大分放送
知的障害などの疑いのある男が窃盗の罪などに問われた裁判で、大分地裁は保護観察による更生を求めた弁護側の主張を認めず、男に実刑判決を言い渡しました。公判では被告に知的障害などの疑いがあるとした弁護側の主張をもとに県内で初めて福祉鑑定が実施されました。判決公判で大分地裁の開発礼子裁判官は「被告が障害に即した福祉的支援を受けられるか不明」などととして、弁護側の主張を認めず、男に懲役1年の実刑判決を言い渡しました。弁護側は「被告は福祉的な更生を受ける機会を失った」として、控訴する方針です。
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