毎日新聞
シイタケの菌床栽培を通じ、障害を持つ利用者と雇用契約を結び県の最低賃金(時給662円)を保証する障害者就労施設「しいたけランド」が登米市南方町にオープンし、11人の利用者が作業に励んでいる。最低賃金を保証する同市内の障害者就労施設の開設は、クリーニング工場を柱とする「ラボラーレ登米」と並び2件目。障害者の経済的な自立につながる貴重な就労の場だ。「しいたけランド」は4月上旬、障害者自立支援法に基づく就労継続支援A型事業所として開所。利用者11人は登米、栗原の両市に住む30~50代の男女で精神、知的、身体のいずれかの障害がある。労働時間は週休2日を原則に1日4~6時間。作業は菌床で育てたシイタケの収穫、集出荷、水やりなどで、月額賃金は最高8万円台になる計算。
0 コメント:
コメントを投稿