2011年3月1日火曜日

障害者側に謝罪、解決金650万円で和解…「過酷労働」訴訟 北海道

読売新聞 
札幌市の食堂で働いていた知的障害者4人が劣悪な環境で長時間労働を強いられたなどとして、食堂の経営会社などに約5000万円の損害賠償を求めた訴訟の和解協議が28日、札幌地裁(竹田光広裁判長)であった。経営会社が労働や生活環境に配慮が足りなかったなどとして謝罪し、被告側が解決金として約650万円を支払うことなどで和解が成立した。訴えられていたのは、同市内の「三丁目食堂」の経営会社、4人が生活していた寮の運営責任者の「札幌市知的障害者職親会」など。訴状では、4人は2007年6月までの13〜31年間、住み込みで食器洗いや調理業務などを担当したが、休日は月2日だけで、1日12時間以上の過酷な労働を強いられたなどと主張。未払い賃金の支払いや慰謝料を求めた。

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