2012年1月16日月曜日

にいがた人模様:NPO法人「アビリティ燕」理事長・近藤麻理子さん 新潟

毎日新聞 
燕市で知的障害者の小規模作業所とグループホームを運営している。10年前に76歳で亡くなった父長岡与四郎さんの跡を継いだ。それまで、父の手伝いをたまにするぐらいで、障害者福祉についての知識も経験もほとんどなかった。だが、父と母がほぼ2人で運営していたNPOは、今ではスタッフ13人と通所を含め入所者31人でにぎわう。昨年末には老朽化が進んだ作業所を、同市桜町に移転した。信用金庫の建物を改修した新しい作業所は広くて明るい。「移転は悲願だった。父と10年越しの約束を果たしたような気がします」とほほ笑む。

0 コメント:

コメントを投稿

▲ このページの先頭へ戻る