2012年1月20日金曜日

母は本で兄は映画で 自閉症者と家族の物語‎ 福岡

朝日新聞 
福岡市の赤崎久美さん(51)が、自閉症の娘千鶴さん(22)と家族についてつづった「ちづる」を出版した。きっかけは、千鶴さんの兄正和さん(23)が昨年完成させた同名のドキュメンタリー映画。福岡市でも21日から公開される。娘の成長、見守る家族や医師、ケースワーカー、特別支援学校の先生、地域の人々の関わり、苦難の中でも常に前向きな姿をみずみずしい文章で描く。本は、ネットの文章に加筆し、100ページほどを新たに書き下ろした。かつて励まされたように、「この本が後輩お母さんを励まし、社会への理解を広げられたらうれしい」と話す。

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