2010年7月18日日曜日

ネコのあくび:都心で働く

毎日新聞
東京・丸の内にはこの国を代表する企業の本社が建ち並ぶ。日本経済の心臓部である。そこに知的・発達障害や視覚障害の人たちがスーツ姿で通勤するようになった。東京海上ホールディングスが今春、特例子会社「東京海上ビジネスサポート」を設立したのだ。うまくなじめるだろうか、仕事を続けられるだろうか。初めは誰もが不安に思う。しかし、一般社員からこんなメールが寄せられるようになった。「あいさつがとても素晴らしい」「仕事の仕上がりがきちんとしていて感動した」。午後4時半。元気な声と笑顔を残して社員たちはオフィスを去っていった。うれしかったのか、初めのころはなかなか帰ろうとしない人もいたという。

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