2010年7月14日水曜日

「自白強要」と国賠請求 盗撮無罪、発達障害の男性

日本経済新聞
女性を盗撮しようとしたとして東京都迷惑防止条例違反罪で一審は有罪とされ、東京高裁で逆転無罪が確定した発達障害のある横浜市内の20代男性が13日、「警視庁と東京地検に自白を強要された」として都と国に1100万円の損害賠償を求め横浜地裁に提訴した。男性は一審の東京簡裁で有罪判決を受ける直前、アスペルガー障害と診断された。高裁は今年1月の判決で、男性が障害のために混乱しやすく、やましいことがなくても謝ってしまった可能性を指摘。「自白調書は捜査官が誘導したか、作文した疑いがぬぐえない」と無罪を言い渡した。

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