カナロコ
特別支援学級の児童生徒数が増え続ける中で、川崎市内の特別支援学級を担当する教員のうち、同学級の指導経験が2年未満である教員が約4割を占めることが28日、明らかになった。市立の小中学校の特別支援学級を担当する教員は627人(昨年5月1日現在)で、このうち約40%が特別支援学級指導の経験1〜2年目の状況だ。金井教育長は「特別支援教育での専門性の向上が求められる。経験年数の浅い教員に対する研修の充実などで授業力の向上に努めるとともに、特別支援学校教員の採用枠についても検討を進めている」と述べた。
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