下野新聞
大光寺町の社会福祉法人・なすびの里(殿塚治理事長)は29日、万町になすび食堂をオープンする。市中心部に残る昭和初期の建物を改装して運営する。殿塚理事長は出店目的について、「(障害者と健常者が社会生活を共にする)ノーマライゼーションの推進と伝統的な町並み保存に一役買いたい」と話す。メニューは、うどん類をはじめ、定食や飲み物類など。うどんは、ゆうの家の就労者が計量から仕込み、製麺まで手掛ける。改築資金は、使われない公共施設や空き店舗、民家などを改修し、福祉の拠点として再活用を援助している日本財団の「もったいないをカタチに」モデル事業を活用。これに加えて、市の歴史的町並み景観形成補助金も活用した。
0 コメント:
コメントを投稿