2010年5月24日月曜日

カフェ&ギャラリーきょう再スタート

大分合同新聞
障害のある人、高齢者や小さな子ども連れのお母さん、心がちょっと“風邪気味”の人たちがホッとできる場所にしたいー。大分市三佐で23日、小さなカフェ&ギャラリーが再開する。障害のある息子をプール事故で亡くした植木隆さん(60)、静江さん(56)夫婦が仲間の応援を受けて、活動を再スタートする。地域交流広場「コミュニティーカフェ&ギャラリーWARA・WARA(わらわら)」。2002年、特別支援学校に通う子どもの保護者と一緒に、卒業後もみんなが集える場所をつくろうと開いた店だった。息子の隆博さん=当時(23)=には重度の知的・身体障害と、てんかんの発作があった。福祉サービスでプール遊びをしていた時、付き添っていたヘルパーが目を離し、おぼれた。「息子を亡くし、いろんな経験をしたからこそ伝えられることもあると思う」と静江さん。「今までに出会った人の輪に助けられた。少しずつでも地域に恩返ししていきたい」と話す。

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