2010年8月26日木曜日

夢も詰まった段ボール発売 障害者工房がデザイン 福岡

朝日新聞 
障害者が集まる工房で制作した段ボール箱を流通させる試みが始まった。贈り物などを詰めた箱にも夢を持たせようと、動物などのデザイン画を配した。25日から福岡・天神のアントレ大丸福岡で販売を始め、販売益は工房などに還元して障害者の自立支援に充てるという。段ボールを販売するのは、アーティストや芸術・文化系のNPO法人でつくる「だんだんボックス実行委員会」。建築家で九大芸術工学研究院准教授の鵜飼哲矢さんもメンバーに加わる。「冷たく、殺風景だ」。茶色の段ボール箱を目にするたび、鵜飼さんはこう感じていた。今年3月、鵜飼さんは福岡市在住の彫刻家、鎌田恵務(けいむ)さんにその思いをぶつけた。鎌田さんも同感で、「愛の箱を作ろう」と盛り上がった。だんだんボックスの段ボール箱は、9月14日に福岡市中央区のアクロス福岡で開かれる建築家、安藤忠雄氏の講演会場でも披露される。

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