2010年1月21日木曜日

発達障害ニュース 1月21日

第55回読書感想文コンクール:県最優秀賞作品/8 /岡山 毎日新聞
毎日新聞岡山支局長賞ー岡山市立吉備中2年・光田美波さん
ルール! シンシア・ロード(著)、おびかゆうこ(訳)。キャサリンは自閉症の弟デービッドの面倒を良く見る優しい12歳の女の子。学校の友達がいる普通の世界とそれとは全く違う。「ふつう」じゃないデービッドの世界。どちらの世界にも引っ張られるのに、結局どちらの世界にも入れない。きっと自分の世界で誰にも遠慮せず、思い切り遊びたいだろうし、お父さんやお母さんにも、もっともっと甘えたいだろうが、いつも自分の気持ちを心の中に押し殺し我慢している。

ネコのあくび:もうかる会社 毎日新聞
たくさん障害者を雇う会社は業績が良い。ユニクロ、マクドナルド、スターバックス。みんな障害者雇用に熱心だ。人事管理が柔軟、個性を重んじる社風や社員教育、進取の気性。いろんな説がある。どれも当たっているようで、もう一つ確信が持てない。

仏チョコ職人伝授、障害者菓子店オープン 朝日新聞
仏グルノーブルのチョコ職人、クリスチャン・ボシャールさん(65)が菓子作りを伝授した潮来市大賀の知的障害者施設「鹿島育成園」(高橋英一園長)の園生と職員が20日、鹿嶋市役所前のビルに手作りの菓子店「メルヴェイユ」を開いた。お祝いにかけつけたボシャールさんも「オープン出来るのはみんなが一生懸命に努力したから」と、園生らの手を握り、大喜びだった。

工夫を凝らした焼き芋が好評/長野 リファイドニュース
伊那市にある知的障害者通所授産施設「アンサンブル伊那」が、施設駐車場の一角で毎年秋から春にかけて売る焼き芋が話題を呼んでいる。2005年から利用者の技術を生かし、工賃アップにつなげようと始めたが、リピータの客もいるほか、地域住民とのつながりも生まれるなど思いもかけぬ効果が出ている。

お福山六方学園の「はじめまし展」始まる 朝日新聞
福山市水呑町の福祉施設「福山六方学園」を利用している知的障害者の創作活動を紹介する「FUKUROKU ART 第7回はじめまし展」が20日、同市西町1丁目のふくやま書道美術館市民ギャラリー(福山ロッツ8階)で始まった。今回のテーマは「まる」。人間が生まれて初めて描くような基本的な図形が生み出す世界をデザイン、陶芸、オブジェなど約370点で多彩に表現している。

広島出身監督の新作を初上映 中国新聞
広島市安佐北区出身の映画監督槙坪夛鶴子(まきつぼ・たづこ)さん(69)=東京都世田谷区=の新作「星の国から孫ふたり~『自閉症』児の贈りもの~」の上映会が23日、福山市駅家町の市北部市民センターである。中国地方では初の上映となる。無料。

作品「ゆうやけ」を手にする米田祐二さん=八幡市橋本 朝日新聞
府立桃山養護学校高等部3年の米田祐二さん(18)=八幡市橋本=が21日から、八幡市文化センターのミニギャラリーで、写真展「祐二展~すてきな写真をとりましたよ~」を開く。自閉症のため言葉ではうまく表現できないが、写真を「語り手」として、少しずつ会話ができるようになった。日常で気になったものを撮った作品は、風景や動物など様々だが、どれも心がほっこり和むような味わいがある。

教室不足…物置まで利用 愛知 中日新聞
県立一宮東養護学校(一宮市丹羽)の児童・生徒数がここ数年で急増し、「教室が足りない」と悲鳴が上がっている。同校は物置やホールなどを改修して教室に仕立てたが、新年度はさらに生徒数の増加が見込まれ、綱渡り状態になりそうだ。県は2014年に稲沢市の旧平和高校跡に特別支援学校を開校予定だが、「4年後まで持つか」と心配の声も漏れる。

0 コメント:

コメントを投稿

▲ このページの先頭へ戻る