東京新聞
豊島区南長崎六の通所授産施設「みつばちブンブン」に通う知的障害者たちが十四日、区内の劇場でベートーベンの交響曲第九番全四楽章に合わせたオリジナルの無言劇「不戦賛歌」を上演した。心身のこわばりを解く目的で取り入れたイメージトレーニングが発展して始まった公演活動は評判を呼び、この日も満員の約三百人の観客から大きな拍手を受けた。極めてストレートな反戦の表現に、二十二歳から六十五歳までの年齢も症状もさまざまな障害者たちの存在感が、重みを与える。怒り、喜ぶ表情や、重い足取りが真に迫る。
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