読売新聞
静岡県教委は来月から、発達障害などにより対人関係を築くのが難しい高校生を対象に、人間関係の構築や感情のコントロールなどについて訓練するモデル事業を始める。県教委によると、発達障害などの高校生を対象にした公的教育機関は全国的にも珍しいという。だが、30人程度の募集定員に対し、集まったのは18人。参加への抵抗感などが背景にあるとみられ、支援の難しさを浮き彫りにしている。 応募者が少なかった理由について、〈1〉思春期の生徒が多く、参加に抵抗感がある〈2〉発達障害の場合、親など周囲が認めたがらないなどの理由があるとみている。
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