2010年9月7日火曜日

発達障害「診療待ち」緩和へ 31機関と連携、県が新体制 山形

山形新聞
県内で発達障害への関心が高まるにつれ、中核となる県総合療育訓練センター(上山市)の「診療待ち」が長期化している。この対策として、県は新たに県内各地域の医療機関と連携した診療体制を構築した。支援協力医療機関での再診を促し、センターへの一極集中を緩和させていく。県は昨年度から、効率的な診療体制を整えるための検討を始め、これまでに31医療機関(小児科16、精神科19)の協力を得た。新体制では原則としてセンターは初診を担い、支援協力医療機関はその初診情報を引き継いで再診を担当することで、結果的にセンターの新患枠を広げる。診療以外の療育支援はセンターの方針に基づき、保育施設や学校などと家庭が協力しながら進めていく。

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