2010年7月19日月曜日

障害や自閉症に理解求める 山口

中国新聞
障害や自閉症について理解を深める青少年対象の福祉講座が17日、山口県平生町のふれあいまちづくりセンターあいあむであった。自閉症と向き合う城充宏さん(38)=光市塩田=の父彦二郎さん(72)が講演し「障害者には素晴らしい才能や特技もある。支援する人は気遣いしすぎて関係を遠ざけないで」と訴えた。彦二郎さんは2歳で自閉症と診断された充宏さんが記憶整理力に優れ、さをり織りで才能を発揮している点などを紹介し「特技を生かした職業で活躍する人もいる。一方で健常者が大半の中、異国で一人過ごすような環境にあるのが現代社会。それに合わせる頑張りや不自由さも理解して接してほしい」と話した。

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