2011年8月21日日曜日

息子と元夫を病で亡くす 豊中の女性が詩集出版 つらいこと乗り越える力に

産経関西 
4年前に難治性てんかんの発作で亡くなった知的障害の息子や元夫のがん闘病などを題材に、豊中市熊野町の村上淳子さん(55)が著書「ベイビーズハート トイズスピリット 村上うさぎ詩集」を自費出版した。28歳で死別した息子の翼さんとの日常、看病時の夫との心の交流のほか、街や地下鉄、季節の移ろいなどを描き、36年間かけて書きためた45作が収められている。「つらいことがあったときも、詩を書くことで自分自身と対峙(たいじ)し、乗り越えてきた。この詩集が障害や病気と闘っている人や、その人を支える家族の方たちにとって、エールのようなものになればうれしい」と村上さんは話している。

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