2013年5月31日金曜日

ベネチア・ビエンナーレ:自閉症男性、滋賀の澤田真一さん出展 緻密な陶芸作品

毎日新聞 
イタリア・ベネチアで6月開幕する世界最大の国際美術展「第55回ベネチア・ビエンナーレ」に、滋賀県草津市在住の澤田真一さん(31)が陶芸作品を出品する。100年以上の歴史を誇り、世界的に注目される展覧会で、出展作家に選ばれただけでも一流のアーティストと評価された証しだ。澤田さんは自閉症と知的障害を抱え、ほとんど言葉を話さない。家族は「障害に関係なく、真ちゃんが評価されたことがうれしい」と喜ぶ。

障害者の絵画をカフェで販売 真庭にオープン

山陽新聞 
美術作品の制作を通じて障害者の自立を目指す共同作業所「スカイハート灯(ともしび)」(真庭市若代)の利用者が描いた絵画を展示販売するカフェ&ギャラリー「福祉の店 笑常(わらつね)」が同市久世にオープンした。作業所を運営するNPO法人・灯心会が開店。「大勢に作品を見てもらい、障害者の創作活動に理解を深めてほしい」と来店を呼び掛けている。営業時間は午前10時〜午後6時。月、木曜と第3日曜が定休日。

2013年5月30日木曜日

個展:兄と二人三脚、銀座で初個展 自閉症の画家、福岡の太田さん 東京

毎日新聞 
重度の知的障害を伴う自閉症の画家、太田宏介さん(31)=福岡県太宰府市=の個展が29日から6月3日まで、中央区銀座5の柴山画廊で開かれる。「弟の才能を多くの人に知ってほしい」と話す兄信介さん(38)との二人三脚で、都内では初めての個展開催が実現した。今回の個展では作品約30点を展示即売するほか、人気が高いポストカードや一筆箋などのグッズも販売する。展示時間は午前11時〜午後7時で入場無料。

障害を持つ人たちの「アートフレンズ展」開催 千葉

MSN産経ニュース 
障害を持つ人たちの総合美術展「第14回アートフレンズ展」(産経新聞千葉総局など後援)が、千葉市中央区の市美術館市民ギャラリーで開かれている。367点の個性豊かな作品が来場者の目を楽しませている。6月2日まで。入場無料。

2013年5月29日水曜日

県庁で仕事体験 特別支援学校生が職場実習 群馬

読売新聞 
県は27日、県内の特別支援学校高等部の生徒を職場実習生として受け入れ始めた。特別支援学校の生徒受け入れは、働く意欲を高める目的で県教委が2009年度から実施してきたが、県庁全体では初めて。今年度は30人程度の実習生を見込んでいる。対象は特別支援学校高等部の1、2年が中心で、原則1人1~2週間、封筒のスタンプ押しや廃棄文書のシュレッダー処理などの事務作業を行う。

障害者の感性光る「さをり織り」 高松で展示販売 香川

四国新聞 
知的障害者らが丹念に織り上げたさをり織りの作品展「心もはずむさをり織り展」が27日、香川県高松市三谷町の喫茶ギャラリー「チャイ花」で始まり、色鮮やかで個性的な約300点が来場者を楽しませている。同町の社会福祉施設「ミルキーウェイ」が、利用者の自由な発想力や豊かな感性を知ってもらおうと毎年実施しており、今年で10回目。今回は利用者ら約60人が出品した。6月1日まで。

障害者カフェ、就職への一歩 支援事業所が都留にオープン 山梨

山梨日日新聞 
障害のある人の就労支援事業所「チャレンジ・ドリーム」(都留市つる1丁目)は、事業所利用者らが栽培した野菜をメニューに取り入れたカフェ「はなちゃんカフェ&ショップ」(同市上谷5丁目)をオープンした。フロアスタッフも事業所利用者が担当していて、関係者は「経験を積み、就職へのステップアップにしてほしい」と期待している。午前10時~午後5時(ランチは午前11時半~午後2時)。日、月曜と祝日は休み。

2013年5月28日火曜日

自閉症の子どもは「動き」を素早く認知

健康美容EXPO 
自閉症の子どもは、他の子どもよりも単純な動きを素早く捉えることを、新たな小規模研究が示した。自閉症者が雑音や明るい光に強く反応する理由が、動きに対する極端な敏感さによって説明できると考えられ、自閉症に関連する複雑な社会的・行動的問題の一部にもこのことが関連している可能性があると、研究グループは述べている。

法定雇用率引き上げ 障害者適性、見極め戦力に

読売新聞 
企業が障害者雇用を増やす動きが広まっている。企業に義務づけられた障害者の法定雇用率が4月に引き上げられたためだ。ただ、軽度の身体・知的障害者などに求人が集中し、障害の種類や程度によっては、依然として就職が困難な人も多い。採用後の定着を支援する取り組みも課題だ。

接客任せ障害者にやりがい カフェやキッチンカー

SankeiBiz 
障害者が接客に関わって自立的に働いたり、仕事の能力を高めたりできる場が広がっている。聴覚に障害があるスタッフが手話や筆談でもてなすカフェや、知的障害者が軽食を販売して就労経験を積むキッチンカーなど。単調な作業ではなく、障害者がやりがいを持って働ける環境を整える狙いがある。

2013年5月27日月曜日

絵本読み語り:障がい者施設で交流 磐城高の6人「笑顔を届けたい」 福島

毎日新聞 
いわき市平中平窪の指定障がい者支援施設・はまなす荘(新妻登所長)を25日、絵本の魅力を伝える県立磐城高青空おはなし便愛好会の6人が訪れ、知的障がいがある10〜70歳代の50人と読み語りで交流した。愛好会は、家庭科で手作り絵本を創作した生徒の発案で2008年春に発足。震災では避難所の親子に癒やしの時を提供し、毎月、平一小学童保育などで子どもたちと交流する。

2013年5月26日日曜日

支援学級生徒にいじめ、集団で服脱がそうと 長崎

読売新聞 
長崎県佐世保市の市立中学校で、複数の3年男子生徒が同校の特別支援学級の3年男子生徒2人に対し、ズボンや下着を脱がせようとするなどのいじめ行為を繰り返していたことが分かった。同校や市教委によると、生徒7人が8日の昼食会の後、特別支援学級の生徒1人をあおむけにして手足を押さえつけ、ズボンの上から下半身を触ったり、ズボンと下着を脱がそうとしたりした。被害生徒が泣いて抵抗したことなどから発覚した。また、今月14日に全校アンケートを実施したところ、特別支援学級の別の男子生徒が「うざい」「くさい」などの暴言を吐かれていたことも分かった。同校は「昨年夏頃からいじめが繰り返されていたようだ」としている。

仙台・障害者就労支援不正 エコライフ、自己破産へ 宮城

河北新報 
障害者就労支援施設などの運営をめぐる給付金不正受給が発覚した仙台市の株式会社「エコライフ」は24日までに事業を停止し、自己破産申請の準備に入った。帝国データバンク仙台支店によると、負債総額は3億円を超える見通し。従業員40人は全員解雇された。エコライフは2009年に設立。「バンビの杜」の名称で、関連会社とともに同市や宮城県利府町、大阪市など計11カ所で就労支援施設や老人介護施設を運営していた。12年3月期には約2億円の収入があった。

美術教室:「ギャラリーにらめっこ」で知的障害児対象に 自由に表現し楽しむ 初の展覧会も企画 岐阜

毎日新聞 
各務原市の「まちかどギャラリーにらめっこ」で知的障害を持つ子どもたちを対象にした美術教室「風の芸術村」が開かれている。絵や造形などを自由に表現して楽しむことで、得意分野を伸ばしてもらうのが狙い。今秋で教室開設から2年を迎え、年度内には初の展覧会も企画している。教室は11年10月、開設。昨年11月には、各務原市の障害者アート展で教室生2人の作品が展示されるなど成果も出てきた。

2013年5月25日土曜日

障害者雇用"仲立ち" 富士宮市が学校見学会 静岡

静岡新聞社 
企業に障害者雇用を義務付ける法定雇用率が2・0%に引き上げられたことを受け、富士宮市は本年度から、「障害者雇用環境整備事業」を始めた。地元企業と県立富士特別支援学校富士宮分校(同市宮北町)の“仲立ち役”を務める。雇用と就労をめぐるニーズと課題を共有してもらい、障害者雇用の促進につなげる。23日には市内企業の雇用担当者を対象に、同分校の見学会を開いた。16社の20人がワープロ検定の試験学習に励む生徒の様子を参観した。

2013年5月24日金曜日

総理と障害者の集い

首相官邸 
平成25年5月23日、安倍総理は総理大臣官邸南庭で開催された「総理と障害者の集い」に出席しました。本日の集いは、障害者の芸術活動や就労の取組みにおける普段の活動等の紹介や、総理と障害者の方々等が懇談を行う目的で開催されました。安倍総理は、南庭に設けられた施設毎のブースを見学した後、障害者との懇談を行いました。

子の発達障害向き合い歩む 岐阜

読売新聞 
発達障害の一つ、アスペルガー症候群の2人の子を持つ愛知県一宮市の会社員谷口容子さん(53)が、26日に岐阜市のふれあい福寿会館で「アスペの子とともに歩んできて」と題して講演する。谷口さんは「発達障害への理解が広がり、同じ障害の子を持つ母親たちの励ましや救いになれば」と話している。講演は午後1時~3時。参加無料だが申し込みが必要。

県庁で障害者職場体験 特別支援学校対象、27日から 群馬

MSN産経ニュース 
県は、特別支援学校高等部の生徒が県庁で業務を体験する「障害者職場体験ファーストステップ」を今月27日から開始することを決めた。生徒の就労意識を高めるのが狙いで、全庁的に受け入れるのは初めて。各学期に体験期間を設け、計30人程度受け入れる。体験する業務内容は、封筒のスタンプ押しや文書の裁断、書類の封筒詰めなどで、1人1、2週間程度の業務を予定している。労働政策課の担当者は「民間企業の職場体験に参加する前のステップにしてほしい」としている。

普通高の校舎に特別支援学校 志願者増に対応 北海道

朝日新聞 
ニーズの高まりで志願者が増えている特別支援学校を、生徒が減った普通高校の校舎内に設ける取り組みが、北海道内で初めて、この春に始まった。生徒同士の交流などを通じ、互いにどのようにプラスの影響を与え合うことができるか、今後の取り組みが注目されている。開校した特別支援学校は、北海道幕別町の幕別高校と校舎を分け合う中札内高等養護学校幕別分校。

2013年5月23日木曜日

独SAP 自閉症者を大量採用へ ソフト大手

MSN産経ニュース 
ドイツのソフトウエア大手SAPは21日、自閉症の人をソフトウエアのプログラミング、検査などの職種で大量に採用すると発表した。DPA通信によると、SAPは世界で約6万5000人の従業員を抱えており、2020年までに自閉症の人の比率を1%にする計画。企業としての社会貢献に加え、自社の生産性向上にもつながると判断した。

障害者雇用へ農業の新会社 二戸、利益を給与に 岩手

岩手日報 
二戸市の合同会社はあとtoはあと(資本金100万円、佐藤慶之代表社員)は、障害者の就労の場創出を目的に、地域の基幹産業の農業を柱とした事業に乗り出した。障害者の法定雇用率が4月から引き上げられ、企業などに雇用の場確保に向けた取り組みが求められる中、農業と福祉の連携で自立支援につなげることを目指す。本年度は一戸町内の農家から農地を借り受け、トマトと加工用ホウレンソウを栽培。今後、障害者2人を採用し、3年目から黒字化を目指している。

虐待防止で要求書/知的障害の団体 北海道

釧路新聞 
別海町内の知的障害者施設「柏(かし)の実学園」(堀込哲夫学園長)で職員が入所者をたたくなどの虐待が表面化した問題で、知的障害を抱える当事者でつくる団体「ピープルファースト北海道」(土本秋夫会長、札幌市)のメンバーとアドバイザー9人が21日、同施設を訪れ、施設側に対する抗議と再発防止などを訴える要求書を提出した。同団体は4月下旬に発覚した入所者への暴力は障害者の人権を侵害するものと主張。土本代表が「障害者である前に一人の人間であることを認識してほしい」と堀込学園長に要求書を手渡した。

コミュニティーカフェで障害者作品展 神奈川

中日新聞 
横浜市に住む日本画家、中畝(なかうね)常雄さん(62)は2010年、同市青葉区のコミュニティーカフェ「スペースナナ」の開設に参加した。目的は併設のギャラリーで年に一度、障害のある人のアート展を開催すること。11年前に十代で亡くなった障害者の長男への思いから、障害者アートにかかわっていきたいという強い希望があったからだ。スペースナナは、地域活動の場として中畝さんら十三人が出資、地元の空き店舗を改装して開いた。絵画教室を主宰している中畝さんは「月に四日間、このカフェを教室に使わせてもらっています」と説明する。

2013年5月22日水曜日

小田原のギャラリーで障がい者アート作品展「アール ド ヴィーヴル」 神奈川

小田原箱根経済新聞 
障がいのある人たちが自由に創作活動できる場とチャンスを提供している「ひよこあーとぷろじぇくと」が5月29日から、アート作品展覧会「アール ド ヴィーヴル~自分らしく生きる~」をギャラリー新九郎で開催する。ダウン症の子どもを持つ親の会「ひよこの会」からスタートした同プロジェクト。障がい者のアート活動に多く携わってきたアートディレクター中津川浩章さん協力の下、作品づくりや感性の広がりを目指してアートワークショップを開催してきた。今回はここで創作された作品を中心に展示する。

食堂「おばあやん」に幕 盛岡の障害者ら癒やし7年 岩手

岩手日報 
障害の有無を超えた交流の場として人気を集めてきた盛岡市津志田中央2丁目の食堂「いっつもの おばあやん」は、今月末で閉店する。震災後は内陸に移住した被災者の憩いの場にもなってきた同店だが、立ち退きを迫られたため、夢半ばで7年の歴史に幕を閉じる。同店は、同市の福祉作業所「夢現舎(むげんしゃ)ほのぼのホーム」所長の沢山いち子さん(63)が2006年秋に開店し、妹の佐々木えみ子さん(60)がサポート。店内をバリアフリーに改装し、作業所の農園で育てた新鮮な無農薬野菜をふんだんに使った定食が、障害者や地域住民に好評だった

2013年5月21日火曜日

障害者の預金着服、弁護士を告発 東京弁護士会

読売新聞 
成年後見制度を悪用して障害者の預金1000万円を着服したとして東京地検特捜部に逮捕された弁護士の松原厚容疑者(76)(東京都大田区)について、東京弁護士会は20日、特捜部に業務上横領容疑で告発し、受理されたと発表した。

知的障害者の社会参加促す “やわらぎの里”カフェ開業 宮崎

西日本新聞 
知的障害者の社会参加や就労の促進を目的としたカフェ「蒼空(そら)-SORA-」が宮崎県延岡市の延岡総合文化センター1階喫茶コーナーにオープンした。市内で障害者支援施設「やわらぎの里」を運営する社会福祉法人愛育福祉会が出店、文化センターにとっても2年ぶりの喫茶コーナー再開となり、関係者は張り切っている。メニューはパスタやカレー(いずれもサラダ、ドリンク付き700円)、日替わりランチ900円、カプチーノ400円など。イタリア製エスプレッソマシンも入れて本格的な味わいを目指すという。営業時間は午前11時~午後6時。火、水曜定休。

障害者就労支援:姫路に「アロマサロン」開業 専門的な研修で施術取得 兵庫

毎日新聞 
障害者の就労訓練の場にしようと、身体障害者や知的障害者がアロマセラピーを施術する店「アロマサロン りぷるす」が今月、姫路市市之郷の健康福祉施設・市すこやかセンターに開業した。市によると、アロマセラピーを就労訓練に取り入れるのは、県内では珍しいという。同市白国1のNPO法人・姫路自立生活支援センターが運営。働くのはNPOの事業所に通所する女性4人で、開業に備えて足つぼマッサージやアロマセラピーの専門的な研修を受けてきた。営業時間は祝日を除く火、木、金曜の午前10時半〜午後4時。

成長記録で発達障害者支援 自立支援協、「ファイル」作成 和歌山

紀伊民報 
発達障害などの障害がある子どもが適切な支援を受けられるよう、和歌山県田辺市とその周辺自治体、福祉施設などでつくる「西牟婁圏域自立支援協議会」は、保護者が子どもの成長を記録する「発達支援ファイル」を100部作成した。希望者に配布しており、協議会は「子どもの発達の支援にファイルを利用してもらいたい」と話している。

2013年5月20日月曜日

障害者就労のピザ店オープン 広島

中国新聞 
尾道市因島重井町に、知的障害者たちが働くピザとパスタの店がオープンした。障害者の就労支援施設などを運営する社会福祉法人若葉(因島大浜町)が就労訓練の場にと開いた。施設に通う2人が職員と接客や調理を担当している。店名は、フランス語とイタリア語を組み合わせ「アン・パッソ」とした。一歩の意味という。開店と同時に訪れた主婦たちに茶色のエプロンとベレー帽姿の吉本実加さん(20)たち4人が「いらっしゃいませ」と出迎えた。

2013年5月19日日曜日

発達障害把握に県が独自調査票 福井

福井新聞 
発達障害のある子どもを就労まで切れ目なく支援しようと、福井県は独自の調査票を盛り込んだ「子育てファイルふくいっ子」を作成した。早期の発見につながり、専門知識がない教員や保護者でもチェック項目に答えて障害の態様を把握できる。発達状況を県内統一の様式で記録することで、進学の際の引き継ぎも容易になる。

初主演映画「くちづけ」で知的障害の難役熱演 貫地谷しほり

中日スポーツ 
女優の貫地谷しほり(27)が、「くちづけ」(堤幸彦監督、25日公開)で、映画初主演に挑んだ。知的障害のある娘という難役。初主演映画の気負いなど意識するヒマもないほど、役作りには悩んだ。公開を間近に控えた今、「大切な人と一緒に見に来てほしい」とアピールする。映画は実話がベース。30歳だが、心は幼子のままの一人娘・マコ(貫地谷)と、余命いくばくもない父親(竹中直人)との深い親子愛、2人が暮らすグループホームの人々の置かれた現実を、笑いと涙で描き出す。

2013年5月18日土曜日

障害者に働く場を提供 新法施行で三豊総合病院 香川

四国新聞 
障害者に働く場を―。障害者優先調達推進法の施行に合わせ、香川県観音寺市豊浜町の三豊総合病院は、市内の障害者就労施設に花壇や庭園の管理を委託した。NPO法人香川県社会就労センター協議会(香川県三木町)を通じた共同受注で、市内の4施設が水やりなどの業務を請け負い、毎日交代で花の世話に汗を流している。香川県などによると、同法による取り組みとしては香川県内第1号という。

障害者支援:「ゆうあい」、古本販売が好調 書籍増、事業拡大へ 島根

毎日新聞 
障害者支援に取り組むNPO法人「プロジェクトゆうあい」(松江市)の中古本販売が好調だ。一般企業への就職が難しい障害者を支えようと昨年6月に始まり、ネット通販などで5月上旬までに約4700冊を売り上げた。参加したスタッフはやりがいを感じている様子で、今後は取り扱う書籍を増やして事業拡大を目指す。身体、知的、精神といった障害を抱えるスタッフ13人が参加。それぞれの技能に応じ、本の仕分けやクリーニング、値段付け、梱包(こんぽう)などを担当する。

「あじさい通り」きれいに 特別支援校生が草取り 千葉

千葉日報 
流山市前ケ崎の通称「あじさい通り」で16日、地元の県立特別支援学校流山高等学園の3年生45人が草取り作業に汗を流した。日差しが照りつける中、生徒たちは地域住民らと協力しながら斜面に生えた雑草を鎌を使って刈り取った。就職を目指している生徒たちに社会と関わる力を身に付けてもらおうと同校が企画した。あじさい通りの清掃活動は今年で2年目。地域清掃は他にも消防署や保育所、介護施設などでも行う予定。

ソフトバンク・東大ら、ICT活用の障がい児学習・生活支援の全国セミナー

リセマム 
ソフトバンクモバイルとソフトバンクグループの教育事業を担当するエデュアス、東京大学先端科学技術研究センターは、特別支援教育関係者や保護者を対象とした「魔法のランププロジェクト」全国セミナーを、7月21日から全国8会場で開催する。全国セミナーでは、協力校の取組み事例などを紹介するほか、東京大学先端科学技術研究センターの中邑賢龍教授による、携帯情報端末などのICT機器を障がいのある子どもたちの学びや生活の場にどのように取り入れていくべきなのか、また、どのように機能やアプリケーションを使うのかなどについての事例の紹介も予定している。

2013年5月17日金曜日

ディズニーの行列、障害者を雇って回避? 富裕層の行動に批判 米

CNN Japan 
米フロリダ州のディズニー・ワールドで行列に並ぶことを嫌った富裕層が、障害者を雇って家族の一員のように見せかけ、行列を飛ばしていた――。米大衆紙の報道をきっかけに、そんな富裕層の行動に対する批判が強まっている。米紙ニューヨーク・ポストの報道によると、障害者を「ガイド」として雇ってディズニー・ワールドを訪れるツアーの存在は、ニューヨークに住む富裕層の行動について調べていた研究者のウェンズデイ・マーティン氏が突き止めた。

特別支援教育、幼稚園・高等学校では依然として体制整備に遅れ 文科省が発表

リセマム 
文部科学省は5月14日、平成24年度特別支援教育に関する調査の結果について発表した。調査によると、全体として体制整備が進んでいる状況がうかがえるが、小・中学校に比べ、幼稚園・高等学校は依然として体制整備に遅れが見られることがわかった。

障害者支援の拠点に 北見の法人 介護事業所を開所 北海道

北海道新聞 
北見市の社会福祉法人・北の大地(たいち)(鈴木正末理事長)が15日、旧アークホテル北見の幸町1丁目ビルに、障害者の就労支援事業所を移転し、共同生活介護事業所「ケアホーム幸」を新たにオープンした。開所式で、同法人関係者が精神保健福祉の推進を誓った。北9条ビルにある同法人事務所はそのまま残る。移転したのは地域生活支援センター「サポートネット北見」、軽食・喫茶のレストラン「てんてこまい」、自立訓練事業所など。

苫小牧に障害児の支援施設「くれよん」オープン 北海道

苫小牧民報 
苫小牧市音羽町に15日、障害を持つ子供たちの支援施設「くれよん」が開所した。市内の建設会社「緒方」が運営母体。高校生までの児童生徒の放課後等デイサービスを実施する他、運動や遊びを通じて社会性を養ってもらうために未就学児も受け入れる。同様の施設は市内で3カ所目。

2013年5月16日木曜日

障害者就職、最高更新=昨年度6.8万人-厚労省

時事通信 
厚生労働省は15日、ハローワークを通じて2012年度に就職した障害者が前年度比15.1%増の6万8321人と3年連続で過去最高を更新したと発表した。同省は「13年4月の法定雇用率引き上げを前に、障害者の採用を活発化した企業が多かったため」(幹部)と分析している。内訳は、身体障害者が6.9%増の2万6573人、知的障害者11.9%増の1万6030人、精神障害者26.6%増の2万3861人と、いずれも過去最高。

障害者働く「カフェ デ ソル」オープン1カ月、地域へ根差した憩いの場に 神奈川

カナロコ 
知的障害者の自立支援を目的とした南足柄市和田河原のカフェ「カフェ デ ソル」がオープン1カ月を迎えた。農薬を使わずに栽培した米や野菜を使ったメニューをそろえ、少しずつリピーターが増えている。地元商店との連携を図り、地域に根差した憩いの場として定着を目指している。障害者の就労支援や介護事業などに携わる社会福祉法人「足柄緑の会コスモス学園」が運営。知的障害者に社会参加の機会を提供しようと、伊豆箱根鉄道大雄山線和田河原駅に隣接した空き店舗を借りて4月にカフェをオープンした。営業時間は平日午前7時半~午後6時半。

とまとCafe:“障害”との接点 就労支援NPO、JR氷見駅前に開店「4人の社会貢献見て」 富山

毎日新聞 
障害を持つ人たちの就労支援を行っている氷見市のNPO法人「b−らいふ」(岡實理事長)がこのほど、JR氷見駅前にカフェ「とまとCafe」(氷見市伊勢大町)を開いた。知的障害などを持つ人たちが働いており、障害者の雇用の場とともに地域との接点となる拠点作りを目指す。カフェのオープンは先月26日。障害者の雇用の場としては、昨年9月に始めた「たまねぎCafe」(氷見市丸の内)に続いて2店目だ。障害者4人が接客や皿洗いなどをしており、NPO職員3人も働く。木・日曜定休。

2013年5月15日水曜日

働く知的障害者と指導員 信頼深めるツール、NPO法人がマニュアル作成 神奈川

カナコロ 
内の特例子会社などで構成するNPO法人「障害者雇用部会」(横浜市磯子区)が企業で働く知的障害者を指導する人向けに作った「企業の指導員のための指導マニュアル」が好評だ。指導員の“教科書”ではなく、障害者とともに働くために何が必要かを指導員自身が考え、それを現場で生かす「ツール」との位置付けで、労働現場や企業の研修会などで活用されている。

障害者支援に NTT西日本がNPOに寄付 佐賀

佐賀新聞 
NTT西日本佐賀支店(佐賀市、田中光二支店長)と、社員でつくるH&Nボランティア基金九州総ブロックは13日、発達障害者を支援している佐賀市のNPO法人「それいゆ」に30万8千円を寄付した。寄付は、社会貢献を目的に社員から募金を集め、それと同額を会社も寄付する「マッチングギフトプログラム」制度に基づき、佐賀では17回目となった。

障害者支援施設で手作り豆腐 広島

中国新聞 
広島市安佐北区の鈴木英明さん(59)と恵以(えい)さん(63)夫妻が運営するNPO法人「チャレンジド元気」が、同区大林に障害者支援施設「元気一番館」を設立し、4月から手作りざる豆腐の販売を始めた。障害者の本格的な就労の場づくりを目指す。できあがった豆腐は、竹ざるに載せて250グラム300円、450グラム500円の2種類を販売する。一般販売は木、土曜日。予約販売には定休日(水、日曜日と祝日)を除き対応している。

障害者の賃金向上へ、助成金贈る/ヤマト福祉財団 香川

四国新聞 
ヤマト福祉財団(有富慶二理事長)は13日、障害者の就労支援に取り組む楽笑(香川県坂出市江尻町)と、らでぃっしゅ福祉会(高松市鹿角町)に助成金としてそれぞれ100万円、だんしエコ作業所(同市檀紙町)に59万円を贈った。同財団は社会貢献活動の一環として、1993年から毎年、障害者の賃金アップに取り組む施設などに助成している。今回は全国の58団体に計5126万円を寄付する。

障害者らが田植えに挑戦 小豆島・中山の千枚田 香川

四国新聞 
美しい景観を誇る小豆島町中山の千枚田で13日、小豆島、岡山県玉野市、広島市にある障害者支援施設の利用者らが、昔ながらの田植えに挑戦。初夏の日差しを浴びながら、懸命に作業に励み、心地よい汗を流した。田植え体験は、小豆島町が取り組む「障がい者農業就労体験交流事業」の一環で、今年で3年目。他施設や地元の人たちと交流を深めるとともに、障害者の農業就労の可能性を探るのが狙い。また、耕作放棄地が増えている町内の農地保全につなげるのも目的としている。

講演会:発達障害の子を犯罪から守る 岡山

毎日新聞 
発達障害の子を犯罪から守る方法をテーマとした講演会「身近に潜む危険から自閉症スペクトラムの子どもたちを守る」が19日午後2時から、北区南方2のきらめきプラザである。発達障害の子の親や専門家でつくるNPO県自閉症協会主催。講師は、自閉症の息子を持ち障害者の権利擁護に取り組んできた弁護士、辻川圭乃(たまの)さん(大阪弁護士会所属)。入場は会員500円、一般2000円。

2013年5月14日火曜日

障害者の働く場支援 食堂兼売店あすオープン 鳥取

読売新聞 
障害者の社会進出支援などに取り組む米子市中島のNPO法人「地域活動支援センターおおぞら」(植村ゆかり理事長)は15日、同市の県西部総合事務所2階に障害のある通所者が働く食堂兼売店の交流スペース「ハート&ハート」をオープンさせる。開店に先立ち、行政や福祉関係者ら約40人を招き、内覧会が13日開かれた。宮城県で庁舎を活用した障害者の就労事業が行われているのを鳥取県職員が知り、出店を持ちかけていた。以前の食堂は老朽化しており、市民にも食べに来てもらえるようにと、県は約250万円かけて改修した。

知的障害者がリサイクル事業の一端担う、川崎市中央市場で 神奈川

カナロコ 
川崎市中央卸売市場北部市場(川崎市宮前区)で4月から、知的障害者が、産業廃棄物である発泡スチロール箱のリサイクルの一端を担っている。「環境と福祉の融合」を目指し、横浜市内の社会福祉法人が手掛ける事業で、知的障害者らは再資源化の過程で、分別や異物除去といった作業にあたっている。処理費用を抑えながら良質なリサイクル製品を目指すと同時に、障害者の雇用の場を確保する試みでもある

発達障害児の支援拡大 京都・伏見、市療育施設が開所式 京都

京都新聞 
発達障害のある子どもの社会的な適応力を育む京都市児童療育センター「なないろ」の開所式が12日、伏見区深草のセンターで行われた。出席者らが「専門性の高い支援で子どもや保護者の悩みに応えられるように」と、市南部地域の発達支援に期待を寄せた。市の児童療育センターは3カ所目。「なないろ」は未就学児に、障害に応じた療育プログラムをつくる。週数回の通所により、子どもたちの遊びを通して社会性を育てる。昨年4月に設立された同区の市第二児童福祉センターから、診療を除く発達支援を引き継いだ。

働きやすい職場「あるある」 府、障害者雇用へ事例集 京都

京都新聞 
障害者雇用促進法の改正で4月から民間企業に障害者採用の拡大が求められたことを受け、京都府は障害者が働きやすい職場づくりのヒントを記した企業向け冊子「知的障害者と共に働く あるあるガイドブック」を作成した。冊子には、知的障害者を雇用した企業から寄せられた相談を基に、15の事例と解決例を示した。倉庫内の仕分け棚の配置が覚えられなかったケースには、棚ごとに色分けしたり番号で表記したりすることで作業のスピードアップが図れた例などを紹介している。3千部作成し、希望する企業に無料配布しているほか、京都ジョブパークのホームページでも公開している。

諏訪湖のナックルフォア 知的障害の若者出場 5人の息ひとつ 長野

信濃毎日新聞 
諏訪郡下諏訪町漕艇場で12日、信毎諏訪湖レガッタとともに開いた第14回全国ナックルフォア大会に、障害者ボート競技の普及に取り組む「日本アダプティブローイング協会」(東京)所属の知的障害の若者5人が初めて出場した。出場3チーム中3位だったが、目標タイムを切る力漕。5人は「大きな湖でこぐのは楽しい」「もっと速くなりたい」と声を弾ませた。

2013年5月13日月曜日

個性際立つ表現力 知的障害者アートのギャラリーが札幌にオープン 北海道

MSN産経ニュース 
札幌市西区内の工場が立ち並ぶ一角にこの春、何ともかわいらしいギャラリーが誕生した。「ともにアートギャラリー」と名付けられたこの施設には、知的障害者が作業活動の合間に取り組んだ作品が展示してある。長く指導に当たってきた銅版画家の臼井千晶さん(65)は「色彩感覚と表現力にあふれた作品をぜひ見にきていただけたら」と話している。

障害者が接客、調理 神戸にレトルトカレー専門店 兵庫

神戸新聞 
障害者の就労機会を確保しようと、神戸市中央区のNPO法人「ウィズアス」(鞍本長利代表)が、レトルトカレー専門店「しおかぜ食堂」を中央区波止場町にオープンする。身体、知的障害のあるメンバーが、注文の受け付けや会計、調理、給仕などを行う。13日のオープンに向け、メンバーらは作業の確認に追われている。メニューは全国のご当地カレー25種類以上。持ち帰りも可能で、1食300~840円。店内で食べる場合はご飯とサラダ付きで200円増し。平日午前11時~午後2時。店内ではポストカードやストラップなどの手芸品も販売する。

郡上特別支援学校高等部、道の駅に喫茶店開設へ 岐阜

岐阜新聞 
生徒の就労体験を目的に、郡上市の郡上特別支援学校高等部は今秋、同市大和町の道の駅「古今伝授の里やまと」内に喫茶店を開設する。同駅で10日、同駅を運営する第三セクター「郡上大和総合開発」と職業教育実習に関する協定を結んだ。同校は9月から月1度の営業を目指す。特別支援学校から飲食業への就労は少ないため、生徒の職業選択肢の広がりに期待を寄せている

2013年5月11日土曜日

長女殺害し放火、73歳母に懲役3年 滋賀

中日新聞
自閉症と知的障害のある長女=当時(37)=の首を絞めて殺害した後、滋賀県草津市野路町の自宅を全焼させたとして、殺人と自己所有非現住建造物等放火の罪に問われた無職北川治子被告(73)の裁判員裁判で、大津地裁は10日、懲役3年(求刑懲5年)の判決を言い渡した。飯島健太郎裁判長は判決理由で「長女の乱暴な行為が悪化し、自分が先に死んだら長女1人だけになり生きていけないと思い詰めた経緯には同情できる」と情状面をくんだ。一方で「殺害するほど切迫した状況とは言えず、専門家への相談などの方策は取れた。放火で近隣住民に与えた恐怖感と損害も軽視できない」と指弾した。

障害者虐待で改善命令へ 福岡・佐賀県、運営NPOに

日本経済新聞 
福岡、佐賀両県で障害者福祉施設を運営するNPO法人リブロ(福岡県小郡市)の元部長、坂本静治被告(48)=暴行罪で公判中=が入所者に向けて千枚通しを投げるなどした虐待事件で、両県が10日、リブロに障害者総合支援法に基づく改善措置命令を出すことが9日分かった。両県は2012年10~11月の立ち入り調査で、坂本被告が施設の男性入所者や女性利用者らに暴行を繰り返していたことを把握。坂本被告を施設の運営から外し、再発防止を求める改善勧告を今年1月に出したが、改善は十分に行われなかったという。リブロの理事長は坂本被告の父親が務めている。

障害者の自立支援 生活介護事業所が開所 島根

山陰中央新報 
障害者の自立支援を目的にした生活介護事業所「あすなろ」(村尾美由紀所長、13人)が奥出雲町横田に完成し、開所式がこのほどあった。同町で初の生活介護事業所となり、関係者約70人が祝った。同事業所は、18歳以上の知的障害者や重度身体障害者などを対象に生活訓練や創作、生産活動の機会を提供する。定員20人。木造平屋で、軽作業や軽スポーツなどができる多目的室、和室、食堂・台所、相談室、浴室を備える。障害者の自立支援事業に取り組む地元のNPO法人「ふきのとう」(伊藤正幸理事長)が県、町の補助を受け、事業費1200万円で整備した。

2013年5月10日金曜日

知的障害ある従業員にグループホームを開設 大分

大分合同新聞 
中津市犬丸の漬物製造業「中津漬物」(田畑昭一社長)が、知的障害がある従業員用にグループホーム「いもほり」を開設した。市によると、NPOや社会福祉法人以外で、一般事業所が開設するのは市内で初めて。「中津漬物」は1950年創業。障害者の雇用に熱心で、2006年には厚生労働大臣表彰を受けた。現在は従業員約40人のうち半数近くを知的、精神の障害者が占めている。「いもほり」は木造2階。会社の隣接地に新築した。宇佐、中津両市から主にバス通勤していた20~30代の男性5人が入居した。社内に設けた世話人が住み込み、食事の世話や日常生活の相談に応じている。

発達障害の男性がイラスト展、日常の情景温かく描く 神奈川

カナロコ 
発達障害のある沖野紘史さん(23)=開成町在住=が県西地域の風景を描いたイラスト展が9日から、小田原市国府津の展示スペース「寄りあい処こうづ」で始まった。地元自治体の広報紙の挿絵を描くなど積極的に活動する沖野さんの作品は、絵はがきとしても人気。「活動の輪を広げたい」と、発達障害がある知人2人に声を掛けて計約20点を展示している。午後1~5時、入場無料。14日まで。

障がい乗り越え太鼓打つ 神奈川

タウンニュース 
知的障がい者によるプロの和太鼓グループと、団員の家族の姿を追ったドキュメンタリー映画『幸せの太鼓を響かせてINCLUSION』(小栗謙一監督)の上映会が、5月25日(土)に逗子文化プラザなぎさホールで開かれる。主催は社会福祉法人 心の会「あすなろ学苑」。チケットは前売で一般1000円、小学生以下と障がい者は800円。開演時間は午後2時。

2013年5月9日木曜日

七色お菓子商品化 仙台・発達障害者の就労支援法人 宮城

河北新報 
自閉症や発達障害がある人の就労と生活を支援する一般社団法人「ぶれいん・ゆにーくす」(仙台市)が、宮城県内の企業の協力を得て、オリジナルスイーツを商品化した。菓子作りや販売を通じて発達障害者の就労を目指す同法人の「虹のおかしやさん」事業の一環。青葉区大町で運営するコミュニティーカフェ「シャーレおおまち」で提供、販売している。商品化したのは、県産米粉と蔵王町産卵を使ったロールケーキ「おおまちロール」(1200円)、大崎市の酒造会社「一ノ蔵」の酒かすと日本酒を使ったイチジク入りパウンドケーキ(1500円)、シュークリーム(150円)、メレンゲ(300円)。

障害者自在のアート~東区で作品展 福岡

読売新聞 
障害者が描いた絵画などを集めた作品展が、福岡市東区若宮5のカフェ「オリジナル スマイる」で開かれている。11日まで。自閉症やダウン症などの障害がある人の芸術活動を支援するボランティア団体「コミュニケーション・アート」主催。世話人の松沢佐和子さん(54)が、障害者が働く「オリジナル スマイる」の存在を知り、障害者が生き生きと活動できる場があることを知ってもらおうと、初めて企画した。午前11時~午後6時。

いじめや発達障害の視点から教育を考える ROJE教育フォーラム 東京

リセマム 
日本教育再興連盟(ROJE)は、東京大学・本郷キャンパスで行われる第86回五月祭において、「教育フォーラム2013 教室の今と未来~いじめ・発達障害の視点から~」を5月19日に開催する。議員、教育者、大学生という異なった立場から「いじめ」「発達障害」に関する議論を行うという。参加の事前申し込みは、ホームページで受け付けている

2013年5月8日水曜日

自閉症に男女差があるのはなぜか

ウォール・ストリート・ジャーナル日本版 
男児が自閉症と診断される確率は、女児の4倍に及んでいる。それはなぜだろうか。最近の新たな研究が、この分野の最大の謎の1つとも言えるこの質問に回答している。先週行われたInternational Society for Autism Researchの年次会合で発表された最新の研究結果などだ。現在の専門家の見解は、自閉症児の遺伝的感受性、脳の発達、それに社会的学習に性差が存在し、これが自閉症への理解を深めたり、どう治療すべきかを考えたりする上で重要だとする主張に向かっている。

自立促進や親子の場に、障害児対象の放課後等デイサービス2施設開所 神奈川

カナロコ 
障害のある子どもたちを対象にした「放課後等デイサービス」を行う施設が今春、横須賀市内に2カ所オープンした。運営団体は親子の集いの場として、子どもたちの発達や自立の促進を目指している。社会福祉法人「横須賀基督教社会館」が運営し、小学生が対象の「きりんグループ」は、田浦町2丁目にオープン。従来、知的・発達障害のある子を学童保育で受け入れているが、よりきめ細かな対応をするため施設内に併設させる形とした。職員配置を手厚くして個別の支援に力を入れ、個性や障害に配慮しながら健常児と一緒に遊びや野外体験に取り組む。

2013年5月6日月曜日

7人の不思議アート展 大阪の障害者施設で創作 大阪

読売新聞 
知的障害を抱えながら、大阪の福祉施設で芸術活動に打ち込む作家を紹介する展覧会「7人の不思議なアーティストたち」が、高知市南金田の藁工ミュージアムで開かれている。専門の美術教育を受けずに才能を開花させ、国内外で高い評価を得ている人ばかり。同様に障害者らの作品を集めた県立美術館の「アール・ブリュット・ジャポネ展」との共同企画も行われている。6月16日まで、火曜休み。観覧料は一般500円、小中学・高校生250円、未就学児無料。

2013年5月5日日曜日

障害者の「心」アートで 藤沢であすまでタペストリー展示 神奈川

東京新聞 
知的・精神・肢体障害者とその支援者ら二百人以上が五年の歳月をかけ、つくり上げた巨大タペストリー(縦三・三メートル、横六メートル)の展示が、藤沢市藤沢の昭和初期の米蔵を改装した「蔵まえギャラリー」で行われている。県内や東京・町田など計八カ所で、障害がある人たちにアートを楽しむ場を提供している「フェースofワンダー」(金子光史代表)の立案。共同作業が不得手だったり、その機会に恵まれない障害者に、大人数でものづくりをする楽しさを体感してもらう狙いがある。七日まで。開館時間は午前十一~午後六時まで。

2013年5月4日土曜日

障害者の求人が急増 法定雇用率引き上げで

47NEWS
障害者向けの求人が急増している。企業に義務付けられている障害者の法定雇用率が4月から0・2ポイント引き上げられ、全従業員の2・0%となったことを受け、企業が他社より早く優秀な人材を確保しようと動いているためだ。特に精神障害者の求人が増えているのが特徴だ。人材サービスのインテリジェンス(東京)に寄せられた障害者向け求人数は、厚生労働省が昨年5月に法定雇用率の引き上げ方針を示した後に急増。昨年9月以降、前年同月比で1・5倍以上となり、今年3月は約1・8倍に増えた。

ダーツ虐待の障害者施設、運営法人に改善命令へ 福岡

読売新聞 
福岡県小郡市の障害者就労支援施設「ひまわり」で起きた虐待事件で、福岡、佐賀両県は来週、施設を運営する小郡市のNPO法人「リブロ」(坂本勉理事長)に対し、障害者総合支援法に基づく改善命令を出す方針を固めた。同法人は両県内に障害者向けの10施設を運営している。両県は1月、坂本理事長の長男の元管理職、坂本静治被告(48)(暴行罪で公判中)が2010年以降、複数の系列施設で利用者7人に虐待を行ったと認定。〈1〉静治被告を運営から外すなど組織の刷新〈2〉第三者で構成する虐待防止委員会の設置――などを求める改善勧告を出し、法人側から4月までに報告や弁明を受けた。

2013年5月3日金曜日

広がる障害者雇用

テレビ東京 
企業に義務付けられている障害者の雇用率が今月から1.8%から2%に引き上げられ、企業が対応に乗り出しています。ユニクロを展開するファーストリテイリングでは、障害があるスタッフは現在、裏方作業が中心ですが、今後、接客など健常者と同じ仕事を任せる方針です。食品トレーを製造・販売するエフピコは、グループ全体の障害者雇用率が16.3%に達します。自閉症などの障害がある人は、こだわりが強く、健常者よりも高い生産性があるとしています。障害者を雇用する企業に投資する鎌倉投信の新井和宏氏は「障害者を雇う企業は人材の多様性があり、新しい発想や事業を生み出す可能性がある」として、企業は今後積極的に障害者を雇うべきだとしています。

障害者雇用ノウハウ広めてほしい

テレビ東京 
障害者が働く現場を大臣が視察しました。田村厚生労働大臣はきょう、知的障害者や精神障害者の雇用を専門にした都内の企業を視察しました。オフィスの中では障害者が契約書のチェックなどの業務を行っていて、田村大臣は職員から直接、作業内容の説明をうけました。厚労省は、精神障害者の雇用を義務付けるよう法律の改正を目指していて、田村大臣は「障害者を前向きに活用するいい事例、ノウハウを広めて頂きたい」と語りました。

障がい者就労支援オフィス:「いつかフルタイムで」県庁に設置、きょう開所式 岐阜

毎日新聞 
障害のある人が働きながら社会人としてのスキルを身に着けられるように、県が設置した「障がい者就労支援オフィス」開所式が1日、行われる。同オフィススタッフは知的障害のある18〜23歳の男性3人。3人は「いつかフルタイムで働きたい」と意欲を示している。3人の身分は県人事課雇員。庁内各課の発送伝票のデータをパソコンで入力したり、封筒にタグをのり付けするなどの作業を請け負う。4月に採用され、1カ月間、トレーニングを積んできた。いよいよ本格的に業務をスタートする。

発達障害、支援態勢を強化 八王子市教委 東京

朝日新聞 
小、中学校で発達障害と診断される子どもたちが増えていることを受け、東京都八王子市教委は支援態勢の強化に乗り出した。7年前に作った特別支援教育推進計画を見直し、3年の目標期間に特別支援学級の計画的な配置や教員研修の充実などを盛り込んだ第2次計画をスタートさせた。文部科学省が昨年、全国の公立小中学校を対象に無作為抽出調査をしたところ、6・5%の子どもが発達障害の可能性があると分析された。八王子市でも発達障害とみられる子どもの数は増加傾向にある。小、中学校の求めに応じて心理士が行う巡回相談は12年度、807件で、08年度と比べてほぼ倍増した。

発達障害の高校生サポート「支援員」、道立8校に正式配置 北海道

北海道新聞 
道教委は2013年度、自閉症や学習障害といった「発達障害」などで支援が必要な生徒が在籍する道立8高校に、生徒を個別に支える「特別支援教育支援員」を正式に配置する。道教委が11年度に行った実態調査で、学校の支援を受ける生徒が全体の0・7%に当たる485人いることが判明し、細やかな対応が課題になっていた。学校の支援態勢を徐々に広げることで、生徒が勉強しやすい環境を整える狙いだ。

2013年5月2日木曜日

変死:知的障害女性 ロープで拘束され 大阪

毎日新聞 
1日午後1時50分ごろ、大阪府岸和田市の民家で、住人の無職女性(36)がぐったりしているのを帰宅した母親(62)が見つけ、119番通報した。女性は病院で死亡が確認された。大阪府警岸和田署によると、女性には重度の知的障害があり、父親(64)が外出する際、女性を椅子に座らせてロープで棚にくくりつけたという。同署は司法解剖して死因などを詳しく調べる。同署によると、女性は両親らとの計5人暮らし。父親が午前7時半ごろ、女性をくくりつけた後に出勤し、母親も午前10時半ごろ出かけ、女性は1人だった。数年前から、女性をくくりつけて外出することがあったという。

手作り弁当配達で見守り 障害者が限界集落支援 徳島

読売新聞
三好市池田町の社会福祉法人「池田博愛会」の就労支援施設「セルプ箸蔵」の利用者が手作りした弁当やパン、日用品を同町西山地区の高齢者や独居老人宅に配達し、安否確認する取り組みが30日、始まった。県の「障がい者による限界集落サポート事業」で、同法人は今後、効果を見ながら他地区にも広げていく。高齢家庭の生活サポートと障害者の生きがいづくりが狙い。同地区は商店も少なく、住民は日用品などの買い物にも苦労しているといい、施設の職員1人と施設利用者2人が電話などで注文を聞き、毎週木、金曜日に配達する。施設利用者は4~6人が交代で担当。荷物を運んだり、次回の注文を受けたりするほか、高齢者の話し相手もこなす。

2013年5月1日水曜日

消えるアスペルガー症候群 米診断手引19年ぶり改訂で

朝日新聞
日本でも広く使われている米精神医学会の診断の手引(DSM)が5月に改訂され、発達障害の一種「アスペルガー症候群(AS)」の分類が消える見通しだ。「適切な支援が受けられなくなる人が出る」などの不安が米国で出ており、日本の臨床現場への影響も出そうだ。ASは、言語発達の遅れや知的障害はないが、対人関係を築くのが苦手なのが特徴で、「アスペルガー障害」とも呼ばれる。「軽い自閉症」と見なされることもあり、19年ぶりに改訂されるDSM第5版では、重い自閉症からASまでを連続的に捉える「自閉症スペクトラム(連続体)障害」に一本化される。

障害児施設などの虐待昨年度は5件 大分

大分放送 
県は児童福祉法に基づき、障害児施設や児童養護施設の職員による虐待の状況を発表しました。それによりますと、昨年度、虐待と判断されたケースは5件あり、小学2年生から30代までの児童・生徒あわせて14人が虐待を受けたことがわかりました。このうち、去年6月、障害児施設で起きたケースでは、児童指導員が中学生と高校生の男子5人を懲罰として丸刈りにしていました。このほか平手で頭や手を叩くなどの身体的虐待が3件、暴言や無視をするなどの心理的虐待が1件確認されています。職員が児童・生徒を丸刈りにした施設に対し、県は改善にむけて研修などを実施するよう勧告しています。

宇佐市の県営住宅を「グループホーム」に 大分

大分合同新聞 
県は4月から、県営住宅の空室を障害者のグループホームとして利用する取り組みを宇佐市で始めた。すでに中津、宇佐両市が市営住宅で実施しているが、県営住宅では初めて。県は「障害者が住み慣れた地域で安心して暮らすために、選択肢を増やしたい」としている。県営住宅を使うことで、利用者は家賃負担が比較的軽く済む。地方では中心部に立っていることが多く、立地面でのメリットもある。グループホームを運営する事業者に公営住宅の空室情報を県が提供し、希望や条件をマッチングする。

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