2010年12月21日火曜日

こころみ学園の川田昇園長死去 ワイン造りで知的障害者の自立支援 栃木

下野新聞 
知的障害を持つ子どもたちとブドウ畑を切り開き、半世紀以上知的障害者の支援に力を注いできた知的障害者更生施設「こころみ学園」園長の川田昇さんが17日深夜、老衰のため足利市内の病院で死去していたことが、19日分かった。89歳。佐野市出身。自宅は足利市旭町。通夜は21日午後6時から、告別式は22日午後1時から、足利市田島町616の「こころみ学園」で行う。施主は長女池上知恵子さん。園生の自立を目指してブドウを栽培し、80年には園生の親らが出資して有限会社「ココ・ファーム・ワイナリー」を設立、84年からワイン造りを始めた。2000年の九州沖縄サミットではスパークリングワインが、08年の北海道洞爺湖サミットでも赤ワインが使われるなど、その品質が高く評価されている。

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