2012年2月9日木曜日

県立高入試 学習障害で代読決定 奈良 ‎

読売新聞 
文字の読み書きが困難な学習障害「ディスレクシア」がある奈良県内の中学3年の男子生徒(15)が、県立高校の入試で要望していた問題の代読について、県教委と受験校は7日、生徒の求めに応えて問題文を代読し、用紙も見やすくすることを決めた。県教委は「中学校の試験で代読を受けてきた実績を評価した」と理由を説明。同じ学習障害を持つ生徒らへの朗報となった。学習障害児を県内の「通級指導教室」で教えている教諭(51)は「今回の代読は、中学校でも行っていたことから実現した。こうした支援を小学校から中学校、高校へと丁寧に引き継いでいくことで、児童・生徒の可能性が広がる」と話している。

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