2010年5月15日土曜日

「B級グルメ」地元と交流 移動販売車で新商品 埼玉

読売新聞
障害者が通所する熊谷市大塚の就労支援事業所「ゆりかご」がこの春、調理もできる移動販売車を使って、行田市名物のB級グルメ「フライ」と新商品「フライドッグ」の販売を始めた。ゆりかごは介護施設として2001年に発足、08年6月からNPO法人化した。熊谷、行田市に住む知的障害者と身体障害者計15人が刺しゅうや袋詰めなどの作業に励んでいるが、賃金は平均で月3500~4000円ほど。地元住民とふれ合う機会も少なく、賃金アップと交流をと、B級グルメとして人気を集めるフライの販売を計画した。車内で職員が作ったあつあつの出来たてを、車外で障害者らが売り込む。「社会と接触する機会が増え、通所者が生き生きしている」と代表理事の高岸加津子さん。平日の出張販売先を探している。

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