2010年7月31日土曜日

インフォ・ラウンジ、絵カード・音声によるiPhone用スケジュールアプリ提供

ベンチャーナウ 
インフォ・ラウンジ合同会社(本社:神奈川県横浜市、代表:肥田野正輝)は、発達障がいのある子どもや家族支援などをおこなう、たすく株式会社(本社:神奈川県鎌倉市、代表:齊藤 宇開)のもつ療育ノウハウを生かしたiPhoneアプリ「たすくスケジュール」を共同開発。28日より提供を開始した。たすくスケジュールは、「起きる」「お風呂に入る」など日常生活に関する絵カードをタイムライン上に配置して独自のスケジュールを作成するためのアプリ。言語障がいや自閉症などの発達障がいのある人が、物事を分かりやすく順序立てて考えるための支援ツールとして考案/開発した。価格は1,800円。基本的には親子など個人レベルでの利用を想定しているが、施設や団体などを入口とした普及なども期待している。まずは数千ダウンロードを当面目標とし、近日中には英語対応や、日記・写真を記録するダイアリー機能の搭載なども予定している。

 たすくスケジュール - iTunes AppStore

発達障害児 受診まで約3年

NHK 
発達障害と診断された子どもの診療状況について厚生労働省が調査したところ、他人とうまくかかわれないなど子どもの症状に親が気づいてから専門病院を受診させるまで、平均で3年近くかかっていることがわかりました。また、症状に気づいたときにどこに相談していいのか困ったという親は全体の68%に上りました。さらに、一般病院や保健所などを受診したあとに専門病院を紹介されたのは46%と半数以下にとどまり、残りの54%はみずから専門病院を探して受診させていたということです。

三原やっさ彩る風車できた! 広島

中国新聞  
第35回三原やっさ祭り(8月6〜8日)の三原やっさ踊りに出場する障害者たちのチーム「明日に架ける橋」のメンバーが29日、花形の風車80個を作り上げた。祭り当日、一緒にパレードする車を飾りつける。三原市港町のNPO法人の協力で、法人の活動拠点に知的障害者や発達障害者、学生たち約25人が集まった。持ち寄ったペットボトルを花の形に切り、黄や赤、青などの絵の具で色付けしていった。チームは祭り2日目の7日、障害者やボランティアたち約130人で踊りに参加。作った風車で飾る軽トラックが伴走する。

映画:「星の国から孫ふたり」 自閉症児の家庭と成長描く 兵庫

毎日新聞 
2人の自閉症児を育てる家庭とその成長を描いた映画「星の国から孫ふたり」が8月8日午後6時45分から、養父市の八鹿文化会館で上映される。上映に先立ち、槙坪夛鶴子監督が舞台からあいさつする。ノンフィクション作家の門野晴子さんが、アメリカに住む自閉症の孫の成長と教育や療育の現場で支える人々の姿を描いた原作を、槙坪監督が日本に舞台を置き換えて映画化した。馬淵晴子、紺野美沙子らが出演。1時間35分。前売り500円、当日1000円。小学生以下無料。

サッカー:「もう一つのW杯」日本代表、「自分のプレー」誓うーー来月開催 /島根

毎日新聞 
サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会に続き、8月に「もう一つのW杯」と呼ばれる知的障害者の世界選手権大会が同国で開かれる。島根から日本代表に選ばれた4選手は「一戦一戦を大事に戦う」「自分のプレーを発揮したい」と活躍を誓っている。16カ国が参加する同大会は8月21日から9月12日まで開催される。日本代表に選ばれたのは、出雲養護学校卒の高野孝一さん(25)、堀内拓哉さん(20)、浅津友伸さん(19)と松江養護学校卒の長島幸佑さん(23)の4選手。日本代表20人のうち、島根は東京(6人)に次いで選手の人数が多い。

障害の有無超え子ら交流 向日でサマースクール 京都

京都新聞 
向日市在住の学校生徒が障害の有無を超えて交流する「向日市サマースクール中高生の取り組み」(同実行委主催)が29日、同市寺戸町の市民会館であった。参加者がゲームや昼食などを楽しんだ。障害のある人、ない人が互いに理解を深める場として毎年、夏休みに行っている。今年は、向日が丘養護学校(長岡京市)をはじめ向日市の中学校や特別支援学級に通う同市の生徒、ボランティアら計50人が参加した。交流は8月4日にもあり、京都市内でボウリングを楽しむ。

障害者アート集団がCDに 地元バンドが制作 福岡

読売新聞  
福岡を中心に活動するバンド「スカロケッツ」(スカロケ)が、知的障害者通所授産施設「JOY倶楽部プラザ」(福岡市博多区)のアート集団「アトリエ ブラヴォ」(アトブラ)をイメージしたCD「アトリエ ブラヴォのテーマ」を制作した。ジャケットのデザインはアトブラが担当。作詞、作曲したスカロケは「楽しく、明るい曲に仕上がった。元気になりたい時に聞いてほしい」と話している。スカロケは1995年、九州大のサークル仲間が集まって結成された12人のバンド。ジャマイカ発祥の音楽「スカ」を基本としている。一方、アトブラは2002年、知的障害を持つメンバー8人で結成。独創的で色鮮やかな絵画などを手掛けている。

知的障害者らの行動理解を 取り押さえ死公判受け集会 東京

47NEWS
佐賀市で2007年9月、知的障害がある安永健太さん=当時(25)=が警察官に取り押さえられた後に死亡した事件の初公判が29日に佐賀地裁で開かれたことを受け、障害者団体の関係者らが30日、知的障害者らの行動に理解を呼び掛ける集会を都内で開いた。集会には約280人が参加。冒頭、安永さんの父、孝行さん(49)が「警察官に障害者への理解がなかったから事件が起きた」と話し、真相究明に向けた支援を求めた。

2010年7月30日金曜日

取り押さえ死初公判 被告巡査長「殴打してない」

佐賀新聞 
佐賀市で2007年、知的障害者の安永健太さん=当時(25)=が警察官に取り押さえられた直後に死亡した事件で、付審判請求により特別公務員暴行陵虐致傷罪に問われた佐賀県警の巡査長松雪大地被告(29)の初公判が29日、佐賀地裁(若宮利信裁判長)で開かれ、松雪被告は「保護しようとしたことは認めるが、殴打したことも傷害を負わせたこともありません」と述べ、無罪を主張した。公判前整理手続きで、争点は「被告の暴行の有無」と「暴行と遺体の傷との因果関係」の2点に絞られている。

特別公務員暴行陵虐致死罪ではなく、特別公務員暴行陵虐致傷罪を問います。取り押さえられた直後に死亡(確認は約1時間後)したにもかかわらず、全治1週間のけがを負わせた罪を問うとはどういうことなんでしょう。取り押さえられた時の彼の苦しみと恐怖を想うと胸が痛みます。

取り押さえ死 付審判初公判 「真相解明に期待」 遺族や支援者ら 「事件から教訓を」 西日本新聞
県警保護の青年死亡:取り押さえ急死、きょう初公判 「障害者理解して」 /佐賀 毎日新聞

取り押さえ死初公判 被告巡査長「殴打してない」 佐賀新聞
佐賀市取り押さえ死 被告警官 暴行を否定し無罪主張 TVQ九州放送
佐賀県警の警官、無罪主張ー取り押さえ死事件で付審判 北國新聞
佐賀県警の警官、無罪主張ー取り押さえ死事件で付審判 富山新聞
取り押さえ死、警官が殴打を否定…佐賀地裁 読売新聞
取り押さえ死で警察官、暴行を否定 佐賀地裁で付審判 MSN産経ニュース
佐賀県警の警官、無罪主張 取り押さえ死事件で付審判 静岡新聞
警官、暴行を否認 佐賀・取り押さえ死 付審判初公判 「適法な保護」と主張 西日本新聞
佐賀県警の警官、無罪主張 取り押さえ死事件で付審判 西日本新聞
取り押さえ男性死亡、警察官が暴行否定 佐賀地裁初公判 日本経済新聞
障害者急死:取り押さえた警官が無罪主張 佐賀地裁 毎日新聞
警官は無罪主張 取り押さえ死事件 日刊スポーツ
佐賀県警の警官、無罪主張 岩手日報
男性暴行で警察官無罪主張=パトロール中の取り押さえ死ー付審判決定・佐賀地裁 時事通信
佐賀県警の警官、無罪主張 取り押さえ死事件で付審判 長崎新聞
佐賀県警の警官、無罪主張 大分合同新聞
佐賀県警の警官、無罪主張 千葉日報
佐賀県警の警官、無罪主張 取り押さえ死事件で付審判 山形新聞
佐賀県警の警官、無罪主張 岩手日報
佐賀県警の警官、無罪主張 徳島新聞
佐賀県警の警官、無罪主張 取り押さえ死事件で付審判 山陰中央新報
佐賀県警の警官、無罪主張 山梨日日新聞
佐賀県警の警官、無罪主張 東奥日報
佐賀県警の警官、無罪主張 取り押さえ死事件で付審判 河北新報
佐賀県警の警官、無罪主張 取り押さえ死事件で付審判 中国新聞
佐賀県警の警官、無罪主張 山陽新聞
佐賀県警の警官、無罪主張 取り押さえ死事件で付審判 47NEWS
佐賀県警の警官、無罪主張 取り押さえ死事件で付審判 福井新聞
佐賀県警の警官、無罪主張 取り押さえ死事件で付審判 神戸新聞
佐賀県警の警官、無罪主張 デイリースポーツ
佐賀県警の警官、無罪主張 取り押さえ死事件で付審判 東京新聞
佐賀県警の警官、無罪主張 取り押さえ死事件で付審判 中日新聞
男性暴行で警察官無罪主張=パトロール中の取り押さえ死ー付審判決定・佐賀地裁 朝日新聞

「障がい者の働く場をつくりたい」と考える皆さんのための「無料ガイダンス」開催

ValuePress!
障がい者の働く場作り、福祉起業に興味のある方ならどなたでも参加できます。身体障害者、知的障害者、精神障害者(例えば統合失調症)、発達障害者の方々を雇用して、起業をしたいけれど、何からはじめたらいいかわからない・・・今の会社で障害者雇用をしたいけれど、どのようにしたらいいのだろう・・・そのような悩みは福祉起業家経営塾で解決させていただきます。興味はあるけど、いきなりセミナーに参加するのは不安・・・という方に参加費無料の福祉起業家経営塾の無料ガイダンス(説明会)を開催いたします。

障害者就活、メークで応援 仙台・企業が講習会 宮城

河北新報 
障害者の就労支援事業を行うベンチャー企業「ウイングル」(東京)の仙台市内の事務所が、就職面接を想定した障害者向けのメーキャップ講習を始めた。東北では珍しい取り組みで、第一印象も大切な現実に対応する狙い。受講者の評判は「前向きな気持ちで就職活動に臨める」と上々。厳しい雇用環境の中で、就職を目指す障害者に勇気を与えているようだ。初回の講習は24日、泉区の同社事務所で開かれ、就労を目指して同社の研修サービスを利用する20代の障害者13人が参加。大手化粧品メーカーの講師2人が約2時間、実技指導した。男性は洗顔や整髪、女性は化粧品や道具の特性を踏まえた効果的な化粧法を学んだ。

障害児家族の働き方調査 京の学生ら聞き取り 京都

京都新聞 
障害のある子どもの家族の働き方について、京都の活動団体が中心になって関西で調査を始めた。転職、退職せざるをえない理由や、就労が継続できる条件などを掘り下げて調べ、家族を支える施策につなげるのが狙い。学生による聞き取り調査のほか、ホームページでアンケートへの協力を求め、体験談と意見を募っている。障害児と青年の放課後や休日の活動を支援するために、保護者と学生、福祉職員、研究者たちでつくる「京都障害児放課後ネットワーク」が調査の中心となる。津止正敏立命館大教授が責任者を務め、立命大や京都教育大、佛教大、京都女子大などの学生が聞き取りを担当する。

障害者施設発の七夕グッズ人気 土産用にも 仙台

河北新報
仙台七夕まつり(8月6〜8日)を控え、仙台市内の障害者施設で、七夕関連のグッズ作りが最盛期を迎えている。七夕飾りのストラップやちりめん細工、図柄付きのマグネットなど種類も豊富。アート感覚あふれる小物は、仙台土産としても人気を呼んでいる。宮城野区の障害者施設「第二啓生園」は、吹き流しをかたどったビーズ細工のストラップを作っている。色違いの2段のくす玉に花のビーズがつくデザイン。障害者6人が担当する。七夕期間の受注増に備え、7月から生産する数をそれまでの2倍の1日約100個に増やしている

道立高等養護学校の千歳誘致の請願が道議会で採択 北海道

苫小牧民報 
道立高等養護学校を千歳市に設置する請願書が道議会で採択されたことが、28日の市議会総務文教委員会に報告された。市教委は「誘致活動が一歩前進」とし、実現のための具体的な方策を詰めていく考えを示した。小中一貫の特別支援学級の千歳北進小中学校の生徒などが卒業後、進学を希望する高等養護学校は札幌圏の間口が狭く、道内地方の学校への入学を迫られているのが実情。障害を持つ子供たちの学習環境を改善するため、千歳への高等養護学校設置を求め、長年にわたって要望活動を継続している。

障害者→夏祭り交流15年←地域 和歌山

読売新聞 
和歌山市西庄で障害者施設を運営する社会福祉法人「つわぶき会」と地元自治会が31日、西庄ふれあいの郷多目的広場で夏祭りを開く。障害者への理解を深める場として15年続いている。昨年は来場者が3000人を超え、定着してきた。「ふれあいの郷・夏の夕べ」と題され、午後6時にスタート。施設利用者の歌や踊りを披露、今年は和歌山市出身のシンガーソングライター宝子さんとの合唱もある。市立西脇中吹奏楽部や、県立紀北農芸高太鼓部も出演。夜店の収益の一部は同会に寄付される。

「山下清のすべて」画業をたどる150点 愛知

朝日新聞 
放浪の天才画家、山下清(1922〜71)の画業をたどる「山下清のすべて」展が、高浜市青木町9丁目の市かわら美術館で開かれている。展示は約150点。作品は、幼児期の病気の後遺症から軽い言語障害と知的障害になり、小学生で入所した施設で学んだ昆虫のはり絵から始まる。記念講演会(8月1日)や学芸員の展示説明もある。9月5日まで。

自立つなぐパン屋さん 障害者ら、接客でやりがい 東京

東京新聞 
然志向の食品にチャレンジし、収益を上げて障害者の自立を助けたいー。東京都江東区の社会福祉法人「ゆめグループ福祉会」が運営する授産施設が、消費者の関心が高い無添加のパンなどを対面販売する店舗「ゆめま〜る」(同区千石2)に生まれ変わった。自然食品をつくる全国の授産施設とのネットワークを生かし、有機野菜や加工食品も販売する。

軽度発達障害 子どもたちの支援を考える 福島

朝日新聞 
幼児から高校生までの発達、教育カウンセリングが専門で、ニューヨーク州公認スクールサイコロジストのバーンズ亀山静子さんの講演会が28日、三春町で開かれた。亀山さんは「発達障害の子らの特性を本人や身近な人が認識し、理解することが大切」と力説した。亀山さんの「一番効果的なのは、先生たちが子どもたちの個性を認める指導を実践することです」との話にうなずく参加者もいた。郡山市の教育研修センターの渡辺謙一さん(52)は「めったにない機会。アメリカが採り入れている、特性に合わせたトレーニング方法など、日本との違いを知ることができた」と話した。

小学校に特別支援教室設置=宇都宮市教委 栃木

時事通信
宇都宮市教育委員会は今年度、市内のほぼ全公立小学校に、発達障害などの児童が通常学級に在籍しながら一部の時間のみ特別な指導を受けることができる特別支援教室「かがやきルーム」を設置した。特別支援教室の設置については、東京都教委が7月上旬、「特別支援教育推進計画」の第3次実施計画案の骨子をまとめたばかりで、市教委は「全国に先駆けた取り組み」としている。来年度には、中学校への設置を開始する方針だ。

子どもの心理解へ連携 教員ら対象に勉強会 浜松

静岡新聞 
「職種を超えて、子どもの心の理解のためにスクラムを」ー。浜松市の精神科医や臨床心理士、特別支援学校教員らが近く、教育と医療、心理、福祉分野の連携強化を目指し、教員ら対象の「子どものこころの勉強会」をスタートさせる。県内でも新しい取り組み。講演会やケース検討会を重ね、特別な支援を必要とする子どもたちへのサポート環境を充実させる。発起人に名を連ねたのは、浜松発達支援相談センタールピロの内山敏臨床心理士、同市江南中の小粥義雄校長、浜松特別支援学校の和久田学教諭、天竜病院精神科の藤田梓医師、聖隷クリストファー大の大場義貴准教授ら。

天神祭:11月のスペシャルオリンピックス・大阪、船渡御でPR /大阪

毎日新聞 
25日の天神祭の船渡御(ふなとぎょ)に、スペシャルオリンピックス号が登場。11月5〜7日に大阪で開催される知的発達障害者のスポーツの祭典「2010年第5回スペシャルオリンピックス日本夏季ナショナルゲーム・大阪」をPRした。大会を主催するNPO法人「スペシャルオリンピックス日本」の創設者で名誉会長の細川佳代子さんも乗船。「規模はパラリンピックより大きいんですが、日本ではまだまだ知られていない。知的発達障害者は周囲の理解と支援があれば、普通に社会で暮らしていける。スポーツを通して、そういう社会の実現を目指しています」と話した。

タウンニュース 神奈川県全域・東京都町田市の地域情報紙

心の悩み解決へ ピース・アンド・ホープ カウンセリングセンター
「正当な心理療法を比較的低価格で」というコンセプトで設立された同センターでは、精神分析から認知行動療法まで様々なカウンセリングを提供している。発達障害や母子の相談にも対応。また、うつ病や睡眠障害の方には光療法とリラクゼーションのコースも用意されている。「まずはお気軽にお電話下さい」と同センターでは話している。

NPO団体 太陽の村「僕らの道は1つじゃない」
NPO団体「太陽の村」では、2事業の参加者(市内の小中学生)を募集中だ。(1)「放課後クラブ」は、市との協働事業。軽度の発達障害がある子どもの放課後の居場所作りとSST教室を行う。週3回で、月1万5千5百円(おやつ代含む)。(2)「フリースクール太陽」は、不登校や引きこもりの子どもに、生活技能訓練や自然体験活動を通して心の元気を取り戻させる。9月から、平日なら毎日利用可能。入学金2万円、利用料は月3万5千円。

2010年7月29日木曜日

障害者スポーツにかかわり30年 千葉大会県選手団 生駒三男総監督

MSN産経ニュース 
全国障害者スポーツ大会千葉大会の県選手団の生駒三男総監督(62)。障害者スポーツ大会の前身である「ゆうあいピック」を立ち上げ、その後も大会運営にかかわり続けてきた知的障害者スポーツの重鎮だ。生駒氏が障害者スポーツを意識したのは約30年前。当時から福葉苑に勤務していた生駒氏は、知的障害者の多くが、やっと見つけた勤め先を1年ほどで辞めてしまう状況に頭を悩ませていた。周囲に聞き取りを行い調べると、多くが単純作業の繰り返しに耐えきれず、職場にもなかなかとけ込めない現状が浮かんできた。「必要なのは、皆仕事をやり抜く体力、精神力を身につけさせること」と気付く。障害者とスポーツを結びつけた生駒氏の活動はここから始まった。

障害者デザインの製品展示 那珂川・旧小口小で 栃木

下野新聞 
旧小口小校舎を再利用し、ハンディキャップを持つ人たちの作品展示を手掛ける「もうひとつの美術館」(梶原紀子館長)は8月29日まで、「アート&クラフト&グッズ展」(下野新聞社など後援)を開催している。障害者の作品をデザインに取り入れた衣類やバックなどを原画とともに展示しており、梶原館長は「製品と原画の魅力を伝えたい」としている。8月1日には、午前10時から「パッチワークdeワークショップ」(定員30人、要予約、参加費500円)、午後1時からはスペシャルトーク「障害者と社会とをアートで結ぶ」(定員先着70人、無料)を同館で開催する。

昭和初期の空き店舗改装して社会福祉法人が食堂 栃木

下野新聞 
大光寺町の社会福祉法人・なすびの里(殿塚治理事長)は29日、万町になすび食堂をオープンする。市中心部に残る昭和初期の建物を改装して運営する。殿塚理事長は出店目的について、「(障害者と健常者が社会生活を共にする)ノーマライゼーションの推進と伝統的な町並み保存に一役買いたい」と話す。メニューは、うどん類をはじめ、定食や飲み物類など。うどんは、ゆうの家の就労者が計量から仕込み、製麺まで手掛ける。改築資金は、使われない公共施設や空き店舗、民家などを改修し、福祉の拠点として再活用を援助している日本財団の「もったいないをカタチに」モデル事業を活用。これに加えて、市の歴史的町並み景観形成補助金も活用した。

障害者手作りの品、多彩に並ぶ 京都

京都新聞 
乙訓地域と近隣市町の障害者施設の自主製品を一堂に集め、販売する「ふれあいバザー」が27日、長岡京市開田のスーパー「イズミヤ長岡店」で始まり、多くの買い物客が訪れた。同市で障害者地域活動センターやグループホームなどを運営する乙訓福祉会が、地域の住民に障害や施設への理解を深めてもらい、施設利用者とふれあう機会をと、夏と冬の年2回開いている。夏らしく、暑中見舞い用の絵はがきやうちわ、押し花製品をはじめ、さをり織りの柄が付いたTシャツ、染め紙、またビーズや和紙で作ったストラップ、陶器、木工、織物などいずれも手作りの多彩な製品が並んだ。バザーは、29日午後6時まで。

スマイルキッズ作品展始まる 県美術館 愛媛

愛媛新聞 
障害がある子どもたちと障害のない子どもたちが助け合いながら絵画などを学んでいる二神児童絵画教室(二神恵子代表、松山市今在家3丁目)の「第9回スマイルキッズ作品展」が28日、松山市堀之内の県美術館南館で始まった。入場無料。8月1日まで。 会場に入ると、明るい色使いの油絵や水彩画が壁いっぱいに敷き詰められており、圧倒されそうになるほど。訪れた人たちは「ここに来ると元気をもらえる」と作品に見入っていた。

菜の花共同作業所の直売所が完成 和歌山

日高新報 
市内塩屋町南塩屋、NPO法人菜の花会 (坂本守理事長) が運営する障害者就労施設菜の花共同作業所の直売所が完成。 8日午前11時からお披露目を兼ねたシャベローゼとの交流会を開き、9日午前10時からオープンする。同作業所の一部を改造。利用者が作っている塩屋の天塩、にがり、クッキー、手芸品、竹炭のほか、新開発のブラックベリージャムとヤマモモソースも販売する。舗の面積は約8平方㍍と狭いが、販売している品から陳列棚まで全て手作りのエコ直売所。 全体的にカントリー風の落ち着いたイメージとなっている。運営は作業所の利用者やスタッフが行う。

障害持つ子に500円ヘアカット 秋田

読売新聞 
障害者の子供も、もっと格好良くおしゃれな髪形になってほしいーー。秋田市内の理美容師5人が所属するNPO法人「福祉理容美容協会ほわいと」が今月から、障害を持つ子供たちを対象に、500円でカットやシャンプーなどを行う「スマイルワンコインヘアカット」のサービスを始めた。ほわいと」の代表理事の岩見谷真広さん(35)はヘルパー2級の資格を持っており、昨年から市内の養護学校で児童・生徒たちのカットのボランティアを行ってきた。「障害者のおしゃれについて考える人が増え、障害の有無にかかわらず、みんながすてきな髪形で明るく元気になれれば」と話す。1人当たり500円を徴収するが年度末に障害者福祉団体へ寄付するという。「スマイルワンコインヘアカット」は予約制。

FUNKIST “もうひとつのW杯” 出場選手をライブで応援

ナタリー 
8月下旬から南アフリカで開催される「知的障害者サッカー世界選手権大会」の壮行会「Pride In Blue」が、8月8日に東京・ラフォーレミュージアム原宿にて開催。この会にFUNKISTが出演し、ライブパフォーマンスを披露する。「知的障害者サッカー世界選手権大会」は「FIFA ワールドカップ」同様、4年に1度開催されている“もうひとつのワールドカップ”。壮行会ではFUNKISTのライブのほか、代表選手による会見やドイツ大会のドキュメンタリー映画「プライドinブルー」の上映、岡田武史監督とサッカー日本代表選手からのメッセージなどを紹介。これから南アフリカの地に赴く選手たちを激励する。

障害者・市民の夏まつり:ライブやゲーム楽しむーー和歌山・西の丸広場 /和歌山

毎日新聞 
和歌山市内外の障害者団体などによる「第33回障害者・市民の夏まつり」が、和歌山市の和歌山城西の丸広場であった。知的障害を持つ子どもたちが、ライブやゲームなどを楽しんだ。障害者団体などでつくる実行委員会が「障害者が主人公の夏まつりをつくろう」と毎年、実施している。夏まつりは、障害のある子どもの学童保育を行う和歌山市の事業所「ぽけっと」や「びっぐぽけっと」などによる太鼓演奏でスタート。小、中、高校生ら約40人がポップミュージックに合わせ心地よい音を披露した。和歌山で活躍するポップロックバンドなどの演奏もあった。

知的障害児のための「寺子屋事業」 別府市 大分

大分合同新聞 
機織り、パソコン、お絵描きパッド…。障害がある子どもたちに余暇活動の場を提供している別府市石垣東の「ハートフルホームぽっぽ」が新しい遊び道具をそろえた。地域の人によるものづくり講座などを計画中で、夏休みにはより楽しく遊べることになりそうだ。障害のある子どもにとって、放課後や長期休暇中の過ごし方は限られることが多い。保育士資格を持つ槐理事長は「ここでの時間を有意義に過ごしてほしい。遊びの中でルールを守る力を身に付けたり、将来の夢につながるきっかけを与えられたら」と考える。

2010年7月28日水曜日

知的障害女性にわいせつ繰り返す 39歳男を逮捕

MSN産経ニュース 
大阪府南部に住む知的障害者の20代の女性が、共同作業所に通うために利用していた路線バスの車内で約3カ月にわたり、同じ男からわいせつな行為を繰り返し受けていたことが26日、分かった。府警は男を準強制わいせつ容疑で逮捕。男は「わいせつな行為をしても嫌がらないだろうと思った」と供述しているという。ほかにこの女性を乱暴しようとしたり、女性から現金をだまし取ったりした疑いもあり、府警は慎重に裏づけを進めている。男は住所不定の無職、古木和雄被告(39)=準強制わいせつ罪で起訴。

時折同じような事件が発生するのが、ほんとうに情けないです。

「2年ほど前に離婚し、性的欲求が高まっていた」と供述している。
39歳にもなって自身のコントロールもできないのでしょうか。それなら冗談ぬきでこちらを試しなさい。
   TENGA(テンガ) オフィシャルサイト(R18サイト)

社会貢献につながる置き菓子プロジェクト始動 障がい者がつくったお菓子を事務所や控え室で販売 大阪

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障がい者支援を行うプレジャーサポート株式会社(本社:大阪市 代表取締役:町 孝幸)は会社の事務所や美容室の控え室で障がい者作業所の手作り菓子を販売ボックスに入れ、置き菓子として販売するサービスを7月より東大阪市、大阪市内で実験的に開始しています。品質が高い商品を生産できるのに販路が限られているという作業所の問題を解決すると共に、お菓子の購入が小さな社会貢献につながることで、従業員の社会意識の向上につなげます。9月には専用の販売ボックスが完成し、本格的な展開を行う予定です。年内30ヶ所の設置を目指します。

障害者を正社員雇用 京藤梱包運輸 京都

物流ウィークリー 
京都市伏見区に本社を構える京藤梱包運輸(小原大作社長)は現在、一人の障害者を正式雇用している。「雇用する前はデメリットばかりを考えていたが、メリットの方がはるかに多い。現場が明るくなり、従業員が優しくなった」と小原社長は話す。梱包作業で雇用しているが、きっかけは「学校からの問い合わせ」という。「3度の研修を経て正社員として雇用した。学校側とも二人三脚でやってきた。ウチでの研修で失敗したところを学校で復習するなど、一体となって取り組んだ」と同社長。

正社員として雇用です。すごい !!、がんばっています。

ペア組みゲームなどで和気あいあい 湖西・新居高と支援学校の生徒が交流会 静岡

中日新聞 
湖西市新居町の新居高校と県立浜名特別支援学校の第1回交流会が26日、新居町浜名の同支援学校体育館で開かれ、ゲームやレクリエーションを通じて交流を深めた。異なった学校の同一年代の生徒同士の交流を目的に開催。新居高校から福祉コースの38人と浜名特別支援学校から高等部の生徒49人が参加した。自己紹介のあと、新居高と同支援学校の生徒たちがペアを組んでゲームやレクリエーションに取り組んだ。ペットボトルをピンに見立てたボウリングやサッカーボールを転がしながら狭いコースをドリブルするゲームなどが繰り広げられた。

本番直前、練習に熱 あす三宅でアビリンピック奈良大会

奈良新聞 
あす28日に三宅町内の会場で開かれる第26回県障害者技能競技大会(アビリンピック奈良大会)のビルクリーニング部門に出場する県立高等養護学校(田原本町宮森、池口敬正校長)の生徒が、本番に向けて熱心に練習を重ねている。同大会は障害者の社会参加促進と障害者への社会の理解を深める目的で、県雇用開発協会が毎年開催。同部門はモップかけなど基本的な清掃作業の正確さ、丁寧さを12分間の制限時間内で競う。今年初めて奈良大会の競技種目になった。

効率より共存共栄「人」重視、緩やか成長 障害者も輝く就労環境

大阪日日新聞 
建設業を営む中で、誰にも使われなくなった奈良県の廃屋を多くのボランティアたちとともに再生。飲食店を営業し、さまざまなイベントも開けるコミュニティースペース「空(くう)」として運営する。障害のある人も輝ける就労環境と、身近なつながりで食材などをそろえる内需型経営で、中小企業の未来を切り開こうと試行錯誤を続けている。「空」では生産性を重視していないため、急激な業績アップは望めない。しかし、収益は緩やかに改善。従業員それぞれが、人とのかかわりの中で自分の得意な分野を見いだし、力を発揮するためだという。「働き、ありがとうと誰かに認められ、また働く。これは人間が成長し、生きていくための原点」と山本社長は力を込める。

「男児に興味ありボランティア」 逮捕の元神戸市職員

朝日新聞 
男児のわいせつ画像を知人に渡したとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(提供)の疑いで兵庫県警に逮捕された元神戸市職員で特別支援学校ボランティアの男(47)が、県警の調べに「男児に興味があったのでボランティア登録をした。画像の撮影だけでなく、わいせつな行為もした」と供述していることがわかった。捜査関係者が明らかにした。県警は強制わいせつなどの疑いで調べている。

張り子動物愛らしく 障害者アーティストが個展 大阪

大阪日日新聞 
自閉症の中村真由美さん(24)が作る動物の張り子シリーズ「ハリポテ」の作品展が、大阪市中央区南船場4丁目のギャラリー「タピエスタイル」で開かれている。トラやライオンなどの作品が愛くるしい表情で来場者を出迎えている。8月1日まで。入場無料。中村さんは、障害者らの仕事を芸術分野で生み出そうと活動する任意団体「エイブルアート・カンパニー」(奈良市)の登録アーティスト。同団体や名古屋市の出版社、大阪の企業らが連携し、障害者の絵画を作品として飾れる雑誌「カタリコ」を創刊した際に紹介された。今回は、雑誌と作品のコラボ企画として同ギャラリーが展示会を開いた。

自閉症の柊君、鹿児島で作品展

千葉日報 
千葉市中央区の大巌寺小6年、長嶋柊(とう)君(11)のパソコン絵作品展が来月、鹿児島県で開かれる。昨年出版した絵本の原画など約30点を出品する。柊君は、人とのコミュニケーションが難しい高機能自閉症。お絵かきソフトを使ったパソコン絵は、自己表現手段の一つとして8年前から取り組んでいる。乗り物好きで、モノレールなどをモチーフにユニークなキャラクターを次々と創作。「デザイン性、ストーリー性が豊か」と編集者の目に留まり、絵本「しんくやくしょモノレール」(じゃこめてい出版)になった。

「栃木障がいフォーラム」31日に設立 障害種別を横断、県内団体が連携

下野新聞 
障害の種別を超えてさまざまな障害者団体が参加する「栃木障がいフォーラム(TDF)」が31日、設立される。身体、知的、精神障害のほか、発達障害や難病関連など大半の分野の県内団体が全県的に参加するのは初めて。約30団体で発足し、参加各団体間の相互理解のほか、国の障害者制度改革に伴う政策提言、将来的には障害者差別を禁止する「権利条例」の制定も視野に入れている。TDFは、障害のある人の権利推進を目的とした障害者団体を中心としたネットワーク「日本障害フォーラム」の本県版。準備会事務局によると、都道府県レベルの常設組織としては全国で3番目の設立となる。

2010年7月27日火曜日

コマツナで「生ジュース」・夏のイベント投入へ 埼玉

東武よみうり 
草加ふささら祭り実行委員会(委員長=池田国雄草加商工会議所会頭)では、市特産のコマツナを食材とした、草加名物づくりに本腰を入れて取り組み始めた。昨年、同祭りでJAあゆみ野の協力で開催した「草加名物レシピコンテスト」(内藤一夫委員長)のグランプリ作品「小松菜マフィン」が知的障害者通所授産施設つばさの森で5月に商品化され、イベントや各販売所では納品すると、即日完売になるほどの人気ぶり。続く第2弾として、生の小松菜とリンゴジュースをブレンドした「草加ふささら小松菜ジュース」も夏のイベントから市内業者らの協力で販売をスタートする。

全公立小中校に発達障害教室=都が検討

時事通信 
東京都教育委員会は、すべての公立小中学校に、知的な遅れのない発達障害の児童・生徒が学ぶ「特別支援教室」を設置する方向で検討している。都教委はこれまで、これらの児童・生徒が通う「通級指導学級」を拠点校に設置する方式を取っており、同学級がない小中学校の児童・生徒は拠点校に通学する必要があった。11月に策定する特別支援教育推進計画第3次実施計画(2011〜16年度)にこうした方針を盛り込む。知的な遅れのない発達障害の児童・生徒数は、2009年度に04年度の2.5倍に当たる4647人に増加。都教委は20年度には8804人になると見込んでいる。

障害児へスポーツ指導 動画 HPで公開

朝日新聞 
発達障害児らを対象に運動教室を開いているNPO法人「チットチャット」(大阪市中央区)が、障害児にスポーツを教えるコツを解説したDVD「発達障がい児のための運動サポート」を作り、ホームページ上で無料で公開している。理事長の森嶋勉さん(46)=写真=は「教室に来ることができない人も多いので、DVDを参考にしてほしい」と話している。教室は個人レッスンならではの安心感と継続的な指導が好評で、指導を受けた子は100人以上にのぼる。広汎性発達障害と診断された東大阪市の男児(8)の母親(40)は「体操服に着替えることすら拒んでいた息子がドッジボールやマラソン大会に積極的に参加するようになった」と話す。

 NPO法人「チットチャット」 http://www.npo-chitchat.com/

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2010年5月19日 体動かし成長を 発達障害児支援NPOが動画公開

ダウン症患者にも効果との研究成果 アルツハイマー型認知症の治療薬

長崎新聞 
先天性の染色体異常疾患「ダウン症候群」(ダウン症)の患者にみられる急激な日常生活能力の低下(退行現象)などの治療に、アルツハイマー型認知症の治療薬「塩酸ドネペジル(アリセプト)」が効果がある、との研究成果を長崎大学病院小児科の森内浩幸教授や諫早市の重症心身障害児(者)施設「みさかえの園むつみの家」の近藤達郎診療部長らの研究グループがまとめた。今年に入り8年間の研究内容を日本小児科学会の雑誌で発表した。塩酸ドネペジルは、神経伝達物質「アセチルコリン」を分解する酵素「アセチルコリンエステラーゼ」の働きを阻害する作用を持ち、アルツハイマーの進行を抑える薬剤。国内では1999年に認可された。現在はアルツハイマー型認知症にしか医療保険適用が認められていない。

2010年7月26日月曜日

「日の丸を背負ったもうひとつの日本代表」を応援しよう

MSN エンターテイメント 
知的障害者サッカー日本代表壮行会<Pride In Blue>が開催、ゲストにFUNKISTが登場、ライブを行なうことがわかった。この<Pride In Blue>は、知的障害者サッカー日本代表の応援イベントとして開催されるもので、ここでの収益は、選手達が南アフリカへ渡るための資金に当てられるという。オリンピックの年にパラリンピックがあるように、サッカーW杯の年に「もうひとつのワールドカップ」と呼ばれる知的障害者サッカー世界選手権大会が4年に1度開催されており、2010年夏「日の丸を背負ったもうひとつの日本代表」は南アフリカの地で世界の頂点を目指している。いよいよ日本代表選手を送り出すため、壮行会を兼ねた応援イベントとして開かれるイベントなのだ。

障害者サッカーW杯、出場費用が不足 NPOが寄付募る

朝日新聞 
サッカー・ワールドカップ(W杯)の開催地、南アフリカで8月、「もう一つのW杯」と呼ばれる知的障害者サッカーの世界選手権が開かれる。日本代表は3度目の出場を予定しているが、出場費用が工面できておらず、支援するNPOが寄付を呼びかけている。出発を1カ月後に控えた今も、必要な費用が工面できていない。渡航費560万円、選手村滞在費1320万円、予防注射代210万円など、事前合宿費用と合わせて約4千万円が必要。だが、国などの助成金約820万円や個人の寄付約320万円など、これまで集まったのは約1650万円だ。W杯の場合、日本サッカー協会(JFA)が渡航費や滞在費など、活動費用のすべてを負担する。だが、今回選手を派遣する日本知的障がい者サッカー連盟は収益が少なく、選手は自分たちで資金を集める必要がある。選手たちは10万円の自己負担を決めたが、これ以上の負担は難しいという。

取り押さえ死29日審判開始、遺族「警察官 真実を」

読売新聞 
佐賀市で2007年、知的障害者の安永健太さん(当時25歳)が警察官に取り押さえられた直後に死亡した問題で、特別公務員暴行陵虐致傷罪に問われた佐賀県警の男性警察官(29)の審判が29日、佐賀地裁で始まる。安永さんの父孝行さん(49)が24日、同市内で記者会見し、複雑な心情と真相究明への願いを訴えた。「正直言って悔しい思いでいっぱいだ」。孝行さんはそう強調した。孝行さんが求めた特別公務員暴行陵虐致死罪ではなく同致傷罪で審判が行われることや、警察官5人のうち1人のみしか認められなかったことに強い不満があるためだ。「かかわった警察官全員が法廷に出て、真実を話してほしい」

前島前県議を参考人聴取 笛吹投票干渉 事件への関与否定

山梨日日新聞 
参院選の期日前投票で、知的障害者に特定候補の名前を書くよう指示したとして、公選法違反(投票干渉)の疑いで笛吹市八代町北の知的障害者授産施設長、前島みき容疑者(49)が逮捕された事件で、県警が前島容疑者の父で施設を運営する社会福祉法人理事長の前島茂松県議を参考人として事情聴取していたことが24日、捜査関係者への取材で分かった。前島県議は事件への関与を否定しているという。押収されたメモに宮川典子氏と、同県議の弟、八代英太氏の名前が書いてあったことに対しては「2人は入所者にとってこれまでに交流があり、縁のある人物。(メモは)入所者が名前を書けるようにと考えた娘の気遣いだったのではないか」としている。

2010年7月25日日曜日

ブルーベリー収穫がピーク 広島

中国新聞 
広島市安芸区矢野東の障害者通所施設「森の工房AMA(あま)」で、ブルーベリーの収穫が最盛期を迎えている。31日には、摘み取り体験が楽しめるブルーベリーまつりがある。まつりは午後4〜8時。摘み取り体験(300円)ができる。利用者は合唱を披露。ブルーベリーの苗木やジュース、カレーも販売する。

天然酵母パンどうぞ! 東京

読売新聞 
障害者が天然酵母パンや有機食品などを販売する江東区の「ふれあい工房・ゆめま〜る」(千石2)が29日、本格オープンする。同工房は、「産地直送」や「無添加」をキーワードに、カフェも併設した“おしゃれな食品店”。運営する社会福祉法人「ゆめグループ福祉会」(同区)では、「障害者と地域住民、生産者の交流の場にしたい」としている。同工房は、障害者が収入を得られるようにと、障害者自立支援法の就労継続支援事業の指定を受け、6月末に仮オープン。これまでに、30〜60歳代の障害者22人が、レジの打ち方など接客の練習を続け、本格オープンに備えてきた。

特別支援学校生を支援 県ビルメンテ協会、県教委と協定 岐阜

岐阜新聞 
県教育委員会と県ビルメンテナンス協会は23日、特別支援学校高等部の作業学習にかかわる協定を結んだ。協会が学校に講師を派遣したり、会員企業の作業現場で生徒を研修させることを通し、卒業後の就労促進につながることを期待している。県教委が特別支援学校のサポートにかかわり、業界団体と協定を結ぶのは初めて。現在、県内16校の特別支援学校高等部のうち5校で清掃作業の学習を取り入れており、今回の協定締結により、さらに多くの学校で充実した教育体制を取ることが可能となる。

使用済み食品トレー:選別センターを開設 障害者9人、正社員にーー長泉町 /静岡

毎日新聞 
使用済みの食品トレーを再生利用するための選別センターが長泉町下長窪に開設され、障害者9人が正社員として働いている。ライン作業にも慣れ、事業が軌道に乗ったことから23日、開所式が現地で行われ、関係者70人が本格稼働を祝った。同センターは簡易食品容器製造の国内最大手、エフピコ(本社・広島県福山市)の現地会社「エフピコ東海選別センター」が経営する「エコステーション セミーノ」。同社が社会福祉法人「共生会」(沼津市)に選別作業を4月から委託し、共生会と雇用契約を結んだ知的・精神障害者9人が作業にあたっている。エフピコは全国各地の選別センターで障害者を積極的に雇用し、今回は就労継続支援A型(最低賃金を保障して雇用契約を結ぶ)の実績がある共生会と連携した。

「個性受け入れて」 和歌山で自閉症全国大会 /和歌山

毎日新聞 
脳科学者の茂木健一郎さんが17日、和歌山市小松原通1の県民文化会館で「脳科学から見た自閉症」と題して講演した。「自閉症の子どもらに“標準”を押しつけず、個性を受け入れて才能を伸ばせる社会にしよう」などと訴えた。講演では海外の著名な物理学者、哲学者、起業家らを例に挙げながら、自閉症や発達障害者らの多様な個性を紹介。茂木さんは「誰でも何かに挑戦し続ける情熱を持っている。自閉症の人らは手段や方法が分からないだけで、周囲から規格外に見えてしまう」と問題提起し、「長所の近くに短所がある。一見、規格外に思える才能を標準化する教育でつぶしてはいけない」と強調し、「脳の働きに上下はない。それぞれの個性を受け入れて伸ばせる社会にすべきだ」と締めくくった。

2010年7月24日土曜日

「障害者が生き生き働ける場に」 元施設職員がプリン工房 福岡

西日本新聞 
障害者の働く場づくりを目指すNPO法人「さんえす」が26日、福岡市東区箱崎3丁目にプリン工房「ひだまりのぷりん」をオープンさせる。無認可の障害福祉サービス事業所としてスタートするが、利用者が集まれば、障害者自立支援法に基づく就労継続支援事業所などの認可を取り、障害者の生きがいづくりを応援する予定だ。市内の障害者福祉施設に勤務していた山下孝志さん(35)と鈴木大輔さん(34)が、「障害者が地域で生き生きと働く場をつくりたい」と独立。自己資金と借入金で工房を作った。

障害児対象のサーフィン教室、初挑戦の波乗りに笑顔/茅ケ崎

カナロコ 
障害のある子どもたちのためのサーフィン教室が23日、茅ケ崎市東海岸南の海で開かれた。子どもたちは波乗りに初挑戦し、会場は笑顔と歓声に包まれた。同市社会福祉協議会障害者生活支援センターが、障害児の夏休み期間の居場所づくりなどを目的に、2007年度から実施しているサマースクールの一環。これまで屋内でのイベントが多かったが、知的障害児のためのサーフィンスクールを企画しているボランティア団体「Ocean’s Love」の活動を知り、協力を仰いだ。

障害者ら野菜直売 江別なるこクラブ あすから野幌で 北海道

北海道新聞 
知的障害者と支援者らでつくる「江別なるこクラブ」(富樫昌之代表)が24、25の両日、野幌商店街の空き店舗(野幌町55)に臨時の「野菜直売所」を開く。障害者の就労支援と、新鮮な野菜の魅力を発信する新たな試みで、8月以降も月2回程度開く。直売所開設は、障害者に売り子を体験してもらい、多くの市民とふれあって働く楽しさを実感してもらうのが狙い。6月27日に初めて行い、今回が2回目。空き店舗は8丁目通り商店街の交流施設「江別ぶらっと」の隣で、販売時間は両日とも正午〜午後4時。

障害者と「アトム」観劇 秋田の劇団、大阪で上演

47NEWS
手塚治虫の漫画から着想を得たミュージカル「アトム」を全国で巡演している秋田県の劇団「わらび座」が23日、知的障害者の共同作業所を運営する社会福祉法人「さつき福祉会」(大阪府吹田市)の招きを受け、同市市民会館で上演した。「障害のある人に理解が難しいのでは」と否定的な意見もあったというが、招致の中心になった同会職員の大西広季さん(49)は「歌や踊りで共有できる部分もある。障害のある人と、ない人が共に見て過ごす場を大事にしたい」と話す。

障害児教育ー「共に学ぶ」に近づくには

朝日新聞 
障害児と健常児を分けない「インクルーシブ教育」などをうたう障害者権利条約が4年前、国連で採択された。意見書は、批准のための法整備を促すものだ。今週から、中央教育審議会で専門家による議論も始まった。2007年には、機械的に分けるのでなく、一人ひとりのニーズにより細やかに対応しようと「特別支援教育」が始まった。発達障害の子が初めて対象となり、障害の程度によっては普通の学級の中でも適切な支援をしてゆく考えに、改められた。だが、3年たって起きているのは、特別支援学校・学級の子どもの数の急増だ。「学習障害」といった診断で、普通のクラスから安易に押し出されてくる子が目立つ。学校はパンク状態で施設不足や質の低下が心配だ。

朝日新聞の社説です。ご留意下さい。

第7回成人発達障害のソーシャル・スキル・トレーニング(SST)学習会

ValuePress! 
私たちは、仕事の場で「自分の仕事のお手伝い」を相手に依頼する機会は、思いのほか多くあります。「自分の今の状態」を相手に伝え理解してもらった上で、上手に「協力の依頼」をしないと、仕事が終わらないだけでなく、周りに多大な迷惑をかけてしまいます。これは、社会人として避けなければいけないことの一つです。職場で周りの方に頼む(ヘルプする)ことができずに困っている方、一緒に勉強していきませんか。

2010年7月23日金曜日

冤罪の発達障害者 国家賠償を請求

東京新聞 
【発端】携帯電話に内蔵してあるロボットの画像を見ていたところ、前にいた女性客に激しい勢いでとがめられ、なぜ怒られたのか分からないままパニック状態になり「すみません」と言った。その言葉がどんな結果を及ぼすか想像できなかった。

【誤解】駅員が男性の携帯電話を調べ「画像はどうしたんだ」と尋ねたため、ロボットの画像のことを聞かれたと思い「消しました」と答えた。通報で駆けつけた警官に対し、駅員は「男性が盗撮を認め、その画像を消去した」と説明をした。アスペルガー症候群の人は、相手の意図を酌み取ることが苦手。

【取り調べ】「やっていない」と言っても全く取り合ってもらえず、「いいかげんにしろ」などと怒鳴られたことで、強い不安とあきらめの気持ちを抱いた。警察官が調書を読み上げ「ここにサインしてください」と言われ、しなくてはならないと思った。

1人が不服申し立て 野洲養護学校4教諭停職 滋賀

中日新聞 
県立野洲養護学校の男性教諭4人が高等部の男子生徒1人に嫌がらせをしたとして停職1カ月の懲戒を受けた21日、4人のうち41歳の教諭が会見し「処分は重すぎる」と県人事委員会に行政不服審査法に基づき不服申し立てをする意向を示し、県教委と教諭が処分をめぐり対立する事態となった。野洲養護学校に子どもを通わせている保護者が会見に同席し「こんな重い処分になるような教育とは思えない。腹立たしい思いだ」と話した。県公立高校教職員組合の岡本恭治書記長は「教育現場の指導の中であったことであり、教員と生徒、保護者の間で解決すべき問題だ」と主張。残る教諭3人も不服申し立てするかどうか話し合う。

高校教職員組合が出てきて新たな展開になってきた様子。

参照記事
養護学校教諭4人「乳首挟んだら痛いやろな」ペンチ見せ生徒脅す スポーツ報知

「一緒に祭り盛り上げよう」 障害者施設であんどん作り 春日市商工会青年部が依頼 福岡

西日本新聞 
春日市の市民祭り「春日あんどん祭り」(8月8日)で飾られる、あんどんの製作が、同市小倉3丁目の障害者就労支援センター「ゆり工房」で進められている。あんどん飾りを担当している同市商工会青年部(黒川宗人部長)が「障害者もみんな一緒になって祭りを盛り上げたい」と今年初めて同工房に製作を依頼した。あんどん1個につき約600円の工賃を工房に支払う。工房の吐合(はきあい)範子管理者は「外部からの仕事の依頼はとてもありがたい。工賃は障害者たちの給料として分配されるが、それよりも市民祭りにかかわることに喜びを感じている」と話している。

サッカー:知的障害者W杯 南アに県内から3選手 母ら、上映会で募金活動 /茨城

毎日新聞 
南アフリカで来月23日に開幕する知的障害者のサッカー世界選手権大会「もうひとつのワールドカップ(W杯)」に、県内から桜井嵩比都選手(19)=竜ケ崎市▽圷一二三選手(20)=笠間市▽秋山大選手(24)=取手市=の3選手が出場する。選手の関係者らは、必要経費が不足しているとして募金活動を兼ねた映画上映会を取手、竜ケ崎両市で企画。市民の協力を呼びかけている。桜井選手の母、光代さん(47)らは、06年のドイツ大会に出場した日本代表を追ったドキュメンタリー映画「プライドinブルー」の上映会を企画し、会場で募金活動も行うという。上映会は3回行う予定で、24日午前10時、取手市福祉交流センター▽同日午後6時半、竜ケ崎市民活動センター▽来月7日午前10時、竜ケ崎市の子育て支援センター(さんさん館)で行われる。

第8回発達障害者支援ライフサポート研究会

ValuePress! 
就労支援推進ネットワーク(理事長:小林浩一)・発達障害児支援 アカンパニスト(代表:柳下記子)・発達障害と歩む会 Companion(代表:高橋今日子)は、発達障害者の支援を研究する「第8回発達障害者支援ライフサポート研究会」を、2010年8月22日に東京都台東区で開催する。

2010年7月22日木曜日

ひの特支にはまっ子開設 神奈川

タウンニュース 
港南台ひの特別支援学校内に7月2日、放課後の児童生徒の居場所となる「はまっ子ふれあいスクール」が開設された。同スクールは横浜市から運営委託を受け、同スクール運営委員会(廣山優子会長)が運営していく。対象は知的障害のある同校小学部の児童と中等部の生徒で、開設時間は平日の放課後から午後5時(長期休業等の期間は午前10時から午後3時)。市内では現在、市立小学校と3校の特別支援学校に同スクールが開設されている。障害がある児童生徒が、通い慣れた学校施設で異年齢児と遊びを通じて交流することを目的としている。

障害持つ子らの働き場広げたい 愛知

朝日新聞 
春日井市の高蔵寺ニュータウンの活性化に取り組むNPO法人「まちのエキスパネット」は今秋、同市のJR高蔵寺駅近くに喫茶店を開店する。障害児の母親たちが運営に当たり、3年後には独立を目指す。「将来は障害を持つ子供たちの就労の場に」と期待を膨らませている。母親たちは同NPOの障害児者就労支援事業チームに所属する34〜48歳の7人。2007年に同法人が発足してから喫茶店は2店目になる。1店目は同NPOの拠点施設に入っているが、今度は独立した店舗で一般客をターゲットにする。母親たちは障害がある子供を持つ。最年長で中学1年生だが、子供が学校を卒業して社会に出るまでに、安心して働ける場をつくろうと起業を目指している。

個性豊か はり絵や絵画30点 広島

中国新聞 
庄原中の特別支援学級の生徒たちが制作した絵画や、はり絵の作品展が、三次市甲奴町の障害者就労移行支援事業所「夢工房ねむの木」で開かれている。23日まで。生徒や卒業生計8人が授業で制作した約30点。スイセン、ヒマワリなどの花や果物、三次人形が優しい色使いで表現され、個性豊かな作品に仕上がっている

書に打ち込むダウン症の男児 佐賀市で初個展へ

佐賀新聞 
先天性のダウン症で、7歳から書道を学んでいる藤瀬泰寛君(11)=春日小6年=の初めての作品展が27日から、佐賀市城内のNHKギャラリーで開かれる。「一字書」や童謡の歌詞を書いた作品、写経など20点を並べる。8月1日まで。幼いころから文字を書くことが好きだった泰寛君は7歳から、多久市で書道教室を開く東郷由美子さんに師事。舌をぺろっと出すしぐさが書に向かっている時の特徴で、色紙大の作品から畳半分の大きな作品まで、大筆や小筆を操りながら、1日平均3枚を書いている。

就労重視で新教育課程導入 24年度から長岡市立養護学校 新潟

MSN産経ニュース 
新潟県長岡市は平成24年4月から高校に相当する市立養護学校の高等部で、就労に力を入れた新教育課程をスタートさせる。同時に校内に教育、福祉、医療、就労などの相談を受け付ける県内養護学校初の「総合支援室」を開設する。新教育課程は現在、3つあるコースを2年進級時に障害の特性に応じて5コースに細分化。卒業後の就労につながる作業学習を充実させるため、リサイクルや自主製品製作、農園芸など9つの作業種を学ぶことができるようになる。例えば野菜栽培学習の場合、作った野菜を漬け物など食品に加工、さらに農産物直売所での販売まで経験させるカリキュラムを組む方針。

知的障害者サッカーW杯日本代表が知事表敬 茨城

MSN産経ニュース 
国際知的障害者スポーツ連盟が主催するサッカー世界選手権南アフリカ大会で日本代表に選ばれた茨城県出身の3選手が20日、橋本昌知事を表敬訪問した。訪れたのはDFの桜井嵩比都(たかひと)さん(19)=龍ケ崎市、MFの圷一二三(ひふみ)さん(20)=笠間市、MFの控えの秋山大さん(24)=取手市。橋本知事に普段の練習の様子を説明するなど、約20分間の懇談後、桜井さんらは記者団に対し、「自分のプレーを全力で出していきたい。目標はベスト4」と意気込みを語った。

ワゴンショップに障害者施設の商品 ララガーデン長町 宮城

河北新報 
障害者施設の商品を販売するワゴンショップが、仙台市太白区の商業施設「ララガーデン長町」にお目見えした。地域貢献を進める店側と、販路を広げたい施設側が手を携えた企画で、店の利用者にも好評という。施設側にとっては、消費者の反応をじかに感じ取れる貴重な売り場になっている。ワゴンは木目調のデザインで、複数の棚に商品を陳列できる。知的障害者らが働く太白区の「わらしべ舎西多賀工房」と泉区の「仙台ローズガーデン」が隔週で交代し週末の3日間、1階南エントランスに出店する。ララガーデン長町オペレーションセンターの伊藤正彦所長(49)は「地域に根差した店として、障害者の自立支援に役立てれば。今後も継続する方向で検討し、本格的なショップになるよう応援したい」と話している。

みんなと舞台に 発達障害のある谷君 石川

中日新聞 
一学期を締めくくる小松市国府小学校ブラスバンド部のミニコンサートが二十日、同校で開かれた。五十九人の部員の中には、発達障害の一つ、アスペルガー症候群の谷明日翔君(四年)の姿があった。じっとしていられない多動の症状や聴覚過敏の障害がある谷君。「みんなと舞台に立ちたい」という谷君の夢は、吉田博校長らの「支え合うことを教えたい」という思いがあって実現した。初舞台で谷君は、演奏できる一小節部分だけ音を出した。残りは「音のない参加」。緊張の中、多動の症状をこらえて仲間の演奏を聴き続けた。吉田校長は「障害から一つになる。大事なことを教えてくれている」と目を細めた。

2010年7月21日水曜日

サマースクール:ボランティア募集 28日から佐伯の障害者施設開催 /大分

毎日新聞 
佐伯市の障害者通所施設「さつき園小島」は、ハンディキャップを持つ子どもたちと触れ合う「サマースクール」のボランティアを募集している。「1日でもいい、子どもたちと楽しい体験や思い出を作ろう」と参加を呼びかけている。サマースクールは今月28、29日と8月に11日間の計13日間。ボランティアは中学生以上が対象。希望者はJR佐伯駅と同市大手前まで送迎する。昼食は無料。今月24日に事前説明会がある。

特別支援学校生の力作300点 大阪

産経関西 
大阪府内の特別支援学校29校の児童生徒の作品展「子どもたちの讃歌」が19日、大阪市中央区の府立現代美術センターで始まった。同展は昭和54年、府立豊中養護学校(現・豊中支援学校)の美術教師たちの「障害のある子供たちの絵をたくさんの人に見せたい」という思いから始まり、今年で31回目。今回は、府立と大阪、堺両市立などの特別支援学校に通う児童・生徒の作品と卒業生の絵画、版画、彫塑、陶芸など約300点を展示。入場無料。24日まで。

障害者と住民 スポーツや料理教室で交流を 山梨

山梨日日新聞 
都留文科大の学生ボランティアが都留市社会福祉協議会や地域住民と連携して、障害者の憩いの場づくりに乗り出す。10月から同市保健福祉センターで月1回、「いこいのひろば」活動としてクラブ活動や料理教室などを企画。引きこもりがちな障害者と地域住民がふれ合える場を設け、交流の輪を広げるきっかけにしてもらう。いこいのひろば活動は10月からスタート。知的障害のある18歳以上を主な対象として、月1回のペースで音楽やスポーツ、芸術などのクラブ活動、遠足などのイベントを企画する。参加希望者や、企画をたてる市民ボランティア、講師を募集している。

子育てさがし 坪井久美子さん 子どもの特性に寄り添って

47NEWS
みんなちがってみんないいー。発達障害児とその親を支援するNPO法人「パルレ」代表の坪井久美子さん(58)がモットーとする金子みすゞの詩だ。小6で発達障害と診断された長男(23)の子育て経験から学んだのは「障害の有無に関わらず、子どもの特性を理解して寄り添うこと」という。「持ち物はなくす。授業に集中せず、集合の合図も無視して好き勝手な行動をする。知的障害のない息子は一見普通なので、ふざけていると見られることも多かったようです。何度も学校に呼び出され『家庭でどういうしつけをしているのか』と言われました」学年が進むと、いじめの標的にもなり、学校の屋上から飛び降りようとする事件も起こした。

2010年7月20日火曜日

浜田・金城で島根、広島の神楽競演 島根

山陰中央新報
浜田市金城町下来原の「神楽ショップくわの木」の「神楽の夕べ」が18日夜、同町七条のふれあいジムかなぎであった。同ショップを通じて衣装をそろえている島根、広島両県内の8神楽団・社中が、金糸、銀糸をふんだんにあしらった豪華な神楽衣装で迫力の舞を披露し、県内外から訪れた約300人を魅了した。知的障害者の就労支援で、石見神楽の衣装、面などの製作、販売を手掛ける社会福祉法人いわみ福祉会が運営する同ショップの夏祭りイベントで、11回目。日ごろ付き合いのある島根、広島各4団体を招いた。

知的障害者をスポーツで応援 SON・福岡15周年祝う 800人が福岡市で式典

西日本新聞
スポーツを通じて知的障害者の社会参加を応援する「スペシャルオリンピックス日本(SON)・福岡」(松尾新吾会長)の設立15周年記念祝典が18日、福岡市中央区のアクロス福岡で開かれ、約800人が参加した。SON・福岡に参加する知的障害者は約200人。約250人のボランティアやコーチたちと、県内22会場でゴルフやサッカー、スノーボードなど計15種目の競技に汗を流している。記念祝典ではSON設立に尽力した細川佳代子名誉会長が「人に勝つことより、昨日の自分に勝つことがスペシャルオリンピックスの考えです」とあいさつ。

一体支援スタート 二戸地域で障害者雇用創出 岩手

岩手日報
二戸地域の障害者雇用の関係機関は、知的・精神障害者の雇用促進、職場定着を目指し、職業能力の評価から就職までを総合的に管理する支援プログラムを始めた。各機関の職業訓練の手法や支援制度を組み合わせた試み。プログラムを半年間一体となって展開することで、知的・精神障害者に対する事業主の理解を深め、雇用機会の創出を図る。プログラムは、対象者が受け入れ事業所で職場実習を行う一方、並行して関係機関が、期間を分けて独自の支援を展開する。

発達障害と虐待テーマに講演 浜松医大講座開講記念

静岡新聞
本年度から4年間、児童青年期精神医学講座を開講する浜松医大は18日、浜松市中区のアクトシティ浜松研修交流センターで、開講記念シンポジウム(静岡新聞社・静岡放送後援)を開いた。児童青年精神科医の第一人者で、同講座の指導教授に就任する杉山登志郎医師(59)が、研究に取り組む「発達障害と子ども虐待」をテーマに講演した。

2010年7月19日月曜日

障害児、一般校に進みやすく 文科省

日本経済新聞
文部科学省は障害がある子供の就学先を決める仕組みを見直す。現在は一定程度の障害がある子供は特別支援学校に入るのが原則だが、新制度ではこの原則をなくし、保護者の希望で、可能な限り一般の小中学校に進みやすくする。ただ、一般校での受け入れを増やすにはバリアフリー設備の充実などで多額の財源が必要で、文科省は有識者らの意見を基に具体策を詰める。学校教育法施行令は子供の障害の程度が一定の基準に当てはまる場合、原則は特別支援学校に進むと定めている。市町村教育委員会が就学先を決める際に保護者の意見を聞くことを義務付けているものの、一般校に進むのは例外で、バリアフリー設備が整っている場合などに限られていた。ただ、障害の有無で学ぶ場を分けないという国際的な流れから遅れているとの批判があり、文科省は見直しを検討していた。
こちらの記事は比較的ノーマル。

同じ学級なら平等か 議論呼ぶ内閣府「障がい者会議」意見書

MSN産経ニュース
特別支援学校で学ぶ知的障害者らと、そのほかの子供を同じ学校・学級で授業するように求める意見書を、内閣府の「障がい者制度改革推進会議」(議長・小川栄一日本障害フォーラム代表)がまとめ、議論を呼んでいる。実現すれば、障害の程度に応じた教育をする特別支援学校の利点が失われると危惧(きぐ)されるためだ。教育関係者から「一緒に授業を受ければ平等か」などと慎重論が続出。中央教育審議会初等中等教育分科会も対応を審議し始めた。こうした考えに、特別支援教育の関係者から「障害者を隔離しているわけではない」「一人一人の障害に応じた教育環境づくりができなくなる」といった声が相次いで出された。全国特別支援学校長会、全国連合小学校長会などが国に慎重審議を求める意見書を提出する事態になっている。
ちょっと記事内容には偏りがあるような...。ひとつ下の記事「希望者に対応も「逆戻り」多く 埼玉」も参照のこと。

希望者に対応も「逆戻り」多く 埼玉

MSN産経ニュース
特別支援学校の子供たちが、小中学校の学級でほかの子供たちと一緒に学べる制度は、「障がい者制度改革推進会議」の意見書に先立ち、一部で実際に導入されている。埼玉県では平成16年度から、特別支援学校の児童・生徒や保護者が希望した場合、地域の小中学校にも通う制度を導入。だが、21年度で、実際に小中学校にも通ったのは、全2999人のうち2割に満たない388人だった。しかも、学校の行事に参加する程度や、朝の集会などに出席した後、特別支援学校に戻るケースも多く、1年を通して登校時から下校時まで一緒に授業を受ける児童・生徒はいないという。「カリキュラムも異なるし、学習進度が違う子供もいるから」と県教委は説明する。
上記「同じ学級なら平等か 議論呼ぶ内閣府「障がい者会議」意見書」とセットかな。

絵画や彫刻、新鮮な発想 大船渡・るんびにい展 岩手

岩手日報
るんびにい美術館in大船渡(大船渡市主催)は19日まで、同市盛町のリアスホールで開かれている。障害者の独創的な作品の世界観が、多くの来場者の感動を呼んでいる。障害者支援施設ルンビニー苑(花巻市)の入所者が制作した絵画や彫刻、気仙光陵支援学校(大船渡市)の生徒の作品など約100点を展示。独特の色彩や構図、発想で描かれた作品が並ぶ。入場無料。

流しそうめん「冷たく最高」/高松の施設

四国新聞
香川県高松市三谷町の知的障害者通所施設ミルキーウェイ(坂口正子施設長)で17日、流しそうめん大会があり、通所者や地域住民ら約60人が冷たいそうめんに舌鼓を打った。同施設が毎年夏に開いている行事で、今回が5回目。約5キロのそうめんと、地元住民から寄せられた長さ約5メートルの竹筒を用意した。

障害や自閉症に理解求める 山口

中国新聞
障害や自閉症について理解を深める青少年対象の福祉講座が17日、山口県平生町のふれあいまちづくりセンターあいあむであった。自閉症と向き合う城充宏さん(38)=光市塩田=の父彦二郎さん(72)が講演し「障害者には素晴らしい才能や特技もある。支援する人は気遣いしすぎて関係を遠ざけないで」と訴えた。彦二郎さんは2歳で自閉症と診断された充宏さんが記憶整理力に優れ、さをり織りで才能を発揮している点などを紹介し「特技を生かした職業で活躍する人もいる。一方で健常者が大半の中、異国で一人過ごすような環境にあるのが現代社会。それに合わせる頑張りや不自由さも理解して接してほしい」と話した。

きっと、だいじょうぶ。:/8 こだわりを抱えて

毎日新聞
こだわりが強くて、生きにくさを抱えている人たちがいる。中村君もその一人。勇君と名前で呼ばれると怒り出す。必ず名字で呼ばなければならない。フレンドリーに差し出された握手にも応じないので、失礼なやつだと相手を怒らせてしまう。ある日、自動販売機でジュースを買った。おつりがたくさん出てきてしまい、彼はパニックになった。販売機にある番号に電話してどなりまくる。「おつりが多すぎて動けない。早く来て、正しいおつりにとり換えてくれ」と。変わり者扱いされてきた中村君が「アスペルガー症候群」という自閉症スペクトラムのひとつと診断されたのは、27歳のときだった。度を越えたこだわりを抱えて生きるのは大変なことだが、臨機応変に対応できない人を理解しようとしない周囲のまなざしが、生きにくさを助長している。

2010年7月18日日曜日

ネコのあくび:都心で働く

毎日新聞
東京・丸の内にはこの国を代表する企業の本社が建ち並ぶ。日本経済の心臓部である。そこに知的・発達障害や視覚障害の人たちがスーツ姿で通勤するようになった。東京海上ホールディングスが今春、特例子会社「東京海上ビジネスサポート」を設立したのだ。うまくなじめるだろうか、仕事を続けられるだろうか。初めは誰もが不安に思う。しかし、一般社員からこんなメールが寄せられるようになった。「あいさつがとても素晴らしい」「仕事の仕上がりがきちんとしていて感動した」。午後4時半。元気な声と笑顔を残して社員たちはオフィスを去っていった。うれしかったのか、初めのころはなかなか帰ろうとしない人もいたという。

夏ホウレンソウいかが 特殊技術で順調出荷 宮古島

沖縄タイムス
知的、精神の障がい者15人が就労する「野菜ランドみやこ」(宮古島市平良)が、県内でもまれな夏場のホウレンソウを栽培、県内スーパーに商品「サラダほうれん草」として順調に出荷している。県中央卸売市場では7〜9月に県内産の出荷はなく、県園芸振興課によると、同時期の県内産出荷は極めて珍しいという。同事業所は冷たい養液など使った特殊技術で葉菜類を周年で栽培、年間出荷70トン、売り上げ目標4千万円を目指す。約2700平方メートルのハウスでホウレンソウを水耕栽培。冷たい養液を循環させたり、苗の成長を促進するための培地や室温を一定に保つ育苗室などの特殊な技術を導入して夏季栽培を可能にした。収穫の3日前から真水を与えて、あくを抜き、生で食べやすくした。

特別支援教育講座:実践的・専門的な講義 阿倍野区で9〜12月、全15回 /大阪

毎日新聞
ベテラン教諭やスクールカウンセラー、大学教授らが講師を務める「平成22年度特別支援教育講座」(大阪養護教育振興会主催、毎日新聞大阪社会事業団など後援)が9月3日〜12月17日の計15回、大阪市阿倍野区の市立阿倍野市民学習センターで開講する。学校、幼稚園、施設関係者や保護者らが対象。「通常の学級における学習・行動のつまずきの支援」「障がい者制度改革のゆくえ」「ことばの教室で使っている教材・教具」「崩れないクラスを作るには」「家族へのアプローチ」などの演題で、専門的、実践的な講義をする。

鹿児島市のしょうぶ学園、障害者アート展 鹿児島

南日本新聞
鹿児島市の障害者福祉施設しょうぶ学園で、同園利用者が描いたTシャツとバッグ展が開かれている。作品は、カラフルな色遣いや独創的なモチーフによる個性的なものばかり。利用者らは「自分の作品が飾られてうれしい。たくさんの人に見に来てほしい」と話している。8月29日まで。無料。知的・精神障害がある18歳から70代までの利用者15人が、5月から制作を始めた。市販のTシャツと布バッグに、アクリル絵の具や布用のクレヨンで描き、作品に仕上げた。

躍動感あふれる新作など紹介 日光の画家秋山さん個展 栃木

下野新聞
日光市の画家、秋山俊也さん(23)の個展が8月1日まで、吉野1丁目のギャラリー悠日で開かれている。躍動感あふれるタッチのドローイングや油彩画などを展示している。秋山さんは自閉症に伴う知的障害があり、障害者支援施設に通いながらクレヨンや鉛筆などでドローイングを描いているほか、油彩やアクリル画なども手掛ける。美術史家の故田中日佐夫氏に才能を見いだされ、東京・銀座などで個展を開催した実績を持つ。17日から始まる県立美術館の企画展「イノセンスーいのちに向き合うアート」に23点を出品する。

2010年7月17日土曜日

この「延髄斬り」を見よ! プロレス愛炸裂のストラップ

朝日新聞
肉体と肉体のぶつかりあいが、大胆なデフォルメで表現されたこの絵は、大阪市平野区にあるアートスタジオ「アトリエ インカーブ」で活躍する新木友行さんの作品です。知的障がいがあり、正規の美術教育は受けていませんが、格闘技への愛を源に描き続け、パワフルで躍動感あふれる作品は国内外で評価されています。
「アトリエ インカーブ」は、知的障がい者支援施設として2002年に立ち上がりました。所属する27人のアーティストたちによる、既成概念にとらわれない斬新な作品は、女優の山口智子さんを始め、海外の有名コレクターにも愛好されています。

 朝日イベント・プラス:「アトリエ インカーブ」のグッズ

ソーシャルワーカーを知って 富山

北日本放送
来週月曜日の「海の日」は、ソーシャルワーカーの日です。 社会福祉の専門職であるソーシャルワーカーの仕事をもっと知ってもらうと、この日、富山市でイベントが開かれます。 イベントでは寸劇が行われる予定で、出演するソーシャルワーカーが練習に励んでいます。ソーシャルワーカーとは、「社会福祉士」や「精神保健福祉士」の資格を持ち、障害のある人や独り暮らしのお年寄りなどの生活を様々な手続きなどの面で支援するとともに、関係する機関との間で調整する役割も担っています。 イベントでは寸劇のほか、ソーシャルワーカーの実例報告も行われます。 会場は富山市のサンシップで、来週月曜日「海の日」の午後1時から、入場は無料です。

無農薬・有機野菜栽培:桐生の中山間地、「元気になる農業」順調 /群馬

毎日新聞
過疎化や高齢化で耕作放棄地が目立つ桐生市の中山間地で、20代の青年4人が、野菜の無農薬・有機栽培農業を軌道に乗せた。販路を着実に拡大させ、地元だけでなく、東京都内の著名レストランからも注文を受けるようになった。もう一方で力を入れているのが未就労の若者や軽度な知的障害者の就農支援。うつ病などに悩む人が立ち直るための「アグリセラピー」にも取り組む。北條琢磨さんは「市内にも、就労のチャンスがなく、自宅に閉じこもる人が多くいる」と指摘、「農業を通じ周りの人たちも元気にしたい」と意気込む。

高松などの3社、SONが感謝状/ミサンガ作製協力 香川

四国新聞
障害者や高齢者の支援事業を行うNeedz(高松市、ニーズ)など3社は15日、知的障害者のスポーツトレーニングや競技会に取り組む「スペシャルオリンピックス日本(SON)」から感謝状を受けた。同社は知的障害者の応援募金を行った人に贈るためのミサンガ作製に協力した。募金を知った同社は、手芸品専門店のドリームを展開する小野(高松市)に協力を求め、小野と取引先のルシアン(大阪市)が刺(し)繍(しゅう)糸を提供。ニーズの山奥慎一、古竹孝一代表の呼び掛けで、企業や高校、地域プロスポーツチームなど約100社・団体がミサンガ作りに参加した。

不正広がる入所者投票

朝日新聞
参院選の投票をめぐって、県内の特別養護老人ホームと知的障害者授産施設の職員らが相次いで公職選挙法違反で逮捕された。認知症の高齢者や知的障害者の選挙権を悪用した事件は全国的に起きており、関係者に波紋を広げている。外部の監視の目が入りにくい施設内での投票方法や入所者の意思や判断能力をどのように見極めるかなど、課題も浮き彫りとなった。

「選挙権の有無は確認できるが、本人がどこまで判断できるかを見極めるのは難しい」
「候補者について一般的な話をするだけでも誘導につながってしまう可能性がある」
確かに...。

知的障害者施設で日常的虐待 大阪市が立ち入り調査 大阪

MSN産経ニュース
大阪市東住吉区の知的障害者更生施設「今林の里」で入所者が職員から日常的に虐待されていた疑いがあるとして、大阪市が立ち入り調査していたことが15日、関係者への取材で分かった。施設側は虐待行為について否定しているが、市は施設長ら職員から事情を聴き、虐待の事実が確認できれば、社会福祉法などに基づく行政指導や処分も検討している。施設関係者によると、少なくとも平成19年4月以降、施設内で興奮して暴れた入所者に対し、職員が暴力を振るったり、羽交い締めにするなどして身体を拘束。職員の業務が多忙だった際には外側から鍵をかけて入所者を個室に閉じ込めるなどしたこともあったという。

元きらやか銀行員の業務上横領・詐欺:懲役3年・猶予4年、被告に有罪判決 /山形

毎日新聞
顧客から預かった金を着服したとして業務上横領と詐欺の罪に問われた元きらやか銀行員、金森徹被告(41)の判決公判が15日、山形地裁であり、伊東顕裁判官は、懲役3年・執行猶予4年(求刑懲役3年)の判決を言い渡した。

自閉症の長男の気晴らしや家族のストレス解消のため毎週末ドライブに出かけ家計が圧迫されたことに触れ「背景に同情すべき事情がある」とした。
ああ〜、どこも同じですよね。でも横領はしないです。

2010年7月16日金曜日

皇太子さまが福祉施設へ

MSN産経ニュース
島根県を訪問中の皇太子さまは15日午前、障害のある子どもの治療やリハビリに取り組む福祉施設「東部島根医療福祉センター」(松江市)を訪問された。皇太子さまは、平行棒を使って歩いたり、マットの上で体を動かしたりする理学療法や、布を加工して写真立てを作る作業療法などを見て回り、施設利用者の女性(17)に「ここの生活はどうですか」と声を掛けられた。

「福祉の店いわき」オープン 福島

福島放送
県内の障害者授産施設などのアンテナショップ「福祉の店いわき」が14日、平谷川瀬のヨークベニマル谷川瀬店に今年もオープンした。来月2日まで23施設が、自慢のてづくりの製品を販売する。「安全」「エコ」「手づくり」が共通のテーマ。クッキーや乾燥シイタケ、さおり織りポーチ・ペンケース、EM活性液、木工品など施設ごとにアイデアを出し合った、手作りの製品約3900点を販売している。

障害者施設で社員研修 外食チェーン・音羽 大阪

産経関西
関西ですし店や和食店など35店舗を展開する外食チェーン、音羽(本社・大阪府豊中市庄内宝町)が14日、産経新聞厚生文化事業団が運営する障害者福祉施設「池田市立くすのき学園」(同市五月丘)で社員研修を行った。音羽の各店に障害者の来店が増えていることから、同社は7年前から、創業地の池田市にあるくすのき学園に入社1〜2年目の若手従業員を派遣。もてなしの精神を高めるため研修を行っている。

障害者アート:買い物の合間に鑑賞ーー豊島の商店街 /東京

毎日新聞
豊島区駒込の染井銀座商店街で、買い物の合間に障害者アートを鑑賞できる「ふれあいアートストリート」が行われている。同商店街振興組合と区立駒込生活実習所・福祉作業所が共催し、米穀店や眼鏡店などの店先に色鮮やかな絵画が飾られている。展示作品は、都障害者総合美術展などの入選作品で、ミャンマーやカザフスタンなど海外の障害者の作品も含まれている。屋外のため、複写を展示しているが、同福祉作業所内のギャラリーで一部原画を鑑賞できる。

「かんでんコラボ・アート21」作品募集

産経関西
関西電力は、障害者の芸術作品公募展「かんでんコラボ・アート21」の作品を募集している。応募は平面作品または立体作品いずれか1点で、テーマは自由。9月7日必着。同展は、同社が社会貢献活動の一環として毎年実施しており、今年で10回目。1次、2次審査を経て最終入選作品30点を選ぶ。応募資格は近畿2府4県と福井県在住の障害をもつ個人またはグループ。

楽しい企画が盛りだくさん! 2010ふれあいフェスタ 神奈川

タウンニュース
地域の手作りイベントとして恒例の「2010ふれあいフェスタinTAKATSU」があさって18日(日)10時から15時半まで、川崎市立養護学校で開催される。ふれあいフェスタは青少年育成、地域の大人と青少年との友好交流を目指すため地元有志の手作りによりイベントが企画されている。

幸せ呼ぶ無心の一文字 王子で知的障害者書道展 東京

東京新聞
紙全体で楽しさを表現した「楽」、お金をためたい思いで書いた「福」。迫力満点の「一字書」が、見る人の胸を打つ。知的障害者施設などを運営する北区の社会福祉法人「ドリームヴイ」(同区上十条)の書道クラブの第六回書作展が十四日、同区王子一の北とぴあ六階ギャラリー「遊」で始まった。クラブ発足から六年を有馬さんは、こう振り返る。「一番変わったのは周囲の私たち。書作展を見に来た人から“元気をもらった”“ありがとう”と声が寄せられ、クラブのスタッフに加わった人もいる。無心で書いた彼らの一文字が、幸せの輪を広げてくれる」作品はクラブ員二十人の四十点を、前後期に分けて二十五日(十九、二十日休館)まで展示。入場無料。

障害者に歯磨き指導 歯科衛生士科の学生が手ほどき 静岡

静岡新聞
県歯科衛生士会東部支部は13日、沼津市宮本の「あしたか太陽の丘」内の知的障害者施設利用者を対象に、恒例の「歯みがき教室」を開いた。ことしは、三島市にある鈴木学園歯科衛生士科の2年生が実習の一環として初参加し、きれいに磨くこつなどを指導した。歯みがき教室など、同会の活動に学生が参加するのは県内初。同科の竹原あづさ学科長によると、要介護者や障害者への歯みがき指導は、勉強はしていても体験する機会は少ないという。

障害児放課後施設で待機児童


NHK

放課後などに障害がある子どもを預かる施設のおよそ40%で、通いたくても通えない「待機児童」がいることが、大学などが行った初めての全国調査でわかりました。京都教育大学と施設でつくるグループでは、去年、全国およそ1100の施設を対象に運営に関する調査を行い、500余りの施設から回答がありました。それによりますと、定員がいっぱいで、通いたくても通えない「待機児童」がいる施設は全体の39%に上り、中には3年以上入所を待っているケースもありました。職員の人数についても、「足りない」が39%、「ぎりぎりの人数」も39%で、厳しい態勢で運営している実態もわかりました。

まちのおすすめスポット:那珂・パン工房 かしの木 /茨城

毎日新聞
09年4月にオープンした「パン工房 かしの木」は、身体障害者や知的障害者などの利用者に働く場を提供し自立を促進する施設で、社会福祉法人「やまびこの里福祉会」が経営する。施設利用者は、開店前の店内清掃やパンの袋詰めなどの作業を行っている。パンを作っているのは施設長の金子健太郎さん(38)。店がオープンする約半年前からパン屋などでパン作りを学んだ。当初は約20種類しかなかったパンも、バリエーションが増えた。

オオクワガタ 雄、雌200匹 今年も販売 京都

両丹日日新聞
日本では最大級のクワガタで、市場で高く取引されるオオクワガタの飼育、販売をしている福知山市日吉ケ丘の知的障害者授産施設、信愛育成苑(近藤忍施設長)で15日、1年がかりで育ててきた成虫を飼育瓶から商品ケースに移す「割り出し」作業が始まった。成虫の雄、雌合わせて約200匹を売り出す。同苑では1999年から自立・職業訓練の一つとして始め、入所者たちが職員の指導を受けながら養殖、販売している。苑内の昆虫ショップとインターネットや市内外のイベント会場などで販売し、毎年人気が高い。

長野市に発達総合支援センター建設へ

信濃毎日新聞
社会事業協会(酒井登理事長)は、障害児支援事業の拠点となる「発達総合支援センター」の建設を同市若里で計画している。知的障害児通園施設の「三輪学園」(同市三輪)と、児童デイサービス「愛の樹園」(同市栗田)を移転。子どもの発達相談を充実させ、障害のある子どもの成長や発達に合わせた支援に力を入れる。

2010年7月15日木曜日

障害児らの就学判断 異なる選択は9・2% 県教委 長野

信濃毎日新聞
障害のある児童、生徒の適切な就学の場を判断する市町村教委の就学相談で、2009年度に対象者が判断と異なる就学先を選んだ割合は9・2%だったことが13日、県教委のまとめで分かった。5年前までは15%前後で推移していたが、近年は1割前後に減少。県特別支援教育課は「保護者の特別支援教育への理解が進み、判断も実情に合っているのでは」とみている。

09年度の就学相談の対象者は2144人。このうち、就学相談で特別支援学校で学ぶことが適当と判断された248人中、55人が小中学校の特別支援学級を、8人は通常学級を選択した。特別支援学級と判断された1392人のうち、116人が通常学級、4人が学習障害(LD)などの通級による指導を、1人が特別支援学校を選んだ。通級指導と判断された178人のうち5人は通常学級、1人は特別支援学級を選んだ。

ひきこもりの大半が精神障害?

Fonte
厚生労働省の調査研究班(代表/齊藤万比古・国立国際医療センター国府台病院)が、ひきこもり支援にあたる専門機関の職員などに向けた「ひきこもりの評価・支援に関するガイドライン」をとりまとめた。本調査は全国5カ所の精神保健福祉センターにおいて、ひきこもりの相談に訪れた当事者184人(16歳〜35歳)を対象に精神科診断を行なったもの。調査結果によると、なんらかの精神障害を有していると診断されたのは149人。分類不可とされた1名をのぞき、①統合失調症などを有し、薬物療法を必要とする群(49人)、②広汎性発達障害など、生活・就労支援が必要となる群(48人)、③パーソナリティ障害など、心理療法的支援が必要となる群(51人)という、3つに分類された。

小川清子さん遺作展:障害者の「居場所」作りに奔走ーー益田 /島根

毎日新聞
益田市のNPO法人「息域スペース ポコ・ア・ポコ」理事長として、障害者福祉に取り組み、昨年7月に病死した小川清子さん(享年53歳)=同市遠田町=の遺作展が、同市駅前町の「小さなぎゃらりーうつわ」で開かれている。清子さんが作った陶芸やちぎり絵、田の土で作った地蔵のほか、手書きで発行し続けた「ポコ・ア・ポコ」の機関誌などを展示。31日まで(16日は定休)。元保育士の清子さんは、96年ごろから障害者の地域での「居場所」作りに奔走。当時、益田圏域には養護学校も通所施設もなく、「障害のある人も、ない人も一緒に集い、ゆったりと息のつける場に」と98年、同市駅前町に「息域スペース ポコ・ア・ポコ」を開設。

タマネギ生産で組合発足 福祉施設と農家協働 愛媛

愛媛新聞
収穫作業が大変なタマネギを共同で生産しようと、知的障害者福祉施設「西条福祉園」(西条市丹原町高松、西村孝志理事長)と地元農家7人が任意団体「道前青果物生産組合」(山内秀幸代表)を13日までに発足させ、初出荷を行った。労働力不足の農家と、栽培の専門知識の指導を受けたい福祉施設が短所を補い連携を目指す。

2010年7月14日水曜日

「投票誘導」チェック困難 山梨

山梨日日新聞
参院選の期日前投票で、知的障害者に特定候補の名前を投票用紙に書くよう指示したとして、公選法違反(投票干渉)の疑いで、笛吹市の知的障害者授産施設の施設長が逮捕された事件の舞台は、市選管担当者が立ち会っていた市役所の投票会場だった。障害者には投票用紙に代筆してもらう代理投票が認められ、会場で候補者名を書いたメモを持参することは可能。市選管の担当者は「知的障害者の場合、本人の意思か確認できないことがある」と打ち明け、不正を見抜くのは難しいという。福祉施設に入所する弱者に投票を誘導する事例はたびたびあり、福祉関係者は「各施設は入所者が候補者を選べるよう判断力を養う取り組みを進めてほしい」と指摘する。

昔からずーっと行なわれてきたことが、ここで表に出てくるというのには何かあるのでしょうか。

従業員の知的障害者らに投票働きかけた疑い社長を逮捕 栃木

朝日新聞
11日投開票された参院選で、知的障害者を含む自社の従業員らに特定の候補者や政党に投票するよう働きかけたとして、栃木県警は13日、同県佐野市飛駒町、廃食用油回収・リサイクル会社「吉川油脂」社長吉川勲容疑者(66)を公職選挙法違反(投票干渉)の疑いで逮捕し、発表した。容疑を認め、「従業員の同意を得てやった」と供述しているという。県労働政策課によると、同社は知的障害者を積極的に雇用する企業として知られ、1990年度、2000年度に県や国から「障害者雇用優良事業所」の表彰も受けている。

続きますねえ。それにしても「従業員の同意を得てやった」ってことはないでしょう。

入所者の絵画や陶芸50点 花ノ木福祉センターが作品展

京都新聞
京都府亀岡市大井町の重症心身障害児者施設「花ノ木医療福祉センター」の入所者たちによる絵画や陶芸の作品展「8th 花ノ木アート展」が13日まで、同市余部町のガレリアかめおかで開かれている。同センターでは長年、文化芸術活動の一環として絵画と陶芸教室を開いており、作品展には入所者計23人が最近1年間に仕上げた約50点を展示した。色鮮やかなクレヨンや絵の具を塗り重ねた絵画、突起物が付いた生き物のような陶芸など、感性豊かな力作が並んでいる。

京のお店:喫茶ほっとはあと府庁店 /京都

毎日新聞
障害者の雇用促進などを行うNPO法人「京都ほっとはあとセンター」が昨年4月、空きスペースだった府庁の職員福利厚生センター1階に喫茶部門の2店舗目を開店した。3人の知的障害者と支援員2人で切り盛りしている。料理は手作り。ランチタイム(午前11時半〜午後1時半)は、スパイスのみで作る野菜カレーやパスタなどから選べるランチセット(フリードリンク付き680円)、照り焼きチキンやタコライスがある日替わりセット(同)が人気。ランチ以降の時間では、ピザトースト(300円)がお薦めで、ミニ抹茶パフェ(280円)などデザートもある。

「自白強要」と国賠請求 盗撮無罪、発達障害の男性

日本経済新聞
女性を盗撮しようとしたとして東京都迷惑防止条例違反罪で一審は有罪とされ、東京高裁で逆転無罪が確定した発達障害のある横浜市内の20代男性が13日、「警視庁と東京地検に自白を強要された」として都と国に1100万円の損害賠償を求め横浜地裁に提訴した。男性は一審の東京簡裁で有罪判決を受ける直前、アスペルガー障害と診断された。高裁は今年1月の判決で、男性が障害のために混乱しやすく、やましいことがなくても謝ってしまった可能性を指摘。「自白調書は捜査官が誘導したか、作文した疑いがぬぐえない」と無罪を言い渡した。

五感を重視、自由な表現尊重 臨床美術を教育に応用 宮城

河北新報
美術作品の制作を通じ高齢者の認知症予防を図る臨床美術(クリニカルアート)が、教師や小さな子どもを持つ親から注目されている。東北福祉大(仙台市青葉区)が指導者育成を目的に行う臨床美術士養成講座でも、教師らの受講者が増える傾向にある。関心が高まっている背景を探った。臨床美術は認知症の改善を目的に開発されたが、子どもの感性を磨く教育や、発達障害、自閉症、引きこもりの子どものメンタルヘルスのケアなどにも有効とされる。同大は3年前から、アート・コムを開講。毎週金曜日の夕方に実施していたが、大学から遠い地域に住む保護者からの問い合わせが増えたため、今年4月からは毎月の第一土曜日も行っている。

発達障害児ソフト学習 広島市試験導入へ NPOと協定

中国新聞
広島市教委は9月、発達障害で読み書きが苦手な子どもの学習向けに専用のパソコン支援ソフトを試験導入する。7日、ソフトを開発した愛知県のNPO法人「発達障害療育センター」(理事長・正高信男京都大霊長類研究所教授)と連携の協定を締結した。正高理事長は「自治体とNPOが全面協力し、発達障害児の学習支援をするのは先進的な取り組み」と意義を説明。浜本教育長は「特別支援教育の一層の充実を図りたい」と話していた。

2010年7月13日火曜日

ハンディキャップサッカー応援Tシャツ発売!

J's GOAL
熱戦が続いたFIFAワールドカップ南ア大会後には、8月22日より南アフリカ・リンポポ州にて、知的障がい者のサッカー世界選手権(通称)「もうひとつのワールドカップ」が開催されます。そしてもうひとつの日本代表は初の決勝トーナメント進出を目指して参加します。そんな彼らを応援すべく、ハンディキャップサッカー応援Tシャツが誕生しました。このTシャツの収益金は、もうひとつのワールドカップ南アフリカ大会の遠征費用に充てられます。

エコ平板を小矢部市の歩道に設置 富山

北日本放送
高岡市にある知的障害者施設「県立新生園」の利用者が社会貢献活動の一環としてエコ平板を制作し、12日小矢部市内の歩道に設置しました。 エコ平板は30センチ四方のブロックの上にタイルやレンガなどの住宅廃材をモザイク調に敷き詰めたものです。 歩道に設置された作品を時折、うれしそうに見つめていてそのうちの1人は「これからも色んな人に自分たちの活動を知ってほしい」と話していました。

夏休みボランティアで「イイ女」になる

ウーマンエキサイト
余暇の使い方として、近年、ボランティア活動をする人が増えています。旅行などもリフレッシュできるいい時間の過ごし方ですが、ボランティアも、自分の成長、充足感など「心の豊かさ」を感じられる活動に出逢える可能性があります。 今年の夏休みは、ボランティアで社会貢献してみるというのはいかがでしょうか?

なんかすごいタイトルですけど。サマーキャンプ引率のボランティアが載っていたので...。

健常者でも障害者でも「できる人が仕事をやる」ユニクロ《後編》

日経ビジネスオンライン
「1店舗1人以上」を目標に障害者の積極的な雇用を推進するファーストリテイリング。2009年6月1日現在の法定雇用率は8.04%と、産業界の中でも断トツの高い雇用率を達成している。採用・教育権限を店長に委ね、徹底した現場主義で障害のある店舗スタッフの活用を図っているのが特徴だ。実際のところ、障害のある店舗スタッフはどのような働き方をしているのだろうか。そして、責任者である店長はどのように教育・管理しているのか。

7月5日《前編》の投稿はこちら
障害者雇用のフロントランナー、ユニクロの理念《前編》

障害者働くレストラン開店 広島

中国新聞
知的障害や身体障害のある人たちの働く場とするレストラン「ラウンジ笑花(わっは)」が、三次市十日市東にオープンした。障害者多機能型事業所ゆうしゃいん三次(同市畠敷町)が、地域社会に雇用や訓練の場を設けるために開業した。3人がスタッフとして接客や調理補助などを担当。技術や自信を身に付け、企業などへの就労を目指す。

八代英太氏めいを逮捕 知的障害者に投票干渉容疑 山梨

47NEWS
山梨県警捜査2課は12日までに、参院選の期日前投票で福祉施設の入所者に特定候補者に投票するよう干渉したとして、公選法違反(投票干渉)の疑いで、民主党から比例代表に立候補し落選した八代英太氏のめいで、同県笛吹市の知的障害者授産施設施設長、前島みき容疑者(49)を逮捕した。

これは7月9日の記事「投票干渉:美咲園施設長、容疑で逮捕 車で入所者送迎、候補名メモ渡す? /山梨」と同じ内容ですね。でもその時点では「八代英太氏めい」とは出てなかったです。

特別支援学校に自閉症学級 東京

時事通信
東京都教育委員会は、小中学部のあるすべての知的障害特別支援学校に自閉症の児童・生徒だけで編成した学級を全国で初めて設置した。個別学習スペースを設けているほか、対人関係や社会生活で必要な能力を育てる独自のプログラム「社会性の学習」を展開しているのが特徴。都立知的障害特別支援学校で自閉症の児童・生徒が全体に占める割合は、小学部が52%、中学部が45%。ただ、これまで自閉症の子どもは、ダウン症など障害の特性が異なる児童・生徒と一緒に指導を受けていた。

2010年7月12日月曜日

交流:大垣工高生徒が障害者支援施設訪れ /岐阜

毎日新聞
県立大垣工高生徒が10日、大垣市古宮町の障害者支援施設、大垣市柿の木荘を訪れ、清掃奉仕や太鼓演奏で施設利用者と交流した。地域とふれあう年1回の恒例行事。訪れたのは、原郁弥部長(3年)ら太鼓部員28人とインターアクト同好会、生徒会執行部の計40人。清掃は大垣中ロータリークラブ員12人も協力し、庭や畑の草取りをした。続いて太鼓部員が勇壮に演奏。施設利用者はうれしそうに聴き入っていた。

布ぞうりが人気 函館の共同作業所で力合わせて手作り 北海道

毎日新聞
函館市桔梗町のNPO法人「おはよう共同作業所」(野沢朝子所長)の室内用「布ぞうり」が、人気を集めている。すべて手作りで同じ物は二つとないが、「素足になじみ、夏は涼しく、冬は暖かい」と利用者の心をつかんでいる。布ぞうりは支援者などから提供された着物や浴衣をリサイクルし、障害を持つ人たちがスタッフと4年前から作り始めた。1足500円からの低価格と肌触りのよさから、多い月で150足売れ、在庫が底をつくことも。「鼻緒が足指を刺激する」、「素足にやさしい」などの理由からリピーターも急増中だ。

知的障害者雇用の感動実話が舞台に!『幸福な実話』 7月21日〜25日

障害者雇用インフォメーション
劇団東京フェスティバルは、ビジネス書やテレビ番組などで紹介された話題の企業「日本理化学工業」の感動実話をもとに脚色した舞台『幸福な職場』を、7月21日から25日まで、東京都の下北沢・本多劇場グループ「小劇場 楽園」で上演する。日本理化学工業は、黒板で使うチョークのメーカーとして全国でトップシェアを誇る。実は、全社員の70%以上が知的障害者。初めて知的障害者を受け入れたのは約50年前、昭和35年のことだった。その当時のエピソードをもとに今回、舞台化された。

スペシャルオリンピックス日本 熊本地区大会始まる

テレビ熊本
知的発達障害のある人たちのスポーツ大会、スペシャルオリンピックス日本の熊本地区大会が、きょうから始まりました。これはスポーツプログラムに参加しているアスリートの日頃の練習の成果を発表するもので、「アクアドームくまもと」では水泳競技が行われました。競技は50メートル自由形やビート板を使った25メートル自由形など5種目が行われ、参加したアスリート達は家族などの応援を受けながらチャレンジしていました。この熊本地区大会はボウリングやゴルフ、乗馬など10月まで行われます。

発達障害悩みを共有 親同士『気分的に助けられる』 石川

中日新聞
発達障害の子を育てる経験や悩みを共有しようと、幼稚園で親同士が集まる動きが広がっている。近年、増加傾向にある発達障害や、医療機関で診断がつかないものの、その疑いがある「境界域」の子の接し方に悩む親たち。初めての集団生活で障害に気付くことが多いことから、県内の幼稚園でも親たちが集まり、活発に意見を交わしている。

よどのコロッケ お財布に優しい価格 地域密着でファン急増中 大阪

大阪日日新聞
阪急十三駅からすぐの「よどのコロッケ」(淀川区十三東2の10の10)で販売されているコロコロ真ん丸な見た目がかわいらしいコロッケ。直径3・5センチの一口サイズコロッケが3つで100円。お財布に優しい価格ながら、なかなかのボリュームでおやつやお酒のおつまみ、晩ご飯のおかずとして老若男女問わずにファンが急増中だ。同店は、社会福祉法人「北摂杉の子会」が運営する自閉症、発達障害者のための施設「ジョブサイトよど」で行っている授産活動の一つ。利用者が、施設の調理場で一つ一つ丁寧に作ったコロッケを実際に店頭販売し、接客することで地域の中で活躍できる場としても役立っている。

2010年7月11日日曜日

アール・ブリュット沖縄5人展始まる タイムスギャラリーで 沖縄

沖縄タイムス
既成の美術表現にとらわれない自由な創作活動を紹介する「アール・ブリュット・ジャポネ展招待出品者による沖縄5人展」(主催・アートキャンプ2001実行委員会、社会就労センターわかたけ)が、10日から、那覇市おもろまちの沖縄タイムス本社1階のギャラリーで始まった。フランスのパリ市立アル・サン・ピエール美術館で開催中の企画展「アール・ブリュット・ジャポネ展」に県内から招待を受けた5人の作品を展示。すき間なく細密に敷き詰められた手描きの漢字や大胆な色づかいの絵など約50点が紹介されている。入場無料。25日まで。

障害者雇用率、コジマ改善1・55% 栃木

下野新聞
障害者の就労支援に取り組むNPO法人「チャレンジド・コミュニティ」(宇都宮市鶴田町、金井光一理事長)は8日までに、同法人が株主になっている家電量販大手のコジマ(宇都宮市星が丘2丁目)と、ホームセンターのカンセキ(宇都宮市西川田本町3丁目)の09年度末時点の障害者雇用率などを公表した。コジマは1・55%と、法定の1・8%を下回ったものの、前々年度から0・08ポイント改善した。また未達成企業に対し、法定雇用障害者数に不足する障害者数1人につき、国から月額5万円が課される障害者雇用納付金は、年間870万円(前々年度1100万円)だった。

視察:村井知事、障害者の作業をーー諏訪・エプソンミズベで /長野

毎日新聞
障害者雇用を目的に事業を行っているセイコーエプソンの特例子会社「エプソンミズベ」(諏訪市湖岸通り)を6日、村井仁知事が視察した。プリンター製造6社が使用済みインクカートリッジを回収する「里帰りプロジェクト」に7月から県が加わったのを機に、回収したカートリッジの仕分け作業などを障害者が担う同社を訪れた。障害者が作業する工場を見て回った知事は「皆さんが生き生きと働く姿を見て感動した。県としても、回収の動きを全県に広げていきたい」と語った

知的・身体障害者によるアート展開幕/横浜

カナロコ
知的・身体障害者による「等身大肖像画アート展」が9日、横浜市西区の横浜新都市ビル(そごう横浜店)9階「シビルプラザ」で始まった。本人や家族、友人らの肖像画が展示されている。11日まで。入場無料。出展したのは、同市磯子区の障害者支援施設「いぶき」に通所する20代から60代の知的・身体障害者約30人。同施設を支援するNPO法人「地域コミュニティネットワーク・ヨコハマ」が、芸術活動を通じて障害者支援の輪を広げようと主催した。

色鮮やか水彩画25点並ぶ 四日市市 三重

読売新聞
知的障害がある四日市市塩浜の佐藤慎也さん(34)が、初めての個展を同市山田町の小山田美術館で開いている。会場には色鮮やかな水彩画が並び、訪れる人を和ませている。佐藤さんは、特別支援学校に通った後、愛知県春日井市の職業訓練学校を経て、四日市市のゴム製造会社に勤務した。9年前から同市生桑にある天然温泉ユラックスに勤めている。水彩画は20歳代に始め、四日市港や近鉄塩浜駅の電車、市内の町並みなど約50点を手がけた。個展には、自宅の庭のアジサイを題材に、先月完成させたばかりの作品など約25点が並ぶ。

2010年7月10日土曜日

音声出力装置:自閉症児らの会話サポート「VOCA」 11日、松山で講演会 /愛媛

毎日新聞
自閉症など障害のある子供のコミュニケーションをサポートする音声出力装置「VOCA」の活用法についての講演会が11日、松山市道後町2の県身体障害者福祉センターで開かれる。県内で障害のある子供を支援するNPO法人「ぷちすてっぷ」が主催し、香川大教育学部の坂井聡准教授が講演する。日本では通信販売などで購入できるが、県内では知らない人が多いという。同NPOは「言葉を発することのできない自閉症者にとってのコミュニケーション機器は、歩けない人にとっての車いすと同じ。講演でVOCAの必要性を知ってほしい」としている。

古民家「もくせいの花」開店 愛知

東海日日新聞
古い住宅をリフォームした「古民家カフェ・もくせいの花」が9日、旧東海道沿いの豊川市宿町に開店した。重度障害者も受け入れるもくせいの花(旧もくせい授産所=鈴木浄哉所長、定員40人)を利用する障害者の働く場として提供される。壁面には、絵画や写真を展示できるスペースがあり、鈴木所長は「地域の交流拠点になれば」と話している。

障害者の在宅就労、NPO法人が支援開始 鹿児島

南日本新聞
霧島市隼人のNPO法人eワーカーズ鹿児島が8日から、パソコンなどを使い自宅で働くことを希望する障害者向けの研修事業を始めた。県が初めて取り組む障害者の在宅就労支援として受託。初日は7人が取り組んだ。研修は同法人事務所で実施、仕事への心構えについて話を聞いた。今後、計168時間のホームページ作成研修を受講する。11人が登録し、本年度は20人の研修を予定する。

障害者のコンサート 愛知

読売新聞
障害者の自立支援に取り組む豊橋市のNPO法人「福祉住環境地域センター」(加藤政実理事長)の訓練生と指導員らが、障害者のためのコンサートを8月8日午後2時半から同市民文化会館で開催する。障害のある人たちが自立するためには、地域の理解や協力が不可欠として企画した。今回のコンサートは、センターに通う障害のある訓練生と、指導員ら約20人が、市など関係機関に後援を要請し、地元の新城大谷大学の教員バンド、音楽療法士などに出演を頼んだ。チラシやポスター作りも自分たちで行った。

特別支援学校と交流 長崎

読売新聞
波佐見町の県立波佐見高(下春雄二校長)の陶芸デザインコースの3年生19人が8日、同校で、川棚町の桜が丘特別支援学校(宇佐美寛校長)高等部の23人と、陶芸などを通じ交流を深めた。両校は生徒たちが互いに理解し合おうと、15年以上、続いている。作品は、9月初旬に窯に入れて焼き上げ、11月の支援学校の文化祭で展示される。波佐見高からも花器などを出品するという。

特別支援学校に招待券を贈呈 ボリショイサーカス 千葉

東京新聞
千葉市美浜区の幕張メッセで八月に開かれる「2010国立ボリショイ動物サーカス」(東京新聞など主催)を招聘(しょうへい)した株式会社ボリショイサーカスの大木睦美社長が八日、県庁を訪れ、招待券四百六十枚を県教育委員会の鬼沢佳弘教育長に贈った。県教委は、県内二十九の県立特別支援学校の生徒に配布する予定。同社は二十年ほど前から、公演地で招待券を贈っているという。大木社長は「猛獣のショーなどを子どもたちに楽しんでもらえたらうれしい」と話した。

名物「甘露醤油」のケーキ大好評 山口

朝日新聞
柳井名物の「甘露醤油(しょうゆ)」を焼き込んだパウンドケーキを、柳井市柳井の福祉作業所「ワークショップ白壁」が売り出した。甘じょっぱい味としっとりした食感で、週に1度の販売日は昼前に大半が売り切れる人気だ。「かんろしょうゆのパウンドケーキ」は、指導員の難波光枝さんが「醤油は乳製品と相性がいい。ケーキもいいかも」と思いつき、試作を始めた。あまり膨れなかったり、ぱさついたり、分離したり……という失敗を乗り越えてレシピを確立。醤油のうまみがケーキの甘さを引き立て、懐かしい味がすると好評だ。

障害者援護施設でマンゴー収穫祭 鹿児島

南日本新聞
知的障害者の工賃アップを目指しマンゴーを栽培している曽於市末吉の障害者援護施設「のどか園」で3日、「マンゴー収穫祭&ハンヤ大会」発足式があった。通所者らは、赤く色づいたマンゴーの周りでハンヤ節を踊り、収穫を喜んだ。マンゴーは5年前から栽培、今年は800個が実った。通所者が水やりや草むしりのほか、実が落下しないようネットで包む作業などを手伝った。

知的障害者サッカーW杯 代表GKに姫路の草信

神戸新聞
国際知的障害者スポーツ連盟主催のサッカー世界選手権(8月23日開幕・南アフリカ)の日本代表GKに、姫路特別支援学校高等部3年の草信政裕が初選出された。近畿からただ一人代表入りしたホープは「ずっとあこがれていた大会。いいプレーをしたい」と大舞台を心待ちにする。今回で5回目の同選手権は「もう一つのワールドカップ(W杯)」と呼ばれ、サッカーW杯の年に同じ開催国で開かれる。

京滋の大学、発達障害の学生支援 学内連携や情報交換

京都新聞
対人関係で生きづらさを感じる「発達障害」と診断される大学生が増えている。中には、障害を自覚せぬまま、単位が取れずに退学したり、就職面接で壁にぶつかるケースも。京都大など各大学が支援を模索している。京都大では08年4月に身体障害学生相談室を設け、カウンセラーや各学部などと連携し、学生からの相談を通じて障害の把握に努めてきた。本人から申し出があれば学内で情報を共有し、▽接点がある教職員や学生に理解を要請▽アシスタントを付けて実験科目の履修を助ける▽就職に備えて面接対策を行うなどを行っている。現在、広汎性発達障害と診断された6人を支援中で、当事者同士が語り合う自助会も昨年から試験的に始めた。

こども病院医師を須坂に派遣 県立病院間で連携、発達障害を診察 長野

信濃毎日新聞
県立こども病院(安曇野市)の医師と理学療法士、作業療法士が9月、低体重で生まれてきた幼児の運動機能の発達度合いや、発達障害の傾向がある幼児の診察を県立須坂病院(須坂市)で始める。こども病院の高度な専門医療を他の県立病院で継続的に提供する初の取り組み。今後、南信地方での診察も検討し、全県をカバーしていく考えだ。

2010年7月9日金曜日

ユニクロ、スペシャルオリンピックス日本とコラボでチャリティーTシャツ発売

J-CAST
2002年からスペシャルオリンピックス日本への支援を行っているユニクロでは、同組織の取組みへのさらなる理解を深めるため、「UT×スペシャルオリンピックス チャリティプロジェクト」を始動する。このプロジェクトのテーマは「Be a fan〜勇気・挑戦・仲間〜」。スペシャルオリンピックスを応援するスポーツ界著名人から寄せられたメッセージを綴ったTシャツを作成し、その収益のすべてを、スペシャルオリンピックス日本への寄付と支援活動に充てる。趣旨に賛同したスポーツ界の著名人は、有森裕子さん、井上康生さん、宇津木妙子さん、小谷実可子さん、国枝慎吾さん、杉山愛さん、中田英寿さん、山下泰裕さん(五十音順)。

プレスリリース
〜UT×SPECIAL OLYMPICS CHARITY PROJECT〜 ユニクロとスペシャルオリンピックス日本のコラボレーション

十日町市:特別支援学校開設へ 小学校内に、13年春開校 /新潟

毎日新聞
十日町市は、十日町小学校内に「十日町特別支援学校(仮称)」を開設する。13年4月の開校を目指す。同校で専門教育を行うとともに、市内の小、中学校33校にある特別支援学級を支援するセンターの役割も担う。現在、同小には県立小出養護学校ふれあいの丘分校の小、中学部が併設されており、14人の児童、生徒が通う。同分校の高等部は市内の県立川西高校内にある。

元々小学校と養護学校が併設されているって珍しいですよね、市と県だし。交流もあるみたいでいい感じです。

障害の子供増加見通しで特別支援学校増設も 都教委計画案 東京

MSN産経ニュース
東京都教育委員会は8日、障害を持つ子供への教育方針を示す特別支援教育推進計画の第3次実施計画案をまとめた。障害を持つ子供が想定よりも大幅に増える見通しとなり、特別支援学校を2校新設するなど大幅な再編整備を進めるという。特別支援学校新設のほか、区市町村の支援教育体制充実を図るために、現在は地域の中核学校にある特別支援教室を都内の全小中学校に設置する。

ナスタチウム:那須観光をPR 1300本植栽、料理にも /栃木

毎日新聞
那須町の町商工会那須高原支部(中家幸弘支部長、会員約400人)は、南米原産の一年草「ナスタチウム」植栽による「那須の観光資源づくり」に乗り出し7日、那須高原地域の観光施設2カ所に計1300本の植え込み作業をした。苗は日光市足尾町の知的障害者施設「すかい」(神内昭一理事長)が育てていることを知り、この施設から仕入れることにした。この日は、同施設の知的障害者6人が参加し、中家支部長らとともに南ケ丘牧場の花壇などに植えた。

那須高原行きたい。南ケ丘牧場のソフトクリームとピロシキ(ペロシキー)美味です。

投票干渉:美咲園施設長、容疑で逮捕 車で入所者送迎、候補名メモ渡す? /山梨

毎日新聞
参院選の期日前投票で、知的障害者に特定の候補に投票するよう働きかけたとして、県警は6日までに笛吹市八代町北の知的障害者授産施設「美咲園」施設長、前島みき容疑者(49)を公選法違反(投票干渉)容疑で逮捕した。県警は詳細を発表していないが、同園を運営する社会福祉法人「美咲会」理事長を務める自民党県議によると、前島容疑者が複数の入所者に候補者の名前を書いたメモを渡したことや、入所者を車で期日前投票所に送迎したことが投票干渉に問われたという。前島容疑者は県議の長女。

布小物、陶芸〜手作りのぬくもり 北広島の白樺高等養護生が作品展 北海道

北海道新聞
道立白樺高等養護学校(水石裕一校長)の校外作品展「しらかば展」が、JR北広島駅横のエルフィンパークで開かれている。生徒たちが授業で作った布小物や陶芸品などが並んでおり、一部は販売している。会場にはエプロンやきんちゃく、木製ベンチのほか、授業風景の写真なども展示。生徒たちは展示物や商品を説明しながら、市民と交流を図っていた。10日正午まで。

広島市教委:発達障害児を支援、ソフト開発でNPOと協定 /広島

毎日新聞
発達障害児の学習を支援するため、広島市教委は7日、NPO法人「発達障害療育センター」(事務局・愛知県、理事長=正高信男・京大霊長類研究所教授)と協定を結んだ。今年度から3年間、読み書きが苦手な児童のための学習支援ソフトの研究・開発に協力。市内小学校の特別支援学級などに通う児童にソフトを実際に使ってもらい、児童に合った学習方法や教材について助言するという。ソフトは、パソコンの画面でリンゴやブドウなどの絵を見て単語を入力すると、音声が流れる仕組み。音を文字に変換できないことが障害の大きな要因といい、学習ソフトを活用した結果をセンターに提供してもらい、適切な学習法法について改良を進める。

第14回発達障害就労支援研究会

ValuePress!
就労支援推進ネットワーク(理事長:小林浩一)・発達障害児支援 アカンパニスト(代表:柳下記子)・発達障害と歩む会 Companion(代表:高橋今日子)は、発達障害者の就労支援を研究する「第14回発達障害就労支援研究会」を、2010年8月8日に東京都中野区で開催する。

テーマ:「『人材紹介のプロがつくった発達障害の人の就活ノート』で伝えたいこと」

「市立」整備、議論へ 熊本市の特別支援教育検討委が初会合 熊本

熊本日日新聞
障害のある子どもの教育環境の充実を目指す「熊本市特別支援教育検討委員会」が7日、同市教育センターで初会合を開いた。市立の特別支援学校の必要性も初めて公式に議論し、本年度中に報告書をまとめる予定。知的障害や発達障害など特別支援が必要な児童生徒の急増を背景に設置。委員は学識者や医療・福祉関係者、学校長など14人で、委員長に一門惠子・九州ルーテル学院大教授を選んだ。県教委もオブザーバーで加わる。

2010年7月8日木曜日

岩見沢の障害者施設が商品化 「きじ玉せんべい」好評 キジの卵使用「甘い風味」に 北海道

北海道新聞
キジを使った特産品づくりに力を入れている岩見沢市の障害者就労支援事業所「ワークつかさ」が、「きじ玉せんべい」を商品化した。せんべい作りのノウハウを持つ深川市の同事業所「青空」が協力、JR岩見沢駅の「ネットワークショップふらっと」などで販売し好評だ。ワークつかさは、施設内で利用者がキジを飼育し、親子丼やラーメンなどのキジ料理を次々と開発しては事業所内の食堂「喜地丸燻(きじまるくん)」で提供している。

ダウン症の長男、つむいだ命の詩 母が歌いCDに収録へ

朝日新聞
ダウン症の長男が書いた詩に全盲のシンガー・ソングライターが曲を付けた「とびら」。命の素晴らしさを表現した歌を収めるCDの製作を、牛久市在住のジャズボーカリスト、ソラリス・エイコさんが進めている。8月末からレコーディングに入り、11月に発売する予定。人と人とのつながりの中で実現した企画に、エイコさんは「皆さんに聴いてほしい」と話している。「とびら」の詩は1番と2番からなる。2番では「流れる風の向こうに 永遠の命 小さなつぼみさえ ここで生きている」「1万年もかかって 出会えた世界」とうたう。詩は長男の俊輝さん(16)が10歳の時に書いたものだ。

宇野駅に風鈴120個飾る 瀬戸内芸術祭盛り上げ 岡山

山陽新聞
瀬戸内国際芸術祭(19日〜10月31日)を盛り上げようと、知的障害者とその保護者らでつくる「玉野市手をつなぐ育成会」の青年学級は、JR宇野駅に風鈴約120個を飾った。さわやかな風鈴の音色が重なり合い、利用者に涼感を与えている。社会体験、ボランティア活動などを月1回行っている同学級の行事の一環。JR宇野線が今年6月、100周年を迎えたことから、100個を目標に、市民らから不要になった風鈴などを募った。

音楽通じ障害者に理解を 上尾の「雑草」、10日に公演 埼玉

埼玉新聞
知的障害者が作業やさまざまな活動を行う上尾市の多機能型事業所「雑草(あらぐさ)」(橋爪文子管理者)は10日午後6時から、歌手上條恒彦さんを招いたコンサート「上條恒彦とあらぐさの仲間たち」を上尾市文化センター大ホールで開く。障害のある仲間たち35人が上條さんと共に舞台に立ち、歌声を響かせる。管理者の橋爪さん(58)は「地域の中で生き生きと暮らしている障害者のことを少しでも理解してほしい」と話す。コンサートは2部形式。1部は上條さんのソロコンサート。「出発(たびだち)の歌」「たれかが風の中で」「さとうきび畑」など数々のヒット曲を披露する。2部は「雑草」の仲間たちも出演。ハンドベル演奏や嵐の「ワン・ラブ」をオリジナルの手話風の振り付けで歌い踊る。最後は「翼をください」を上條さんと一緒に大合唱する。仲間たちは「元気いっぱいに歌いたい」と張り切っている。

注意欠陥障害、ビデオゲームやテレビと関連かーー米研究

GameSpot Japan
「Television and Video Game Exposure and the Development of Attention Problems(テレビおよびビデオゲームへの接触と注意欠陥障害の発達)」というPediatrics誌8月号で発表された研究によると、テレビやビデオゲームにさらされることと、同時注意に関する障害の間に、弱から中程度の相関関係がみられたという。この研究では、被験者がゲームをプレイした場合もテレビを見た場合も相関関係は同じだった。

まあ、ご参考程度にお願いいたします。

教職を目指す大学生のための発達障害実践セミナー

ValuePress!
発達障害児支援 アカンパニスト(所在地:東京都羽村市 代表:柳下記子)は、教職を目指す大学生に発達障害を知ってもらうためのセミナー「教職を目指す大学生のための発達障害実践セミナ」を、2010年7月31日、8月2日・3日に神奈川県川崎市で開催する。

発達障害に理解を 大阪府が冊子発行

産経関西
大阪府は、保育所と幼稚園の教職員らを対象に、発達障害のある乳幼児への具体的な支援方法をまとめた冊子「乳幼児期からの発達支援 なんでかな…???は気づきのスタート」を発行した。発達障害については早期発見と乳幼児期からの発達支援が重要とされるが、診断の難しさもあり、周囲から気づかれず「やる気がない」「性格の問題」と考えられている子供も数多くいるという。

2010年7月7日水曜日

「障害者施設経営セミナー」のご案内

WAM NET
本年6月、国においては、「障害者制度改革の推進のための基本的な方向について」が閣議決定され、障がい者制度改革推進会議の第一次意見を最大限尊重し、障害者権利条約の締結に必要な国内法の整備を始めとする障害者に係る制度の集中的な改革の推進を図ることが定められました。今回のセミナーでは、制度改革をめぐる最近の動向について理解を深めていただくとともに、就労支援分野において共生社会を先取りする取組みをされている方々の実践事例のご紹介を通じて、今後、障害者の就労支援を図る上でどのような事業展開が求められるかについて、皆さんとともに考えます。

障害児遊泳の介助者募る 広島

中国新聞
夏休みの小学校プールの開放を控えた東広島市内で、学童保育に通う障害児の遊泳を介助するボランティアが不足している。ボランティアのいない学童保育もあり、市社会福祉協議会が担い手を募っている。介助の対象は学童保育「いきいきこどもクラブ」を利用する軽度障害の子ども。働く親の代わりに「プール応援隊」と呼ばれるボランティアがマンツーマンでプールに入る。

感じたまま即興演奏 知的障害者と音楽家 兵庫

読売新聞
知的障害者と音楽家でつくる市民グループ「音遊びの会」が即興演奏を披露するまでを描いた映画「音の城♪音の海」(1時間半)が、神戸市兵庫区の神戸アートビレッジセンターで上映されている。9日まで。「音遊びの会」は、神戸大大学院研究員の沼田里衣さん(32)が音楽療法を施す過程で、知的障害を持つ子どもたちが奏でる不思議な旋律を耳にし、「作品としてすばらしい」と感じたことをきっかけに発足した。映画音楽などを手がける大友良英さんら音楽家と知的障害者が参加し、即興演奏のステージを開催することを目標に、2005年9月に活動を開始した。

高等特別支援学校開設に向け検討会 富山

北日本放送
軽度の知的障害がある生徒の就労支援を目的とした高等特別支援学校の開設に向けた初めての検討会が6日、富山市で開かれました。富山市の県民会館で行われた検討会には県内外の学識経験者や保護者らからなる検討委員が出席し、新設する高等特別支援学校の教育内容や学科構成などについて話し合いました。 新設される高等特別支援学校には大沢野工業高校など県立高校再編で使用しなくなる校舎の一部を活用することなどが検討されています。

障害者就労「チャレンジ雇用」 企業への就職目指す 佐賀

佐賀新聞
唐津市は、就職を希望する障害者を臨時職員に採用、働くうえで必要な基礎技術やコミュニケーション能力をトレーニングする場として市役所を活用する「チャレンジ雇用」をスタートさせた。最長1年の雇用期間内に、ハローワークなどと連携して一般企業への就職につなげる。チャレンジ雇用第1号は、今春高校を卒業したばかりの知的障害の男性(19)。当面、午前8時半から午後4時までの勤務で、佐賀障害者職業センターのジョブコーチの支援を受けながら、障害者の学習講座設営や市役所内での書類整理など軽作業にあたっている。

「障害者就労の場を」 ブルーベリーの加工施設設置へ 埼玉

埼玉新聞
障害者が働けるブルーベリーの加工施設設置の準備を進めている川島町曲師の会社員、間仲浩樹さん(42)がブルーベリーのイメージキャラクター「ベリー☆マン」を考案した。17日から町内の川島農産物直売所でストラップの販売を始める。間仲さんは、中学1年生の次女(13)が知的障害児で、障害者の就労の場の提供を長年思い続けてきた。7、8年前、仕事先でブルーベリーが添えられたヨーグルトを薦められ、実の香りやプランターで育てていた3本のブルーベリーを見て、「これだったらできるかもしれない」と直感したという。

太鼓療法で自閉症改善 台湾の国際学会で発表へ

静岡新聞
和太鼓や絵画を通じた知的障害者の症状改善に取り組む御殿場市の「富岳太鼓」代表山内強嗣さん(52)が、8日に台湾で開かれる自閉症の国際学会「国際自閉症施設学術交流討論会」に参加し、芸術療法の成果を発表する。世界でも先駆的な同グループの取り組みに、現地の医療研究者たちが注目を寄せている。山内さんは「症状改善には、他人を認め自分も認めるという心の成長が最も重要。地道な芸術療法はまだ珍しいかもしれないが、効果を多くの人に伝えたい」と話す。

「ギャラリーインカーブ京都」オープン 展覧会25日まで土日に開催 大阪

産経関西
社会福祉法人素王会が運営するアートスタジオ「アトリエインカーブ」(大阪市平野区)に所属する作家を紹介する「ギャラリーインカーブ京都」(京都市中京区)が、新撰組ゆかりの壬生寺近くの商店街に誕生した。町家を改装した約60平方メートルの空間。アトリエインカーブの設立者、今中博之さん(47)は「アーティストには、自閉症などの障害があります。でも彼らの作品をアウトサイダーアートと呼ばないで、同じ時代を生きるアートとして見てほしい」と話している。

不登校児童生徒 発達障害か疑い8・3% 長野

信濃毎日新聞
県教委は5日、08年度の公立小中学校の不登校児童・生徒のうち8・3%、223人が発達障害と診断されたかその疑いがあったとの調査結果を明らかにした。県教委は「発達障害と不登校の関係は分からない」とする一方、幼稚園・保育園と小中学校、保健、福祉部局との連携をさらに進め、フォロー態勢をつくるなどの取り組みが必要としている。

2010年7月6日火曜日

舞台「幸福な職場」下北沢で上演 〜あなたの職場、幸せですか?〜

ValuePress!
知的障害者の雇用を積極的に進めている日本理化学工業の感動実話が舞台化!
劇団東京フェスティバル(主宰:きたむらけんじ<放送作家>、所在地:東京都世田谷区)は、ビジネス書やテレビ番組などでも紹介された話題の企業、日本理化学工業株式会社の感動実話を軸に脚色した舞台「幸福な職場」を、7月21日(水)から25日(日)まで下北沢・本多劇場グループ「小劇場 楽園」で上演します。「幸福な職場」は、2009年に上演され、実際に知的障害児を持つ親御さんや、文部科学省で障害者に関わる部署におられる職員の方、学校の先生などにもご来場をいただき、大変ご好評をいただきました。初演から1年ではありますが、みなさまのご要望にお応えして、再演させて頂きます。

障害者へのイメージ打破したい 愛知

東海日日新聞
障害者の自立支援を行う豊橋市のNPO法人・福祉住環境センター(加藤政実代表)は8月7日、障害者が参加するコンサート「第3回ゆいフィールコンサート」を豊橋市民文化会館で開く。市民に障害者への理解を深めてもらうことを目指し、セミプロのミュージシャンと障害者が一緒にステージに立つ同コンサート。今回は、夏をテーマにサザンオールスターズ・桑田佳祐の曲を中心に約20曲を演奏する。

特別支援学級発行の通信 きめ細かい情報発信が好評

大阪日日新聞
大阪市西淀川区姫島6丁目の西淀中の特別支援学級「サポートルーム」が発行する学級通信が好評だ。A4サイズの紙1枚に行事や一日の動きなどをまとめて掲載。年間120号程度のきめ細かい情報発信で、保護者から「学校の様子がよく分かる」と喜ばれている。学級通信では、運動会などの行事はもちろん、一日の学習内容や生徒の動きなどを、プライバシーに配慮しながら掲載。校内で完成した手すりや、廊下を勉強しながら歩く生徒の様子といった校内の細かな様子も切り取って紹介する。

第6回成人発達障害のソーシャル・スキル・トレーニング(SST)学習会

ValuePress!
発達障害と歩む会『Companion』(代表:高橋今日子)は、成人発達障害のソーシャル・スキル・トレーニング(SST)学習会を、2010年8月8日に東京都中野区で開催する。

 1.主 催:発達障害と歩む会 Companion
 2.協 力:株式会社アイエスエフネットハーモニー
 3.日 時:2010年8月8日(日)9:30〜11:45(開場・受付9:15〜)

発達障害者に理解を 8月に那須で無料映画上映会 栃木

下野新聞
寺子乙の町障害者地域活動支援センターりんどう作業所は8月1日、町文化センター大ホールで映画「あした天気になる?」の無料上映会を開く。今年4月に設立20周年を迎えた同作業所の記念事業。発達障害のある人々のありのままの姿をとらえたドキュメンタリー作品だ。映画は福岡県鞍手町にある知的障害者入所更生施設「サンガーデン鞍手」が舞台。知的障害や自閉症など発達に遅れのある人々と職員との約1年間にわたる生活記録を通し、適切な環境と支援によっては、障害者が個性を生かして成長できることを訴える。

2010年7月5日月曜日

障害者雇用のフロントランナー、ユニクロの理念《前編》

日経ビジネスオンライン
業員数5000人以上の大企業の中で、障害者の法定雇用率が最も高いのはどこか。それは、カジュアル衣料品ブランド「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングである。2009年6月1日現在の雇用率は8.04%。障害者雇用促進法が定めた1.8%の法定雇用率をはるかに上回り、産業界の中でも突出した水準を達成している。このことは障害者問題に詳しい人を除けば、意外に知られていない事実であろう。

太良高の全県募集枠説明会 「始業は9時半」 佐賀

佐賀新聞
不登校経験や発達障害のある生徒と高校中退者を対象とする全県募集枠(40人)を2011年度に新設する太良高校の学校説明会が3日、佐賀市のアバンセで開かれた。具体的な学習支援や相談体制に加え、遠距離通学に配慮して始業時間を午前9時半にすることなどを説明した。始業時間は、県全域からの通学を可能にするため午前9時半に設定。授業は45分単位で実施し、「放課後の時間を確保して部活動にも参加できるようにする」とした。寮建設の予定はなく、公共交通機関での通学が困難な場合、「太良町内でホームステイ先を確保する」とした。

知的障害者マッチに中田英寿氏ら出場

日刊スポーツ
知的障害者によるサッカーのスペシャルオリンピックス・ユニティ杯が3日、W杯準々決勝アルゼンチンードイツの試合前に行われた。日本からは京都市在住の橘勇佑さん(18)が出場し、1アシストを記録。元日本代表の中田英寿氏、南アのズマ大統領らと同じチームでプレーし、10分ハーフの試合でフル出場した。

中田英寿氏“4度目のW杯”のピッチに立つ MSN産経ニュース
南アW杯:元プロらと橘さんがプレー 知的障害者の大会 毎日新聞
障害乗り越えW杯会場で競技 NHK
橘さんW杯のピッチに立つ 知的障害者のサッカー 長崎新聞
橘さんW杯のピッチに立つ 徳島新聞
橘さんW杯のピッチに立つ 知的障害者のサッカー 山形新聞
橘さんがピッチに立つ、知的障害者サッカー サンケイスポーツ
橘さんW杯のピッチに立つ/知的障害者のサッカー 愛媛新聞
橘さんW杯のピッチに立つ/知的障害者のサッカー 四国新聞
橘さんW杯のピッチに立つ 大分合同新聞
橘さんW杯のピッチに立つ 知的障害者のサッカー 山陰中央新報
橘さんW杯のピッチに立つ 知的障害者のサッカー 西日本新聞
橘さんW杯のピッチに立つ 神戸新聞
橘さんW杯のピッチに立つ 知的障害者のサッカー 中国新聞
橘さんW杯のピッチに立つ 知的障害者のサッカー 河北新報
橘さんW杯のピッチに立つ 知的障害者のサッカー 静岡新聞
橘さんW杯のピッチに立つ 知的障害者のサッカー 東奥日報
橘さんW杯のピッチに立つ 山陽新聞
橘さんW杯のピッチに立つ 知的障害者のサッカー 47NEWS
橘さんW杯のピッチに立つ 知的障害者のサッカー デイリースポーツ
橘さんW杯のピッチに立つ 知的障害者のサッカー 東京新聞
橘さんW杯のピッチに立つ 知的障害者のサッカー 中日スポーツ
橘さんW杯のピッチに立つ 知的障害者のサッカー 中日新聞

コンサート:楽しい音色に心躍らせ 知的障害者の楽団が公演 /熊本

毎日新聞
知的障害者でつくる楽団「JOY倶楽部ミュージックアンサンブル」のコンサートが3日、熊本市黒髪の「市男女共同参画センターはあもにい」であり、約400人が多彩な音色を楽しんだ。同アンサンブルは知的障害者の通所授産施設「JOY倶楽部プラザ」(福岡市博多区)のメンバーにより93年に発足し、27人が所属している。全国で年間約50回公演している。

短冊に「みんな元気で」=菅首相、障害者施設を視察

時事通信
菅直人首相は4日午後、参院選遊説の合間を縫って、横浜市港北区鳥山町の障害者スポーツ文化センター「横浜ラポール」を視察した。施設入り口の七夕飾りには、民主党の選挙向けキャッチコピーに類似した「みんなが元気で幸せに」との願い事を書いた短冊を結んだ。首相は、障害者らによる水泳大会やバスケットボールの試合を観戦。行く先々で歓待を受け、終始ご満悦だった。

共生シンフォニー:先進的試み25周年 クッキー新工場落成もーー大津 /滋賀

毎日新聞
障害者が働く場を積極的に展開し、自立を支援してきた社会福祉法人「共生シンフォニー」(大津市大将軍2、明智大二郎理事長)が運営するクッキー製造の「がんばカンパニー」の新工場落成と、同法人の創立25周年を祝う式典が3日、大津市内であり、約300人が出席した。式典で同法人の中崎ひとみ常務理事(45)は「誰もが幸せに人生を送り、働くことができる社会を作るのが夢。皆さんの力を借り、実現を目指したい」と呼びかけた。

わいわい手仕事展:福祉施設通所者ら、工夫凝らした200点 高松で始まる /香川

毎日新聞
高松市内にある七つの福祉施設で主に知的障害者が作った菓子や雑貨を集めた「わいわい手仕事展」が3日、同市上天神町の展示室「納屋De手仕事やまもと」で始まった。9日まで。障害者の活動に理解を深めてもらうと同時に、施設側の新作やこだわりの品を発表する場として毎年、開いている。約200点と豊富なラインアップ。あい染めの綿タオルやのれん、さぬきの夢2000を使ったクッキーや無添加で健康志向のニンジンケーキ、さをり織りの小物入れなど、どれも手作りで工夫を凝らした品ばかり。

野菜作って自立の道 障害者が働く農場完成 宮城

河北新報
社会福祉法人「みんなの広場」(仙台市青葉区)が1日、宮城県大郷町中村で、障害者の自立を目指す農場「大郷ファーム」をオープンした。障害者は農作業の技術習得や、体力づくりを進める。開所式が1日、大郷町で開かれ、地元の福祉関係者ら約50人が集まった。同法人の渥美昭一理事長は「自然の中で働くと健康になる。地域から応援をもらいながら事業を展開したい」と語った。

第13回発達障害就労支援研究会の開催について

ValuePress!
就労支援推進ネットワーク(理事長:小林浩一)・発達障害児支援 アカンパニスト(代表:柳下記子)・発達障害と歩む会 Companion(代表:高橋今日子)は、発達障害者の就労支援を研究する「第13回発達障害就労支援研究会」を、2010年8月1日に神奈川県川崎市で開催する。

講演会:「発達障害児の実情知って」 川崎で訴え 神奈川

毎日新聞
アスぺルガー症候群やADHD(注意欠陥多動性障害)など発達障害を持つ子供についての講演会「ちゃんと人とつきあいたい」が3日、川崎市高津区の高津市民館で東京学芸大学の橋本創一准教授(教育学)を講師に招いて開かれた。講演会を企画した「発達障がいコミュニティー クローバー」(川崎市宮前区)の岩崎君江代表(36)は「発達障害には世間の誤解や偏見がまだある。実情を知ってもらえる機会を作っていきたい」と話していた。

2010年7月4日日曜日

光とともに… —自閉症児を抱えて—[作]戸部けいこ

朝日新聞
■病床で描き続けた未完成原稿をあえて収録
自閉症だからといって人生に絶望することはない。周囲の人々が深く理解し協力していけば、幸せはつかめる……。障害者や関係者を励まし、一般の読者にも家族愛を訴えた感動作。自閉症という難しいテーマに真正面から取り組んだ本作品は、多くの読者の共感を得て、2004年文化庁メディア芸術祭で優秀賞を受賞、TVドラマ化されるなど社会的な反響を呼んでいた。しかし昨年光が中学生になった単行本14巻を刊行後、「フォアミセス」09年3月号を最後に闘病のため休載。残念なことに、本年1月28日に戸部けいこ氏は52歳で死去された。光が大人になるまで、まだまだ連載を通じて世に問いたいことがあっただろうと悔やまれる。

美幌の障害者作業所運営のNPO 旭川・北海道療育園に事業移譲 北海道

北海道新聞
知的障害者の支援活動をしているNPO法人「あすなろ」は1日、重症心身障害児の入所施設などを同町で運営する社会福祉法人北海道療育園(本部・旭川)に事業を引き継いだ。町などによると、運営規模の小さいあすなろ側が将来的な事業所運営の安定のため、事業継承を働きかけ、療育園の傘下に入ることで合意した。今後、両施設が連携し、新たな事業展開に臨む。

ほのぼの荘にコミュニティーカフェ 8月店開き 北海道

苫小牧民報
白老町萩野のグループホーム「ほのぼの荘」の一角に、薬膳(やくぜん)料理や白老産卵を使ったスイーツのカフェが店開きする。ほのぼの荘を運営する社会福祉法人ホープ(片山のぶ子理事長)は「入所者、障害者、地域の人々が集い合える場にしたい」と話している。カフェでは、新メニューも登場する。その一つが「うどんぐり」。めんにドングリの実を練り込んだ。アイヌ民族の有用植物を使った薬膳料理からヒントを得た。ドングリは体内の有害物質を浄化する効果があるとされ、アイヌ民族は団子や煮物として食してきた。そば打ちの得意な職員が手打ちし、一日10食の限定メニューとして売り出すという。

カフェ開店、通所者が店員 障害者支援の「ふぃーるど・ぱわー」 沖縄

琉球新報
障害者への就労支援、地域生活支援を行う「NPO法人ふぃーるど・ぱわー」(田中淳子施設長)は6月28日、那覇市牧志にある同法人の建物1階にカフェをオープンさせた。働くスタッフは同法人の通所者ら。地域の憩いのスペースとなることを目指し、メニューづくりや店内の内装に取り組んだ。店の名前は「cafe maaru(かふぇまーる)」。同法人の作業療法士、坂本将吏さんは「さまざまな人からアドバイスをもらい、店づくりの段階から自分たちで取り組んだ。多くの人に気軽に来てもらいたい」と話した。

障害者施設の商品販売 多可にショップ開店 兵庫

神戸新聞
障害者の地域活動支援センターの商品を販売する「は〜とふるSHOP(ショップ)」が2日、多可町中区岸上の町健康福祉センター・アスパル1階ロビーにオープンした。週に2日開店し、町内4施設の手作り弁当やお菓子などを販売する。多可町内にある「開拓松葉園」「みどりの家」「あすなろの郷」「ワークステップはーもにぃ」の4施設が参加する町障害者地域作業所連絡会(たかされん)が運営する。販売拠点を設置して販路を確保するとともに、利用者の所得や意欲の向上を図る狙いがあり、姫路市で展開している同様の試みを参考にしたという。

おすすめ!:美深福祉会「のぞみ」 トマトジュース「太陽の水」北海道

毎日新聞
トマトを栽培する土作りからこだわった、安全とおいしさが好評だ。土壌中の悪玉菌を死滅させ、土壌を活性化させる効果がある特殊な菌による農法を採用。トマトのうまみ成分であるアミノ酸が増え糖度が増すとともに、土壌に病原菌が入りにくくなり無農薬栽培が可能になった。知的障害者32人がトマト作りから参加。完熟個所だけを使い、隠し味にわずかな自然塩を加えた。青臭さやドロドロ感を抑え、さらりとフルーティーな口当たりで、トマトジュースが苦手な人でも飲みやすく仕上がっている。すべて自家製トマトで作るためやや品薄状態だが、8月ごろ新たに収穫の予定。

 真心絶品:自家栽培生産トマトジュース 太陽の水

ネコのあくび:第3世代のお父さん

毎日新聞
もしも大江健三郎さんに障害のある長男が生まれなければ、ノーベル賞を取るほどの作家になっていただろうか。第3世代はまた違う。障害のある子から受ける影響を自分の仕事に生かしているお父さんとよく出会うようになった。政治家、行政職員、弁護士、医師、ジャーナリスト、ビジネスマン、歌手までいる。才能の多寡は別として大江さんのような人が各分野で活躍するようになるとこの国は楽しくなる。

福祉ナビ:障害者サッカーも盛り上がっています。

毎日新聞
サッカーのワールドカップ(W杯)南アフリカ大会は、日本代表が決勝トーナメント1回戦で惜しくも散った。でも「もうひとつのW杯」が近づいている。8月23日、同じ南アで開幕する知的障害者の世界選手権大会だ。この大会は国際知的障害者スポーツ連盟が94年から4年に1度開いている。国際サッカー連盟のルールに基づき、その年のW杯の開催国で開く。今大会は16カ国・地域が参加予定だ。日本は初出場した02年の日韓共催大会が16チーム中10位、06年のドイツ大会は同11位だった。今大会は15〜29歳の代表22人が出場する。

発達障害の受験生に特例措置

NHK
およそ50万人が受験する大学入試センター試験について、大学入試センターは、コミュニケーションが苦手な発達障害の受験生に対して、来年の試験から試験時間の延長や別室での受験などの特例措置をとることを決めました。 医師の診断書と学校からの意見書などをもとに大学入試センターが認めた場合は、試験時間を通常の1.3倍に延長することや文字を拡大した問題用紙を使うことができるほか、別室での受験も認めるとした特例措置を来年の試験からとることを決めました。

“楽譜のない演奏会”知的障害者と音楽家らドキュメンタリー上映 神戸

MSN産経ニュース
知的障害を持つ人や音楽家らが立ち上げた神戸市の音楽団体「音遊びの会」(沼田里依代表)の半年間を追ったドキュメンタリー映画「音の城♪音の海」が3日午後から、神戸アートビレッジセンター(神戸市兵庫区)で上映される。音楽を中心に置き、多くの壁を乗り越えてきたメンバーの笑顔が印象的だ。映像は90分間。「音楽そのものを楽しむ」という趣旨に共感した映画監督、服部智行氏が、音遊びの会設立初年度の平成17年9月から、神戸で公演した翌年3月までカメラを回した。

約半数に発達の問題 09年度不登校状況まとめ 栃木

下野新聞
市内の不登校児童生徒の約半数に学習面、行動面での困難さや発達障害の傾向をうかがわせる特徴があることが、市教育センターがまとめた「2009年度不登校に関する実態調査」で明らかになった。今年3月に市立全小中学校に調査。同センターは、病気や経済的な理由でなく30日以上休んだ児童生徒を不登校と定義している。その中で学習面、行動面で発達の遅れや発達障害の傾向を感じさせる特徴が見られる子どもは、不登校児童の約46%(47人)、不登校生徒の約47%(233人)。また著しい情緒不安定など精神症状が見られたのは不登校児童の約42%(43人)、不登校生徒の約32%(159人)だった。

横浜マ、障害ある子対象にサッカー教室開催 横浜

朝日新聞
障害のある子どもたちを対象にしたサッカー教室「キヤノンJリーグエンジョイプログラム」がこのほど、横浜市西区の横浜F・マリノスの練習場で開かれた。JリーグとキヤノンがJリーグ各クラブの協力を得て開き、今回で13回目。県内に住む8〜14歳の17人が参加し、マリノスのコーチ10人からドリブルやパスの基本を学んだ。

2010年7月3日土曜日

アイフォーンで会話容易に 養護学校教員らソフト開発 長野

信濃毎日新聞
県内の養護学校の教員らが、言語障害や自閉症などで会話が困難な人を支援するため、多機能携帯電話「iPhone(アイフォーン)」のアプリケーション「ドロップトーク」を開発した。画面上の絵「シンボル」に触れると、その単語を音声で再生する仕組み。価格も手ごろで、養護学校や家庭で利用され始めている。ボタンを押すと録音した音を再生する市販の機器は高価でボタン数も限られる。そこで、教員らが自分たちで作ろうと2007年、4人で「ドロップレット・プロジェクト」を発足させた。構成、イラストなどは自分たちで手掛け、プログラミングを都内の会社に依頼。今年5月下旬から、配信サイト「アイチューンズ・ストア」で配信が始まった。価格は1500円。マルチメディア端末「iPad(アイパッド)」でも使える。

ドロップトーク - iTunes App Storeが開きます。

「Host Town(able2)」上映会 横浜

カナロコ
日時 2010年7月18日 午後1時30分〜
会場 鶴見公会堂
費用 有料(999円/中学生以下・障がいのある人500円)
知的障害のある人あちによるスポーツの祭典「スペシャルオリンピックス」の活動を追うドキュメンタリー。同イベントに参加する日本人選手団のホストタウンになった町・ニューブリッジの、ある家族の日常を見つめる。小栗謙一監督、2004年、日本。英語上映・日本語字幕付き。

タウンたうん:きょう児童デイサービス開所ーー武雄 /佐賀

毎日新聞
武雄市山内町の知的障害児施設「天童会・くろかみ学園」(石丸博理事長)の児童デイサービス事業所が2日、同市山内支所2階に開所する。基本的動作の指導や集団生活への適応訓練などを行い、送迎もする。対象は就学児童が中心で、土日、祝日や夏休みも利用できる。

工房美山の里:角田に開店 うめジャム好評 /宮城

毎日新聞
角田市の社会福祉法人「臥牛三敬会」(湯村利憲理事長)が、同市笠島地区に開設した障害者就労支援の多機能型施設「工房美山の里」が1日、オープンした。地元特産の梅を加工した商品「うめジャム」を求めて大勢の来店者でにぎわった。今月中旬からはブルーベリー、アンズを使ったジャムの販売を予定している。就労する施設利用者の時給アップを図る目的に、「みやぎ木のやすらぎ空間確保対策事業」補助金など活用。総工費約1781万円をかけ、自然豊かな里山に建設した。

田村やまびこ会:うどんバザー、500食振る舞う /香川

毎日新聞
知的障害や身体障害を持つ人たちが中心となってうどん店を営業したり、菓子などの製造販売をしている高松市田村町の社会福祉法人・田村やまびこ会「Doやまびこ」(十河清文理事)は、施設で地域の人たちとの交流バザーを開催、手作りうどん500食を無料で振る舞った。Doやまびこには、現在18〜34歳の男女28人が通所。無添加のめんとだしで作るうどんはおいしいと評判で、移動販売車で地域や企業のイベントに年40回ほど出張もしているという。

研修センター:障害者、就労目指し“入社” 全国初、府が開設 /京都

毎日新聞
障害者の就労を支援しようと府は1日、京都市南区の京都テルサで、20〜30代の若年障害者を4カ月間雇用し、有給で研修を受けさせて企業への就職を支援する全国初の「障害者就労ステップアップセンター」の開設式と入社式を開いた。前期と後期の2回に分け、計20人程度の障害者が職業観やビジネスマナーを学ぶ他、パソコンや接客などの技術研修を同センターで受ける。賃金は月額8万円程度。京都労働局やハローワークとも連携して就職先を探すという。

障害者スポーツ支援へ/寄付用自販機を設置 香川

四国新聞
香川県高松市内の2企業の敷地内に30日、売り上げの一部を障害者のスポーツ支援を行うボランティア団体「スペシャルオリンピックス日本・香川」(藤本恒夫会長)に寄付する自動販売機が設置された。香川県内での設置は初めて。自販機は四国コカ・コーラボトリング(高松市)の協力で、木材会社の野崎材木店(同)と広告代理店のアドネスト(同)の敷地に設置した。自販機の色は同団体のイメージカラーの白に塗り替えた。年内に県立武道館など県内20カ所に設置する予定。

2010年7月2日金曜日

障がい児が舞台で輝く 神奈川

タウンニュース
障がいがある子どもたちが出演するミュージカル「アナザーシップ」が7月11日(日)午後2時30分から磯子公会堂で行われる。ミュージカルは「地域で生きるこどもたちの会」がプロの劇団スタッフなどの支援を受けて10年前から行うもの。小学3年生から26歳までの35人が出演。同会では「練習を重ね、大きな声が出るようになった」と子どもの成長につながっているという。「努力した姿を見てほしい」と呼びかけている。

改正障害者雇用促進法施行 パートも雇用率の対象に

朝日新聞
1日から改正障害者雇用促進法の一部が施行される。従業員の1.8%以上の障害者を雇うよう、企業に義務づけた法定雇用率の計算に、新たに短時間労働者が対象に加わるため、流通や外食などパートやアルバイトを多く雇う企業は対応を迫られている。これまでは、週30時間以上働く従業員のうち、障害者の割合を1.8%以上にするよう求められていた。7月からは対象となる従業員に、週の労働時間が20時間以上30時間未満の従業員が加わる。重度障害などをのぞき、短時間労働者は原則として1人を0.5としてカウントする。長い時間働くことが難しい障害者の雇用を拡大するのが狙いだが、これまで1.8%を達成している“優良企業”でも、対応が必要な場合がある。

よりよい人生へ 診断告知が必要 発達障害児の青少年期

琉球新報
県自閉症協会(沖縄自閉症児者親の会まいわーるど)は6月26日、自閉症支援ボランティア養成公開講演会「発達障害児の思春期・青少年期 自分らしく生きるための診断告知・障害受容・支援の実際」を那覇市の県総合福祉センターで開いた。保護者や教育・福祉関係者ら約180人が参加。花園大学社会福祉学部臨床心理学科教授で小児神経科医の小谷裕実さんが「自分自身の人生をよりよく生きるために診断告知が必要」と語り、具体的な症例を紹介しながら当事者への告知の意義を強調した。

障害者拠点、新設「待った」既存施設の活用促す 山梨

山梨日日新聞
北杜市障害者地域活動支援センター事業検討委員会(山田力三会長)は30日までに、「当面既存施設を活用し、障害者の相談支援ネットワーク構築が可能な拠点施設とする」との答申をまとめ、白倉政司市長に提出した。市の財政状況や、国が障害者自立支援法の廃止を打ち出す状況を踏まえ、新施設の建設は「慎重を期す必要がある」とした。検討委は、政権交代の影響で同法が廃止され、新たに障害者総合福祉法制定方針が示される中、国の動向を見極める必要があると判断。

発達障がい 大人にも支援 交流拠点が開所 沖縄

沖縄タイムス
発達障がいのある子どもだけでなく、大人にもサポートの手を広げようと、那覇市泊に支援拠点「さぽーとせんたー iから」が設置され、30日、開所式があった。市から委託を受けた特定非営利活動法人(NPO法人)が運営する。2005年に発達障害者支援法が施行されて5年目。子どもの発達障がいに対する認知度が高まりつつある一方、大人にまで焦点を広げた支援拠点は県内でも珍しい。

2010年7月1日木曜日

障害乗り越え、新潟ー佐渡遠泳挑戦へ 新潟

MSN産経ニュース
ダウン症の障害を持つ新潟市秋葉区の石山黎さん(12)が、新潟ー佐渡間約40キロを泳いで往復するプロジェクトに挑戦する。障害者も健常者も一緒になってチームを組み、リレー形式で遠泳に挑む。来年7月のチャレンジに向けて、石山さんは厳しいトレーニングを続けている。プロジェクトは、小学生から大人まで56人が2人1組となり、リレー形式で2日間かけて佐渡海峡を往復するというもの。平成23年7月末、新潟市西区の五十嵐浜を出発して佐渡島の赤亀風島公園を目指し、再び出発点にもどる。

ダウン症の子供らの写真展 愛知

東海日日新聞
ダウン症や染色体起因の障がいの子供を母親たちが写した写真展「+Happyの天使たち〜やさしさをありがとう〜」が5日まで、豊橋市松葉町のこども未来館ここにこで開かれている。ダウン症について広く知ってほしいと、東海3県に住むダウン症の子供を持つ親や応援する人々によるインターネット上のコミュニティ「21+Happy」(宮川美佳代表)の主催。今回第2弾で、地元のかめのこハウスなど親の団体も出品、東海3県で巡回しており、135点を展示している。

知的障害特別支援学校:小中学部に「自閉症学級」設置ーー都教委 /東京

毎日新聞
自閉症の特性に合わせた指導をするため、都教育委員会は今年度、都立の知的障害特別支援学校の小学部と中学部に「自閉症学級」を設置した。自閉症の子どもは増加する傾向にあり、将来的には公立小中学校の特別支援学級にも普及させたいとしている。自閉症学級では、教室の環境を特性に合わせて整備。小学部では間仕切りをした個別学習スペースを設け、課題の手順が視覚的にとらえられるスケジュール板や棚を設置した。集団学習スペースにもスケジュール板を置き、授業に集中しやすいようにしている。マットやついたてに囲まれた落ち着くためのスペースもある。

とにかくみんないっしょだったのと比べれば、良い流れに進んでいるのではないでしょうか。

知的障害者が全力演奏 熊本

朝日新聞
福岡を拠点に活動する知的障害者のプロバンド「JOY倶楽部ミュージックアンサンブル」が7月3日、熊本市でコンサートを開く。メンバーらは本番に向けて練習に励んでいる。キーボードなどを担当する山鹿市出身の田中秀明さん(23)は「(自分に)負けないくらいがんばるぞ」と意気込む。同アンサンブルは福岡市博多区の授産施設「JOY倶楽部プラザ」の音楽部門。1993年に発足した。メンバーは20〜40歳の27人で、演奏料(工賃)を得て社会的な自立をめざす。

接客は自立の第一歩 障害者、病院売店の店員に 宮城

河北新報
宮城県涌谷町の社会福祉法人「共生の森」は5月下旬から、同町国保病院が入居する町町民医療福祉センター内売店の運営に当たっている。法人が営む授産施設「くがね作業所」の通所者が店員として働く。牛渡重光理事長(77)は「接客のサービスを身に付け、自立への足掛かりにしてほしい」と期待している。売店は「森の店2号店」と名付けた。くがね作業所内の売店「森の店」にちなんだ。1階の約30平方メートルに弁当や飲み物、日用品を並べている。それまで運営していた別の団体が撤退したため、町から打診を受けた。センターで野菜の販売をした実績があったことや、通所者の工賃の上積みを狙って受託を決めた。

しつけ?不足ふざけ? 誤認される発達障害

琉球新報
父親が発達障害や子育て支援団体について知識を深め、子育てに積極的にかかわってもらおうと、社団法人島尻青年会議所は27日、西原町の琉球大学で「発達支援研究フォーラム」を開催した。鹿児島大学大学院の土岐篤史准教授による基調講演の後、県内で発達障害児や不登校支援などを行っている団体の代表者らが登壇し、県内の支援の現状や課題について話し合った。
タイトルがちょっと変です。「しつけ不足?ふざけ?」かな。

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