2009年10月31日土曜日

県教委:田野町に養護学校分校 特別支援学校の再編案 高知

毎日新聞 
県教委は29日、県立特別支援学校の再編計画案を明らかにした。山田養護学校(香美市)の分校として、県東部で初めてとなる知的障害特別支援学校の新設などを盛り込んだ。増加する児童・生徒数に対応するのが主な目的。計画案は近く、県民の意見を聞くパブリックコメントを実施し、今年度内に正式決定する。

「なすの園」が指定管理者制導入へ 那須広域行政組合 栃木

下野新聞 
那須地区広域行政事務組合(管理者・栗川仁市長)は来年度から、沼野田和で運営するこども発達支援センター「なすの園」を指定管理者による運営に移行する。29日の同組合定例議会で関係条例改正などを承認。今年末までに指定管理者となる民間団体を決定する。

2009年10月30日金曜日

相談活動着実に浸透 宮古市こども発達支援センター 岩手

岩手日報 
宮古市こども発達支援センターは4月の開設から半年が経過した。保育士、教員経験者らが、発達障害だけでなく生活や学習面で困難を抱えた子ども、保護者らの支援を展開。9月末までの相談件数は延べ133件に上った。

「特別支援児」受け入れ、14幼稚園に拡充へ 香川

四国新聞 
高松市教委は来年度、障害のある子どもを受け入れる市立幼稚園を現在から5園増やし、計14園とする方針を決めた。応募資格は市内に住所があり、発達障害か、公立小学校の特別支援学級などに相当する障害がある3~5歳児。園での面談や問診票などをもとに、市立幼稚園特別支援教育判定委員会で入園を判断する。

2009年10月29日木曜日

広島少年院暴行事件で、元首席専門官が無罪主張

MSN産経ニュース
広島少年院(広島県東広島市)で収容少年の首を絞めたなどとして、特別公務員暴行陵虐の罪に問われた元首席専門官、向井義被告(48)=起訴休職中=は28日、広島地裁(奥田哲也裁判長)の初公判で「陵辱、加虐を意図したものではなく教育指導の目的だった」と起訴内容の一部を否認。弁護側は「正当な矯正教育」と無罪を主張した。
「心からのごめんなさいへ」(品川 裕香 著)は、結局途中で読むのをやめてしまいました。また向井被告の逮捕後に読み始めましたので、どうしてもフィルターがかかってしまいます。

向井被告は、業務改革を行なうビジネスコンサルタントのように思えました。自分の考えが通る環境になるまで辛抱強く待ち続け、機が熟したところで少年たちとの関係の中で疲弊していた教官たちにやる気を起こさせて組織としてまとめ上げる。その手腕に優れていたのだと思います。海外で調べた教育プログラムを熱心に指導しながら、教官たちにはいままでやってきたことを自信を持ってやればいいんです。みたいに言うのは企業の社員研修セミナーを思い浮かべます。

その実践が教育関係者に認められて、向井被告だからこそできるとなったのだと思います。少年たちのことをほんとうに考えているって感じはしませんでした。

裁判は続きますので注目していきたいです。

鳥・魚 生き生きと 愛知

朝日新聞 
自閉症と向き合いながら、絵を描き続けている大府市共和町、山下賢志さん(38)の作品69点が画集にまとめられ、「地球の仲間たち」のタイトルで出版された。山下さんにとっては初めての画集。鳥や獣、魚などが、独特の色づかいで生き生きと描かれている。

発達障害の児童・生徒 巡回相談の依頼急増 大分

大分合同新聞 
県内の特別支援学校の教員が小・中学校などに出向いて、落ち着きがなかったり、特定分野の勉強が遅れがちな普通学級の児童の学習支援策を助言する「巡回相談」の依頼件数が急増している。

登別に子育てトークルーム開設、悩み気軽に話し合う 北海道

室蘭民報 
登別市の障がい児親子の会「ぽぽくらぶ」(窪田るみ会長)は、あす29日から「子育てトークルーム・ぽぽかん」を、毎月1回、市総合福祉センター・しんた21に開設する。子育て中の親を対象に、悩みなどを気楽に話してもらう場を目指す。

障害者外出時支援の利用 富山

中日新聞 
障害者が外出する際に付き添いなどをする富山市の障害者向け移動支援事業の利用実績が、中核市の中で最低水準であることが全国調査で分かった。二十七日に開かれた市障害者自立支援協議会(会長・宮田伸朗富山国際大教授)で、同協議会の地域生活支援の作業部会が報告した。

2009年10月28日水曜日

「子育て楽しく前向きに」 鹿島市に障害児者支援団体 佐賀

佐賀新聞 
障害児者が安心して暮らせる地域社会を目指し、鹿島市の保護者らが支援団体「我(わ)が子の笑顔が見隊・こすもす」(石橋千影会長、30人)を立ち上げた。発達障害、自閉症など専門家による講座を通し、障害児者への理解と正しい接し方を学ぶ。

第8回発達障害就労支援研究会

ValuePress! 
就労支援推進ネットワーク(所在地:東京都羽村市 理事長:小林浩一)・発達障害児支援 アカンパニスト(所在地:東京都羽村市 理事長:柳下記子)は、発達障害者の就労支援を研究する「第8回発達障害就労支援研究会」を、2009年12月13日に東京都墨田区で開催する。

2009年10月27日火曜日

乗馬通して脳梗塞患者の社会復帰支援宇都宮のNPO法人 栃木

下野新聞 
乗馬を通して障害者支援に取り組む特定非営利活動法人(NPO法人)「RDA宇都宮」(平出町、井原昌代理事長)が、脳梗塞の後遺症のある人の受け入れを始めた。障害者が馬と接することで健康増進や生活の質向上を図ることを目指し、設立以来、自閉症や脳性まひなどを患った子どもたちを主に受け入れてきた。

講演:NPO法人の服巻さん、発達障害児支援テーマに 岡山

毎日新聞 
発達障害児を支援するNPO法人「それいゆ」(佐賀市)の服巻智子さんが25日、北区柳町で「発達障害の教育支援」をテーマに講演した。県自閉症児を育てる会が主催し、保護者や教員ら約280人が参加した。

宮大で不登校・発達障害シンポ 宮崎

読売新聞 
シンポジウム「不登校・発達障がいの子どもたちのサポートを考える」が25日、宮崎市の宮崎大で開かれた。「全国教育実践総合センター不登校研究会」の主催で、大学関係者ら保護者ら約40人が出席。不登校や発達障害に関する現状や課題を報告し、意見交換した。

2009年10月26日月曜日

琉大生が発達障害児支援 「りゅーだい土曜教室」で遊び、学習 沖縄

琉球新報 
発達障害のある子どもたちを支援したいと、琉球大学教育学部の大学院生や大学生らが月2回「りゅーだい土曜教室」を開いている。毎回約5、6人の子どもたちと約2時間、遊びや学習を通して触れ合っている。人見知りの強い子も「楽しい」と参加。保護者らにとっては、子どもを待っている時間が交流の場にもなっている。

発達障害の子へ愛情を歌に託す 岐阜

読売新聞 
地域の子育て支援事業を行っている下呂市のNPO法人「サン・はぎわら」(松山則樹理事長)が24日、同市萩原町の星雲会館でトーク&コンサート「生まれてくれてありがとう」(読売新聞社など後援)を開催し、市民ら約300人が聴き入った。3人の発達障害児を持つ、シンガーソングライターのうすいまさとさん(横浜市在住)が、自らの子育て体験を語りながら、自閉症などの症状を持つ子供たちの心を酌み取ったオリジナル曲を披露した。

2009年10月25日日曜日

有川立虹と子どもたち展:篆刻と書、わき出るもの表現 富山

毎日新聞 
毎日書道展審査会員、有川立虹さん=富山市=らに書と篆刻(てんこく)を学ぶ子どもたちの作品を展示する「第2回有川立虹と子どもたち展」が23日から、富山市中央通りのエルフ富山1階で始まった。自閉症などの障害児の作品もあり、有川さんは「わき出るものを表現する喜びを感じてほしい」と話している。

元気な絵190枚 道路沿い展示 東京

読売新聞 
発達障害を持った子どもたちの絵が23日から、小平市の「小平グリーンロード」沿いを中心に展示されている。市内の白梅学園大学の学生とふれ合うワークショップで描いたもので、同大子ども学部の杉山貴洋准教授は「子どもたちの絵を見て、元気を感じてほしい」と話している。

宇都宮・強盗誤認逮捕訴訟:原告と市、和解 市が6項目改善検討 栃木

毎日新聞 
宇都宮市で04年に起きた強盗事件で、誤認逮捕・起訴された重度知的障害者の吉田清さん(58)が「宇都宮市の福祉行政が適切な処置を怠った」などとして、市を相手取り計約820万円の損害賠償を求めていた訴訟は、東京高裁で和解が成立した(22日付)。原告らは23日、県庁で記者会見し、代理人の副島洋明弁護士は「勝訴的な和解だ」と評価した。

2009年10月24日土曜日

自殺した自閉症男性宅が交流サロンに 埼玉

TBS News 
4年前に自殺した発達障害の男性が建てた自宅が、知的障害者の家族の交流サロンとして23日オープンしました。埼玉県越谷市にオープンした知的障害者の家族の交流サロン「みのりの家」。この家を建てたのは、発達障害だった小林年さん(当時46)。4年前、突然この自宅で自殺しました。

誤認逮捕起訴の吉田さん原告の宇都宮 福祉行政訴訟が和解 栃木

下野新聞 
強盗事件で誤認逮捕・起訴された重度知的障害者の宇都宮市、吉田清さん(58)が、福祉行政が必要な支援をしなかったとして、同市に約820万円の支払いを求めた国家賠償請求訴訟の控訴審は22日、東京高裁で和解が成立した、と宇都宮市が同日発表した。

2009年10月23日金曜日

映画:「星の国から孫ふたり」、岩手教育会館で上映会 来月7日 岩手

毎日新聞 
自閉症の子どもたちをテーマにした映画「星の国から孫ふたり~『自閉症』児の贈りもの」(槙坪夛鶴子(たづこ)監督)の上映会が11月、盛岡市菜園の岩手教育会館で開かれる。障害者が働く盛岡市の農場「いきいき牧場」の藤元真紀子理事らが実行委をつくり、主催する。藤元理事は、映画が、自閉症児を「障害を持った困った子ども」ではなく「不思議なかわいい命」ととらえる視点に共感したという。

ソニー生命がスペシャルオリンピックス日本へ賛助金贈呈

サーチナニュース 
ソニー生命は、10月6日に「スペシャルオリンピックス日本」の有森裕子理事長を本社へ招いて賛助金の贈呈式を行った。同社では、知的発達障害のある人たちの自立と社会参加をサポートし、多様性を認め合う優しい社会の形成に寄与していきたいという思いのもと、スペシャルオリンピックス日本を支援している。今年度は500万円の賛助金を贈呈した。

SOの活動に5万円~道ボウリング場協会が寄付 北海道

北海民友新聞 
(社)北海道ボウリング場協会(熊谷正志会長、本部札幌)は知的発達に障害のある人にスポーツを提供するボランティア組織・スペシャルオリンピックス日本・北海道(=SON北海道、渡部章会長、本部紋別)に5万円を寄付。このほど同協会の矢嶋弘三副会長(ローヤルボウル支配人)がローヤルボウルで渡部SON北海道会長に手渡した。

殺人:祖父母を殺害…孫に懲役30年判決 松江地裁 島根

毎日新聞 
島根県津和野町で昨年5月、有田喬(たかし)さん(当時81歳)とツルミさん(同76歳)夫妻が殺害された事件で、殺人罪に問われた孫の無職、有田直樹被告(24)に対し、松江地裁は22日、懲役30年(求刑・無期懲役)を言い渡した。被告は捜査・公判段階の2回の精神鑑定で発達障害と診断されており、責任能力の程度が争点だったが、吉井隆平裁判長は「障害は犯行に影響があったが、社会的に強い非難を受けることを理解していた」と完全責任能力を認めた。

2009年10月22日木曜日

カニングハム久子さんが発達障害の講演会 東京

読売新聞 
発達障害の子供たちを理解し、どのように対応していけばいいかを考える「思春期の子どもたちの脳のしくみについて」をテーマにした講演会が24日午後1時半から東京都千代田区の東京国際フォーラムで開催される。

第7回発達障害就労支援研究会

ValuePress! 
就労支援推進ネットワーク(所在地:東京都羽村市 理事長:小林浩一)・発達障害児支援 アカンパニスト(所在地:東京都羽村市 理事長:柳下記子)は、発達障害者の就労支援を研究する「第7回発達障害就労支援研究会」を、2009年11月14日に東京都武蔵野市で開催する。

自閉症の特性理解し生活の質向上を

大分合同新聞 
自閉症などコミュニケーション能力に障害がある人の支援方法について学ぼうと、別府市内の小児科医らが「TEACCH(ティーチ)プログラム研究会」の大分支部を立ち上げた。発達障害の子どもとの向き合い方などを学ぶセミナーの開催、保護者や専門家らのネットワークづくりに取り組む。

自閉症男性 父と描くちっご 柳川市総合美術展・洋画部門大賞受賞 福岡

西日本新聞  
第22回柳川市総合美術展の洋画部門で、浅田一安芸(かずあき)さん(21)=立花町遠久谷=の「嗚呼(ああ)、筑後!我(わ)が麗(うる)わしき情景」が初出品で最高賞の大賞を受賞した。一安芸さんは生まれつき重い自閉症を持ち、父親の牧男さん(55)と二人三脚で創作活動を続けている。

障害者と健常者合同音楽会 愛知

読売新聞 
豊橋市のNPO法人福祉住環境地域センター(加藤政実理事長)が障害者と健常者のジョイントコンサート「ゆいフィールコンサート」を11月23日午後2時から同市民文化会館で開く。同センターは障害者の社会復帰訓練をしており、今回も音楽活動を通して社会復帰のきっかけをつかむのが狙い。今年2月に初のジョイントコンサートを開いたのに続いて2回目。

2009年10月21日水曜日

子育て生中継・びふぉーあふたー:運動会/上の巻 兵庫

毎日新聞 
2学期も中盤。発達障害を持っている子どもにとっては、気が重くなる季節かも。そう、運動会です。我が家の下の子にとって、今年は中学最後の運動会。中学生にもなると動きが早く、「いた」と思ってもすぐに見失う。メーンイベントの組み体操は、最後の全体8段ピラミッドでしか姿が見えませんでした。

2009年10月20日火曜日

預かった女児にわいせつ容疑、障害者団体副理事長を逮捕 京都

朝日新聞 
教育相談を受けて預かった女児にわいせつな行為をしたとして、京都府警亀岡署は19日、発達障害者の自立支援をするNPO法人副理事長で、不動産業の山本一豊容疑者(45)=同府亀岡市篠町馬堀広道=を強制わいせつの疑いで逮捕したと発表した。山本容疑者は容疑を否認しているという。

対策急がれる高校の「発達障害」 生徒の約2%と推計

Benesse教育情報サイト 
学習障害(LD)や注意欠陥/多動性障害(ADHD)などの「発達障害」のある子どもに対する支援が法制化され、一般の小・中学校では、対応が進みつつあります。それに比べて高校では、対応が遅れているのが実情です。高校は義務教育ではありませんが、子どもの約98%が進学している国民的教育機関です。適切な対応が早急に望まれます。

登別で道学校保健研究大会、子供の健康を部会別協議 北海道

室蘭民報 
午後からは「学校経営と組織活動」「保健管理・保健教育」「安全管理・安全教育」「発達障害を含む障がいのある子どもの保健教育・安全教育」の4部会に分かれて研究協議を実施。参加者らは各テーマに沿った提言などを行い、個々の認識を深めていた。

2009年10月19日月曜日

点火前のSOアスリートとマリノス田中選手。日産スタジアム

パラフォト 
10月18日(日)、スペシャルオリンピックス日本・神奈川(以下SO)の聖火リレー式典が日産スタジアムで行われた。このセレモニーに、日産スタジアムをホームとする地元Jリーグ、横浜F・マリノスの田中裕介選手(23歳・DF)が、同じマリノスの知的障害サッカーチーム「futuro(フトゥーロ/スペイン語でみらい)」のメンバーと共に参加。futuroは、Jリーグ初の障害者サッカーチーム。横浜F・マリノスと横浜市リハビリテーション事業団(横浜ラポール)の共同で、バリアフリーな地域スポーツの取り組みとして地元の中で育まれている。

2009年10月18日日曜日

自分らしさ「さをり織り」に じっくり開花、障害者の感性 宮城

河北新報 
仙台市宮城野区新田に、ブティックと工房、カフェが一緒になった店がある。今年7月に開店した「さをり本舗ねこや」。障害者が「さをり織り」を織ることで豊かな感性を発揮するとともに、障害者一人一人が自分らしく生きられるよう、フリースクール関係者らが手助けをする場だ。

[解説]どう動く 障害者自立支援法

読売新聞 
当面の措置として、来年度から低所得者の利用料を無料とする新たな軽減措置を導入する方針だ。新法制定については「1期4年の中で」(長妻厚労相)としており、本格的な議論はこれからだ。今後、鳩山首相を本部長とする「障がい者制度改革推進本部」を設置、様々な障害の当事者を交えて、新制度の青写真づくりを進めるが、谷間のない公平な支援のあり方をめぐる論議が白熱しそうだ。

2009年10月17日土曜日

展示:自閉症者が絵画、個性あふれる3点銀座のショーウインドー 東京

毎日新聞 
自閉症の人たちが描いた絵画が、中央区・銀座の目抜き通りのショーウインドーに飾られている。カラフルな魚を描いたクレヨン画など個性あふれる3点が並び、買い物客らの目を楽しませている。

2009年10月16日金曜日

父親殺害の少年に懲役5年以上10年以下の不定期刑求刑 奈良

朝日新聞 
奈良県大和郡山市で昨年6月、会社員の男性(当時51)が自宅で斧(おの)やサバイバルナイフで殺害された事件で、殺人罪に問われた長男(19)の論告求刑公判が15日、奈良地裁(石川恭司裁判長)であった。検察側は「自殺できず、生きる意味を見いだすために他人を殺すという独善的で身勝手な動機だった」として、懲役5年以上10年以下の不定期刑を求刑した。判決は11月13日に言い渡される。

長男は今年4月の初公判で起訴事実を認めたが、その後の公判で「人を殺せば、生きる意味を見いだすことができる」などと陳述。地裁は6月、弁護側の要請で精神鑑定を行い、「生まれながらの特定不能の広汎性発達障害」との診断結果が出ている。

「子ども、障がい者 漢字が悪いわけじゃない」が話題に

サーチナニュース 
産経新聞に掲載された「子ども、障がい者 漢字が悪いわけじゃない」という記事が話題となっている。曰く、民主党政権になってから“子ども”“障がい者”のように、一部の漢字をひらがなにする表記が目立つようになったが、「『供』であれ『害』であれ、決して漢字が悪いわけでない」。記事では、問題を隠してしまう交ぜ書きに異議をとなえている。

元になった記事はこちらです。
【新国語断想】塩原経央 子ども、障がい者 漢字が悪いわけじゃない MSN産経ニュース

ダウン症の書道家・大田区の金沢さん 大作『風神雷神』 建仁寺へ奉納 東京

東京新聞 
東京都大田区に住むダウン症の書道家、金沢翔子さん(24)の作品が、京都市東山区の名刹(めいさつ)・建仁寺に奉納されることになった。江戸時代の画家、俵屋宗達が描いた国宝「風神雷神図」で知られる同寺に収められる書は、その「風神雷神」の四文字を力強い筆遣いで書いた四曲屏風(びょうぶ)作品。奉納を記念して同寺で三十日から、金沢さんの作品展を開催する。

八王子女性無差別殺傷 菅野被告に求刑通りの無期判決 東京

Tokyo MX News 
被告の刑事責任能力が焦点となっていた去年7月に起きた八王子駅通り魔殺傷事件で、東京地裁立川支部は元会社員の被告に対し、求刑通り無期懲役の判決を言い渡しました。判決で山崎裁判長は菅野被告には精神の発達に遅れが認められるものの悪いことをしているという認識はあったと述べ、被告の責任能力を認める判断を下しました。

主役がいいな きょうだいも 福岡

朝日新聞 
障害のある兄弟姉妹を理解しつつも、つらくあたったり、親に甘えることを我慢したり。そんな複雑な思いを抱えた障害児・者の「きょうだい」への関心を高めようと、北九州市八幡西区で活動する障害者団体「親子訓練ミツバチの会」(福井多恵子会長)が25日、講演会を開く。きょうだい支援は全国的に緒に就いたばかり。専門家は支援の必要性を訴えている。

発達障害をもつ子供の保護者へ 就学・就労支援サポーターからのメッセージ

ValuePress! 
今回、初めて民間の“発達障害者(児)の支援事業者”が、その業務の中で感じ気づいたこと、そしてこれから続く子供のライフステージ、特に「就学・就労」という節目をよりよく迎えるための“情報・知識”をみなさんにお届けします。

初の大学祭に一丸 富山国際大、あす前夜祭 富山

富山新聞 
富山国際大子ども育成学部の1期生が初の大学祭「仁友祭」に向けて準備を進めている 。富山市願海寺の同大呉羽キャンパスで、焼きそば、クレープなどの模擬店のほか、研究発表では教育現場の課題、音楽が子どもに与える影響、性格テスト、発達障害など、子ども育成学部の特徴を生かしたテーマで展示などを行う。

2009年10月15日木曜日

香川の祖母、孫殺害二審も死刑 被告の責任能力認める 香川

47NEWS 
香川県坂出市でパート従業員の三浦啓子さん=当時(58)=と、5歳と3歳の孫姉妹の計3人を殺したとして、殺人や死体遺棄などの罪に問われ、一審で死刑とされた三浦さんの義弟で無職川崎政則被告(63)の控訴審判決で高松高裁は14日、一審判決を支持し、被告側の控訴を棄却した。弁護側は即日、上告した。

被告の責任能力は一審でも争点となり、弁護側は「知的能力が低く特定不能の広汎性発達障害があった」と心神耗弱を主張したが、一審判決は、綿密な準備をしていることや、精神鑑定結果から完全責任能力を認めた。

発達障害者の就労を考える 千葉

MSN産経ニュース 
発達障害者の就労を考える 11月8日午後1時半から、船橋市勤労市民センター(同市本町)で「発達障害者の就労を考える〜就労移行支援の現場から」を開催。

ひとの会が市内2団体へ寄付金 医療を育て守る会とSO北海道へ 北海道

北海民友新聞 
紋別市内有志でつくるボランティア団体・ひとの会(渡部章会長、会員25人)はこのほど地域医療を守る市民の会と知的発達に障害のある人にスポーツの機会を提供するボランティア組織・スペシャルオリンピックス日本ー北海道(=SON北海道)にそれぞれ3万円を寄付した。

2009年10月12日月曜日

レスリングで発育支援 ダウン症、自閉症に効果的 滑川高が来月から教室 富山

富山新聞 
リング部の小西宙監督と選手らが11月7日から、ダウン症などの障害がある子どもとその家族にレスリング指導を始める。アトランタ五輪男子フリー74キロ級銅 メダリストで早大コーチの太田拓弥さんが取り組んでいる事業に協力し、富山県内に教室を開設する試みであり、レスリングを通じて障害がある子どもの発育や、親、兄弟とのふれあい促進を支援する。

2009年10月11日日曜日

【書評】『僕は、字が読めない。』小菅 宏 著

フジサンケイビジネスアイ 
幼少時から特質を見極め支援することを法制化した欧米と違い、文科省が特別支援教育に乗り出したのは平成19年。自殺まで思い詰めた南雲氏のインタビューと母の記録は、全国の児童のために何ができるのか考えさせる。著者は冒頭で、発達障害について「病でも障害でもない一つの個性だ」と記している。

2009年10月10日土曜日

障害者らがミュージカル、自らの障害と向き合う 11日に川崎 神奈川

カナコロ 
ダウン症や発達障害の子どもたちがミュージカルを繰り広げる「夢はるかフェスティバル2009」(夢はるか音楽教室主催)が11日、川崎市中原区新丸子東の新中原市民館で開催される。2005年にスタートし5回目となる今年、子どもたちは初めて劇中で自らに問い掛ける。「障害ってなに?」ー。

第2回発達障害児支援教材・教具研究会の開催について

ValuePress! 
発達障害児支援 アカンパニスト(所在地:東京都羽村市 理事長:柳下記子)・就労支援推進ネットワーク(所在地:東京都羽村市 理事長:小林浩一)は、「発達障害児支援ための教材・教具づくり」を研究する「第2回発達障害児支援教材・教具研究会」を2009年11月14日に東京都武蔵野市で開催する。

2009年10月7日水曜日

勇気の調べで障害者支援 自閉症の息子とCD発表 三重

中日新聞 
三重県松阪市柚原町の垣内章伸さん(46)が自閉症で特別支援学校に通う長男楽守(らも)君(15)と一緒に組むフォークデュオ「RAMO」の初CDを制作し、自分でつくった音楽レーベルから発表した。垣内さんは会社を辞め、このレーベルを生かして障害者の音楽活動を応援していく決意だ。

障害者に自宅開放 自閉症…亡き長男の志 埼玉

東京新聞 
自殺した自閉症の長男、小林年(みのる)さん=当時(46)=が建てたマイホームを、知的障害者や家族の交流サロンとして役立てようと、母親の長谷川美智子さん(76)=埼玉県越谷市宮本町二=が十月二十三日から「みのりの家」として定期的に開放する。

くまもと点描:「オハイエくまもと」始動 音楽が結ぶ心と心 熊本

毎日新聞 
障害のある人もない人も一緒になって音楽やダンスを楽しむ「オハイエくまもと」(入部祥子会長)が来年3月の音楽祭に向け、本格的な活動を始めている。音楽祭は知的・発達障害者を中心に健常者の演奏家も加わっていくつものグループが路上などで演奏する。

障害児ら乗馬で元気 月1回体験の会 京都

読売新聞 
身体障害者らによる乗馬サークルを運営してきた山下泰三さん(62)(京都市西京区)が、これまでの経験を基に、乗馬を発達障害や不登校の子どもたちの療育に役立てる「しょうがいしゃ馬っ子の会」を設立し、月に1度、京都府南丹市の明治国際医療大の馬場で活動に取り組んでいる。

2009年10月6日火曜日

自閉症への関心を深めるチャリティイベントにアマンダ・セイフライド等が登場

TimeWarp 
自閉症研究団体Autism Speaksによるチャリティイベント「Acts Of Love」がサンタモニカで開催された。Autism Speaksは、自閉症の研究資金等を集め支援する自閉症研究連合と提携している団体で、マスメディアの中では非常に認知度が高い。会場には、自閉症への関心を深めるために、俳優のザッカリー・クイントや女優のアマンダ・セイフライド等の著名人が登場した。

言語聴覚士の仕事見学

朝日新聞 
言語聴覚士(ST)。脳卒中などの後遺症で、うまく言葉が出なくなった人のリハビリを助ける専門職だ。国家資格になって10年超だが、一般にあまり知られていない。リハビリテーション病院を訪ね、患者とのやりとりを見学した。

ADHDと向き合う母子、発達障害の子供らミュージカル 神奈川

カナコロ 
発達障害の子どもたちによるミュージカルが先月下旬、横浜市内で上演された。その舞台をそっと見守る母がいた。息子が、衝動を抑えられない注意欠陥多動性障害(ADHD)と診断されたのは小学2年生のこと。苦しみはやがて、暴力となって母に向かった。思いが詰まった短いセリフが響く。「生きていていいんだよね。ねえ、母さん」

2009年10月5日月曜日

障害者教育転換 県内でも期待大 地域の学校で学ばせたい 石川

中日新聞 
鳩山政権が、障害児と健常児がともに地域の学校で学ぶ「インクルーシブ教育」を推進する方針を打ち出している。これまで、障害の度合いに応じて特別支援学校へ進学することが“原則”とされてきた障害者教育。大きな転換点を迎えることに県内の保護者らの期待が高まる一方、受け入れ態勢や財政的な課題も指摘されている。

発達障害適職サポートプロジェクト(tekishoku-pj)の設立について

ValuePress! 
就労支援推進ネットワーク・発達障害児支援 アカンパニストは、発達障害者の適職の支援について、発達障害の当事者と共に、調査・研究を実施する「発達障害適職サポートプロジェクト(tekishoku-pj)」を2009年10月4日に設立する。

障害の女児刺され死亡 千葉『殺した』母飛び降り自殺

東京新聞 
同署は敦子さんが綾ちゃん殺害後、自殺を図った可能性があるとみて調べている。 同署の調べによると、綾ちゃんは発達障害と身体障害があり特別支援学校に通っていた。敦子さんは子育てに悩んでいたという。綾ちゃんの首に刺された傷が数カ所あった。

2009年10月4日日曜日

「心の問題」ケア強化 山梨

山梨日日新聞 
中央児童相談所内の診療所「子どもメンタルクリニック」には、非常勤医師と臨床心理士を1人ずつ増員。06年度に開設されたクリニックは不登校や発達障害、情緒障害などの子どもを診察しているが、常勤医は児童精神科医1人のみ。08年度の診察実績は854件に上り、「初診で3カ月待ち、再診で5カ月待ちの状態」(同課)で、診療体制の充実が課題だった。

2009年10月3日土曜日

凶悪犯罪、障害者は健常者の1.5倍と 米司法省統計

CNN Japan 
米国で発生する凶悪犯罪で、被害者となる障害者が健常者の1.5倍に達していることが、米司法省の統計で分かった。内訳を見ると、発達障害を持つ人の被害割合が、健常者の1.5倍に上っていた。

酒田に子育てセンター開設 庄内初、不安抱える親をサポート 山形

山形新聞 
県発達障害児等早期発達支援事業の委託を受けたもので、専門のスタッフが子育て相談から、同所内に設けた家庭的な遊び場で子どもと触れ合いながら親が抱える不安を解消するための適切な指導、助言を行う。

カウンセラー2万校配置へ 文科省概算要求

Fonte 
文部科学省が2010年度予算の概算要求をまとめた。不登校・いじめ対策の目玉事業はスクールカウンセラーの拡充。現状の1万4000校配置から2万校配置に増える。注目される新規・拡充事業は「産業界と連携した実践的職業教育推進事業」(1億円・新規)と「高校における発達障害支援モデル事業」(8300万円・拡充)。実践的職業教育推進事業では、特別支援学校・学級のなかでキャリア教育を進めていくための調査研究が行なわれる。

新教育の森:ほっかいどう 特別支援教育を考える・親の会 /北海道

毎日新聞 
学習障害(LD)など発達障害の子供を持つ親の会が教育内容の充実や社会的自立に向けた支援活動を進めている。学習障害の子供を持つ親で作る北海道学習障害児・者親の会「クローバー」(永瀬次郎会長)は農作業を通じて、社会参加の道を探っている。一方、広汎性発達障害の子供を持つ親で作る「ドンマイの会」(村田昌俊会長)。札幌、旭川の二つの支部があり、約100家族が加入する。

2009年10月2日金曜日

ピアノのパラリンピック開幕 バンクーバーで国際障害者ピアノフェス

バンクーバー経済新聞 
広報担当の平野さんは「目の見えない方、難聴の方、手足が不自由な方、知能の発達障害の方など、障害の種類はさまざまだが、音楽を愛する思いは一つ」と話す。 同フェスは今後も4年周期での開催を予定。「このフェスを通じて『個性をたたえ合う』ということを伝えたい。

障害者の和太鼓グループが出演へ 滋賀

京都新聞 
TAOは1992年に結成され、ダウン症や自閉症の小学生から30代までの約20人が毎週1回、栗東市荒張にある練習場で活動している。当日はメンバー10人が、TAOを指導する整体師中川仁太郎さん(66)=同市綣8丁目=の和太鼓グループ「雷太鼓」とともに、オリジナル曲「虹」を披露する。中川さんは「障害があっても素晴らしい演奏ができる。一つになった迫力ある演奏を楽しんでほしい」と話す。

ネコのあくび:幸福のメール

毎日新聞 
息子がイタズラのメールを送ってしまいました。お母さんの携帯をいじっているうちに送信したのは、発達障害のある息子という。 私にもこんな体験がある。携帯電話が鳴った。ディスプレーを見ると中学生の次男だが声はせず、ゴソゴソという音、かすかな息づかいが聞こえてきた。

三種の連続放火で求刑

読売新聞 
この日行われた被告人質問で、弁護側から犯行動機を尋ねられた石川被告は、両親との不仲、長男の持つ知的障害、次男の自閉症、当時の交際相手に感じていた不安などを挙げ、「モヤモヤした気持ちから」と証言。気持ちを静めるためにリストカットなどをしていたことを明らかにし、「それでもおさまらず火を付けるようになった」と語った。

2009年10月1日木曜日

伊勢出身・中村文昭さんのポッドキャスト番組登録者が3万人超える

伊勢志摩経済新聞 
日本の農業と若者をつなげるために、北海道で引きこもり、自閉症の青少年らとともに農業を考え生産するプロジェクト「耕せにっぽん!」なども展開する。同番組は、サンマーク出版から販売するCD「中村文昭のみるみる元気がわいてくる!」パート1〜4(パワーの源、出会いの種、敬う心、愛する力、各3,650円)のポッドキャスト版(無料)として今年3月11日から開始したもの。現在15タイトルを配信し、リスナー登録者が3万人を超えたという。

フリースクール:引きこもりの若者支援 来月プレオープン 札幌のNPO 北海道

毎日新聞 
高校卒業後も、人間関係がうまくいかなかったり、発達障害などの理由で社会になじめない若者がいるため、同学園が30歳までを対象にしたフリースクール設立を構想。札幌市の雇用創出事業に採用され、国の予算による財政補助(本年度約850万円、来年度以降1000万円の3カ年計画)でスタッフを雇用できるようになったため、スクール開設となった。

発信箱:それぞれのモナリザ=磯崎由美

毎日新聞 
作者の佐々木卓也さん(34)は3歳で自閉症と分かった。言葉がうまく出ず友達の輪に入れないが、学校に行く時も油粘土とお絵かき帳は手放さなかった。母は息子が作り出すものの中に友達の姿や擬人化された動物たちを見つけては「心の叫び」を感じてきたという。

祖父母殺人無期懲役を求刑

読売新聞 
公判では、精神鑑定で広汎性発達障害の一種と診断された有田被告に、犯行時、責任能力があったかどうかが争点となっている。 検察側は「犯行の動機や経緯は合理的で、自身の行動もコントロールできていた」として、心神耗弱とはいえないと主張。確定的な殺意に基づいた計画的な犯行で、結果も重大とした。

▲ このページの先頭へ戻る