毎日新聞
三原市で知的障害者施設などを運営する社会福祉法人の嘱託職員3人=既に退職=が、施設利用者の複数の女性に性的虐待をしたり、預かった金で私物を購入するなど不適正行為を繰り返していた問題で、県は10日、虐待などの行為を確認したとして、改善に向けた体制強化などを勧告したと発表した。勧告は障害者自立支援法に基づき、職員管理監督体制の強化▽利用者などからの苦情解決体制の確立▽第三者評価によるサービス向上▽実習生の受け入れや地域住民との連携など外部に開かれた運営--などを求めている。法人は、取り組みや計画を3月11日までに報告する。
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