2010年7月16日金曜日

幸せ呼ぶ無心の一文字 王子で知的障害者書道展 東京

東京新聞
紙全体で楽しさを表現した「楽」、お金をためたい思いで書いた「福」。迫力満点の「一字書」が、見る人の胸を打つ。知的障害者施設などを運営する北区の社会福祉法人「ドリームヴイ」(同区上十条)の書道クラブの第六回書作展が十四日、同区王子一の北とぴあ六階ギャラリー「遊」で始まった。クラブ発足から六年を有馬さんは、こう振り返る。「一番変わったのは周囲の私たち。書作展を見に来た人から“元気をもらった”“ありがとう”と声が寄せられ、クラブのスタッフに加わった人もいる。無心で書いた彼らの一文字が、幸せの輪を広げてくれる」作品はクラブ員二十人の四十点を、前後期に分けて二十五日(十九、二十日休館)まで展示。入場無料。

0 コメント:

コメントを投稿

▲ このページの先頭へ戻る