2013年3月20日水曜日

野菜工場で障害者雇用 山形

読売新聞 
山形市のオフィスビルの一室を改装した野菜工場が、障害者雇用の拡大という観点から注目を集めている。育苗などの世話は障害者が行い、収穫したレタスなどは、ホテルの朝食に提供されている。ビル管理会社「山形包徳」(山形市城西町)が1月から始めているもので、同社の菅井薫常務は「新たな障害者雇用の形態として広めていきたい」と意気込んでいる。同社は障害者の雇用に積極的で、全社員180人の1割弱が、ビルの清掃などに従事している。障害者雇用の受け皿を拡大し、自立を支えようと、数年前から農業への参入を検討。農地の複雑な取引が必要ない上、現金化に時間がかからず、1年を通して働き場所を確保できるとして、野菜工場に挑戦することを決めた。

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