読売新聞
和歌山県教委は2011年度から、知的障害などを抱える子ども向けに特別支援学級などで培ってきた授業のノウハウを、小中高校の通常学級に取り入れるための研究を始める。集中力を損なわない掲示方法や、注目を集める黒板の使い方などで、一般の児童生徒にも分かりやすく楽しい授業で“学級崩壊”を回避する狙い。県教委は、通常学級で学ぶ注意欠陥・多動性障害(ADHD)や学習障害(LD)を持つ子どもにも有効として、12年度の実施を目指している。「全員に分かりやすく楽しい授業が実現すれば学級は安定し、学力向上にもつながる。すぐに効果が表れなくても、継続することが大切だ」
0 コメント:
コメントを投稿