達障害に対する関心が高まるにつれ、医療機関での「診療待ち」が長期化している。この間のサポート体制を強化しようと、県は、県内3カ所に支援拠点を設置。待ち期間の保護者の不安に対応すると同時に「診断を受けることには抵抗がある」という保護者にも気軽に利用してもらいたい考えだ。

2009年12月14日月曜日

映画で地域に恩返し、障害者施設運営団体が18、19日に上映会 神奈川

0:03
カナロコ 
横浜市泉区で知的障害者の通所施設などを運営する社会福祉法人「ぴぐれっと」が、18、19の両日、泉公会堂で「ぴぐれっと映画祭2009」を開く。施設の活動に協力的な地域住民へ“お返し”の意味も込めた上映会だ。「ぴぐれっと」は、1991年に地域作業所として開所した。現在は、知的障害のある人が暮らすグループホームや喫茶店なども運営し、62人が利用している。地域との交流も深く、夏祭りなどのイベントも、多くの住民が協力しているという。

ひと・はなし・交差点:初個展を開く、小林恵美さん 栃木

毎日新聞 
色とりどりの糸で織ったかばん、マフラー、ぬいぐるみーー。知的障害を持ちながら、10歳から13年間、手織りを続ける。40~50点の作品を集めた初個展「糸&織り遊び」が22~27日、小山市中央町2の「まちかど美術館」で開かれる。母千代子さん(52)が「(母子で)一緒に遊べるものを」と考え、千代子さんの友人、川元由美子さんが野木町で運営する手織り工房に通うようになった。

障害者雇用:障害者が職場体験発表 ハローワークがあす岐阜で催し 岐阜

毎日新聞 
障害者の雇用が低迷していることを受け、ハローワーク岐阜は、企業などで働く障害者が経営者に労働体験を話す「障害者経験発表会~就労の現場から~」を14日午後1時半から岐阜市藪田南の県民ふれあい会館で開く。

忘年会で弁当プレゼント 魚菜鮓商組合、伏見の作業所に 京都

京都新聞 
京都市内の仕出店や料理店でつくる「京都魚菜鮓(ぎょさいすし)商協同組合」(下京区)が12日、知的障害者や身体障害者が働く伏見区の共同作業所「福祉工房P&P」へ、忘年会用の弁当をプレゼントした。

2009年12月13日日曜日

講演会:発達障害への対応方法学ぶ 香川

毎日新聞 
発達障害の子らへの適切な対応を学ぶ「親、教師のための学習障害)・注意欠陥障害・アスペルガー対応講演会」が13日、高松市錦町1の市男女共同参画センターで開かれる。いろいろな場面を演じる「ロールプレイ」をし、対応を四国学院大の野崎晃広准教授がアドバイスする。資料代500円、託児なし。問い合わせは同会の井本さん(087・867・7947)へ。

楽しい演奏で104活動応援 仙フィル「音楽工房104」 宮城

河北新報 
スポーツを通じて知的障害者の社会参加を進める仙台市のNPO法人「スペシャルオリンピックス(SO)日本・宮城」を支援するクリスマスチャリティーコンサートが21日、太白区の文化センター楽楽楽(ららら)ホールで開かれる。出演は、仙台フィルハーモニー管弦楽団の団員ら9人で構成する音楽工房104(とよ)。実行委員会は「音楽を楽しみながら、スペシャルオリンピックスの活動も知ってほしい」と呼び掛けている。

シンポジウム:発達障害支援団体、法制度充実へ意見交わす 滋賀

毎日新聞 
国が障害者自立支援法に代わる法制度整備に向け、障害者団体主体の施策立案を打ち出したことに対し、県内でも関心が高まっている。支援法では軽度の発達障害は制度の谷間となり、教育現場での発達支援や就労支援のニーズが高まっているためだ。発達障害の支援団体「JDDネット滋賀」は先月、大津市内でシンポジウムを開き、法制度の充実に向けて話し合った。

特別支援教育(8)障害話し合える社会へ

読売新聞 
「普通高校と特別支援学校とのはざまで、発達障害の子はちゅうぶらりんになっている」。広汎性発達障害のある中学2年の娘を持つ埼玉県の母親(40)は、そう指摘する。娘は知的な遅れがなく、療育手帳を持っていない。特別支援学校からは「管轄外」、普通高校からは「集団生活が苦手だと単位取得は難しい」と言われている。「高校の特別支援教育は名ばかりで、中学までの支援が途絶えてしまう」と嘆く。

2009年12月12日土曜日

首相、障害者権利条約締結に努力「チャレンジド」に変更も

47NEWS 
鳩山由紀夫首相は11日、官邸で開かれた「中央障害者施策推進協議会」であいさつし、障害者への差別を禁止し社会参加を促進する障害者権利条約に関し「日本は不十分な状況。締結しなければならない」と述べ、締結に必要な法整備に取り組む姿勢を強調した。同時に「障害者」の表記に関して、英語の「チャレンジド」の方が望ましいとの考えを示した上で「新政権で考えなければならない」と述べ、名称変更を前向きに検討する意向を表明した。

障害者自立支援法訴訟:負担軽減求め国会内で原告ら集会

毎日新聞 
障害者が福祉サービスの原則1割を負担する障害者自立支援法は違憲とする集団訴訟の原告らが10日、当面の負担軽減と法の即時廃止を求め、国会内で緊急集会を開いた。集会では、心臓疾患と知的障害を抱える長男(20)がいる福岡市の敷島篤子さん(52)が「親が死んだ後の子供の生活はどうなるのか」と話し、負担軽減を訴えた。長男の負担は作業所利用料など毎月2万円弱という。

2009年12月11日金曜日

出版:三田の女性、知的障害の次男との歩みを本に 兵庫

毎日新聞 
三田市加茂の主婦、塚本洋子さん(68)が、知的障害のある次男、猛さん(42)との歩みを描いた「たっちゃん グーッ!!」(文芸社)を来年1月に出版する。家族や地域の人たちに見守られ成長していく日々を、詩やエッセーでつづった。

河北抄

河北新報 
仙台市役所で開催中の「ふれあい製品フェア」で、店番をしていた一ノ関幸治さん(49)がPRしていた。一ノ関さんは、宮城野区の知的障害者授産施設「いずみ授産所」の作業主任。とんぼ玉の製作指導などに携わる。不況の影響は、障害者施設を直撃する。長年下請けしてきた箱折りの大口注文が、最近なくなった。

ふれあい交流会:障害者と一緒に組合員らが清掃 岐阜

毎日新聞 
障害者の日の9日、西濃地方の労働組合員らが、障害者と一緒に大垣市早苗町の大垣東公園で清掃するなどの「ふれあい交流会」を開いた。連合岐阜西濃地域協議会と県労働者福祉協議会西濃支部が、障害者への理解を深めるために毎年開催している恒例行事。

畑で落書き楽しいぞ ハウスで「公認」 徳島

 
鳴門市大麻町東馬詰の農業樫本泰夫さんが9日、近くの知的障害者通所授産施設「かのん」に通う人たちを招き、春ダイコンの栽培ハウスに落書きをして楽しんでもらった。樫本さんは、施設の人たちとダイコンの収穫やスイカの栽培、ナシの手入れを一緒にするのが恒例になっている。今回は、仕事を離れて遊んでもらおうと計画した。

特別支援教育(7)自立・就労へ重点指導

読売新聞 
名古屋市中川区の見晴台学園は、学習障害(LD)がある子どもの保護者らが設立した無認可の学校で、中等部と高等部がある。高等部は3年間で学力の底上げをはかる「本科」と、その後2年間で自立・就労を目指す「専攻科」がある。専攻科には、職場体験や調理実習などの授業もある。

福祉ナビ:障害者の作品を集めた「ジャポネ展」が、来年パリで開催されます

毎日新聞 
◇ 芸術性、高く評価 絵画、陶芸…64人の1000点出展
◇ バザーで7000円の作品に海外では120万円の値
彼らの作品を見て驚いたのは海外の美術館関係者である。その一人、パリ市立アル・サン・ピエール美術館のマルティーヌ館長の要請で、来年3~9月、日本の障害者の絵画や陶芸作品の企画展がパリで開催されることになった。

大野城市の「ゆづるは」 障害者働くパン工房 奮闘5年 福祉の講演会を企画 福岡

西日本新聞 
大野城市御笠川の特定非営利活動法人(NPO法人)「ゆづるは」が13日から、同市曙町の市社会福祉協議会などで講座「子どもの社会性と会話力の伸ばし方」を開く。来年2月までの全5回。自閉症の子どもを持つ母親7人が、障害者の雇用創出を目指して開設したパン工房で初めて出た利益を、「地域に還元したい」と企画した。

2009年12月10日木曜日

2009歳末点描:障害者が丹精込めて制作 絵画や書展示 福岡

毎日新聞 
障害者が制作した絵画や書などを紹介する「ふれあい・アート展」が8日、久留米市善導寺町木塚の道の駅くるめ・交流研修室で始まった。知的障害者らが丹精した約200作品が並んでいる。14日まで。道の駅近くの同市山川町で障害者入所更生施設などを運営する社会福祉法人・悠光会(野瀬ツチヱ理事長)が障害者週間(3~9日)に合わせて初めて企画した。

障害者雇用率:県内企業7割が法定率達成、4年連続日本一 佐賀

毎日新聞 
障害者の雇用が義務付けられている県内企業の7割が法定雇用率(1・8%)を達成し、達成率が4年連続で全国一となったことが、佐賀労働局のまとめで分かった。雇用率は平均2・13%で全国4位。一方で雇用ゼロの自治体があるなど、公共機関の5団体が未達成だった。

加古川市:「障がい」に改め 来年度広報紙など、人権尊重の観点 兵庫

毎日新聞 
加古川市は来年4月以降に発行する広報紙などを対象に、「障害(者)」の表記を「障がい(者)」と漢字かな交じりに改める。「害」の字には「災い」といった否定的な意味もあるため、人権尊重の観点から変更を決めたという。他府県でも同様の動きが広まりつつあるが、県内では全庁的に取り組むのは珍しいという。

講演:映画監督・山田火砂子さん、障害者の人権テーマに 差別との闘い訴え 神奈川

毎日新聞 
福祉活動家の生涯を撮り続ける映画監督、山田火砂子さん(77)が8日、障害者の人権をテーマに鶴見公会堂(横浜市鶴見区)で講演した。区主催の人権週間(10日まで)のイベントで約300人が集まった。山田さんは46年前に産んだ長女が知的障害児だった。「娘を体で隠しながら道路の隅を歩いた。この純真な娘をなぜ世間はバカにするのかと思い、差別と闘い始めた」と体験を話した。

講演:知的障害者が従業員の7割、川崎の会社会長「働く喜びを」 静岡

毎日新聞 
知的障害者が従業員の7割を占める川崎市のチョーク製造会社「日本理化学工業」の大山泰弘会長(77)が8日、沼津市で講演し、「働く喜び、張り合いを感じてもらい、定着率が良く企業にとっても貴重な戦力だ」と語った。

鹿児島県高等特別支援学校、2012年4月開校予定 鹿児島

南日本新聞 
軽度な知的障害のある生徒に職業教育を行い社会的自立を促そうと鹿児島県が設置する「高等特別支援学校」について、県教育委員会の原田耕藏教育長は8日、2012年度の開校を目指し調整中であることを明らかにした。老朽化が進み現在地(鹿児島市草牟田2丁目)から移転整備を検討中の鹿児島聾学校については、「15年度にも新校舎の供用を開始する予定」とした。

障害者施設内で死亡トラブル、傷害致死容疑で入所者書類送検へ 神奈川

カナロコ 
横浜市保土ケ谷区の知的障害者支援施設で、1人が死亡する入所者同士のトラブルがあり、神奈川県警保土ケ谷署は9日にも、傷害致死の疑いで、入所者の知的障害がある男(26)を書類送検する方針を固めた。同署は「入所者に刑事責任能力はないとみているが、事実を把握した以上、慎重に捜査し、事件として処理した」としている。

施設に氷見カレー贈る 飲食店の会員ら 富山

富山新聞 
カレーで商店街活性化を目指す、氷見カレー学会と氷見商工会議所の関係者は8日、氷見市鞍川の知的障害者援護施設「こもれびの里」を訪れ、氷見産の野菜や氷見牛の肉が入 った氷見カレー160人分を振る舞い、利用者に喜ばれた。

支局長からの手紙:オーティズム 徳島

毎日新聞 
「星の国から孫ふたり」という映画をご存じでしょうか。自閉症児の子育ての現状をテーマにした映画で、シネアルテ(徳島市蔵本町2)で11日まで上映しています。評判を聞いて私も先日、足を運んできました。上映は11日まで、午前11時、午後1時半、4時、6時半からの1日4回です。入場料は1300円(前売り1000円)。問い合わせはシネアルテ(088・632・2239)にどうぞ。

子ども発達センターに非常勤専門医を増員 宇都宮市議会一般質問 栃木

下野新聞 
定例市議会一般質問初日の8日、4人が質問した。市執行部は(1)子ども発達センターの非常勤専門医を来年度に増員する(2)開発中の新たな授産品は来年1月ごろに試作品が完成(3)放課後などに児童が過ごす「宮っ子ステーション」を2012年度までに全小学校区で実施するーなどと答弁した。

発達障害児、支援員4割不足 県内幼小中「必要数派遣を」 沖縄

琉球新報 
県内の公立幼稚園、小中学校に通う発達障害のある児童・生徒の学校生活を手助けする支援員の配置数が、各市町村が認めた必要数の6割から7割にとどまっていることが8日、分かった。県議会11月定例会一般質問で金武正八郎県教育長が西銘純恵氏(共産)の質問に答えた。

特別支援教育(6)発達障害の学生 後押し

読売新聞 
9学部と大学院に約9200人が通う富山大学(富山市)。大勢の学生が教室に吸い込まれ、キャンパスが静かになった午前10時半、理系学部に入学して4年目の佐野耕平さん(仮名)(21)が、「アクセシビリティ・コミュニケーション支援室」のドアをノックした。全国の大学でも珍しい発達障害の学生支援を目的とする機関だ。

2009年12月9日水曜日

自信ついた セサミ・ファーム、全国障害者焼き菓子コン努力賞 宮崎

宮崎日日新聞 
手作りパンや菓子を販売している新富町の知的障害者通所授産施設セサミ・ファーム(児玉龍典施設長、26人)の利用者ら3人は、横浜市であった障害者のパン・焼き菓子コンテストに初出場した。入賞できなかったが、自信がつき、一層おいしいものづくりへ気持ちを新たにしている。

障害者の「干支鈴」づくりピーク 東京

MSN産経ニュース 
東京都江戸川区江戸川の知的障害者施設「区立希望の家」では、来年の干支にちなみ、寅の干支鈴づくりがピークを迎えている。利用者の活動の一環で、今年は7人がすでに約300個を制作している。

障害者制度改革:本部設置を閣議決定

毎日新聞 
政府は8日午前、「障がい者制度改革推進本部」(本部長・鳩山由紀夫首相)の設置を閣議決定した。全閣僚で構成する。障害者政策全体を見直すため、本部の下に過半数を障害者団体メンバーらで構成する「制度改革推進会議」(仮称)を置き、当事者を中心に政策立案に当たる。

憂楽帳:100枚の油絵 群馬

毎日新聞 
障害者の芸術活動を支援する「工房あかね」(群馬県高崎市)に通い、油絵制作に取り組む神宮和也さん(23)=同市在住=が、赤い絵の具を絞り出した。神宮さんの作品は、ぬいぐるみのようなカラフルな動物が主役。この日はコヨーテを描き、背景の「コヨーテ」の黄色い文字の上に赤い点々模様を付け始めた。「トッピングだよ」

イベント:ハンディある人もお年寄りも、音楽・ダンス楽しもう 東京

毎日新聞 
ハンディキャップがある人や高齢者、子どもが気軽に参加しダンスと音楽を楽しむイベント「DANCE09 ファイナル」が13日午後1時半から、くにたち市民総合体育館(国立市富士見台2)で開かれる。国内初の知的障害者福祉施設「滝乃川学園」(同市・横倉正義理事長)が中心となって開催してきたイベントで、実行委員長の笠間秀行さん(56)=社会福祉法人「正夢の会」昭島生活実習所施設長=は「練習無しでも体育館で思い切り楽しめる」と参加を呼び掛ける。

出版:障害児対象、特別支援教育3年目 武蔵野の学習塾がブックレット 東京

毎日新聞 
障害のある子どもを対象に07年4月から完全実施された「特別支援教育」を巡り、武蔵野市境の学習塾「遠山真学塾」が、ブックレット「3年目を迎えて いま、特別支援教育は?」を出版した。同塾に通う学習障害などの子どもの親や、講師らの体験談をまとめ、制度の課題を浮き彫りにしている。

特別支援教育(5)高専 5年で深く広く 長崎

読売新聞 
11月10日、佐世保工業高等専門学校(長崎県佐世保市)を、卒業生の中林健司さん(仮名)(22)が訪れた。特別支援教育コーディネーターの松尾秀樹教授(51)に、就職などの相談をするためだ。同校は、発達障害やその疑いがある学生に対し、「修学」「就労」「生活」の観点で支援を行っている。学業不振の学生に対して個別指導したり、作業療法士ら専門家に面談してもらうなど、学生一人ひとりに応じた支援を行っているのが特徴だ。

2009年12月8日火曜日

障害者の集い:皆が尊重される社会を 徳島で大会、作文やポスター表彰も 徳島

毎日新聞 
「障害者の集い県民大会」が6日、徳島市藍場町2のあわぎんホールで開かれた。県身体障害者福祉大会、県知的障害者育成大会も併せて行われ、約350人が出席した。障害の有無にかかわらず皆が尊重され、安心して暮らせる社会を目指そうと、県や県身体障害者連合会、県手をつなぐ育成会などが主催。

県立特別支援学校高等部 分校志願が増加 埼玉

朝日新聞 
軽度の知的障害がある生徒らを対象にした県立特別支援学校高等部の2010年度の入学志願者数(確定数)で、県立高校の空き教室を利用して08年度に開校した分校3校の志願者数が大幅に増えている。中には志願者数が前年の2倍以上になった学校もあった。県教育局が4日、発表した。

空き店舗「夢通り」 市民や福祉団体が交流 福井

朝日新聞 
小浜市のJR小浜駅前通り商店街で6日、空き店舗を会場に市民グループや福祉団体が交流する催し「やさしさいっぱい!まちなか夢通り」が開かれた。歳末助け合いに協力、募金者に熱々の海鮮鍋やぜんざいが振る舞われる企画もあり、にぎわった。市社会福祉協議会を事務局に、33団体が実行委員会を作って実施した。

障害者:自ら政策立 改革協議の新組織設置へ

毎日新聞 
障害者自立支援法廃止後の法制度全体に当事者の声を直接反映させるため、政府は近く「障がい者制度改革推進本部」(本部長・鳩山由紀夫首相)を設置し、本部内にメンバー20人中11人を障害者や障害者団体幹部とする「制度改革推進委員会」を設けることを決めた。障害者が議論・調査して政策作りに直接参加し、責任も持つ初の仕組みで、支援法に代わる新法など法制度全般を協議。

2009年12月7日月曜日

交通事故死:重度自閉症に逸失利益認める

重度の自閉症だった長男は2005年8月、ヘルパーとともに路線バスを利用して札幌市内の公園へ出かけた際、乗用車にはねられ死亡した。運転手の損害保険会社は、重度障害者を理由に逸失利益を「ゼロ」と算定。両親が07年4月、ヘルパーと所属する特定非営利活動法人(NPO法人)、相手の運転手らに逸失利益を含めた賠償を求めて提訴し「将来、共同作業所などで働くこともあり得た。不当な差別だ」などと訴えていた。
裁判長が示した和解金の算出根拠は、道の最低賃金(年130万円)に係数を掛けた約1130万円▽重度自閉症を障害年金1級と想定して20〜65歳分の約430万円。これらは和解条項に明記されなかったが、両親の代理人によると、重度知的障害者の逸失利益が事実上、認められたケースは今回が初めてという。
こういうことが起こり得るとは想像できませんでした。健常者が交通事故で死亡した場合、その後の収入を算出すると損害賠償は億単位になりますよね。それが最初は、自賠責保険の支払限度額の3千万円のみって。かなり辛いです。

「重度の自閉症」、正確には自閉傾向を伴う重度の知的障害者が働いて収入を得るのはかなり難しいと思います。作業所で働くことは訓練であり労働ではありませんから、最低賃金を当てはめるのはちょっと不公平になるような気がします。複雑な気持ちです。確かに、見た目働けそうにないからゼロだというのが差別だというのはよくわかります。障害年金を受け取れるのを算出しなかったのは、損害保険会社が無知か悪質かだと思います。

和解成立後に記者会見した両親は「障害者の可能性を認めてもらえ満足しています」と話し、言葉を詰まらせた。

原告代理人の児玉勇二弁護士は「最低賃金を算定根拠に逸失利益を認めたもので、極めて画期的な内容」と評価した。
損害賠償論に詳しい立命館大法学部の吉村良一教授(民法)の話 逸失利益は人の命を金で測る便宜的な方法。これまでは、健常者の平均賃金という確実性の高いものだけが逸失利益を算出する物差しとされ、健常者と障害者で不合理な差が出ることもあった。それを修正するための一つの手がかりとして、障害者の逸失利益の算出に最低賃金を用いたことは大きな問題提起。和解でなく、判決であればもっと強いインパクトがあった。
判決ではなく和解ですので、判例としては残らずに特殊な例になるのでしょうか。裁判の詳細はわかりませんが、ご両親、弁護士さん共にすごくがんばられたことが感じられます。

重度障害者に逸失利益 死亡事故賠償訴訟 札幌地裁案で和解 北海道新聞
重度自閉症者事故死 『逸失利益ゼロは差別』訴え実る 東京新聞
重度障害者に逸失利益 交通事故死、和解 最低賃金を考慮 毎日新聞
重度障害者に逸失利益 最低賃金を考慮 交通事故死和解 毎日新聞
逸失利益支払いで和解 重度自閉症者の死亡事故 長崎新聞
逸失利益支払いで和解 大分合同新聞
逸失利益支払いで和解 重度自閉症者の死亡事故 山形新聞
逸失利益支払いで和解 重度自閉症者の死亡事故 静岡新聞
逸失利益支払いで和解ー重度自閉症者の死亡事故 富山新聞
逸失利益支払いで和解/重度自閉症者の死亡事故 四国新聞
逸失利益支払いで和解ー重度自閉症者の死亡事故 北國新聞
逸失利益支払いで和解 重度自閉症者の死亡事故 下野新聞
逸失利益支払いで和解 重度自閉症者の死亡事故 西日本新聞
逸失利益支払いで和解 重度自閉症者の死亡事故 山陰中央新報
逸失利益支払いで和解 岩手日報
逸失利益支払いで和解 重度自閉症者の死亡事故 中日新聞
逸失利益支払いで和解 重度自閉症者の死亡事故 東京新聞
交通事故死:重度自閉症に逸失利益認める…札幌地裁で和解 毎日新聞
逸失利益支払いで和解 重度自閉症者の死亡事故 河北新報
逸失利益支払いで和解 山梨日日新聞
逸失利益支払いで和解 重度自閉症者の死亡事故 福井新聞
逸失利益支払いで和解 秋田魁新報
逸失利益支払いで和解 重度自閉症者の死亡事故 47NEWS
逸失利益支払いで和解 重度自閉症者の死亡事故 神戸新聞
逸失利益支払いで和解 山陽新聞
逸失利益支払いで和解 デイリースポーツ
逸失利益支払いで和解 東奥日報

知的障害者と認知症高齢者の共生型グループホーム、富山市にオープン 富山

ケアマネジメント オンライン 
富山県下新川郡入善町の社会福祉法人にいかわ苑が運営する共生型グループホーム「双葉」が12月1日に開所した。共生型グループホームは、富山県がいち早く率先して整備を進めたことから、別名「富山型グループホーム」などとも呼ばれ、重症心身障害者・障害者らと認知症高齢者等が一つ屋根の下で暮らすことを目的としたケアサポート付きの住まい。

寮生の演劇活動記録集を出版 湖南の「もみじ寮・あざみ寮」 滋賀

中日新聞 
知的障害者福祉の父とされる故・糸賀一雄氏が創設した知的障害者授産更生施設「もみじ寮・あざみ寮」(湖南市石部が丘)寮生の演劇実践活動が第1回上演から今年で30年になるのを記念し、記録集「ロビンフッドたちの青春」が出版された。プロの演劇人ら多くの人に支えられて、80人の寮生が体全体で表現した“生の証し”となっている。

児童デイサービス開所 与那原で初 沖縄

琉球新報 
社会福祉法人沖縄コロニー(金城康博理事長)は1日、与那原町東浜にコロニー児童デイサービスよなばる(金城忠彦所長)を開所した。同所は、障害のある児童・生徒への発達支援やリトミックなどの療育活動を行う。定員は1日10人程度で、個人に応じたプログラムを提供し、日常生活における基本動作の習得や集団生活への適応を促す。

2009年12月6日日曜日

ボランティア:募集 大阪

毎日新聞 
  • <豊中市>知的障害者のスポーツ支援
  • <守口市>知的障害者の仲間とクリスマスパーティー

裁判員裁判:県内2件目 強盗致傷事件、被告に懲役5年 岡山

毎日新聞 
県内2件目の裁判員裁判は4日、岡山地裁で判決があり、高山光明裁判長は「裁判官3人と裁判員6人が評議した結果です」と述べ、強盗致傷罪などに問われた倉敷市羽島、とび職、大下剛広被告(45)に懲役5年(求刑同7年)の実刑を言い渡した。

チャレンジショップ:障害者製作の食品など、6施設が共同ショップ 島根

毎日新聞 
大田市内の六つの障害者福祉施設が4日、各施設内でつくった食品や手工芸品を販売する共同のチャレンジショップ「自主製品のお店 にじ」を、JR大田市駅前のショッピングセンター「パル」(同市大田町)内にオープンした。3月31日までの限定で、障害者の社会参加に向け、技術の向上と製品のアピール、販路の拡大を目指している。

県警保護の青年死亡:「真相解明の一心で」佐賀大で父らが講義 佐賀

毎日新聞 
佐賀市で知的障害のある安永健太さん(当時25歳)が警察官に取り押さえられた直後に死亡した問題をテーマにした授業が2日、佐賀大学経済学部であった。教壇に立ったのは、安永さんの父孝行さん(48)や孝行さんの民事訴訟を担当する半田望弁護士。

福祉年金受給資格厳格化の改正案否決 南足柄市議会

カナロコ 
財政難の南足柄市が打ち出した重度障害者らへの福祉年金の受給対象資格を厳格化する条例改正案が4日、市議会総務福祉常任委員会で賛成少数で否決された。手数料、使用料の引き上げ案は賛成多数で可決された。ただ、いずれも採決は1票差。9日の本会議の採決では可否が変わる可能性もある。

障害者雇用率:県内企業、全国最下位1.50% 法定達せず51.3% 三重

毎日新聞 
県内企業の今年6月1日現在の障害者雇用率が1・50%(前年同期1・49%)で、47都道府県で最下位(同45位)となった。全国平均は1・63%。三重労働局は「理由は分からないが、不況や県内に中小企業が多いことなど、複合的な要因だろう。結果を厳しく受け止め、改善に努める」と話している。

記者と学校交流:障害者差別をテーマに講演 埼玉

毎日新聞 
さいたま市立馬宮中(小林恵校長)で4日、2年生130人を前に毎日新聞の野沢和弘論説委員が「障害者差別をなくす」と題して講演した。

光の村学園の西谷英雄さん 広島

朝日新聞 
優れた教育を地道に実践している個人や団体へ贈られる「ペスタロッチー教育賞」(広島大大学院教育学研究科など主催)に、高知県土佐市の学校法人「光の村学園」理事長の西谷英雄さん(83)が選ばれ、2日、広島大学(広島県東広島市)で表彰式があった。西谷さんは「生きててよかった、この仕事をやってきてよかったなあという思いです」と喜びを語った。

障害者自立に理解を メルカでフェア 手作りアイデア作品販売 岡山

山陽新聞 
障害者週間(3〜9日)に合わせ、「福祉のまちチャレンジフェア」(同フェア実行委員会主催)の販売コーナーが4日、玉野市のメルカ1階サブコートで始まった。6日まで。 障害者の自立促進や活動への理解を深めてもらおうと開催し、今年で3回目。

スポーツの魅力満喫 高松の施設が障害者を招待 香川

四国新聞 
香川県高松市内のスポーツ施設が4日、同市内の知的障害者施設の利用者を招待した。参加者は、卓球やバスケットボールなどを体験し、楽しいひと時を過ごした。 招待は、ホームランドーム高松店(香川県高松市木太町)が障害者に多彩なスポーツを楽しんでもらおうと初めて実施。就労継続支援B型事業所「あじさい」(香川県高松市春日町)の利用者9人を招いた。

一般市民のアート発掘へ 京のデザイナーらプロデュース 京都

京都新聞 
京のデザイナーや建築家らが、一般市民が作った個性豊かなアート作品を発掘するグループ「BananaChips!」を立ち上げた。デザインのプロがボランティアで、趣味や特技を生かした作品をプロデュースする。第一弾は大阪府羽曳野市の知的障害者授産施設「はびきの園」の利用者の作品展で、4日、京都市左京区のギャラリーとカフェで始まった。

健やかわかやま:発達障害子育てで親同士の座談会 あす和歌山ビッグ愛で 和歌山

毎日新聞 
発達障害のある子を持つ親らでつくるNPO法人全国LD親の会(内藤孝子理事長)は、親同士の座談会「ちょっと違う子育てが、おもしろい!」を6日午後2〜5時、和歌山市手平2の和歌山ビッグ愛で開く。無料。

特別支援教育(4)中学から情報、指導充実

読売新聞 
発達障害のある生徒が充実した高校生活を送るには、個別の指導計画など、中学での支援情報を円滑に高校に引き継ぐ必要がある。しかし、入試で不利になることを懸念し、情報を伝えない中学も少なくない。公立の場合、市町村立の中学と、都道府県立の高校とでは、学校設置者が異なることもネックとなる。

2009年12月5日土曜日

障害者福祉施設が製品販売 長野

伊那毎日新聞 
上伊那の障害者福祉施設が製作した商品の販売が3日から、伊那合同庁舎で始まった。伊那合同庁舎の2階に販売会場が設けられ、通所者らが商品の購入を呼びかけていた。これは同日から始まった「障害者週間」に合わせて行われている。

温か〜 木版画の年賀状 滋賀

朝日新聞 
大津市中庄2丁目の知的障害者授産施設「瑞穂(みずほ)」(45人)で、通所者手作りの木版画の年賀状とカレンダーの制作が追い込みに入っている。施設で木版画に取り組んで29年。中には20回近く刷り重ねたものもあり、新年に向けた1万枚以上の労作が、また各地の古里に届く。

富里市 ソフトボール「富里福葉苑」 千葉

朝日新聞 
障害者授産施設、富里福葉苑(富里市)でソフトボールが始まったのは、生駒三男苑長(61)が招かれた1984年のことだ。知的障害者にボールを投げようとすると、ぶつけられると思ったのか、怖がるしぐさをみせた。ボールを投げたことも、捕ったこともない障害者が多かった。

真心ろうそく 神戸を照らせ 穴水の知的障害者追悼へ製作 石川

中日新聞 
知的障害のある人たちが働く穴水町大町の特定非営利活動法人(NPO法人)「いきいき」の利用者たちが三日、来年一月十七日の阪神淡路大震災追悼集会に使うろうそく作りをした。

絵画、書道作品ずらり 障がい者芸術展日光市役所で 栃木

東京新聞 
国際障害者デーの三日、日光市役所で「日光市障がい者文化・芸術展」(同市主催)が始まった。土、日曜日を除き九日まで。

福山の連続不審火から1か月 障害者作業施設再建メド立たず 広島

読売新聞 
福山市明神町などで11月3日未明に障害者の作業場などを焼く3件の連続不審火が発生してから、3日で1か月を迎えた。大切な収入を得る場所となっていた作業場を失った知的障害者作業施設「さんさん作業所」=槙山ひとみ施設長(36)=は、資金難から再建のめどが立たず、20〜37歳の利用者15人は、約2キロ離れた同市南蔵王町の空き店舗を借りて作業を続けている。

安永さん取り押さえ死問題、遺族の被害者参加決定 佐賀

佐賀新聞 
害者の安永健太さん=当時(25)、佐賀市木原=の取り押さえ死問題で、付審判請求により特別公務員暴行陵虐致傷罪に問われた警察官の公判について、佐賀地裁の若宮利信裁判長は4日、被害者参加制度に基づき安永さんの父孝行さん(48)と弟浩太さん(26)の参加許可を決定した。初公判の期日は未定。

障害ある子どもの絵や陶器250点 かごしま県民交流センターで作品展 鹿児島

南日本新聞 
障害のある子どものための美術教室「ピカソ」の作品展が4日、鹿児島市のかごしま県民交流センターで始まった。同市と南さつま市の教室に通う子どもたち37人の作品約250点が並んでいる。17日まで。

手作りグッズで「参加」 国際チェロコン 東京

朝日新聞 
地元産の若竹を使ったレターセット、近くの草花で染めたしおり——。八王子市で開催中の国際チェロ・コンクールで、ユニークな公式グッズが注目されている。市民の支えで復活した国際コンクールに様々な形で参加してもらえればと、主催団体の依頼で市内の三つの福祉作業所が作った。ほとんどが二つとない手づくり製品で、「温かみがある」と好評だ。

新教育の森:ほっかいどう 土曜教室 北大教育学部 北海道

毎日新聞 
発達障害の子供たちの居場所づくりを目指し、北海道大学教育学部で「土曜教室」が続けられている。学習や友人づくりでうまくいかない子供たちを学生や大学院生が先生役になってサポートする。一方、旭川では親たちによるグループが活動し、一人一人の状況に応じた支援で、子供の成長を後押ししている。

2009年12月4日金曜日

鳩山首相夫人が美々川福祉園を訪問 北海道

苫小牧民報 
鳩山由紀夫首相夫人の幸さんが2日、苫小牧市の社会福祉法人美々川福祉会(橋浪蔵理事長)が運営する知的障害者入所授産施設「美々川福祉園」を訪れた。利用者約100人を激励し、一緒に昼食も楽しんだ。毎年秋に訪れている。首相夫人として初めての訪問だ。

知的障害者に殴るける 福祉施設職員を停職処分 京都

MSN産経ニュース 
京都中野区は3日、区の障害者福祉施設に通う20代の知的障害者に暴行したとして、男性主事(42)を停職1カ月の懲戒処分にした。中野区によると、男性主事は10月、施設が地域の祭りに参加した際、集団から離れた知的障害者の腹を殴ったり、太ももをけったりした上、15分間、床に正座させた。けがはなかったという。

2009歳末点描:「食べるの楽しみ」 園児がクリスマスケーキ作り 宮崎

毎日新聞 
都城市野々美谷町の知的障害児通園施設「都北学園」の2歳〜就学前の27人が2日、市内甲斐元町の「お菓子の南香」で一足早いクリスマスケーキ作りを楽しんだ。スポンジケーキに生クリームを塗り、その上に薄く切ったイチゴを乗せて次のスポンジケーキを重ねる。職人の手ほどきで、全員が3段重ねのケーキを完成させた。

あちこち・あいち:障害児にケーキを 愛知

毎日新聞 
豊橋生菓子組合は、豊橋市多米町の知的障害児通園施設・高山学園(石川憲三園長)を訪れ、子供たち30人に一足早いクリスマスケーキをプレゼントした。福祉施設の子供たちにクリスマス気分を味わってもらおうと85年から毎年贈っている。

自閉症児に理解を 「星の国から孫ふたり」、徳島市で上映

徳島新聞 
自閉症児の子育ての現状と、それを支える福祉や教育の在り方を描いた映画「星の国から孫ふたり」が5日から1週間、徳島市蔵本町のシネアルテで上映される。徳島市南矢三町2の森弘子さん(66)=鍼灸師(しんきゅうし)=が、米国と東京を行き来する原作者のノンフィクション作家門野晴子さん(72)と25年来の交流がある縁から、友人らと実行委員会をつくって上映を企画した。

特別支援教育(3)教師の卵 心もサポート

読売新聞 
教員志望の大学生を、学習支援ボランティアとして活用する高校がある。「質問をしても、答えが見つかるまで話さない。長い沈黙に特徴がある子だな、と戸惑いもあった」。京都教育大学大学院で教職を目指す修士課程2年の池田純さん(23)は、高杉大輔君(仮名)(20)との出会いをそう振り返る。

つよし寮入所者 えとの置物作り 宮崎

読売新聞 
日南市吉野方の知的障害者更生施設「つよし寮」(青山岩夫施設長)の入所者らが、来年のえと寅(とら)の置物作りに励んでいる。 置物は、高さ7.5センチ、幅4.5センチ、奥行き11.5センチの陶製。色は白、茶、薄いベージュ、黄土色の4種類をそろえている。

札幌授産施設「ともに」絵のワークショップ 北海道

朝日新聞 
絵は仕事や暮らしに自信を与えてくれるーー。札幌市西区の知的障がい者通所授産施設「ともに」で毎月1回、絵のワークショップが開かれ、ここで絵を学んだ通所者が、障害者による芸術展で続々と入賞している。施設で作ったカレンダーも好評だ。ともに」に通うのは10代後半から50代の42人。重い自閉症や知的障害のある人たちだ。ふだんはスタンプ押印やスリッパ消毒などの軽作業に従事。うち約15人が絵のワークショップに参加している。

2009年12月3日木曜日

授業で制作した絵画など300点、個別支援学級の作品展 神奈川

カナロコ 
横浜市金沢区の市立中学校個別支援学級に通う生徒による作品展「あすなろ展」が、同区泥亀1丁目の福祉施設「いきいきセンター金沢」1階ロビーで開かれている。4日まで。個別支援学級は区内の市立中学全10校にあり、知的障害や情緒障害のある生徒が通っている。

福島由合子さんが2冊目の本 神奈川

タウンニュース 
12月15日(火)に小説『ふくや始末記』を出版。知的障害者の娘を持つ福島さん。小田原で中学校の英語教師として20年間勤め退職、準備期間を経て平成6年に娘と一緒に働ける惣菜のお店「ふくや」を渋沢に開店させた。それから8カ月、閉店に至るまでの不安や迷い、希望が描かれる、事実を基にした小説となっている。

倉敷琴浦高等支援学校:来年4月開校、願書受け付け開始 岡山

毎日新聞 
来年4月に開校する「県立倉敷琴浦高等支援学校」の願書受け付けが1日、始まった。就労を強く意識した高等部単独の特別支援学校で、県内の設置は今年4月開校の岡山瀬戸高等支援学校に続き2例目。同校も同日から願書を受け付けている。期間はいずれも3日午後5時まで。

日野の父娘心中事件から3年 なぜ救えなかった 調査団、教訓を本に 滋賀

毎日新聞 
日野町の会社員の父親が知的障害のある娘2人と無理心中した事件から4日で丸3年。障害者団体などでつくる「日野・障害児家族心中事件調査団」(渡辺武代表)は、福祉施策の課題を考えようと、家族を知る人たちの証言を基に「障害のある子ども・家族とコミュニティケア」を出版した。

元四電有志らボランティア、障害者施設に慰問20年 高知

読売新聞 
20年間、高知県四万十市古津賀の知的障害児者施設「わかふじ寮」への慰問を続けるボランティアグループ「わかふじ和の会」のメンバーら8人が、今年も同寮を訪れ、体育館で入所者や職員らと運動やカラオケなどを通じて交流した。作業所は特色を分かりやすくアピールし、自作の製品を写真入りで伝えている。「相談したい」「仲間が欲しい」との声に対応する機関もリストアップされている。

障害情報ガイド:横浜市鶴見区役所、1300部を無料配布 神奈川

毎日新聞 
横浜市鶴見区役所は1日、障害者施設などをまとめた障害情報ガイドブック「つるみでくらす」を発行した。身体・知的障害者の作業所から支援センター、デイケアまで67カ所が48ページにわたり紹介されている。

わたしたちが創る展:弘済学園入所者の力作4282点 東京駅で展示販売 東京

毎日新聞 
総合福祉センター「弘済学園」(神奈川県秦野市)の入所者らの作品を展示する第47回「弘済学園 わたしたちが創る展」が4日まで、東京駅丸の内北口地下「動輪の広場」内特設会場で開かれている。同園には8歳から32歳まで、知的障害者ら176人が入所している。毎年7月ごろから準備を始め、木彫りのペン立てやビーズ細工ののれん、織物のポーチなどを仕上げていく。

田原に障害者働くカフェ開店 就労支援の拠点に 愛知

中日新聞 
障害者に働く場を提供するカフェ「villa波(うぇ〜ぶ)」が田原市高松町にオープンした。健常者のスタッフと一緒に接客や調理などを担当。同市内の障害者の就労支援の拠点を目指し、働く障害者を募っている。カフェは豊橋市で障害者を支援する特定非営利活動法人(NPO法人)「ふぃ〜る工房」が設立した。

高齢者宅ごみ出し支援 東京

読売新聞 
武蔵村山市は、高齢者世帯などに障害者を派遣して、玄関先から集積場所まで家庭ごみを運ぶ「ごみ出し支援事業」を企画し、利用世帯を募集している。高齢者やヘルパーの家事負担を軽減するとともに、障害者が手間賃を受け取ることで収入増につなげるのが狙い。多摩地区でこれまで、高齢者世帯などの家庭ごみの搬出を手伝っている自治体は14市に上るが、障害者が担い手のケースはない。

知的障害者と認知症高齢者が共生 入善に施設開所 富山

富山新聞 
富山型共生グループホーム「双葉」の開所式は1日、入善町入膳の現地で行われ、社会福祉法人にいかわ苑の若林清彦理事長ら関係者が新拠点のオープンを祝った。知的障害者と認知症の高齢者が共同生活する同グループホームは県内で初めてとなる。

情報プラザ:講演会「自閉症スペクトラムの理解と支援」 大阪

毎日新聞 
講演会「自閉症スペクトラムの理解と支援ー思春期の安定のために」。19日(土)13時(12時40分開場)〜16時半、高槻市野見町2の高槻現代劇場3階レセプションルーム。講師は、よこはま発達クリニックの児童精神科医、吉田友子さん。

発達障害児の親の会が理解求め冊子発刊 愛媛

愛媛新聞 
発達障害の一つ、高機能自閉症・アスペルガー症候群の子どもを持つ親の会「ダンボクラブ」(松山市)はこのほど、学校での子どもへの対応方法を紹介した冊子「先生、ありがとう!Vol.2」を発刊した。同クラブは「指導の仕方で障害は特性として伸ばせることを教育関係者に知ってほしい」と呼び掛けている。

映画で社会伝えたい 24年ぶり活動再開 徳島

朝日新聞 
徳島市南矢三町2丁目の鍼灸(しん・きゅう)師、森弘子さん(66)らのグループが5〜11日、自主上映会をシネアルテ(同市蔵本町2丁目)で開く。自閉症の子がいる家族を描いた新作の映画で、原作者と交流がある森さんが、作品に込められた問題意識に共鳴。映画は「星の国から孫ふたり」(2009年、槙坪夛鶴子(たづこ)監督)。ノンフィクション作家の門野晴子さん(72)が、自閉症の孫2人との日々をつづった本が原作だ。

特別支援教育(2)心理学で学ぶ対人関係 茨城

読売新聞 
茨城県鹿嶋市の県立鹿島灘高校は午前、午後、夜間の3部制を取る定時制だ。不登校など多様な生徒を受け入れ、「フレックススクール」と呼ばれる。小中学校時代の友人関係のトラブルから心に問題を抱える子もいる。発達障害のある子の3割が不登校になり、不登校の3割に発達障害があると言われる。

2009年12月2日水曜日

当地の逸品:もりやませんべい 滋賀

毎日新聞 
ざくっ!ぼりぼり。なかなかの歯ごたえだ。もりやま作業所の「もりやませんべい」には十数年の歴史がある。安定した収入源をつくり出そうと神戸市の先進施設で研修を受け、96年から売り出した。製造にかかわるのは知的障害のある作業所利用者ら11人。障害の程度によって、小麦粉にふるいを掛ける係や、卵割り、せんべいの焼け具合のチェックなどを分担している。

県内の障害者実雇用率2.25% 全国で2%超は9県 福井

中日新聞 
県内に本社がある民間企業の今年6月1日時点の障害者実雇用率が、昨年より0・23ポイント増えて2・25%となったことが、福井労働局職業対策課のまとめで分かった。全国で2%を超えたのは9県にとどまっている。

竹、竹炭の粉末入りパン  菊川の障害者共同作業所で製造 静岡

中日新聞 
知的障害者の共同作業所などを運営する社会福祉法人「草笛の会」では、県立大食品栄養科学部の横越英彦教授から指導を受け、2005年に竹の粉入り食パン「竹小町」(270円)を売り出した。竹パウダーは業者から仕入れている。

しめ縄作り今がピーク 八重山育成園 沖縄

沖縄タイムス 
石垣市大川の知的障害者授産施設「八重山育成園」(砂川洋賜(ひろし)施設長)で正月用のしめ縄作りがピークを迎えている。例年完売する人気ぶり。年の瀬に向け、通所者25人が「編み」「ひも結び」「飾り付け」など役割を分担して、急ピッチで作業を進めている。

新デザート「たまごもち」が人気 洲本の喫茶店 兵庫

神戸新聞 
健常者と障害者が共に働く洲本市中川原町厚浜の喫茶店「カプチーノ」と「わらびカフェ」に、淡路島の卵と牛乳を使った新しいデザート「たまごもち」が登場し、人気を集めている。たこ焼き器を使って作る温かいスイーツ。オーナーの柿原孝司さん(44)は「和風シュークリームのように仕上がった」と話している。

障害者雇用支援月間ポスター原画 函館の松永さんが入賞 北海道

北海道新聞 
障害者を対象に職業をテーマにした作品を募集した独立行政法人、高齢・障害者雇用支援機構の「障害者雇用支援月間ポスター原画」で函館の松永ちえみさん(24)が道内からただ一人、入賞した。今年2月に自閉症と診断されたが、好きな絵を描き続ける松永さんは「夢かと思った」と受賞を喜んでいる。

死刑でいいです 孤立が生んだ二つの殺人

朝日新聞 
山地は少年院で広汎性発達障害のひとつであるアスペルガー症候群と診断されていた。発達障害と犯罪とが直接結びつくわけではないが、著者は障害は孤立につながるリスク要因のひとつだと考える。暴力的な父とその死、母子家庭の貧困、いじめなどの過酷な成育歴がていねいな取材から浮かび上がる。人間関係が作れずに孤立していく山地は大人たちに相談を持ちかけているのだが、彼らはそのSOSの深刻さを、十分に理解し受け止めることはできなかった。

障害の枠超え歌って踊って 豊島で6日 ミュージックフェス 東京

東京新聞 
障害者週間(三〜九日)にちなみ、心や体に障害がある人たちが音楽やダンスなどを通じて交流するイベント「豊島ミュージックフェスティバル」が六日、豊島区の豊島公会堂で開かれる。障害のある人同士が交流するとともに、地域の人々にも障害への理解を深めてもらおうという狙いだ。

地道なSO支援に栄誉 日光のベインズさん、ソロプチミストから賞 栃木

下野新聞  
知的発達障害者のスポーツ競技会「スペシャルオリンピックス(SO)」への支援活動を続けているSO日本・栃木相談役のベインズ伸子さん(67)=瀬尾=がソロプチミスト日本財団の社会ボランティア賞を受賞した。SO日本・栃木の設立にも関与し、市内では昨年始まった陸上競技プログラムを支援している。地道な活動が実を結び、ベインズさんは「過去に支えてくれた人への恩返しができた」と喜んでいる。

特別支援教育(1)発達障害の子 普通科で自立 福岡

読売新聞 
福岡県八女市の西日本短期大学付属高校。普通科の中に「発達支援クラス」を設け、学習障害(LD)や注意欠陥・多動性障害(ADHD)、高機能自閉症など、従来の特殊教育では対象とされなかった発達障害の子を、全国に先駆けて受け入れてきた。

第82回国語メディア研究会・第3回発達障害ユニバーサル授業研究会

ValuePress! 
就労支援推進ネットワーク(所在地:東京都羽村市 理事長:小林浩一)・発達障害児支援 アカンパニスト(所在地:東京都羽村市 理事長:柳下記子)は、発達障害者の学習支援を研究する「第3回発達障害ユニバーサル授業研究会」を、2010年2月13日に神奈川県川崎市で開催する。

北九州市の発達障害者支援センター 若松区に分所設置へ 福岡

西日本新聞 
北九州市の北橋健治市長は30日、発達障害者支援センター「つばさ」(小倉南区春ケ丘)の分所を、知的障害児施設「市立小池学園」(若松区小敷)内に2010年度、設置する方針を明らかにした。同日開かれた市議会一般質問で答弁した。

2009年12月1日火曜日

障害者の頑張り応援を 初の常設店舗開店 兵庫

神戸新聞 
知的障害者が通う障害福祉サービス施設「三田わくわく村」(三田市大原)が来月12日、三田駅前商店街に、利用者が作った菓子やさをり織りの小物を販売する初の常設店舗「あにまるクッキーのお店『わっぴー』」をオープンする。ほかの小規模作業所の商品も並べる予定で、同施設は「障害者への理解を深めてもらう場所になれば」と期待する。12、13日は1割引きセールを催す。

発達障害:理解を深めて 「県アスペの会」が講演会 山口

 毎日新聞
山口市の市民会館で29日、アスペルガー症候群(知的障害がみられない発達障害)や自閉症の人、家族らでつくる「県アスペの会」の公開講演会が開かれた。自身も同症候群の長男を持つ東京都自閉症協会理事の尾崎ミオさん(43)が「狭い価値観を押しつけるのではなく、障害者がありのままの姿を堂々と主張できる社会に変えるべきだ」と訴えた。

発達障害児への正しい支援学ぶ 高松で研修会 香川

四国新聞 
注意欠陥多動性障害(ADHD)や広汎性発達障害(PDD)など発達障害のある子どもたちに対する支援のあり方を探る研修会が28日、香川県高松市林町の県立文書館であった。参加者は、講演や事例紹介を通じて発達障害を理解するとともに、幼児期の正しい支援方法を学んだ。

2009年11月30日月曜日

心が通じ合う寅年になって 日南・つよし寮がえと置物 宮崎

宮崎日日新聞 
日南市吉野方の知的障害者更生施設つよし寮(青山岩夫寮長)で、来年のえと「寅(とら)」の陶製置物作りが最盛期を迎えている。年明けまでに700個を製作、1個750円で販売する。

知的障害者らがパンや菓子作りの技競う 横浜で全国大会 神奈川

カナロコ 
全国の知的障害者らがパンや焼き菓子作りの技を競う「ユニバーサルベーキングカップ」の決勝大会が28日、横浜市西区の国際フード製菓専門学校で行われた。8チームが競ったパン部門は「パン工房まりも」(熊本県)、6チームが出場した焼き菓子部門は「ぎんが工房」(山梨県)が大賞を受賞した。

大阪view:個性的アート 面白さに新鮮な感性 大阪

毎日新聞 
大阪市平野区の「アトリエインカーブ」には20~54歳の個性豊かな24人のアーティストがいる。知的障害のある人の自立を支援しようと02年に設立。社会福祉法人を母体に、ニューヨークで開かれているアートフェアに出品するなど作品の流通にも取り組む。08年には大阪で大規模な展覧会が開かれた。

障害者が技術競う 和歌山

朝日新聞 
障害者が仕事などで身につけた技術を競う「県障害者技能競技大会(アビリンピック和歌山2009)」(県など主催)が28日、和歌山市園部の雇用・能力開発機構和歌山センターで開かれた。身体や知的に障害がある17~55歳の計30人が、パソコン操作や紙製の化粧箱作りなど4部門に参加した。

発達障害に理解を うすいまさとさん歌と講演で訴え 神奈川

カナロコ 
心身障害児者父母の会連盟(松本喜夫代表幹事)の第43回県心身障害児者福祉促進大会が29日、横浜市神奈川区沢渡の県社会福祉会館で開かれた。3人の発達障害児の親であるシンガー・ソングライターうすいまさとさんが「生まれてくれて、ありがとう」をテーマにコンサートと講演を行い、「子どもたちから人を思いやる気持ちを教えてもらっている」と約220人の参加者に熱く語った。

2009年11月29日日曜日

新教育の森:知的障害児らに家庭教師を派遣 高いニーズ「学びは生きていく基本」

毎日新聞 
知的障害児や発達障害児の親にとって、放課後の学習は悩みの種だ。受け入れている進学塾や家庭教師は少ない。そうした中、10年前から知的障害児らを専門に家庭教師を派遣してきた会社があると聞いた。

障害者虐待防止法:成立に暗雲 政局余波で頓挫4年

毎日新聞  
野党側が法案を提出し民主党も趣旨に賛意を示している障害者虐待防止法は、国会の会期末が迫ったことでその成立が危ぶまれている。与野党は4年以上前から立法化に取り組みながら、政局の余波で頓挫を繰り返してきた。

障害者就職面接会:障害者の就職も狭き門 112人、17社が参加 三重

毎日新聞 
ハローワーク伊賀(公共職業安定所)は27日、伊賀市四十九町の県伊賀庁舎で「障害者就職面接会」を開いた。採用予定数36人(参加17社)に対し112人が集まり、求人倍率は0・32倍の狭き門となった。

慰問:天ぷらうどんを施設で振る舞う 白石麺類組合 宮城

毎日新聞 
白石市と蔵王町内の麺(めん)類業者で組織する「白石麺類組合」(芝辻長伍組合長、24人)は26日、白石市内の知的障害者更生施設「白石寿光園」(高橋和恵施設長)を慰問に訪れ、施設利用者に出来立ての天ぷらうどんを振る舞った。

移転後初めて、感謝の「まつり」 京都

京都新聞 
京都府宇治市の社会福祉法人・宇治東福祉会が29日、同市五ケ庄の宇治作業所で「なかままつり2009」を開く。作業所が現在地に移転してから初めての開催で、「支えてくれる地域の人たちに感謝の気持ちを伝えたい」と通所する知的障害者らが準備を進めている。

【須坂市教委】県内初の市立特別支援学校計画 長野

須坂新聞 
須坂市教育委員会は来年3月までに須坂小学校の余裕教室を特別支援教育に活用するため改修する。27日、12月市議会定例会に約900万円を盛った一般会計補正予算を提案した。来年4月、県長野養護学校(長野市)の小学部分教室を開室し、1年の準備期間を経て平成23年4月には県内初の市立特別支援学校を開校する計画だ。

ダウン症の子どもがレスリング体験 和歌山

WBS和歌山放送 
ダウン症などの障害のある子どもが、格闘技のレスリングを体験できる「わくわくレスリング教室」が、きょう(11/28)和歌山市で行われ、和歌山県内から集まったおよそ20人の子ども達が笑顔で身体を動かしていました。和歌山県内で初めて開かれたきょうの教室は、和歌山県障害者スポーツ協会と県レスリング協会が主催しました。

健やかわかやま:発達障害の環境整備を 豊かな成長支援が必要 和歌山

毎日新聞 
自閉症やアスペルガー症候群、ADHD(注意欠陥多動性障害)、LD(学習障害)などの発達障害。先天的な脳障害が原因とされるが、外見上分かりにくく性格や子育てが原因と誤解され、診断まで時間がかかるケースも少なくない。早期発見・療育を行政の責務とし、孤立しがちな発達障害児者や家族を支えようと、05年4月には発達障害者支援法が施行された。海南市日方の同市民病院小児科医長、重里敏子さんに注意点を聞いた。

2009年11月28日土曜日

安永さん取り押さえ死訴訟 「警察側証拠信用できない」

佐賀新聞 
佐賀市の路上で2007年9月、警察官に取り押さえられた直後に死亡した知的障害者の安永健太さん=当時(25)、同市木原=の遺族が県に損害賠償を求めた訴訟の第3回口頭弁論が27日、佐賀地裁(野尻純夫裁判長)であった。原告側の弁護士3人が意見陳述し、「警察側の証拠は信用できない」などとして検察と裁判所が作成した証拠資料の早期提出を求めた。

障害者ら、助成金受け夢の喫茶店開店へ 神奈川

カナロコ 
障害者就労支援施設「おかし工房しいの実」(川崎市中原区木月伊勢町)が来年4月の喫茶店開店を前に、みずほ福祉助成財団(東京都千代田区)から助成金を贈られることになった。助成金は、同財団が社会福祉向上への寄与を目的に1980年にスタートさせた事業で、今年は全国から300件を超える応募があったという。厳しい審査を通り、強力な“応援”を受けることになった同工房は、「大変ありがたい」と喜んでいる。

生地モチモチ焼きたてパン 袋井の授産施設に工房オープン 静岡

中日新聞 
袋井市泉町の知的障害者通所授産施設「ワークスつばさ」は26日、通所者らが製造、販売するパン工房「メイちゃんのパン屋さん」を施設敷地内にオープンした。焼きたてパンを販売し、通所者の自立や社会参加に役立てる。

特別支援教育を考えるシンポジウム 茅野で29日開催 長野

信濃毎日新聞 
障害のある子どもの特別支援教育について考えるシンポジウムが29日、茅野市塚原のちの地区コミュニティセンターで開かれる。「こども達の為(ため)に…今、保護者ができること」と題して、障害などで生活支援が必要な子どもとその親でつくる市内のグループ「RforI」が初めて企画。小中高校、特別支援学校の教員が直面する課題や取り組みについて話すほか、親たちが意見交換できる集いにする。

障害者施設の1年間、密着ドキュメントを29日上映 神奈川

カナロコ 
知的障害者入所施設に1年間密着取材して制作したドキュメンタリー映画「あした天気になる?」が29日、相模原市立産業会館(同市中央)で上映される。当日は宮崎信恵監督(67)=東京都江東区在住=との交流会も行われる。

2009年11月27日金曜日

自立支援法:施行後に障害者負担増87% 平均8518円

毎日新聞 
障害者の福祉サービス利用に原則1割の自己負担を課す障害者自立支援法施行前月の06年3月と今年7月を比べたところ、87.2%の障害者が負担増となったことが厚生労働省の調査でわかった。鳩山内閣は4年以内に新制度を設計し同法を廃止する方針。

エイブルアート:障害者から創造力引き出そう 佐伯の授産施設で授業 大分

毎日新聞 
障害者が潜在的に持つ芸術の能力を引き出そうと、佐伯市長良の知的障害者授産施設「さつき園小島」が、「エイブルアート」の授業を取り入れている。今年1月から講師を招いて月2回開いており、担当職員は「一人一人の才能が見えてきた」といい、今月28日から初の展示会も計画している。

凱旋公演:「わたぼうし音楽祭」で入賞、知的障害の坂田さん作詞 福岡

毎日新聞 
知的障害のある大野城市立平野中学校1年、坂田一樹さん(13)が作詞した歌が29日、同市曙町2のまどかぴあ大ホールで開かれる「総合福祉まつり」で披露される。この歌は今年8月、奈良市であった障害を持つ人が書いた詩に曲をつけて歌う「わたぼうし音楽祭」(奈良たんぽぽの会主催、毎日新聞社など後援)で入賞。29日は一樹さんも電子ピアノで参加し、受賞後初の“凱旋(がいせん)公演”となる。

えと置物作りピーク つよしセンター 宮崎

宮崎日日新聞 
日南市風田の知的障害者通所授産施設・つよし共働センター(上野俊明所長、利用者31人)で、来年のえとのトラの置物作りと正月のしめ縄作りがピークを迎えている。12月20日ごろから、しめ縄にユズリハやダイダイ、ウラジロなどを付けてしめ飾りに仕上げ、販売する。今年は大700個、小500個を作る。

にじ:知らないうちに 愛知

毎日新聞 
知的・精神障害者がパートの主婦らとともに干物を作って販売する「酒菜屋十兵衛」(蒲郡市)を取材したときのこと。運営するNPO法人「楽笑」の小田泰久理事長から、ハッとするエピソードを聞いた。 十兵衛は、昨年10月に開店。当初、魚をさばく工程はパートの主婦が ...

養護学校で生徒に「暴行」、大阪府に30万円賠償命令 大阪

朝日新聞 
大阪府立八尾養護学校(現・八尾支援学校、八尾市)に通っていた男子生徒(15)が教諭から頭を押さえつけられる暴行を受けたなどとして、生徒と両親が府に慰謝料200万円の賠償を求めた訴訟の判決が25日、大阪地裁であった。小西義博裁判長は「指導の範囲を逸脱した暴行があった」と認定し、30万円の支払いを府に命じた。

芸術で障害者と交流 滋賀

朝日新聞 
アートを通じて障害者と交流し、まちを活性化する取り組み「石山アートプロジェクト」が、大津市の石山商店街で行われている。積み木で作品を作ったり、陶器の表札を作ったりして、10月から障害者や地元の子どもたちが制作してきた作品は、商店街の空き店舗で29日まで展示されている。

福祉ナビ:障害のある子のきょうだいは、どんな悩みをかかえているの

毎日新聞 
「息子は1歳を過ぎても言葉を全く話せず、話しかけても反応がありませんでした」。川崎市自閉症協会長で、薬剤師の明石洋子さん(63)=川崎市川崎区=は、長男徹之さん(36)の子ども時代を振り返る。徹之さんは重い自閉症と知的障害がある。徹之さんが2歳9カ月の時、次男政嗣(まさつぐ)さん(34)が生まれた。徹之さんが自閉症と診断されたのは、その1カ月後だ。

「発達障害と不登校」28日、宝塚で講演会 兵庫

読売新聞 
大阪府池田市でフリースクール「スマイルファクトリー」を運営するNPO法人「トイボックス」代表理事で、同スクール校長の白井智子さんの講演会「彼らとともに歩んでいくためにー発達障害と不登校について」が28日、宝塚市売布東の町、「フレミラ宝塚」で行われる。スクールでの事例などを紹介し、子どもたちを取り巻く環境や社会に求められる方策などを話す。

岩国市の療育施設 限界 山口

朝日新聞 
発達障害や肢体不自由の子どもたちへの訓練を行う岩国市の療育センターが、利用希望者の急増でパンク寸前になっている。同センターは「療育の谷間」と言われた岩国市が2年前に開設したが、部屋は1室しかなく受け入れには限度があり、やむなく利用を断るケースも増えているという。障害児の親たちは「さらに施設を拡大してほしい」と訴え続けている。

2009年11月26日木曜日

障害者製作の手芸品即売会始まる 神奈川

カナロコ 
横浜市泉区内の施設で活動する障害者が製作した手芸品などの展示即売会が25日、同区中田西1丁目のイトーヨーカドー立場店で始まった。区障がい福祉地域支援協議会や区社会福祉協議会などの主催で、12月1日まで。

ひと交差点:学習塾を経営、斉藤武一さん 北海道

毎日新聞 
後志管内岩内町で25年間保育士を務め、現在は学習塾を経営する斉藤武一さん(56)が小説「理想の保育園~障がい児は神様」を自費出版した。保育のあるべき姿を問いかけるストーリーで、「保育の現場に携わる人に読んでほしい」と話す。

発達障害の13歳少年、NY地下鉄さまよい11日 無事に保護 米

CNN Japan 
米ニューヨーク市内の地下鉄で10月、アスペルガー症候群の13歳少年が11日間にわたってさまよった後、無事に保護されていたことが明らかになった。両親は、息子が姿を消してすぐに警察に駆け込んだが、適切な対応を取ってもらえなかったと憤慨している。

特別支援学級:教員が足りない 児童生徒「8人編成」基準で急増

毎日新聞 
障害を抱えて特別支援教育を受ける児童生徒が急増し、教員数の確保が難しくなっている実態が文部科学省のまとめで分かった。今年度までの4年間で、公立小中学校の通常学級在籍者は21万5000人減ったが、特別支援学級・学校の児童生徒は逆に4万7000人増えた。「通常学級は40人、特別支援学級は8人」と法定の学級編成基準が大きく異なるため、少子化でも学級数は増え続けている。

2009年11月25日水曜日

障害者雇用、あなたの都道府県はどのくらい

厳しい雇用情勢の中、民間企業の障害者雇用は進展
平成21年6月1日現在の障害者の雇用状況について 厚生労働省
※PDFファイルがダウンロードできます。

厚生労働省から平成21年6月1日現在の障害者の雇用状況についての報告が公表されました。ポイントして以下が挙げられています。
民間企業(56人以上規模)で
○全体の実雇用率は1.63%(対前年比で0.04ポイント上昇)
○法定雇用率を達成している企業の割合は45.5%
(対前年比で0.6ポイント上昇)
○100~299人規模の企業は、実雇用率1.35%と最も低い水準
その後のニュース記事を見ると、資料の中で都道府県別の率が注目されているようです。やはり自分たちの住んでいる所がどのくらいかというのは記事にしやすいではないでしょうか。

民間企業の法定雇用率1.8%を達成している都道府県は、
福井県 2.25%
奈良県 2.00%
和歌山県 2.20%
山口県 2.22%
佐賀県 2.13%
長崎県 2.07%
熊本県 2.00%
大分県 2.15%
宮崎県 2.01%
鹿児島県 1.95%
沖縄県 1.82%

東北、関東だと1.5%台が多かったりと西高東低の様です。ただし、資料にはいろいろな統計の切り口がありますので、読み込んでいくと見えてくる事柄もあるように思います。

最後のおまけ
国の機関は法定雇用率2.1%ですが、社会保険庁(1.73%)と全国健康保険協会(0.37%)が低い値になっており反省点とお詫び、今後の対策が出ています。結局は言い訳ですけどね。(内閣法制局、衆議院法制局、参議院法制局は元々低いが、その他は全て2.1%をクリアしています)

この人に聞きたい:YBCフェニーズ助監督・久保田浩司さん 千葉

毎日新聞 
社会人野球クラブチームの強豪、YBCフェニーズ(柏市)で助監督を務める特別支援学校教諭、久保田浩司さん(43)=東京都世田谷区=が、知的障害のある生徒と向き合ってきた教師生活を一冊の本にまとめ、「養護学校では野球ができないーーそれが私の教師人生のスタートだった」と題して刊行した。大学まで第一線の野球選手だった久保田さんに、養護学校での日々を聞いた。

成年後見人講座:28日から計5回 和歌山

毎日新聞 
「成年後見制度」の利用促進を図ろうと、NPO法人成年後見紀の国サポートセンターが、市民後見人養成講座を開く。制度は00年、認知症や知的障害、精神障害などの理由で、判断能力が十分でない人の権利や生活を守ろうと始まった。本人に代わって後見人などが契約など法律行為をしたりする。

特別支援 自立へ新課程探る 山梨

山梨日日新聞 
山梨県教委は、特別支援教育推進の指針となる「やまなし特別支援教育プラン」(仮称)の策定に着手する。障害のある児童生徒が増加していることに加え、高等部の軽度知的障害者への教育充実を求める保護者らの声が高まっており、教育課程の見直しなどで実態やニーズに合った指導体制を構築する。来年度、有識者による審議会を設置して内容を協議し、2011年度の策定を目指す。

障害者焼酎造り挑戦 福岡

読売新聞 
広川町藤田の知的障害者通所授産施設「サングリーン」(川崎潔施設長)の利用者9人が23日、宇美町の小林酒造本店で、「櫂(かい)入れ」と呼ばれる焼酎造りの作業に取り組んだ。

第3回発達障害児支援教材・教具研究会

ValuePress! 
発達障害児支援 アカンパニスト(所在地:東京都羽村市 理事長:柳下記子)・就労支援推進ネットワーク(所在地:東京都羽村市 理事長:小林浩一)は、「発達障害児支援ための教材・教具づくり」を研究する「第3回発達障害児支援教材・教具研究会」を2010年2月28日に神奈川県川崎市で開催する。

閉所の保育所を福祉施設に 広島

中国新聞 
広島県世羅町が、3月末で閉所した同町青近の東保育所を、自閉症など発達障害のある子どもを療育する児童デイサービス事業所にリニューアルする準備を進めている。来春開所予定で、施設を運営する事業者を24日から募集する。

2009年11月24日火曜日

知的障害者ら京の街をリレー 「スペシャルオリンピックス」PR 京都

京都新聞 
知的障害のある人が多様なスポーツに挑む取り組み「スペシャルオリンピックス」(SO)を広めようと、選手ら約300人が23日、トーチを手に京都市内の鴨川河川敷などを歩いた。

《ほほえみ便》自宅の作業所 交流の場に 秋田

読売新聞 
三種町浜田の加藤倫子(のりこ)さん(58)は1年半前、ダウン症の長男由吾(ゆうご)さん(34)が、静かに社会とかかわりを持てる場所を作ろうと、自宅に作業所「ちいさな種」をオープンした。当初、我が子への思いから始めた作業所は、今では新たな芽を出し、障害者やその家族だけでなく、心を閉ざした人にとっても心安らぐ場所になっている

服役した障害者の社会復帰「支援センター」設置進まず

朝日新聞 
服役した知的障害者や高齢者の社会復帰を支援する「地域生活定着支援センター」の設置が、全国的に進んでいない。国は7月をめどに全都道府県での開設をめざしていたが、財政難に加え、福祉サービスの提供が一部市町村に偏るなどの理由で敬遠され、現時点で設置されたのは5県のみ。未設置の地域との連携が取れず、先行県の負担増も深刻化している。

自閉症の青年との触れ合い描く映画を上映へ 神奈川

カナロコ 
自閉症というハンディのある青年と看護学生との偶然のドライブ、そして旅先でのさまざまな人との触れ合いを描いた映画「ぼくはうみがみたくなりました」が12月12日、横浜市港北区鳥山町の障害者スポーツ文化センター横浜ラポールで上映される。主催は、障害の種類も年齢もさまざまな、主に知的障害のある子どもを持つ親の会24団体でつくる「横浜障害児を守る連絡協議会」。

2009年11月23日月曜日

さをり作品展:授産施設の作品販売 佐賀

毎日新聞 
佐賀市大和町のイオンショッピングタウン大和で21日から、「さをり作品展 cocoro color~心から~」が始まった。買い物客らは興味深そうに手に取ったりしている。23日まで。知的障害者通所授産施設「かささぎの里」(佐賀市金立町)のグループ「さをり工房fitty」のメンバーが作った。ウールやシルクなど、異なる素材や色の糸を使って織っており、色とりどりのマフラーやバッグなどの小物が展示・販売されている。

県内障害者雇用率1・82% 初めて法定上回る 沖縄

琉球新報 
沖縄労働局が20日発表した障害者実雇用率(6月1日現在)の県内平均は1・82%で、前年に比べ0・13ポイント改善した。障害者の法定雇用率(現在1・8%)が企業に義務付けられた1976年以降、初めて法定雇用率を上回った。全国平均は1・63%。法定雇用率を達成した企業の割合は前年比6・4ポイント改善の54・5%で、初めて50%を超えた。全国平均は45・5%。

「ぼくらの作品展見に来て」 上田養護学校、東御で開催へ 長野

信濃毎日新聞 
県上田養護学校(上田市)PTAは、初の児童生徒作品展を27~29日、東御市文化会館サンテラスホールで開く。地域で障害者を支える機運を広げたいとの企画だ。同校には小学、中学、高等、訪問教育の4部に知的障害や身体障害のある188人が在籍。作品展には、ほぼすべての児童、生徒が絵を中心に約200点を出品する。

2009年11月22日日曜日

【パラリンピック】 知的障害選手も参加へ 12年大会から

MSN産経ニュース 
国際パラリンピック委員会(IPC)は21日、公正な障害認定システムが確立されたため、2012年ロンドン大会から知的障害がある選手のパラリンピック参加を認めると発表した。

知的障害者手織りの機織品100点を展示 神奈川

カナロコ 
知的障害者援護施設「くず葉学園通所授産所」(秦野市菩提)の利用者が機織り機を使い織った反物、ストール、テーブルセンターなど100点を展示した「はたおり古今」が21日から秦野市曽屋の「ギャラリー照」で行われている。

自閉症児らの作品集め展示会 神奈川

カナロコ 
「横須賀地区自閉症児・者親の会たんぽぽの会」(浅羽昭子会長)の作品展が、横須賀市本町の市立市民活動サポートセンターで開催されている。自閉症などを抱える人たちが手掛けた絵画や書道、織物など、約30点を展示している。23日まで。

タンゴ演奏会:軽度の知的障害者ら、企画運営やチラシ作りに奮闘中 神奈川

毎日新聞 
公的支援を受けられない発達障害や軽い知的障害の人たちが企画・運営するタンゴ演奏会が25日から、県内各地で開かれる。障害者の就労が極めて厳しい中、「自らの力で収入確保の道を」と、チラシ作りなどに励んでいる。

2009年11月21日土曜日

人物風土記:馬とふれ合い成長できた

タウンニュース 
藤江 裕貴(ひろたか)さん 22歳。生まれつき軽度の知的障害があった。熱中できるものを探そうと、母の洋子さんはピアノなどを習わせたが、長続きしなかった。転機は中学2年の夏。洋子さんが偶然手にした乗馬教室の案内を見て応募。幼い頃から動物が好きだったので、すぐにのめり込んだ。「生き物だから思い通りに行かないこともあるけど、走っている時はとても気持ちいい」と表情が緩む。

県すし商組合:「握りたて、おいしい」 授産施設ですし振る舞う 徳島

毎日新聞 
県内すし店が加盟する「県すし商生活衛生同業組合」の組合員らが19日、徳島市論田町の知的障害者授産施設「あゆみ園」(井川芳宣園長)を訪れ、施設利用者に握りずしの昼食を無償で振る舞った。外食する機会が少ない施設入所者らに新鮮なすしを味わってもらおうと企画した。

障害者と一緒にパン作り教室 触れ合いほかほか 宮城

河北新報 
仙台市泉区で障害者が地域の人たちと一緒にパン作りを学べる教室が開かれ、好評を得ている。泉区山の寺の元ケースワーカー岡本牧子さん(36)が「パン作りを楽しみながら相互理解を深めてほしい」と2006年に始め、自ら講師を務める。障害者が「習い事」として楽しみ、参加者の交流も深まっている。

障害者の絵画、販売通じ支援 出雲のNPO自立後押し 島根

日本経済新聞 
障害者支援に取り組む島根県出雲市の特定非営利活動法人「サポートセンターどりーむ」が、知的障害者が描いた絵画作品のインターネット販売をこのほど始めた。「低賃金の簡易作業が多い障害者雇用の在り方を変えたい」と話す代表の土江和世さん(62)。作品の販売利益で経済的に自立してもらうのが夢だ。

知的障害の社員ら開発 米粉クッキー人気 埼玉

朝日新聞 
川越市諏訪町の「菓子工房WITH」で、知的障害のある社員らが、3大アレルギー源とされる小麦、卵、乳製品を使わず、米粉を使ったクッキーを開発した。今月初めから販売を始めたところ好評で、予想を上回る注文を集めている。..

鍵テーマに障害者アートの空間 京都

京都新聞 
知的障害者とアーティストがコラボレーションした作品展「青谷学園アートジャンクション2009」が19日、京都市中京区の新風館で始まった。会場には段ボールによるアートハウスや絵画、オブジェが並び、来場者は楽しげな空間を満喫していた。

作業通じて日米友好 小松の施設 米兵が訪問、交流 石川

中日新聞 
航空自衛隊小松基地で行われている日米共同訓練(十四~二十日)に参加する第三五戦闘航空団(三沢基地)と海兵第一二飛行大隊(岩国基地)の米兵隊員十一人が十九日、小松市金平町の知的障害者授産施設「うめの木学園」を訪れて交流した。米兵が基地の外で交流活動をするのは小松基地では初めて。

年賀はがき 印刷始める 徳島

読売新聞 
三好市池田町の社会福祉法人博愛会が運営する障害者就業生活支援センター「箸蔵(はしくら)山荘」(竹田公二施設長)で、入所者らが年賀はがきの印刷作業を始めた。12月17日まで注文を受け付ける。

2009年11月20日金曜日

障害者も短時間労働が増加 08年度、正社員は減少

平成20年度障害者雇用実態調査結果の概要について 厚生労働省
※発表資料全文と調査の概要のPDFファイルがダウンロードできます。

知的障害者の部分をちょっと見てみました。
  • 労働時間:週20~30時間:13.2%、週30時間以上:79.1%
  • 正社員の割合:37.3%
  • 平均賃金:11万8千円
  • 平均勤続年数:9年2月
職場における改善が必要な事項や要望として最も多い項目。
今の仕事をずっと続けたい 56.7%
将来に対する不安として最も多い項目。
親がいなくなったら生活を助けてくれる人がいなくなる 38.2%
もう泣けてきます。親から言われ続けているのでこのような回答になるのだと思います。「嫌な事があっても我慢して仕事続けるんだよ」とか「おまえを助けてくれる人は他にはいないんだよ」。でも泣いてばかりもいられないので、PDFファイルからいろいろ見ていこうと思います。

太陽作業所利用者ら「ゲームの日」満喫 和歌山

日高新報 
社会福祉法人太陽福祉会の知的障害者授産施設の利用者が18日、市内のオークワロマンシティ3階にあるゲームコーナーに招待され、UFOキャッチャーなどのゲームを思いきり楽しんだ。ゲームセンターなどの事業者が加盟する全国組織、アミューズメント施設営業者協会が定める「ゲームの日」(11月23日)に合わせ、協会の呼びかけで行われている地域福祉への貢献事業。

障害児の最適な進路は? 母親らが体験談 岡山

読売新聞 
岡山県内の特別支援学校などでつくる県特別支援教育振興会は、浅口市健康福祉センターで、障害児の就学について考える「あすにはばたく集い」を開いた。障害児の保護者や特別支援学校の教諭ら約200人が参加した。

市が子育て拠点化を提案 花巻空港旧ターミナルビル 岩手

岩手日報 
花巻市は同市葛の花巻空港旧ターミナルビルの活用策について、市内の各界代表者とワークショップ(WS)形式の協議を続けている。出席者からは健常児と発達障害の子どもの事業を同一施設で行う懸念や、専門家の意見を聞く必要性などが指摘された。現状は検討作業がまだ不十分で、計画の決定には時間がかかりそうだ。

鹿児島市に発達支援センターを 「市民の会」が市議会に署名提出 鹿児島

南日本新聞 
「鹿児島市に公立の子育て・発達支援センターをつくる市民の会」は19日、センター設置を求める陳情書と、市民から集めた署名9700人分を市と市議会に提出した。市民の会は診断、療育、訓練の機能を備え、乳幼児から学童、青年期まで一貫した支援ができる拠点施設の実現を目指し、8月から署名活動を続けている。

自宅に発達障害児 無料相談所を開設 福岡

西日本新聞 
太宰府市国分の元大学教授小関康之さん(74)と妻の元保育士節子さん(66)が19日、自閉症や注意欠陥多動性障害(ADHD)など発達障害の子どもとその親を中心に支援する「発達相談クリニック」を自宅に開く。九州各地で発達障害児の発達援助を続けてきた夫婦が「地元に貢献したい」と相談にはすべて無料で応じる。

「通級」復活を訴え 広島

中国新聞 
尾道市因島土生町の土生小で、保護者が通級の復活を求める運動を続けている。広島県教委が「総合的に判断して」今春廃止したが、保護者は「廃止で子どもにストレスが増し、乱暴な態度が目立つようになった」などと指摘。市や市教委へ2300人分の署名を添えて因島地域への復活を要望している。

「はったつ手帳」で子どもの発達把握 香川

朝日新聞 
言葉の覚えが遅い、落ち着きがない――。子どもの発達が心配になった時に役立ててもらおうと、高松市の支援機関が中心となり「はったつ手帳」を作った。手のひらサイズで44ページ。診察の結果や支援機関で受けた支援の内容、福祉サービス、学校での様子などをそれぞれ記す。複数の医療機関や支援機関を訪れた場合でも手帳を示せば状況を伝えることができるようになっている。

有機野菜の弁当好評 愛知

読売新聞 
職業訓練センター「WACワークステーション」(豊橋市南瓦町)で学ぶ精神障害者ら運営の喫茶店「WAC農園カフェ」が好評だ。有機野菜を使った弁当などで話題を集め、口コミを通じて利用者が増えている。障害者ら関係者も人気に手応えを感じている。

2009年11月19日木曜日

両陛下、高等支援学校ご視察

MSN産経ニュース 
大阪府を訪問中の天皇、皇后両陛下は18日午前、大阪府立たまがわ高等支援学校(同府東大阪市)を訪れ、知的障害のある生徒たちが介護実習などに励む現場を視察された。同校は、知的障害のある生徒への職業教育を柱にした学校として平成18年4月に開校。福祉・園芸科、ものづくり科、流通サービス科の3学科がある。就労を通じた社会的自立を目標に掲げており、授業時間の半分近くを職業に関する科目にあてている。

障害の有無を越えたアート展

朝日新聞 
福山市水呑町の知的障害者施設「福山六方学園」などでつくる実行委が、岩手県から福岡県まで全国14の障害者施設などで活躍するアーティストらの作品を招待。障害者たちによる芸術活動「アウトサイダー・アート」の最新の展開と、その多様性を堪能できる。23日まで。

干支寅の置物販売 延岡・はまゆう園利用者が400個 宮崎

宮崎日日新聞 
延岡市北方町の知的障害者更生施設はまゆう園(高橋民弘理事長)は、入所者らが手作りした2010年の干支(えと)である寅(とら)の置物を販売している。施設利用者の生活訓練と生きがいづくりのため、毎年製作。

障害者技能大会:奥野さん、森本さんが全国入賞 宮崎

毎日新聞 
茨城県で開かれた第31回全国障害者技能競技大会(10月30日~今月1日)で、県内から奥野真人さん(46)と森本多美子さん(42)=いずれも宮崎市=の2人が入賞した。

花屋・スーパー働く楽しさ実感 一之江駅前商店会 障害者たち、職場実習 東京

東京新聞 
江戸川区の商店街「一之江駅前商店会」で十七日から、地元の作業所などで働く知的障害者九人が三日間の職場実習を始めた。企業が個別に障害者を受け入れる例はあるが、商店街が窓口となるのは珍しい。実習の様子は、来年二月に予定している障害者雇用に関するシンポジウムで発表される。

知的障害の34歳就労体験 県立大三原キャンパス学生食堂 広島

読売新聞 
三原市学園町、県立広島大三原キャンパスの学生食堂で17日、知的障害を持つ山根一郎さん(34)(三原市本郷町)が、皿洗いや掃除などに取り組んだ。知的障害者の自立支援に向けた就労体験で、同大人間福祉学科の三原博光教授(54)と市などが初めて企画した。19日まで続く。

自閉症児の架け橋に 学生ら交流 鹿児島

朝日新聞 
鹿児島大教育学部の学生らが月に1度、自閉症の子どもたちと「つぼみ学級」の場で交流を深めている。参加する学生の多くが教師の卵。つぼみ学級での経験を将来に生かそうと、熱心に活動に取り組む。県内では発達障害者の専門家が慢性的に不足しており、関係者は「少しでも携わってくれることが啓発になる」と喜んでいる。

発達障害児の支援チーム 来年度から学校訪問 長野

信濃毎日新聞 
松本市は来年度、医療、保育、教育の専門家が発達障害児の支援に当たるチームをつくり、市内の保育園と幼稚園、小中学校を定期的に訪問する事業を始める。市は当初、発達障害児とその保護者を総合的に支援する「療育センター」の開設を検討していたが、県の支援などが得られず早期整備が困難なため、訪問型の支援体制を組んでニーズに応える。

2009年11月18日水曜日

「障害児者文化事業ふれあい作品展」が開幕 神奈川

カナロコ 
「横須賀三浦地区障害児者文化事業ふれあい作品展」が17日、横須賀市本町のショッパーズプラザ横須賀で始まった。地域作業所などで作られた手工芸品やお菓子などが並び、買い物客らの関心を集めている。20日まで。障害に対する理解を深めてもらおうと、県手をつなぐ育成会などが主催。今回で34回目を迎えた。

「陽と風と…」展開幕 福山

中国新聞 
福山市などの障害者らの芸術作品を紹介する「陽と風と…とっておきのアーティストたち」が17日、福山市西町のふくやま美術館で始まった。23日まで。無料

なんごう海幸会:絵馬付き周回バス切符購入で特産品プレゼント 宮崎

毎日新聞 
日南市南郷町の観光業者でつくる「なんごう海幸会」(会長=横山正・道の駅なんごう駅長)は、1日3便運行の周回バスの乗車券として絵馬(500円)を売り出した。絵馬は、日南市の知的障害者更生施設「つよし寮」の入所者らが飫肥杉で作った。

シクラメンまつり:丹精込めた花販売 黒潮町の「大方生華園」 高知

毎日新聞 
黒潮町田野浦の知的障害者授産施設「大方生華園」で、園内で栽培した花を販売する「シクラメンまつり」が開かれ、愛好家などでにぎわっている。23日まで。

2009年11月17日火曜日

筆致に迷いなし 知的障害の男性が絵画展 兵庫

神戸新聞 
知的障害がある芦屋市の専門学校生が21日から、絵画による初の個展「ボクのコトバは絵の中」を西宮市内で開く。迷いのない力強い筆致と明るい色彩が持ち味で、指導にあたる画家の中島千恵さん(西宮市)は「障害も一つの個性。不自由があっても熱心に追求すればすばらしい作品ができる」と話している。

2009年11月16日月曜日

年々増える相談 大分市児童家庭センター 大分 

大分合同新聞 
子どもの育児や教育に関する悩みなどの相談を受けている大分市児童家庭相談センターは2006年4月の開設から08年度までの相談受理件数をまとめた。開設以来、相談件数が毎年増えており、センターは「近くに相談相手がいない保護者が増えているのでは」としている。

時代の風:権力関係と「暴力」=精神科医・斎藤環

毎日新聞 
自らを警戒する謙虚さを。人を教え導くことは、時として人に命じ、従わせることでもある。そのような立場に立つものにとって欠かせない資質は「謙虚さ」だ。必要とあらば自らの行為を衆目にさらし、時には第三者の批判を受け入れつつ、自らの「暴力性」を警戒し続けるような「謙虚さ」。私たちがその資質の重要さを認めない限り、同じ悲劇がまた繰り返されることになるだろう。

第10回発達障害就労支援研究会

ValuePress! 
就労支援推進ネットワーク(所在地:東京都羽村市 理事長:小林浩一)・発達障害児支援 アカンパニスト(所在地:東京都羽村市 理事長:柳下記子)は、発達障害者の就労支援を研究する「第10回発達障害就労支援研究会」を、2010年1月9日に東京都墨田区で開催する。

2009年11月15日日曜日

自閉症の小野崎さん、はたちを記念し個展 秋田

朝日新聞 
表情豊かな動物たちが、色鮮やかに生き生きと描かれている。今にも動き出しそうだ。大仙市大曲須和町の小野崎晶さん(19)の個展「akiponもおとなだよ! はたち記念」が同市大曲中通町の画廊喫茶ブランカで開かれている。晶さんは自閉症。絵で、さまざまな思いを語る。

記者ノート:自閉症への理解

毎日新聞 
自閉症の子(中学生まで)らが入院する三重県立小児心療センターあすなろ学園(津市)で、学園祭の準備を取材した。子どもたちは太鼓の練習をしていた。学園祭は「治療の一環」。大勢の人と「何か」を成し遂げることが自信につながり、引きこもりなどの2次的障害を防げるという。しかし一般的に親には、子が自閉症とは認められない人もいて、こうした機会を逃すケースがあるという。

2009年11月14日土曜日

富田林・少年殺害:高3男子を殺人罪で起訴 地検堺支部

毎日新聞 
大阪府富田林市の石川河川敷で私立高校1年、大久保光貴(こうき)さん(当時15歳)が殺害された事件で、大阪地検堺支部は13日、大阪家裁から検察官送致(逆送)された府立高校3年の少年(18)を殺人罪で大阪地裁堺支部に起訴した。成人と同様に裁判員裁判の対象になる。

障害者創作ダンス:彩の国さいたま芸術劇場で公演 埼玉

毎日新聞  障害者による創作ダンス公演が21、22日に彩の国さいたま芸術劇場(さいたま市)で開かれる。講師は世界的に活躍するダンサー兼振付師の近藤良平さん。事務局の県障害者福祉推進課は「福祉的な観点からではなく、障害者の芸術性や創造性を見てほしい」と話す。公演は県障害者アートフェスティバル(21日~12月13日)のオープニングを飾る。個性あふれる11人は本番に向け最後の調整中だ。

絵馬づくり 丁寧に 兵庫

読売新聞 
姫路市夢前町前之庄の小規模作業所「ゆめさき舎」に通所する知的障害者らが、来年の干支(えと)の寅(とら)の絵馬づくりを進めており、「時間をかけて丁寧に作った絵馬と一緒に新年を迎えてほしい」と呼びかけている。現在、19~35歳の知的障害や自閉症の5人が、ボランティアの協力を受けて、カレンダーの製作や学用品などの袋詰め作業をしている。

講演会:「特別支援教育」理解を 福岡

毎日新聞 
学習や生活面で困難を抱える子どもたちが学ぶ「特別支援教育」に関する講演会が14、15日に県内で開かれる。14日は九州産業大(福岡市東区)、15日は福岡教育大(宗像市)で、いずれも無料。

父殺害の長男に不定期刑 懲役5~10年

大和郡山・父殺害:長男に懲役5~10年 奈良地裁判決 毎日新聞
奈良県大和郡山市で昨年6月、男性会社員(当時51歳)が殺害された事件で、殺人罪に問われた長男(19)に対し、奈良地裁(石川恭司裁判長)は13日、求刑通り懲役5年以上10年以下の不定期刑を言い渡した。石川裁判長は「特定不能の広汎性発達障害の影響はあるが、動機は身勝手極まりない。計画性は高く、残虐だ」と述べた。

大和郡山の父殺害:処罰か更生か 地裁きょう判決 /奈良 毎日新聞
弁護側の請求で精神鑑定した結果、長男は特定不能の広汎性発達障害と妄想性障害と診断された。今年9月、鑑定人は公判で「(父親を殺害する)シミュレーションに没頭することで、葛藤(かっとう)から逃れられると考えるようになった」などと説明した。

 ・19歳長男に懲役5~10年=就寝中の父殺害ー奈良地裁 時事通信
 ・和郡山の父親殺害事件、長男に不定期刑判決…奈良地裁 読売新聞
 ・父殺害の長男に不定期刑 大分合同新聞
 ・父殺害の長男に不定期刑 懲役5~10年、奈良地裁 山形新聞
 ・父殺害の長男に不定期刑 懲役5~10年、奈良地裁 長崎新聞
 ・奈良・大和郡山の父親殺害、長男に不定期刑 MSN産経ニュース
 ・父殺害の長男に不定期刑ー懲役5~10年、奈良地裁 富山新聞
 ・父殺害の長男に不定期刑 懲役5~10年、奈良地裁 山陰中央新報
 ・父殺害の長男に不定期刑 懲役5~10年、奈良地裁 北國新聞
 ・父殺害の長男に不定期刑 岩手日報
 ・父殺害の長男に不定期刑 懲役5~10年、奈良地裁 静岡新聞
 ・父殺害の長男に不定期刑 懲役5~10年、奈良地裁 山陽新聞
 ・父殺害の長男に不定期刑/懲役5~10年、奈良地裁 四国新聞
 ・父殺害の長男に不定期刑 東奥日報
 ・父殺害の長男に不定期刑 懲役5~10年、奈良地裁 下野新聞
 ・父殺害の長男に不定期刑 懲役5~10年、奈良地裁 福井新聞
 ・父殺害の長男に不定期刑 懲役5~10年、奈良地裁 神戸新聞
 ・父殺害の長男に不定期刑 懲役5~10年、奈良地裁 中日新聞
 ・父殺害の長男に不定期刑 懲役5~10年、奈良地裁 東京新聞
 ・父殺害の長男に不定期刑 懲役5~10年、奈良地裁 西日本新聞
 ・父殺害の長男に不定期刑 山梨日日新聞
 ・父殺害の長男に不定期刑 懲役5~10年、奈良地裁 中国新聞
 ・父殺害の長男に不定期刑  山陽新聞
 ・父殺害の長男に不定期刑 デイリースポーツ
 ・殺害の長男に不定期刑 秋田魁新報
 ・父殺害の長男に不定期刑 懲役5~10年、奈良地裁 河北新報
 ・父殺害の長男に不定期刑 懲役5~10年、奈良地裁 47NEWS
 ・父親殺害の長男に不定期刑…奈良地裁 読売新聞

2009年11月13日金曜日

東京駅の女性突き落とし、被告が控訴

読売新聞 
JR東京駅の女性突き落とし事件で、殺人未遂罪などに問われ、東京地裁の裁判員裁判で懲役9年の判決を受けた無職太田周作被告(25)の弁護人は12日、判決を不服として東京高裁に控訴した。

こどもの心診療センターオープン 福医大 福島

福島放送 
福島市の福島医大付属病院は11日、身体・精神の両面から子どもの心の問題の治療や解決に当たる「こどもの心診療センター」を院内に開設した。同様のセンター設置は信州大付属病院に続き全国2例目。

忍野聖ヨハネケアービレッジ:園長が少年殴打 解任、出勤停止 山梨

毎日新聞 
忍野村内野の共同生活介護・援助施設「忍野聖ヨハネケアービレッジ」(渡辺元子理事長)で、同施設を運営する障害者支援施設「富士聖ヨハネ学園」の男性園長(62)が、入所者の少年(19)の顔を2回平手で殴り、園長職の解任と10日間の出勤停止の処分を受けた。県障害福祉課が11日、発表した。

ネコのあくび:天地人

毎日新聞 
直江津(新潟県上越市)まで行く新幹線も特急「はくたか」も満席だった。大河ドラマの影響なのだろう。上杉謙信のふるさとに観光客がたくさん訪れている。春日山城のふもとにある高田盲学校は日本で3番目に古い盲学校である。生徒が少なくなって廃校になり、今春から校舎をそのまま利用して上越市福祉交流プラザに生まれ変わった。

2009年11月12日木曜日

2度目の町田市内上映決定 東京

タウンニュース 
7月のプレミアム試写会以来、町田市内で見ることが出来なかった映画「ぼくはうみがみたくなりました(通称=ぼくうみ)」の上映会が12月1日(火)、町田市民フォーラムで開催されることがわかった。7月の試写会では定員の約4倍の応募があり、抽選の結果多くの視聴希望者が涙を飲んでいた。今回の上映会は有料となるが、市内で視聴できる貴重な機会になりそうだ。

手作りハム 自前の店で販売 水土舎 群馬

朝日新聞 
ハム・ソーセージづくりに取り組んできた社会福祉法人「上州水土舎」(富岡市後賀)が、来年4月に前橋市天川大島町に精肉店を出店する準備を進めている。発達障害などがある人たちが経済的に自立できるよう働く場を広げることが狙いだ。

2009年11月11日水曜日

第2回発達障害者支援ライフサポート研究会

ValuePress! 
就労支援推進ネットワーク(所在地:東京都羽村市 理事長:小林浩一)・発達障害児支援 アカンパニスト(所在地:東京都羽村市 理事長:柳下記子)は、発達障害者の就労支援を研究する「第2回発達障害者支援ライフサポート研究会」を、2010年1月17日に東京都新宿区で開催する。

2009年11月10日火曜日

ホーム女性突き落としに懲役9年

判決は責任能力について「思い込みが激しい傾向はあるが、『母親に強く止められていればこのようなことはしなかった』とも述べており、後戻りができないほど異常なものではない」と指摘。犯行手段にも強いこだわりが感じられないなどとして、責任能力が一般人と比べて低かったとは考えられないとした。

判決は被告の知能は正常範囲内で、何をしているか理解して行動していたと認定。「犯行時の責任能力が一般人より低かったとは考えられない」とした。
診断はアスペルガー症候群。当時の状況から人格が引き裂かれそうになるくらいパニックになっていたとは考えられなかったのか。

会見には裁判員経験者ら5人が出席。精神鑑定の専門用語について、「難しかった。分かる範囲ではなかった」(60代男性会社員)、「分かりづらかった」(20代男性会社員)とする感想が出た。一方、証人出廷した精神鑑定医の説明は、「分かりやすく、自分なりに理解できた」(20代会社員女性)と評価する意見が多かった。
ほんとうに説明が理解できたとしたら、責任能力が低かったと考えたかもしれない。またそのように主張した可能性もある?(判決は多数決)

会見した裁判員によると、裁判長は「専門家でないのは裁判官も同じ。気負う必要はない」とアドバイスしたという。20代の女性会社員は「医師の説明は分かりやすく、自分なりに理解できた」と話した。一方で、60代の男性会社員(補充裁判員)は「初めて耳にする病名が出てきて難しく、分かる範囲ではなかった」と述べた。
専門家じゃないって言われても...。これが限界か。

弁護側は「非常に厳しい判決。被告と話し合った上で控訴するか決めたい」とコメントしました。
発達障害はまったく加味されませんでした。確かに厳しいです。

障害学生の受け入れ、大学でも体制整備が急務

Benesse 教育情報サイト 
本欄では以前、高校で発達障害を持つ生徒への対応が不十分であることを紹介しました。では、高校卒業者の2人に1人が大学に進学する時代の、高等教育機関における障害者への対応は、どうなっているのでしょうか。独立行政法人・日本学生支援機構の「障害のある学生の修学支援に関する実態調査」の結果、大学など高等教育機関の学生のうち、発達障害を含む障害のある学生の割合は、0.2%であることがわかりました。

発達障害の就労支援 ビジネスマナー伝授へ親奮闘

読売新聞 
発達障害の子供の就労を支えようと、母親たちが自らビジネスマナーの習得に奮闘している。人とかかわることが苦手なために職場でつまずくケースが多いことから、まず母親が接客などの基礎を学び、家庭で子供に教えていこうという試みだ。

2009年11月9日月曜日

個展:自閉症の小野崎さん、はたちを記念し 秋田

 毎日新聞
内なる言葉の生きる喜びを多彩な画法で表現する自閉症の小野崎晶(あき)さん(19)の個展「akiponもおとなだよ!~はたち記念」が11日から、大仙市大曲中通町3の画廊喫茶「ブランカ」で始まる。20歳のメモリアルとなる24日までで入場無料。

自閉症:翻訳家が自身の体験語る 盛岡で教育関係者らに講演 岩手

 毎日新聞
自閉症の障害がある翻訳家、ニキ・リンコさんらによる講演会が7日、盛岡市内で開かれ、教育関係者ら約240人が参加した。ニキさんは、自身の学生時代や就業の経験を交え「(社会性は)友人でない人と用を足せるぐらいでいい」と、過度に社会性を求めなくてもやっていけると呼び掛けた。

優れた教育活動を表彰「博報賞」

Tokyo MX 
これからの時代を担う小中学生に対し優れた教育活動を続ける学校や団体などに贈られる第40回博報賞の授賞式が行われました。都内からは、通常学級にいる発達障害を持つ中学生に対する教育の取り組みに着手した月森久江さんが博報賞と合わせて文部科学大臣奨励賞も受賞しました。

教育・福祉の課題探る 大津でシンポ 滋賀

京都新聞 
日本発達障害ネットワーク(JDDネット)の滋賀県内の組織「JDDネット滋賀」は7日、シンポジウム「発達障がい児・者支援-教育と福祉について考える」を大津市内で開催した。国の施策報告とパネル討論があった。

2009年11月8日日曜日

発達障害:あす松山でセミナー 親ら経験語る 愛媛

毎日新聞 
発達障害などの子どもをもつ親がこれまでの経験などを語るセミナー「『ありのままに生きる』とは」が8日、松山市上野町の県生涯学習センターで開かれる。発達障害などの子どもの親らでつくるNPO法人「ぷちすてっぷ」(砥部町)の主催。午前10時からパネルディスカッション、午後2時から三つの分科会が予定されている。

マンガを語ろう:著者・高阪正枝さん 滋賀

毎日新聞 
長女が2歳になったころ、このマンガの主人公である長男、薫が生まれました。お姉ちゃんの時と同じように田んぼや山で虫や花を見つけて遊ぼうとしても興味を示さない。カエルを唇に当て、ひやりとした触感を何度も楽しんでいる様子を見て、「どこか違う」と思い、自閉症を意識しました。

鶴ケ島市社会福祉協:発達障害児を支援 高校生らが遊び相手に 埼玉

毎日新聞 
鶴ケ島市社会福祉協議会は、対人関係に困難をきたすことが多い発達障害児を対象に、高校生や大学生が「ヤングボランティア」となって会話や遊び相手を務める在宅個別支援サービス事業に取り組んでいる。遊びを通じて児童生徒のコミュニケーション能力の向上を目指したい考えだ。

一足早く七五三祝う 支援施設の子供 武田神社が招待 山梨

山梨日日新聞 
甲府・武田神社(土橋勝夫宮司)は6日、市内の発達支援施設に通う子どもを招待し、一足早い七五三を祝った。同神社によると招待は、障害児の保護者の「七五三当日や土、日曜は混雑していて、子どもを連れて参拝しづらい」という声に応え、25年以上前から続けている。

2009年11月7日土曜日

東京駅女性突き落とし、懲役12年求刑

被害者の代理人弁護士は懲役20年が相当と陳述、検察側は懲役12年を求刑、弁護側は懲役4年以下が相当と主張。裁判員が発達障害と犯行とをどう評価するかが注目されます。判決は週明けの9日です。

【被害者の女性について】
軽傷とはいえ被害者の感情には厳しいものがあります。これは無視できません。
東京駅の中央線ホームで、東京都小平市の60代の女性を後ろから突き飛ばして線路に転落させ、入ってきた電車に接触させて頭に軽傷を負わせたとされる。

「私のような被害者が二度と出ないようにするためにも、一生刑務所に入れて下さい」と訴えた。女性の代理人弁護士も「一生刑務所に入れるのが無理なら懲役20年を」と述べた。

「事件後、精神のバランスを崩し、今も治療が続いている。被告には一生刑務所に入っていてほしい」などと被害感情を述べた。

被害者が「今も頭や首が痛い。体や精神状態を事件前に戻してほしい」と意見陳述し、代理人の弁護士は「懲役20年を求める」と話した。
【太田周作被告について】
アスペルガー症候群と診断されていますが、記事を読む限り、本人、母親とも気づいていない様子です。これは非常に残念。アスペルガー症候群とは気づかずに両親/関係者が強く叱責をしたために事件が起こることが多いのです。ちゃんと診断を受けて適切な養育を行なえば、発達障害のために重大な事件を起こすことはほとんどありません。
精神鑑定の結果は、広汎性発達障害と診断されました。今の精神状態が苦しい、誰か僕を救ってくださいと訴えた。

検察、弁護側双方から犯行動機を尋ねられ「就職活動で何回も落ちて悔しい思いをした。母親から『要らない人間』と言われた。人を殺して死刑になろうと思った」などと話した。
【弁護側について】
弁護側でも精神鑑定できないのでしょうか。本人の特徴や様子などを代弁する人が必要と思います。
弁護側は最終弁論で「被告の受け答えで、反省していないと感じたとすれば、それこそが自分の気持ちをうまく伝えられない障害の影響。表面だけで判断しないでほしい」と裁判員らに呼び掛け、懲役4年以下が相当と主張した。

博報賞:特別支援部門で桃山養護が受賞 教育の独自性評価 京都

 毎日新聞
優れた教育活動で子供の人間性育成に貢献した個人や団体を表彰する「第40回博報賞」(博報児童教育振興会主催)の特別支援教育部門で、「ももやま地域支援センター」を運営する府立桃山養護学校(伏見区)が選ばれた。支援センターは普通学級に通う発達障害や学習障害のある子供の教育に独自性を発揮。小学生のルール獲得から高校生の就労支援まで幅広く実践的に取り組んでいることが高く評価された。

2009年11月6日金曜日

裁判員裁判:初めて精神鑑定医尋問

MSN産経ニュースだけが「自閉症」と呼んでいて他紙はすべて「発達障害」。一紙だけなのでちょっと不思議な感じがしました。それが今日の記事でよくわかりました。
鑑定医が「被告は自閉症」と述べると、検察側は「障害に当たるのはどの部分ですか。簡単に説明してください」と求めた。弁護側も鑑定書の一部をプロジェクターで拡大して、一つずつ意味を確認した。

検察側の尋問に対し、鑑定医が「現在はアスペルガー症候群」との見解を示すと、裁判員6人は一斉にみけんにしわを寄せ厳しい表情に。女性裁判員は「鑑定書と違うのはなぜか」と質問し、鑑定医は「(鑑定書では)幼児期に診断された症状名を使うのが慣例」と答えた。

捜査段階の精神鑑定で被告を「軽度の広汎性発達障害」と診断した医師

太田被告は捜査段階の鑑定で、広汎性発達障害と診断された。
「自閉症」「アスペルガー症候群」「軽度の広汎性発達障害」「広汎性発達障害」。これじゃ混乱しますし、医師といえども説明するのはむずかしいでしょう。「(鑑定書では)幼児期に診断された症状名を使うのが慣例」って、なんか突っ込まれたのでごまかした感じがします。

そして「軽度の広汎性発達障害は責任能力あり」が落としどころになっているのが釈然としない。6日に結審し、9日判決の予定です。

裁判員裁判:初めて精神鑑定医尋問 ホーム突き落とし事件 毎日新聞
JR東京駅のホームで60代の女性を線路に突き落としたとして、殺人未遂罪などに問われた大阪府富田林市、無職、太田周作被告(25)の東京地裁(井口修裁判長)の公判で5日、捜査段階で精神鑑定した医師の証人尋問があった。

精神鑑定医に初の証人尋問=駅ホーム突き落としー東京地裁 時事通信
JR東京駅(東京都千代田区)のホームから女性を線路に突き落としたとして、殺人未遂罪などに問われた無職太田周作被告(25)の裁判員裁判が5日、東京地裁(井口修裁判長)であり、精神鑑定をした医師の証人尋問が行われた。裁判員裁判での精神鑑定医の尋問は初めて。

「携帯電話の便利な機能を掘り起こす」、ソフトバンクモバイルと東大が障害児向け活用事例公表

ITpro 
東京大学先端科学技術研究センターとソフトバンクモバイルは2009年11月5日、発達障害や知的障害を持つ子供の学習支援に役立つ携帯電話活用事例集を公表した。Webサイトからダウンロードできる。「携帯電話は多機能だが、使われていない機能が多い。それらが障害を持つ子供たちに役立つ」と、東京大学の中邑賢龍教授は携帯電話に着目した理由を説明する。

障害者への理解拡大へ「チャレンジド・リボン」 佐賀

佐賀新聞 
県内の障害者団体と県は障害者に対する理解を広めるため、「チャレンジド・リボン」キャンペーンを展開する。みやき町の授産施設「佐賀春光園」がリボンをかたどったバッジと携帯電話ストラップを販売。多くの県民に身に着けてもらい、障害による差別のない社会づくりを目指す。障害者の地域移行が進む中、障害者への正しい理解を広めようと企画。各障害者団体と県が協議を重ね、運動のシンボルとしてチャレンジド・リボンをデザインした。

リーフレット:発達障害への理解を 全県立高の保護者向け、配布へ 県教委 福岡

毎日新聞 
県教委は県立高校に通う発達障害がある生徒への支援を強化するため、保護者向けのリーフレットを作成し96校すべてで配布することを決めた。保護者に発達障害に関する理解を深めてもらい、学校・家庭ぐるみで障害を把握し、退学や不登校に至る前に支援する狙いがある。

第3回発達障害者支援ライフサポート研究会

ValuePress! 
就労支援推進ネットワーク(所在地:東京都羽村市 理事長:小林浩一)・発達障害児支援 アカンパニスト(所在地:東京都羽村市 理事長:柳下記子)は、発達障害者の就労支援を研究する「第3回発達障害者支援ライフサポート研究会」を、2010年2月7日に東京都渋谷区で開催する。

29日に発達障害シンポ 大阪

産経関西 
注意欠陥多動性障害やアスペルガー障害など発達障害について理解を深めてもらうシンポジウム「発達障がいのあれこれ?今ドキ!」が29日午後1時から、貝塚市畠中の市民福祉センターで開かれる。同市の市民団体「ねっとわーきんぐスペシャルニーずの和」が企画。

2009年11月5日木曜日

裁判員裁判:精神鑑定医の尋問実施へ

裁判員裁判で精神鑑定医の尋問が行われるのは初めてで、鑑定結果を分かりやすく説明できるか、裁判員がどう判断するかが焦点になります。いままでの裁判の場合は、軽度発達障害は責任能力はありとの判断が多い。今回は殺人までは至らず、進入してきた電車に接触させ頭や首にけがを負わせたということですので、感情的に厳しさも少なく、より発達障害と刑についてよい判断が出ることが期待されます。今後、同様の事件の判例になりますので裁判員の判断が注目されると思います。

女性突き落とし:裁判員裁判で初、精神鑑定医を尋問へ 毎日新聞
JR東京駅のホームで面識のない女性を線路に突き落としたとして、殺人未遂罪などに問われた大阪府富田林市の無職、太田周作被告(25)は4日、東京地裁(井口修裁判長)で開かれた裁判員裁判の初公判で「間違いありません」と起訴内容を認めた。弁護側は「責任能力は争わないが、コミュニケーションが苦手などの発達障害があり、低下した状態だった」と刑を軽くするよう求めた。

音楽の力を借りて 末川 由美さん

タウンニュース 
ピアノ講師の傍ら、65歳以上の高齢者と障害者らがハンドベルなど楽器の音階を1つずつ担当して、音楽を奏でるボランティア団体「音楽のひろば」の代表を務める。現在は、同団体初の演奏会「やさしい心のコンサート」を11月7日に控え、忙しい毎日だ。「参加者全員の優しい気持ちが会場を包み、音楽で一つになれば」と思いを語る。

教育ルネサンス(6)「障害者乗馬」ともに成長

読売新聞 
10月24日、岐阜県北方町の県立岐阜農林高校乗馬場に、岐阜市立岐阜特別支援学校の児童生徒約10人が保護者と一緒にやってきた。同高校馬術部が毎月第4土曜日に開く「わくわく乗馬会」だ。男女部員17人が、知的障害や自閉症などの障害を持つ子どもらを介助し、順番に馬に乗せ、1人あたり10分間、乗馬場を回る。

自閉症への理解深めて 現状を伝える劇映画上映 長野

信濃毎日新聞 
自閉症の兄妹と家族の姿を描いた劇映画「星の国から孫ふたり」(2009年、1時間35分)の上映会が30、31日、松本市双葉の市総合社会福祉センターで開かれた。監督の槙坪(まきつぼ)夛鶴子(たづこ)さん(69)=東京=も会場を訪れ、上映後に自閉症への理解を訴えた。

2009年11月4日水曜日

あいの里出身の俳優・伊藤祐貴さん映画初主演 自閉症の青年熱演 北海道

北海道新聞 
北区あいの里の住民有志が、地元出身の俳優伊藤祐貴さん(22)=東京都=の初の主演映画の自主上映会を22日、あいの里で開催する。自閉症の青年を描いた「ぼくはうみがみたくなりました」(福田是久監督)。伊藤さんは福祉施設を訪ね役づくりに臨んだといい、「自閉症のことを知るためにもぜひ見てほしい」と呼びかけている。

障害者スポーツ、学生が輪広げ 6日から石川

北國新聞 
金沢市のいしかわ総合スポーツセンターで6~11日に開催される高松宮記念杯男子第 52回・女子第45回全日本学生ハンドボール選手権(北國新聞社など後援)で障害者スポーツに対する理解を深めてもらおうと学生たちがさまざまな企画を用意、多くの来場を呼び掛けている。

2009年11月3日火曜日

ハンディを持つ若者、ミュージカルに挑戦 千葉

朝日新聞 
自閉症、ダウン症など様々なハンディを持った若者たちが歌と踊りで演じる「チャレンジド・ミュージカル」が1日と21日、市川市と千葉市で上演される。観客数は過去4作品10公演で累計5500人となり、有料にもかかわらず増え続けている。「一緒に楽しく挑戦する活動をいろんな街へ広めたい」と今後、出張公演にも乗り出す。

発達障害者にも職場を 職業訓練行う帯広高等技専 北海道

十勝毎日新聞 
7月から発達障害者の職業訓練を始めた道立帯広高等技術専門学院(奥英治学院長)では、学生の就職先の確保に力を入れている。しかし、対人関係の構築やコミュニケーション能力に難があるケースが多い上、不況も重なり苦戦。学生7人の来春以降の進路は決まっていない。同学院では「学生が自立できるように何とか就職の場を確保してあげたい」としている。

府の就労支援 成果 大阪

読売新聞 
自閉症や、注意欠陥・多動性障害(ADHD)など「発達障害」を持つ若年無業者(ニート)の就労を支援する府の取り組みが、成果を上げている。専門のカウンセラーによるきめ細かな対応が口コミなどで広がり、6月に25件だった相談件数は、9月には41件に増加。このうち1人が就職し、5人は職場を体験できるようになった。カウンセラーは「社会に一歩を踏み出すきっかけになれば」と期待する。

2009年11月2日月曜日

第9回発達障害就労支援研究会・第19回メディアリテラシー教育研究会

ValuePress! 
就労支援推進ネットワーク・発達障害児支援 アカンパニスト・日本メディアリテラシー教育推進機構・特定非営利活動法人 企業教育研究会は、発達障害者の就労支援を研究する「第9回発達障害就労支援研究会・第19回メディアリテラシー教育研究会」を、2009年12月19日に東京都大田区で開催する。

2009年11月1日日曜日

しみん基金・こうべ:ボランティア13団体に助成 兵庫

毎日新聞 
市民のボランティア活動を支援するNPO法人「しみん基金・こうべ」(黒田裕子理事長)は30日、神戸市中央区の市生涯学習支援センター「コミスタこうべ」で公開審査会を開き、13団体への助成を決めた。今年度、福祉分野の活動が対象となった特定枠は、発達障害の子どもを支援する「ゆうきっこクラブ」(西宮市)など6団体に助成する。

スペシャルオリンピックス日本:福岡夏季地区大会 宗像市で来月3日 福岡

毎日新聞 
知的発達障害のある人たちに競技会の場を提供する第2回スペシャルオリンピックス日本・福岡夏季地区大会(毎日新聞社など後援)が11月3日、宗像市のグローバルアリーナをメーン会場に開かれる。大会名誉会長の谷井博美宗像市長は「競技を見て、理解を深めてほしい」と話している。

母子保健奨励賞:喜びの2人 兵庫

毎日新聞 
母子保健の発展に尽くした人を顕彰する「第31回母子保健奨励賞」(毎日新聞社など後援)に県内から、養父市保健師の小畑美由紀さん(51)と神戸市歯科衛生士の向康子さん(50)が選ばれた。

母子保健奨励賞:福田さんと平石さんが受賞 栃木

毎日新聞 
母子保健の向上に尽くした人たちを表彰する「第31回母子保健奨励賞」(母子保健功労顕彰会主催、毎日新聞社など後援)の受賞者が30日発表され、県内から上都賀総合病院看護部管理師長、福田環さん(52)と宇都宮市子ども発達センター相談グループ係長、平石紀子さん(50)=NHK賞=の2人が選ばれた。

2009年10月31日土曜日

県教委:田野町に養護学校分校 特別支援学校の再編案 高知

毎日新聞 
県教委は29日、県立特別支援学校の再編計画案を明らかにした。山田養護学校(香美市)の分校として、県東部で初めてとなる知的障害特別支援学校の新設などを盛り込んだ。増加する児童・生徒数に対応するのが主な目的。計画案は近く、県民の意見を聞くパブリックコメントを実施し、今年度内に正式決定する。

「なすの園」が指定管理者制導入へ 那須広域行政組合 栃木

下野新聞 
那須地区広域行政事務組合(管理者・栗川仁市長)は来年度から、沼野田和で運営するこども発達支援センター「なすの園」を指定管理者による運営に移行する。29日の同組合定例議会で関係条例改正などを承認。今年末までに指定管理者となる民間団体を決定する。

2009年10月30日金曜日

相談活動着実に浸透 宮古市こども発達支援センター 岩手

岩手日報 
宮古市こども発達支援センターは4月の開設から半年が経過した。保育士、教員経験者らが、発達障害だけでなく生活や学習面で困難を抱えた子ども、保護者らの支援を展開。9月末までの相談件数は延べ133件に上った。

「特別支援児」受け入れ、14幼稚園に拡充へ 香川

四国新聞 
高松市教委は来年度、障害のある子どもを受け入れる市立幼稚園を現在から5園増やし、計14園とする方針を決めた。応募資格は市内に住所があり、発達障害か、公立小学校の特別支援学級などに相当する障害がある3~5歳児。園での面談や問診票などをもとに、市立幼稚園特別支援教育判定委員会で入園を判断する。

2009年10月29日木曜日

広島少年院暴行事件で、元首席専門官が無罪主張

MSN産経ニュース
広島少年院(広島県東広島市)で収容少年の首を絞めたなどとして、特別公務員暴行陵虐の罪に問われた元首席専門官、向井義被告(48)=起訴休職中=は28日、広島地裁(奥田哲也裁判長)の初公判で「陵辱、加虐を意図したものではなく教育指導の目的だった」と起訴内容の一部を否認。弁護側は「正当な矯正教育」と無罪を主張した。
「心からのごめんなさいへ」(品川 裕香 著)は、結局途中で読むのをやめてしまいました。また向井被告の逮捕後に読み始めましたので、どうしてもフィルターがかかってしまいます。

向井被告は、業務改革を行なうビジネスコンサルタントのように思えました。自分の考えが通る環境になるまで辛抱強く待ち続け、機が熟したところで少年たちとの関係の中で疲弊していた教官たちにやる気を起こさせて組織としてまとめ上げる。その手腕に優れていたのだと思います。海外で調べた教育プログラムを熱心に指導しながら、教官たちにはいままでやってきたことを自信を持ってやればいいんです。みたいに言うのは企業の社員研修セミナーを思い浮かべます。

その実践が教育関係者に認められて、向井被告だからこそできるとなったのだと思います。少年たちのことをほんとうに考えているって感じはしませんでした。

裁判は続きますので注目していきたいです。

鳥・魚 生き生きと 愛知

朝日新聞 
自閉症と向き合いながら、絵を描き続けている大府市共和町、山下賢志さん(38)の作品69点が画集にまとめられ、「地球の仲間たち」のタイトルで出版された。山下さんにとっては初めての画集。鳥や獣、魚などが、独特の色づかいで生き生きと描かれている。

発達障害の児童・生徒 巡回相談の依頼急増 大分

大分合同新聞 
県内の特別支援学校の教員が小・中学校などに出向いて、落ち着きがなかったり、特定分野の勉強が遅れがちな普通学級の児童の学習支援策を助言する「巡回相談」の依頼件数が急増している。

登別に子育てトークルーム開設、悩み気軽に話し合う 北海道

室蘭民報 
登別市の障がい児親子の会「ぽぽくらぶ」(窪田るみ会長)は、あす29日から「子育てトークルーム・ぽぽかん」を、毎月1回、市総合福祉センター・しんた21に開設する。子育て中の親を対象に、悩みなどを気楽に話してもらう場を目指す。

障害者外出時支援の利用 富山

中日新聞 
障害者が外出する際に付き添いなどをする富山市の障害者向け移動支援事業の利用実績が、中核市の中で最低水準であることが全国調査で分かった。二十七日に開かれた市障害者自立支援協議会(会長・宮田伸朗富山国際大教授)で、同協議会の地域生活支援の作業部会が報告した。

2009年10月28日水曜日

「子育て楽しく前向きに」 鹿島市に障害児者支援団体 佐賀

佐賀新聞 
障害児者が安心して暮らせる地域社会を目指し、鹿島市の保護者らが支援団体「我(わ)が子の笑顔が見隊・こすもす」(石橋千影会長、30人)を立ち上げた。発達障害、自閉症など専門家による講座を通し、障害児者への理解と正しい接し方を学ぶ。

第8回発達障害就労支援研究会

ValuePress! 
就労支援推進ネットワーク(所在地:東京都羽村市 理事長:小林浩一)・発達障害児支援 アカンパニスト(所在地:東京都羽村市 理事長:柳下記子)は、発達障害者の就労支援を研究する「第8回発達障害就労支援研究会」を、2009年12月13日に東京都墨田区で開催する。

2009年10月27日火曜日

乗馬通して脳梗塞患者の社会復帰支援宇都宮のNPO法人 栃木

下野新聞 
乗馬を通して障害者支援に取り組む特定非営利活動法人(NPO法人)「RDA宇都宮」(平出町、井原昌代理事長)が、脳梗塞の後遺症のある人の受け入れを始めた。障害者が馬と接することで健康増進や生活の質向上を図ることを目指し、設立以来、自閉症や脳性まひなどを患った子どもたちを主に受け入れてきた。

講演:NPO法人の服巻さん、発達障害児支援テーマに 岡山

毎日新聞 
発達障害児を支援するNPO法人「それいゆ」(佐賀市)の服巻智子さんが25日、北区柳町で「発達障害の教育支援」をテーマに講演した。県自閉症児を育てる会が主催し、保護者や教員ら約280人が参加した。

宮大で不登校・発達障害シンポ 宮崎

読売新聞 
シンポジウム「不登校・発達障がいの子どもたちのサポートを考える」が25日、宮崎市の宮崎大で開かれた。「全国教育実践総合センター不登校研究会」の主催で、大学関係者ら保護者ら約40人が出席。不登校や発達障害に関する現状や課題を報告し、意見交換した。

2009年10月26日月曜日

琉大生が発達障害児支援 「りゅーだい土曜教室」で遊び、学習 沖縄

琉球新報 
発達障害のある子どもたちを支援したいと、琉球大学教育学部の大学院生や大学生らが月2回「りゅーだい土曜教室」を開いている。毎回約5、6人の子どもたちと約2時間、遊びや学習を通して触れ合っている。人見知りの強い子も「楽しい」と参加。保護者らにとっては、子どもを待っている時間が交流の場にもなっている。

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