毎日新聞
益田市のNPO法人「息域スペース ポコ・ア・ポコ」理事長として、障害者福祉に取り組み、昨年7月に病死した小川清子さん(享年53歳)=同市遠田町=の遺作展が、同市駅前町の「小さなぎゃらりーうつわ」で開かれている。清子さんが作った陶芸やちぎり絵、田の土で作った地蔵のほか、手書きで発行し続けた「ポコ・ア・ポコ」の機関誌などを展示。31日まで(16日は定休)。元保育士の清子さんは、96年ごろから障害者の地域での「居場所」作りに奔走。当時、益田圏域には養護学校も通所施設もなく、「障害のある人も、ない人も一緒に集い、ゆったりと息のつける場に」と98年、同市駅前町に「息域スペース ポコ・ア・ポコ」を開設。
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