読売新聞
佐賀県立太良高校(佐賀県太良町)が特別枠を設けて受け入れた不登校経験者らが、順調に高校生活を送っている。公立の全日制普通高校では珍しい取り組みで、県外から視察が相次いでいる。県によると、2007年、県内の不登校経験者の6割、発達障害者の3割が高校に進学していなかった。県は「学ぶチャンスを広げたい」と、昨春、過疎化で地元の生徒が減った同高に特別枠を設けた。特別枠は、不登校経験者と高校中退者、発達障害者が対象。同高の募集定員80人のうち40人をあて、30人が入学した。不登校経験者が約6割で、高校中退者と発達障害者が約2割ずつという。
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