2011年4月5日火曜日

療育支援 連携が鍵 広島

中国新聞 
福山市は2011年度、市内で発達障害児向けの施設整備を始める。当初は広島県に補助を求めたが認められず、単独で取り組む。県は市内の県立施設を移転し、発達障害者への対応を強化する。並行する市と県の事業の間に、連携のビジョンはまだ描かれていない。市は08年度以降、市内への療育施設整備を目指し、県に財政支援を要望してきた。県は理解を示す一方で、市とは別に発達障害者への対応を検討。築49年の若草園改築を検討する中で同園の診療機能拡充を決め、市の要望への「答え」とした。県東部子どもの療育を守る親の会の奥土居康子会長(45)は「私たちはただ必要に応じた支援を求めているだけだ。行政間の垣根を低くしてほしい」と、県と市をつなぐパイプの強化を願った。

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