カナロコ
横浜市立浦島小学校(同市神奈川区)に残る山下清のペン画を、修復・保存するため、寄付金を呼び掛ける運動が始まる。同校とNPO法人美術保存修復センター横浜(青木享起理事長・同市中区)が連携して取り組み、23日に行われる同校の学習発表会「たまてばこ発表会」で絵を一般公開し、募金箱を設置する。同法人の大西章夫さんによると、作品は模造紙に描かれており、酸化による茶褐色のシミが発生しているという。このまま放置するとさらに酸化、退色が進み、紙の亀裂、破損にもつながる。「取り返しがつかない状況になってからでは遅い」と、心配している。修復に必要な金額は60万円。同法人への郵送や銀行口座への振り込みも可能。
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