読売新聞
佐賀市で2007年、知的障害者の安永健太さん(当時25歳)が警察官に取り押さえられた直後に死亡した問題で、特別公務員暴行陵虐致傷罪に問われた佐賀県警の男性警察官(29)の審判が29日、佐賀地裁で始まる。安永さんの父孝行さん(49)が24日、同市内で記者会見し、複雑な心情と真相究明への願いを訴えた。「正直言って悔しい思いでいっぱいだ」。孝行さんはそう強調した。孝行さんが求めた特別公務員暴行陵虐致死罪ではなく同致傷罪で審判が行われることや、警察官5人のうち1人のみしか認められなかったことに強い不満があるためだ。「かかわった警察官全員が法廷に出て、真実を話してほしい」
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