東京新聞
昨年度に県内のハローワークを通して就職した障害者らが、過去最高の七百四十九人(前年度比5・2%増)に上ったことが栃木労働局の調査で分かった。企業への雇用支援策が奏功したとみられるが、企業の障害者雇用率は依然、低水準。同労働局は「雇用率改善は大きな課題。引き続き企業に理解を求めていく」としている。増加した要因の一つが、三カ月の試用期間を設け、雇用一人につき十二万円の奨励金を交付する「トライアル雇用」。昨年度は八十五人が試用後に継続雇用された。また、専門員が知的・精神障害者と一緒に仕事をする「ジョブコーチ支援」も定着し、企業、障害者双方の不安解消につながった。
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