2010年9月25日土曜日

発達障害児らに勇気 島根

読売新聞 
自閉症など発達障害を持つ子の親らが、バンド「まんまみ〜や」を結成、25日、松江市立母衣小でステージデビューする。いずれも青春時代に音楽に打ち込んだ、かつてのバンドマンや合唱少女で、20〜50歳代の11人。「演奏を楽しむ姿を見せることで、我が子やほかの親たちに勇気を与えたい」と、練習に励んでいる。ボーカルの同市東朝日町、主婦安元真理子さん(48)は、重度の自閉症の長男(21)と、アスペルガー症候群の次男(18)の母。長男の障害がわかって以降、療育に追われて笑うことも少なくなっていた。だが、同じ悩みを持つ母親仲間と「どんなに疲れていても、月に一度、おしゃれをして街中へランチに出かけよう」とルールを作り、自分の時間をつくるよう努めた結果、心に張りが生まれ、子どもにも優しく接することができるようになったという。

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