2009年11月10日火曜日

ホーム女性突き落としに懲役9年

判決は責任能力について「思い込みが激しい傾向はあるが、『母親に強く止められていればこのようなことはしなかった』とも述べており、後戻りができないほど異常なものではない」と指摘。犯行手段にも強いこだわりが感じられないなどとして、責任能力が一般人と比べて低かったとは考えられないとした。

判決は被告の知能は正常範囲内で、何をしているか理解して行動していたと認定。「犯行時の責任能力が一般人より低かったとは考えられない」とした。
診断はアスペルガー症候群。当時の状況から人格が引き裂かれそうになるくらいパニックになっていたとは考えられなかったのか。

会見には裁判員経験者ら5人が出席。精神鑑定の専門用語について、「難しかった。分かる範囲ではなかった」(60代男性会社員)、「分かりづらかった」(20代男性会社員)とする感想が出た。一方、証人出廷した精神鑑定医の説明は、「分かりやすく、自分なりに理解できた」(20代会社員女性)と評価する意見が多かった。
ほんとうに説明が理解できたとしたら、責任能力が低かったと考えたかもしれない。またそのように主張した可能性もある?(判決は多数決)

会見した裁判員によると、裁判長は「専門家でないのは裁判官も同じ。気負う必要はない」とアドバイスしたという。20代の女性会社員は「医師の説明は分かりやすく、自分なりに理解できた」と話した。一方で、60代の男性会社員(補充裁判員)は「初めて耳にする病名が出てきて難しく、分かる範囲ではなかった」と述べた。
専門家じゃないって言われても...。これが限界か。

弁護側は「非常に厳しい判決。被告と話し合った上で控訴するか決めたい」とコメントしました。
発達障害はまったく加味されませんでした。確かに厳しいです。

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