2010年7月10日土曜日

京滋の大学、発達障害の学生支援 学内連携や情報交換

京都新聞
対人関係で生きづらさを感じる「発達障害」と診断される大学生が増えている。中には、障害を自覚せぬまま、単位が取れずに退学したり、就職面接で壁にぶつかるケースも。京都大など各大学が支援を模索している。京都大では08年4月に身体障害学生相談室を設け、カウンセラーや各学部などと連携し、学生からの相談を通じて障害の把握に努めてきた。本人から申し出があれば学内で情報を共有し、▽接点がある教職員や学生に理解を要請▽アシスタントを付けて実験科目の履修を助ける▽就職に備えて面接対策を行うなどを行っている。現在、広汎性発達障害と診断された6人を支援中で、当事者同士が語り合う自助会も昨年から試験的に始めた。

0 コメント:

コメントを投稿

▲ このページの先頭へ戻る