神戸新聞
特別支援学校の元教諭らが、高等部を卒業した知的、精神障害者のための「学べる作業所」を神戸市内に開設する準備を進めている。高等部を卒業後は、作業所などで働く以外に進路の選択肢がほとんどないのが現状。元教諭らは「就職前に大学や専門学校のような場で自由に勉強したいという、子どもの夢をかなえたい」と意気込んでいる。来年4月、同市長田区内に、自立支援法に基づく自立訓練(生活訓練)事業所を開く。名称はフランス語で学校を指す「エコール」からとり、「学びの作業所=エコールKOBE」とする。「健常者は、就職以外に大学や専門学校に進む道がある。障害者にも進学という選択肢があるべきだ」と、2人は学べる作業所の開設を計画。和歌山県の社会福祉法人が先行実施している事業をモデルに、カリキュラムを練ってきた。
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