2010年7月8日木曜日

音楽通じ障害者に理解を 上尾の「雑草」、10日に公演 埼玉

埼玉新聞
知的障害者が作業やさまざまな活動を行う上尾市の多機能型事業所「雑草(あらぐさ)」(橋爪文子管理者)は10日午後6時から、歌手上條恒彦さんを招いたコンサート「上條恒彦とあらぐさの仲間たち」を上尾市文化センター大ホールで開く。障害のある仲間たち35人が上條さんと共に舞台に立ち、歌声を響かせる。管理者の橋爪さん(58)は「地域の中で生き生きと暮らしている障害者のことを少しでも理解してほしい」と話す。コンサートは2部形式。1部は上條さんのソロコンサート。「出発(たびだち)の歌」「たれかが風の中で」「さとうきび畑」など数々のヒット曲を披露する。2部は「雑草」の仲間たちも出演。ハンドベル演奏や嵐の「ワン・ラブ」をオリジナルの手話風の振り付けで歌い踊る。最後は「翼をください」を上條さんと一緒に大合唱する。仲間たちは「元気いっぱいに歌いたい」と張り切っている。

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