横浜市にある知的障害者のケアホームで暮らす入居者の預金が使途不明になり、神奈川県がホームの指定を取り消した問題で、県警は18日、ホームを運営するNPO法人の元理事で、副理事長をしていた矢ケ部恵美容疑者(60)=横浜市戸塚区原宿1丁目=を業務上横領容疑で逮捕し、発表した。使途不明金は入居者約20人の口座で計約1億円といい、県警は一部を着服した可能性があるとみて調べている。
矢ケ部容疑者は今年1月、朝日新聞の取材に対し、「事業に必要だと本人に話し、金を引き出すことを『うん』と了解してもらった。私的流用はしていない」と説明。
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