2010年7月15日木曜日

障害児らの就学判断 異なる選択は9・2% 県教委 長野

信濃毎日新聞
障害のある児童、生徒の適切な就学の場を判断する市町村教委の就学相談で、2009年度に対象者が判断と異なる就学先を選んだ割合は9・2%だったことが13日、県教委のまとめで分かった。5年前までは15%前後で推移していたが、近年は1割前後に減少。県特別支援教育課は「保護者の特別支援教育への理解が進み、判断も実情に合っているのでは」とみている。

09年度の就学相談の対象者は2144人。このうち、就学相談で特別支援学校で学ぶことが適当と判断された248人中、55人が小中学校の特別支援学級を、8人は通常学級を選択した。特別支援学級と判断された1392人のうち、116人が通常学級、4人が学習障害(LD)などの通級による指導を、1人が特別支援学校を選んだ。通級指導と判断された178人のうち5人は通常学級、1人は特別支援学級を選んだ。

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