2011年6月26日日曜日

業務上横領:後見人制度悪用、懲役5年 「横領の犯意」判断 奈良

毎日新聞 
成年後見人制度を悪用して現金をだまし取ったとして、業務上横領罪などに問われた奈良市の衣料品販売会社元役員、仲村美香被告(34)の公判が24日、奈良地裁であり、今井輝幸裁判官は「常習性が高く悪質。実行犯の役割を果たした」として懲役5年(求刑・懲役6年)の実刑判決を言い渡した。弁護側は控訴する方針。弁護側は「実情は知らなかった。知った後も祖母の指示に従っただけ」として一部無罪を主張していたが、今井裁判官は「33件すべての犯行の実行行為を行い、横領の犯意があった」と判断した。

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