2012年2月22日水曜日

知的障害の男性に無罪判決 佐賀

佐賀新聞 
佐賀市で2009年、衆院選立候補者のポスターを破ったとして公選法違反(自由妨害)の罪に問われた知的障害のある同市の男性被告(59)の判決公判で、佐賀地裁は21日、「ポスターを破ったことは認められるが、責任能力があったとはいえない」として、無罪(求刑罰金30万円)を言い渡した。判決理由で若宮利信裁判長は、男性が公判で一貫してポスターを破ったことを認めていることなどから行為自体は認定。母親から叱責(しっせき)されたことに憤慨し、衝動的に犯行に及んだとした。

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