2010年8月25日水曜日

「イノセンスーーいのちに向き合うアート」展 感じる「表現したい衝動」 栃木

毎日新聞 
障害をもった人々の芸術表現が注目されるようになって久しい。正規の美術教育を受けていない人々のアートを指す「アウトサイダー・アート」、ほぼ同義で「生(き)の芸術」と訳される「アール・ブリュット」などの言葉は、広く浸透してきたと言ってよいだろう。日本のアウトサイダー・アーティストを紹介する海外での展覧会や、アウトサイダー・アート主体のギャラリーのオープンも目立つ。同時に、美術館でこうした作品群と、現代美術を分け隔てなく紹介する展覧会も増えてきた。造形芸術として優れているなら障害の有無は関係ない、という視点が出てくるのは当然だろう。

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